日産自動車株式会社の新卒採用、就活情報

本社

神奈川県

業種

  • 自動車・タイヤ

日産自動車株式会社のインターン情報・選考対策

日産自動車株式会社のインターン概要

日産自動車株式会社の夏季インターンシップは「技術の日産・グローバルリーダー養成塾」というテーマのもと、世界で通用するグローバルリーダーに必要なことを体系的に学べる内容です。

開催日程は3日間で、座学、工場見学、グループワークなどを通じて、自分の成長を実感できる構成になっているのが特徴的。各日程の内容については下記の通りです。

【1日目】
座学とグループワークを通じて、グローバルリーダー像、自動車業界の最新トレンド、日産が追求する未来のクルマ社会、の3つについて学びます。
これまでの開催例では、各テーマについての講義を受けた後に、課題解決スキル「V-upツール」を使用したグループディスカッションを行う流れのようです。1日目のグループワークはグループディスカッションの基礎について学ぶ意味合いが強いため、座学のほうがメインになるでしょう。

【2日目】
自動運転や電気自動車といった、最先端技術の取り組み「ニッサンインテリジェントモビリティ」について学びます。
工場見学や技術社員とのディスカッションを通して、同社の商品や最先端技術を体感することが2日目のメイン。説明に加えて、最新車種の試乗などを体験できます。ユーザーとして商品を体感することで、クルマ社会の未来を具体的にイメージできるような仕組みになっているのが、このプログラムの特徴です。

【3日目】
プレゼン型のグループワークをメインで、これまでの出題テーマは、「新興国への参入計画」「自動車会社の再建計画」「EV車の売上を伸ばす方法」など。現実的なテーマが多く、インターンシップで学んだことの総括的な意味合いが強いでしょう。
最近では、購買、商品企画、マーケティング、経理などの各部署でグループを分け、自動車の売り上げや利益についてシミュレートする、という内容もあったようです。
このほか、会社の雰囲気をより理解できるような機会として、社員との懇親会や役員のトークセッションの時間も設けられています。

インターンシップに参加した学生からは「積極的な学生が多く、刺激を受けた」「リーダーシップについて具体的に理解できた」という感想が多く、ビジネスパーソンとしての主体性や積極性を身につける機会にもなっているようです。

また、技術職の社員から話を聞くことで、どのようなエンジニアを目指すのかが明確になったという声も多く挙がり、自動車業界に携わる仕事を目指す人にとって、有意義な時間を過ごせるプログラムと言えるでしょう。

ちなみに、インターンシップは夏季と冬季でセットになっているため、夏の結果に満足できなかった方は冬のインターンで挽回するチャンスも。事前にある程度グループディスカッションの進め方について理解していると、より充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。

日産自動車株式会社のインターン実施情報

・応募資格:国内外、文理問わず、4年制の大学、大学院に在籍している人
      TOEIC730、TOEFL (iBT) 79、IELTS6.0相当の英語力
      (オンライン受検可能で即日結果が得られるCASECでの提出も可能)
      技術及びグローバルリーダーシップに関心がある人
・開催場所:横浜本社、日産グローバル本社など
・募集人数:30~50人程度
・交通費、宿泊費は規程に基づき支給

日産自動車株式会社のインターン選考フロー情報

エントリー→Webテスト受検→エントリーシート提出→面接→夏季インターンシップ→冬季インターンシップ

面接では「インターンシップに応募した理由」「学生時代に力を入れたこと」といった定番の質問に加えて、「自分が考えるリーダーシップの定義」「もし社長の立場で2つのプラン(AとB)に対して社員の票が51:49となったときどうするか?」など、インターンシップのテーマであるリーダーシップに関連する質問もあるようです。

対策としては、定番の質問も押さえつつ、経営者や開発者の視点を想定した判断基準を持つこと。多角的な視点で物事を捉えることができるよう、経営者と消費者、相互の立場や状況について知っておくのも対策として有効ではないでしょうか。

日産自動車株式会社のインターン選考対策情報

インターンシップの選考を通過するために必要な情報を、Webテスト、ES提出、面接の選考段階ごとにまとめました。応募前の参考にしてみてください。

【Webテスト】
日産のWebテストでは玉手箱が採用されています。玉手箱は出題数が多く、時間制限が厳しいので、事前に練習問題を多く問いておくことがカギ。分からない問題に時間を掛けすぎず、スピードを重視して対応することが大切です。
もし試験まであまり時間がない場合は、問題集の回答を確認して自力で解けるかどうかを試すのも1つの手。特に計数問題は考える時間よりも、多くの問題数に触れることを優先して対策をしたほうが効果的という場合もあります。自分の状況に応じた対策を実践しましょう。
また、語学力を重視する日産では、例年、出題内容に英語が含まれています。そもそも、応募資格にTOEICスコアが指定されているため、不安のある方は少ないかもしれませんが、万全な状態で臨みたい方は、問題集を解いておくのも良いでしょう。


【ES提出】
エントリーシートの設問は、志望動機、自己PR、小論文の3つ。志望動機と自己PRは600字以内、小論文は「『リーダーシップはリーダーだけのものではなく、組織のメンバーそれぞれがその対象である』という説に対して賛成か反対か」をテーマに600~800字以内で記述します。
第1段階の選考としては、比較的文章量の多い部類に入るため、しっかりとした構成と伝わりやすい表現で仕上げる必要があります。
どの設問も論理性が問われるため、結論から述べること、根拠には具体的なエピソードを挙げることに注意して書くようにすると良いでしょう。
通過しやすいエントリーシートの共通点は、ブレのない価値観や思考軸が感じられる内容であるということ。特に自己PRと小論文の内容に矛盾がないかどうか最終チェックは念入りに行いましょう。
また、向上心を持って積極的に行動できる姿勢はアピールポイントとして評価されやすい傾向があるようです。志望動機や自己PRを作成する際は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【面接】
面接では学生時代に力を入れたこと、志望動機といった基本的な質問のほか、リーダーシップについての考え方を問うような質問もあるようです。エントリーシートと矛盾がないような回答を心がけましょう。
そのほか、面接における特徴として挙げられるのが、プレゼンテーションとグループディスカッションの2つ。ES通過後にテーマが提示されます。
プレゼンテーションは制限時間が5分で、2018年卒の例では「リーダーシップ体験とその成果、及びその体験から学んだあなたが考えるリーダーシップ」というテーマでした。内容そのものよりも、主張に対する根拠がロジカルに説明できているかという点がチェックされているようですので、第三者に練習を見てもらったほうが良いでしょう。
グループディスカッションも同様に、アウトプットよりもプレゼンテーションで伝えたリーダーシップ像を体現できるような振る舞いができるかどうかが評価の分かれ目のようです。プレゼンテーションの内容を意識して、グループディスカッションにも臨むと良いでしょう。


日産のインターンシップは優秀な学生が集まりやすく、競争率も高いという声が多く聞かれました。Webテストとエントリーシートは考える時間があるぶん、確実にパスできるよう事前対策をしっかり行いましょう。
面接は「自分の考えを論理的に伝える」という点に着目して、練習を積んでおくのがポイント。動画を撮影したり、家族や友人に見てもらったりして、客観的にチェックしましょう。

※掲載内容は2018年07月現在のものです。