株式会社デンソーの新卒採用、就活情報
本社
愛知県
業種
株式会社デンソーでは、文系の方を対象とした「デンソー事務系インターンシップ」と理系出身の方に向けた「デンソー技術系インターンシップ」を開催しています。
さらにデンソー技術系インターンシップには「モビリティソフトエンジニアコース」「モノづくりエンジニアコース」「ポテンシャルコース」の3つのコースが設けられ、それぞれの専門分野に特化した現地研修ができるようになっているのが特徴です。
【デンソー事務系インターンシップ】
3日間に渡るプロジェクト体験型インターンシップで、過去、実際にあったプロジェクトをベースに課題に取り組みます。
1日目の最初は、顔合わせを含むオリエンテーションを実施。会社概要やデンソーにおける事務系職種の役割について説明が行われ、同社についての理解を深められるようになっています。
夜には社員とインターン生との懇親会が開かれ、リラックスした空間の中で質問などをすることも可能です。
2日目、3日目は、5人1チームになり、過去のプロジェクトを基にした課題の解決に取り組みます。
基本的には参加者だけで個人ワークとグループワークを繰り返してアイディアを出していきますが、社員によるサポートを適宜受けることも可能。今後にも活かせるような新しい価値観を得て、ディスカッションの幅を広げていくこともできます。
発表は「口頭のみ」「ホワイトボードを使用する」などチームごとの自由な形式です。
最後は、課題に沿った職種の社員が講演を行い、仕事に対する知識を深めます。
【デンソー技術系インターンシップ】
技術系インターンシップには3つのコースがありますが、どのコースも2週間の現場実習となっています。
基本となる流れも同じで、初日は参加者の自己紹介からスタート。
その後、参加者それぞれが自分の想いと目的を持ってインターンシップに参加できるよう、「想いを整理する」ワークショップを実施します。
ワークショップの後は、これまで世界一・世界初を生み出してきた社員(トップエンジニア)による講演です。
夜には懇親会が行われ、参加者同士で親睦を深めたり、社員との交流を通して会社について知ることができたりします。
2日目からは、指定されたそれぞれの部署に分かれて現場実習を行います。
現在、実際に社員が取り組んでいる技術課題に挑戦することになるため、デンソーならではの風土、価値観、仕事の進め方などを直に感じていただけるのが特徴的。
もちろん、先輩社員からのサポートやアドバイス、フィードバックがあるので、より実践的な成長を得られるようになっています。
最終日には、発表を通してほかの参加者と実習期間中に学んだことや気づいたこと、身についたことなどを共有。
発表後には社員からのフィードバックがあるので、インターンシップ終了後も勉学や研究、将来の仕事に向けて、学んだことを活かして具体的な取り組みができるようになっています。
【事務系インターンシップ】
応募資格:大学または大学院在学中の方(全学年・全学部・全学科対象)
開催場所:本社(愛知県刈谷市)、東京支社(東京都日本橋)
募集人数:25名程度
【技術系インターンシップ】
<モビリティソフトエンジニアコース>
応募資格:理系大学院生
募集要件:ソフトウェアの専門知識を活かして自動運転システムの研究・要素技術開発や自動車の機能革新を担うソフト開発・設計などに携わりたい方
アルゴリズム・ソフトウェアに関するいずれかの専門性をお持ちの方
ソフトに関する言語やツール(ex:C言語、MATLAB、Simulink等)のいずれかの使用経験がある方
高校時に数学Ⅲ・物理を履修していること
開催場所:本社(愛知県刈谷市)、東京支社(東京都日本橋)、Global R&D Tokyo (品川)など
配属先:自動運転システムの研究・要素技術開発や、自動車の機能革新を担うソフト開発・設計などに関する部門
職種:基礎研究・先行開発、開発・設計
<モノづくりエンジニアコース>
応募資格:理系の高等専門学校(専攻科)生、大学、大学院生の方
募集要件:世界一製品・世界一工場を目指して革新的なモノづくりを推進したいという意欲のある方
高校時に数学Ⅲ・物理を履修していること
開催場所:本社(愛知県刈谷市)、愛知・三重・静岡県内の各製作所など
配属先:生産技術などモノづくり・製品の量産に関する部門
職種:生産技術
<ポテンシャルコース>
応募資格:理系の高等専門学校(専攻科)生、大学、大学院生の方
募集要件:地球にやさしくすべての人が安心と幸せを感じられるモビリティ社会を実現したいという意欲のある方
高校時に数学Ⅲ・物理を履修していること
開催場所:本社(愛知県刈谷市)、先端技術研究所(愛知県日進市)、愛知・三重・静岡県内の各製作所など
配属先:「研究」「開発」「設計」「品質保証」など幅広い技術部門
職種:基礎研究・先行開発、開発・設計、品質保証、知的財産
選考フローは、どのコースにおいても以下の流れであることが多いようです。
【選考フロー】
ES(書類選考)→Webテスト・SPI→最終面接
最終面接では、インターンの志望理由や、学生時代にチャレンジしたこと、一番頑張ったこととその理由、デンソーに対するイメージ、ほかの競合企業と比べてどう思うか、大学での研究内容などを中心に聞かれることが多いようです。
株式会社デンソーの選考フローに対する、それぞれの出題傾向と対策をご紹介します。
【ES(書類選考)】
ESでは、以下の質問が出題されるようです。
・インターンシップの志望理由(300字以下)
・学生時代にチャレンジしたこと(30字以下)
・それに取り組んだ理由(200字以下)
・課題解決のためにどんな工夫をしたか(300字以下)
・その結果どうなったか、またはそれを通して得たものがあるか(150字以下)
・現在取り組んでいる研究、または今後取り組もうとしているテーマや得意な科目(30字以下)
・それについての具体的な内容(300字以下)
志望動機は明確になっていて、競合他社との差別化ができているか、研究内容を知識のない人にも分かりやすく説明できているか、などはきちんと精査しておきたいポイント。
字数は、○○字「程度」ではなく、「以下」なので、少ない文字数でまとめる力も必要となるでしょう。
【Webテスト・SPI】
テストセンターで、性格検査や能力検査のSPIを実施します。
内容・問題数ともに一般的なレベル。通常のSPI対策同様、回答スピードに慣れておくこと、能力検査では問題集を繰り返し問いておくこと、性格検査では正直に答えることを意識すると良いでしょう。
【面接】
面接は最終面接の1度のみ。
応募者1人に対して、面接官1~2人で行われ、時間は30~50分程度であることが多いようです。
ESと同じように、インターンシップへの参加理由や学生時代に力を入れたことなどが問われるほか、現在の大学(院)での研究内容についても質問されます。
競合となる自動車や部品を扱うメーカーが多いことからも、他社ではなくデンソーを選んだ明確な理由を知りたいと考えている傾向にあるようです。
学生時代の物事への関心・取り組み方や、研究分野の知識を全く持っていない人に対しても分かりやすく説明する力があるか、などを通して、今後の活躍や成長に関する力があるかを見ていると言えるでしょう。
他社との差別化ができているか、物事への関心や取り組み方がデンソーの方向性とマッチしているか、分かりやすく簡潔に内容をまとめられているか、に着目して回答を練っていくと良いかもしれません。
面接時の雰囲気は比較的和やかであることが多いようです。
面接慣れしていない方でも、事前に回答を準備しておき、明るく誠実にコミュニケーションができれば高評価を得やすいという傾向もあるので、気を張りすぎずに臨みましょう。
就活のプロが、最短2週間での内定獲得をサポート 無料就活サポート詳細はこちら
※掲載内容は2018年07月現在のものです。