物流業界とは?楽しいといわれる理由や今後の動向を解説!

このページのまとめ

  • 物流業界とは、人や商品を目的地まで運ぶ業界
  • 物流業界には「陸運」「空運」「海軍」「鉄道」「倉庫」の5つの領域がある
  • 物流業界では、体力やコミュニケーション能力がアピールできる

物流業界とは?楽しいといわれる理由や今後の動向を解説!のイメージ

「物流業界とはどんな業界?」と疑問に思う方もいるでしょう。物流業界は、商品の輸送を主な業務とし、陸運や空運、倉庫など5つの領域を抱えています。領域や業種によって特徴や業務が違うので、詳しく知っておきましょう。

この記事では、物流業界の概要や今後の動向、楽しいといわれる理由、仕事内容を解説しています。業界研究や企業研究の参考にもなるので、ぜひご覧ください。

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目 次

物流業界とは?動向や課題を解説

物流業界とは、物(商品)の流れを扱うビジネスモデルを展開する業界のことをいいます。消費者のもとへ商品を運び、配送料や手数料などで収益を生み出します。

ここからは、物流業界の今後の動向や課題を解説します。2024年問題にも言及したので、業界研究の1つとして参考にしてください。

物流業界の動向

ECサイトやオンライン取引の増加により、物流業界の需要が高まっています。経済産業省が2023年8月に発表した内容によると、日本国内の消費者向け電子商取引は年々増加傾向にあり、2022年度時点では約22.7兆円。

今後もオンラインでの取引は増えると予想されるため、消費者のニーズを捉えて他社との差別化を図ることが物流企業の課題といえるでしょう。

また、3PLと呼ばれる新しい物流の形により、経営の効率化が期待されています。3PLとは、「3rd Party Logistics」の略で、倉庫管理や輸送などの物流を、荷主でも運輸会社でもない専門業者に任せる仕組みを指します。

これまでは、輸送や保管、倉庫管理などの作業をそれぞれ別の企業に委託するのが一般的でした。物流業務を任せる場所をまとめられるため、3PLはコストや時間の削減に効果的といわれています。

参照元
経済産業省
電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

物流業界が抱えている3つの課題

物流業は、「人手不足」「環境問題」「生産性向上」といった3つの課題を抱えています。どのような課題かを解説するので、物流業界を目指す方は知っておいてください。

1.人手不足

物流業界では、人手不足が問題になっています。厚生労働省の「労働経済動向調査(令和5年5月)の概況」によると、運輸業・郵便業のうち、59%が人手不足と感じていることが分かりました。オンラインショッピングの需要が高まり、宅配便の取扱個数が増加している影響が考えられます。

また、トラックドライバーは全産業の平均より労働時間が長いにも関わらず、賃金は約1〜2割低いともいわれています。ドライバーは限られた時間や人員で荷物を扱わなければならず、負担が増えている状況です。加えて賃金が低いため、人手不足が発生していると考えられます。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和5年5月)の概況

2.環境問題への配慮

トラックなど自動車を利用しての配送はCo2の排出量が多く、環境への配慮が必要です。近年では、より環境への負荷が少ない鉄道や船での輸送に転換する「モーダルシフト」への転換が必要とされています。

モーダルシフトをすることで、鉄道の場合は91%、船舶の場合は80%のCo2を削減可能です。また、モーダルシフトには道路渋滞の解消や交通事故の防止も期待できるため、注目を集めています。

ただし、コンテナサイズに合わせて荷造りを行う必要や、品質的なリスクがある点は問題視されている状況です。

参照元
国土交通省
「モーダルシフトとは」

3.生産性向上への取り組み

ドライバーの負担を減らすために、生産性向上への取り組みも求められます。AIやドローン、ロボットなどのIT機器を使用した物流システムの開発が必要となるでしょう。このIT機器を活用した物流システムのことを、スマートロジスティクスと呼びます。

また、国ごとのルールやインフラの整備状況に対応し、国際的に3PLの体制を整えるのも重要です。

2024年問題が物流業界に与える影響

物流業界は2024年問題への対応が求められています。2024年問題とは、働き方改革関連法によりトラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限され、「売上の減少」「ドライバーの給料減少」「荷主の運賃上昇」などが起こること。ドライバーの離職による人手不足も想定されるので、物流業界各社は労働環境の改善やITの活用など対応が必要です。

また、物流業界は、DX化の取り組みが重要視される「2025年の崖」についても、積極的に取り組んでいく必要があります。2025年の崖とは、2018年に経済産業省から発表され、「DXが実現されない限り、2025~2030年の間に最大12兆円の損失が出る」と日本の経済を予測した言葉のことです。

従来の自社システムやツールは、トラブルのリスクが3倍になったり、システム維持で莫大な予算が必要になったりします。莫大なコストがかかりますが、物流業界が扱う管理システムのDXを推進していくことが大切です。

物流業界の2025年の壁への取り組みは、IT分野に強い人材の確保や従来のシステムの刷新が重要な課題といえます。

参照元
経済産業省
「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」

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物流業界5つの領域

物流業界とは、商品をある地点から目的地まで郵送し、お客さまに届ける業界です。たとえば、荷物を運ぶトラックや鉄道なども物流業界に含まれます。

物流業界は、「陸運」「空運」「海運」「鉄道」「倉庫」の5領域に分類が可能です。就職活動に向けて、それぞれの領域について知っておきましょう。

1.陸運

陸運とは、トラックやクレーン、トレーラーなどを使用し、一般道や高速道で荷物の輸送を行うことです。小口配送や時間配送指定など、細かなニーズに対応できるメリットがあります。

ただし、トラックには最大量積載があり、一般道や高速道には重量制限があるため、大量輸送が難しい点はデメリットです。

また、燃料や人件費などを考えると、陸路よりも空路や鉄道で運んだほうが良い場合も。そのため、陸運は中短距離の物流手段として活用されています。

2.空運

空運とは、飛行機による物流です。飛行機は長い距離を短時間で移動できるため、長距離輸送に使用されています。一般的には、荷物を「ハブ空港」と呼ばれる中継地点に集め、飛行機で目的地へと運ぶ流れです。

空運には、次の3種類があります。

・フォワーダー:自社航空機を保有しない会社
・キャリア:自社航空機を保有する会社
・インテグレーター:フォワーダーとキャリアの両機能をあわせ持った会社

便利な輸送手段ではありますが、輸送コストの高さや重量物が輸送できない点はデメリットです。

3.海運

海運は、全国各地から集められた貨物を港に集め、海外に商品を送る方法です。海外から日本に届けられた荷物を港に降ろし、全国各地に輸送する場合もあります。

海運のメリットは、重量物は大きな荷物に対応でき、かつ大量に運べる点です。ただし、輸送に時間がかかる点はデメリットになります。

4.鉄道

鉄道は、荷物をコンテナに積み、貨物列車で運ぶ方法です。
日本の鉄道技術は優秀なため、時間どおりに輸送できるメリットがあります。一方、個別の対応が難しく、顧客の細かなニーズに答えられないのは課題といえるでしょう。

5.倉庫

倉庫は商品の管理に関する領域です。別の輸送手段に切り替えるための一時保存を行ったり、次の目的地に運ぶための管理を行ったりしています。

倉庫では、搬入した荷物の検品や仕分け、荷揃えなどを担当します。効率よく商品を発送するために大切な領域といえるでしょう。

物流業界について詳しく知るためには、業界研究が欠かせません。まずはどのような業務が行われ、どのような会社があるのかを調べてみましょう。業界研究の方法については、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」で解説しています。エントリーシートや履歴書作成には業界研究が欠かせないので、必ず行いましょう。

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物流業界の主な業務

物流業界の主な業務は輸送や保管ですが、包装や情報管理も行います。物流業界の業務について理解を深めましょう。

輸送

物流業界を代表する業務が、「輸送」です。輸送ではトラックを中心に、飛行機や船で荷物を届けます。

使用する輸送手段は、輸送する貨物や目的地によって異なります。遠距離であれば飛行機や船、中短距離では貨物列車やトラックが使用される傾向が強いでしょう。

保管

保管とは、預かった商品を倉庫に入れ、同じ状態で保存しておく業務です。「常温」「冷暗所」「冷蔵」「冷凍」といった適切な方法を選択し、倉庫内で品質を保たなければなりません。基本的には、自社または提携業者の倉庫で保管されます。

荷役

荷役とは、「商品の積み込み」「倉庫からの積み下ろし」「保管するための入出庫」などを行う業務です。海外との取引を行う場合には、輸出入時に通関手続きを行うこともあります。

包装

包装とは、商品が破損しないように、梱包材などで保護する業務です。大きくて重い荷物が倒れたり接触したりしないように、専用の容器を作って梱包することもあるようです。

流通加工

流通加工とは、物流拠点内で製品を開封し、ラベル貼りや値札つけ、商品の組み立てなどを行う業務です。送り主からの依頼を受け、対応するケースが一般的です。

情報管理

情報管理とは、物流に関する情報をデータ化し、管理する業務です。「輸送」「保管」「荷役」「包装」「梱包」「流通加工」といったデータを扱います。

このようなデータを管理し、物流作業の効率化や生産性向上、顧客の利便性向上などにつなげるのが「情報管理」の役割です。

物流業界での業務は、企業によっても変わります。どのような業務が行われているかは、企業研究で調べてみましょう。企業研究の方法については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。

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物流業界の主な職種

物流業界の職種には、ドライバーや物流管理などの仕事があります。具体的にどのような職種があるかを紹介するので、物流業界に興味がある方は参考にしてください。

ドライバー

ドライバーはトラックなどを運転して目的地まで荷物を運ぶのが仕事です。ドライバーは運転だけでなく、荷物の積み下ろしも担当します。長距離を担当する場合は大型免許が必要なケースが多いでしょう。近年では、近距離の配達時に自転車や台車を利用する企業もあるようです。

物流管理

物流管理は、荷物の入荷や保管、出荷などの業務を行う職種です。また、送り主や受け主の要望に沿い、配達の手配やスケジュール管理、人員配置なども行います。

人事

人事も、物流業界の業務の一つです。人事では、次のような業務を行います。

・採用活動
・研修
・人員配置
・人事異動
・人事評価

人事の業務に興味がある場合は、「【お仕事図鑑】人事・採用の仕事は経営に近いところで働けることがやりがい」の記事がおすすめです。どのような業務なのか具体的に知っておくと、志望動機も考えやすいでしょう。

総務

総務は事務作業や電話対応など、企業活動のなかで必要となる事務業務を行います。人事部や経理部がない会社では、総務が代わりに担当することもあるようです。

物流コンサルタント

物流コンサルタントとは、物流についてのコンサルティングを行う職種です。「物流の効率化」「課題解決」「システム構築」などの提案を行います。

物流コンサルタントの場合、現場から経営レベルまで幅広い業務がある点が特徴です。また、関わる業界や規模間によっても求められるスキルが異なります。

システム開発

システム開発は、自社の物流システムの開発を行う職種です。倉庫管理の効率化システムや顧客管理システムなど。構築して導入したあとは、運用や保守、監視、障害対応などを行います。

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物流業界で働くメリット

ここでは、物流業界で働くメリットについて解説します。

日本を支えておりやりがいが大きい

物流業界は日本を支える業務を行っており、やりがいを感じやすい業界です。具体的には、次のようなやりがいがあるでしょう。

・日本の商取引を支えている
・早くから現場を任せてもらえる
・仕事の効率化など業務改善の余地がある

物流業界は日常に欠かせない業務であり、日本を支えている実感を得やすいといえます。さまざまな課題はありますが、改善していくことでさらなるやりがいにつながるでしょう。

今後も仕事がなくならない

物流業界の場合、仕事がなくならないといっても過言ではないでしょう。物を買うと商品のやり取りが発生し、輸送が必要になるからです。

近年はオンラインの取引も拡大しており、仕事に困ることはないでしょう。

自分のペースで業務ができる

物流業界のなかでも、検品や仕分けなどの業務は自分のペースで進められます。黙々と作業するのが好きな方にも向いているでしょう。

ただし、繁忙期や閑散期によって仕事量が左右されることもあるので、業務の特徴を調べておきましょう。

業務の詳しい内容については、会社説明会で教えてもらえる場合もあります。「就活の会社説明会とは?開催される種類や参加方法を解説」も参考に、気になる会社の説明を聞いておきましょう。

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物流業界で働くデメリット

ここでは、物流業界で働くデメリットを解説します。

体力や精神力が必要になる

物流業界は、体力仕事が多いです。たとえば、ドライバーは1日に何時間も運転し、荷物の積み下ろしを行う必要があります。

また、トラックを運転する場合は事故に気を付ける必要があり、大型ほど周囲への注意が求められるでしょう。指定された時間に届けたり到着したりすることが求められるので、精神的な負担も大きくなりやすい仕事です。

繁忙期が忙しい

繁忙期になると、忙しくなる点にも注意しましょう。企業によってはノルマが決められている場合もあります。自分のペースで業務を進めたい場合は、ストレスに感じるでしょう。

繁忙期や閑散期の忙しさについては、企業ごとに違うので確認しておくのがおすすめです。OB・OG訪問を行うと、リアルな情報が聞けるでしょう。

OB・OG訪問の方法については、「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」で解説しています。企業理解を深めるために、実施するのがおすすめです。

アクシデントで計画どおりに進まない場合がある

アクシデントが発生し、想定どおりに業務が行えない場合もあります。「渋滞に巻き込まれて遅れた」「トラックに商品が入りきらない」「荷物が破損してしまった」といったトラブルは、よくある内容です。

また、業務内容が天候に左右されやすい点も覚えておきましょう。台風や大雨で配達できないなどの事態も発生します。

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物流業界が楽しいといわれる理由

実際に物流業界で働く人の中には、「楽しい」「やりがいを感じる」と感じている人も多いようです。ここからは、物流業界が楽しいといわれる理由を解説していきます。

社会に貢献している実感が湧きやすい

物流は、商品を消費者に届ける仕事であり、生活に欠かせないサービスといえます。インターネットの台頭によって通販需要が増え、買い物に行けない人も利用するため感謝されやすい業界といえます。

例えば、消費者の自宅に商品を届けるセールスドライバーは、お客様への貢献を肌で感じられるため、やりがいを感じる方も多いでしょう。人が生活する上で欠かせないサービスを提供している社会貢献性が、「楽しい」「やりがいを感じる」要因となるでしょう。

DX化が進んで効率的な仕事がしやすい

物流業界は、効率的に仕事ができるようにDXの推進が求められています。これまでアナログで対応していた業務に、IT技術やAIの活用などの先進技術を取り入れていくでしょう。

例えば、仕分けやピッキングなど倉庫での作業をロボットに任せ、配送のみを人が担当するといったことも。非効率な業務がそぎ落とされ、時間を有効に使って働ける未来がくると考えられています。

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物流業界を志望する就活生におすすめのスキル

物流業界を志望する場合、「運転技術」「コミュニケーション能力」などのスキルが役立ちます。ここでは、物流業界を目指す際におすすめのスキルを6つまとめました。

1.ドライバーに欠かせない運転技術

ドライバーを志望する場合、運転技術があると評価対象になります。「準中型免許」「中型免許」「大型免許」といった免許を所持していれば、有利に働くでしょう。ただし、大型免許は21歳以上かつ運転経験が3年以上ないと取得できません。

また、倉庫内ではフォークリフトを使用します。フォークリフトの免許保持者も評価されやすく、活躍しやすいでしょう。

2.貿易関連の知識

空運や海運を志望する場合、貿易関連の知識も重要です。通関士や物流管理士などの資格を取得しておくと、就活で有利になるでしょう。

なお、資格を持っていなくても、貿易や輸入通関、輸出通関などについて勉強しておくとアピールできます。

3.コミュニケーション能力

物流の現場では、会社だけではなく社外の人々とも関わります。コミュニケーション能力があれば、スムーズに業務を行えるでしょう。

たとえば、顧客のもとに出向き、荷物について話し合うコミュニケーションが必要です。また、アルバイトやパートとやり取りを行い、荷物を扱う場合もあります。物流業界は時間厳守であり、円滑なコミュニケーションが実現できれば業務も成功しやすくなるでしょう。

コミュニケーション能力をアピールしたい方は、「コミュニケーション能力をアピール!面接での伝え方とは」の記事を参考にしてください。

4.英語力

空運や海運を行う企業の場合、海外展開をしていることもあります。英語力があれば、輸出入関連の業務や駐在員としても活躍できるでしょう。

企業によっては、TOEICのスコアが募集要項で定められている場合もあります。事前に確認し、受験しましょう。

TOEICのスコアについては「就活にTOEICは必要?企業別のスコア目標&いつまでに受験が必要か解説」の記事で詳しく解説しています。

5.PCスキル

物流管理の業務を行う場合、PCスキルが求められます。物流管理はPCで行うので、エクセルの知識は身につけておいたほうが良いでしょう。

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物流業界で会社を選ぶ際のポイント

ここでは、物流業界での会社の選び方を解説します。

希望するキャリアから選ぶ

物流業界を目指す場合、希望するキャリアで考えましょう。物流業界は領域と職種が幅広く、企業数も多いからです。

たとえば、次のような選択肢からキャリアを探せます。

・体を動かせる
・多くの人と関われる
・海外勤務できる

自分がどのようなキャリアを目指すかを考えるには、自己分析が重要です。「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」を参考に、実施してみてください。

中小企業にも視野を広げる

大手企業だけではなく、中小企業にも視野を広げてみましょう。中小企業の場合、幅広い業務を体験しやすく、若くして管理職につける場合もあるからです。

また、中小企業のなかにも業界内では有名な企業もあります。企業研究や業界研究を入念に行い、規模やネームバリューにとらわれずに企業を探してみましょう。

中小企業と大企業の違いについては、「中小企業にはどんなメリットがある?大手企業との違いと合わせて解説」で解説しています。中小企業をあまりチェックしていなかった方は、ぜひご一読ください。

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物流業界の企業から内定を得るためのポイント

物流業界の内定を得るには、インターンシップへの参加を行ったり、業界についての理解を深めたりするのが大切です。ここでは、物流業界の企業から内定を得るためのポイントを解説します。

物流業界を選んだ理由を伝える

物流業界を目指す場合は、「なぜ物流業界を選んだか」を考えておきましょう。どの企業でも聞かれる内容なので、準備しておいてください。物流業界を選んだ理由になるエピソードがあれば、説得力が増すのでおすすめです。

志望動機の作り方については、「履歴書の志望動機を書くコツとは?魅力的に仕上げるポイントを解説!」で紹介しています。評価されるために重要な項目なので、力を入れて考えましょう。

物流業界について理解を深める

物流業界について詳しく知っておくと、採用担当者から好印象を持たれます。業界研究を行い、業界の状況や職種、領域について理解を深めておきましょう。

物流業界は、AIやDX、ロボットの導入など、新しい変革も行われています。インターネットや新聞なども使って、動向や最新情報をチェックしておきましょう。

物流業界について詳しく知りたい場合は、業界研究セミナーへの参加もおすすめです。業界研究セミナーって?と思う方に向けては「業界研究セミナーとは?気になる内容と参加するメリットを解説!」の記事で詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

インターンシップに参加する

興味のある会社が見つかったら、インターンシップに参加しましょう。Webサイトや会社説明会よりも、詳しい情報を入手できます。

インターンシップでは、実際の業務を体験できる場合も。実際の業務を経験すれば、さらに理解を深められるでしょう。インターンシップについては、「インターンシップ参加のメリットと企業の選び方」の記事で詳しく解説しています。

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物流業界への就職を成功させたいあなたへ

物流業界は、商品を消費者へ運び、手数料から収益を生み出す業界です。DX推進が途上な点や2024年問題への対応が求められています。物流業界を目指す就活生は、業界知識を深めたうえでインターンシップに参加してみましょう。

一方で、「物流業界へ就職したいけど、就活の進め方が分からない」「内定が獲得できるか不安…」と悩む就活生も多いでしょう。就活エージェントのキャリアチケットでは、志望企業からの内定を獲得するための業界研究や企業研究、自己分析などのサポートを無料で実施しています。

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採用担当者から好印象をもらうために、エントリーシートの添削や面接対策など内定取得に欠かせない対策も。就活についての不安を抱えている方は、ぜひキャリアチケットにご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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