ネクタイピンは就活に必要?正しい止め方も一緒にご紹介!

このページのまとめ

  • 就活でネクタイピンを付けても問題ないが、必要なものというわけではない
  • ネクタイピンはジャケットを着ているか、ワイシャツだけかで付ける位置が変わる
  • いくつか種類があるが、就活にはわに口式とクリップ式のシルバーのネクタイピンがオススメ

スーツスタイルに合わせる、さり気ないおしゃれアイテムであるネクタイピン。
就活用のリクルートスーツを一通り揃える際、ネクタイピンも購入するべきか悩んでいる方は少なくないようです。
そこで当コラムでは、就活生がスーツを着る際にネクタイピンは必要なのか?という疑問を解消。ネクタイピンの止め方や注意点もご紹介します。

 

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就活でネクタイピンは必要?

結論を言うと、ネクタイピンは就活で着用しても特に問題ありません。
面接官や採用担当者は、就活生がネクタイピンを付けていてもあまり気にしていないようです。しかし、だからといって就活に必要なもの、というわけでもないのが悩みどころ。

一昔前はスーツを着るのならネクタイピンを付けるのがマナーとされていたようですが、現在ではアクセサリーやファッションとしての用途が強くなり、ビジネスマンでも付けていない人のほうが多い傾向にあります。
ビジネスシーンにおしゃれは必要ありません。そのため、ネクタイピンを付けていなくても咎められることもないでしょう。

特に就活中は過度な装飾を控え、個性を抑えるのが基本。ピアスやネックレス、指輪といったアクセサリーを身につけるのは当然厳禁とされています。
ネクタイピンも付けないほうが良いのか?と悩んでいるのなら、無理に着用しないほうが良いでしょう。

しかし、ネクタイピンは正しい使い方をすれば他の就活生と差をつけられる、という有用なアイテムです。
他の就活生と差をつけたり、ちょっとした動作でネクタイが曲がったりするのが嫌なら、ネクタイピンを付けて行っても大丈夫でしょう。

ただし、ネクタイピンを使用するなら、デザインが派手なもの、大きな石が付いていたりする華美なもの、キャラクターもの、とにかく目立つものは避け、シンプルなものを選ぶべきです。
企業や業種にもよりますが、種類や色、着用位置などによってマイナスイメージを抱かれてしまう可能性があります。

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止める位置にも注意が必要

就活をするとき、ネクタイピンはどの位置で止めると良いのか、迷う人は多いでしょう。
ここでは、ネクタイピンを止める位置について解説します。

ジャケットを着用している場合

ネクタイピンは絶対にこの位置、という決まりはありませんが、ジャケット着用時はジャケットの第1ボタンより少し上にくるように止めるのが一般的です。
あまり上側に付けると、おしゃれ要素が強くなってしまい、採用担当者にビジネスマナーを知らないのか、と思われかねません。
海外ではあえて上側につけることが流行っていますが、ネクタイピンはジャケットからぎりぎり見えるか見えないかの位置に止めるのが一番綺麗に見えるので、就活生のうちは真似しないほうが良いでしょう。

ワイシャツだけの場合

ジャケットを脱いでワイシャツだけのときは、お辞儀をしても邪魔にならないようシャツの第4ボタンの下あたりで止めるのがベストです。
止め方としては、ネクタイの大剣、小剣、ワイシャツを揃えてネクタイピンを差し込み、シャツにネクタイを固定する、という基本の止め方をしっかりと守りましょう。
このとき、ネクタイが曲がっていないかよく確認し、ネクタイとシャツを縦に真っ直ぐ、ネクタイピンを横に真っ直ぐに調整することが大切です。
どれか1つでも曲がっていると、不格好になるので気をつけましょう。

ベストを着ている場合

ジャケットの下にベストやカーディガンを着るときは、ネクタイピンを付けないのが一般的です。
ベストやカーディガンがネクタイを止める働きをしてくれるので、機能的に付ける必要がありません。
また、近年ではクールビズの浸透や服装不問の企業が増加した影響から、就活中でも私服可や服装自由な企業もあります。
その場合はTPOに合わせて服装を選び、ネクタイやネクタイピンなしのコーディネートで就活に臨みましょう。

 

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就活に向いているネクタイピンの種類は?

ネクタイピンには、わに口式、クリップ式、タイタック式、ピン式といった種類があります。
そこで就活時に付ける際、どのネクタイピンを選べば良いのかをご紹介!

わに口式

最もスタンダードなネクタイピンです。
バネの力でネクタイの大剣と小剣、ワイシャツを挟んで固定します。
さまざまな厚さのネクタイに対応し、落ちづらく、扱いやすいのが特徴。
就活生が付けていても問題ないものなので、選ぶ種類に迷ったときは、わに口式を選ぶと良いでしょう。

クリップ式

わに口式と同じくスタンダードなネクタイピンです。
バネを使わず、金属自体が持つ弾力でネクタイを挟んで固定します。
少々ネクタイやシャツに対する圧力が少なく、長期間利用していると挟む力が弱くなってしまうので、ニットやウール生地の厚みのあるネクタイと一緒に使うのは避けたほうが良いでしょう。
しかし、ネクタイやシャツをあまり傷めることがなく、シンプルなデザインが多いので就活に使用してもまったく問題ありません。

タイタック式

わに口式やクリップ式とは違い、針でネクタイに穴を開けて付けるネクタイピンです。
ラペルピンとも言い、針状のピンでネクタイを刺し、裏側を金具で止めます。
装飾性が強く、さまざまなデザインが展開されており、おしゃれアイテムとして種類が豊富。
しかし、就活向きのネクタイピンではありません。結婚式などの礼装時に1ランク上のおしゃれなコーディネートとして使用するのがオススメです。

ピン式

タイタック式と同じく針で刺し、後ろ側を金具で止めるネクタイピンです。
元々王族や貴族が礼装の際に身に着けていたものなので、頭とピンの先にパールや宝石といった装飾が施されているものが多くあります。
主にアスコットタイやクロスタイなどのネクタイを留めるために用いられるため、就活には向いていません。
豪華なセレモニーに参加する際や、上品なレストランでディナーを楽しむ際に身につけるためのネクタイピンです。

この他にもショートクリップやタイチェーンといった種類のネクタイピンが存在しますが、就活や緊張感のある場面で使用するなら、シンプルなわに口式かクリップ式がオススメです。
色は主にゴールドやシルバーが一般的ですが、就活でゴールドのネクタイピンを付けていると派手な印象を与えてしまうので、装飾のないシンプルなシルバーのネクタイピンを選びましょう。
なお、ネクタイピンは、スーツの専門店で購入するのがオススメです。
雑貨などを取り扱う店舗よりも、就活に適したネクタイピンが多数用意されているでしょう。

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