就活の自己PRはこう書く!ポイントと書き方例

このページのまとめ

  • 企業が自己PRを求めるのは、入社後の再現性と人柄が合うかどうかを見ているため
  • 就活の自己PRは必ず結論から書き、具体的な数字をエピソードに盛り込むのが重要
  • 就活の自己PRの良い例から書き方の構成を学び、選考を突破できるようになる
  • 就活の自己PRではコピー&ペーストや自分の実態とかけ離れた内容は避ける


就活の自己PRはこう書く!ポイントと書き方例のイメージ

就活の場面で、「自己PRをしてください」と言われても困ってしまう人は多いでしょう。このコラムでは、採用担当者の目に留まる自己PRの書き方を解説します。面接の場でいきなり自己PRをしてくださいと言われた場合に備えるためにも、事前に自己PRを書いて準備を万全に。ポイントや書き方の例をおさえて、採用担当者に魅力的な人材であることをアピールしましょう。



 

就活で自己PRが求められる理由

採用担当者は自己PRから、あなたの強みが入社後も発揮できる(=再現性がある)ものかどうか判断しています。また、人柄が社風に合っているかどうかも選考ポイントです。

入社後も強みや成功経験を再現できるか見極めるため

採用担当者は新卒を採用するときに、即戦力となる中途採用者と違ってどのくらい企業に貢献できる人材に成長できそうか、可能性を見極めようとしています。「一時的・特定の場合にしか発揮できない強み」では、入社後の貢献は見込めません。自己PRの強みやエピソードは、必ず企業に入ってから成果が再現できることをアピールしましょう。

キャラクターが企業に合っているかどうか判断するため

採用担当者は入社後あなたが社内でうまくやっていけそうかどうかを見るために、自己PRを活用しています。そのため、選考では企業の求める性格に合わせて効果的に自分をPRすることが大切。たとえばIT関連など、新しい技術を積極的に取り入れる会社なら「好奇心旺盛で、ルーティンワークに疑問をもち、新しいことにチャレンジする勇気があります」とアピールすると有効です。しかし古くからの付き合いを大切にする会社では、好奇心やチャレンジ精神をアピールすることは軋轢を生みそうと思われ、マイナスに繋がりかねません。自分の長所の中から応募する企業に合ったものを選びましょう。

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就活で自己PRを書く際の4つのポイント

まずしっかり自己分析を済ませてからビジネス文書作法の基本を押さえて書きましょう。採用担当者の目に留まる自己PRを書くためには、簡潔かつ論理的な文章の書き方を理解する必要があります。

1.自己分析をする

自分の経験を振り返り、自分の性格や長所短所をなるべく客観的に分析しましょう。どうしても主観的になってしまうと感じる人は、友人に分析してもらうのも効果的です。自己分析が不十分なままエントリーシートを書こうとしてもつまづきがちなので、「自分は何を大切にしてきたか」「自分の強みは何か」「長所に変換することのできる短所は何か」を書き出してしっかりと分析することから始めましょう。

2.結論から書く

最初に聞かれている質問に対して答えを書きましょう。読み手にストレスなくスムーズに理解できる文章にするためには、だらだらと時系列で自分の過去の話を述べないように注意する必要があります。読んだときに内容が自然と頭に入ってくるように、結論から始めるのがビジネス文書のルールです。

3.具体的なエピソードを挙げる

具体的な数字を入れて、結論に沿ったエピソードを述べます。あなた独自の成果を定量化して伝えることが効果的なので、誰にでも当てはまりそうな抽象的なことは避けるべきです。課題に対し、あなたが具体的にどのような行動を起こし、その結果どのように改善したのか数字を挙げて伝えると説得力が増します。

4.首尾一貫したまとめで、企業への貢献をアピールする

結論から一貫した自己PRを最後にまた述べ、「このように私は◯◯を活かして貴社においても課題の解決に貢献できます。」とまとめます。簡潔かつ論理的で、採用担当者の印象に残りやすい自己PRを目指しましょう。書いている内に最初に述べたことと違う自己PRをまとめで述べてしまう間違いが起こりやすいので、注意してください。

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就活の自己PR例文

具体的にどのような自己PRを書けば良いのか、いくつか例文をご紹介します。

向上心をアピールしたい場合

向上心があることは当然なので、「向上心」とそのまま書くことは効果的なアピールとはいえません。向上心をアピールしたい場合は、以下のように言い換えると良いでしょう。

「私は、現状に飽き足らず常に改善できるよう努力する行動力があります。レストランのアルバイトをしていたとき、夏のお祭りで大型商業施設に出店する催しがありました。前年の売上の1.1倍を目標とするように言われましたが、特に新しい集客方法や展示を工夫していないことに気づきました。そこで従来に加えて違うSNSでの宣伝や1日1回更新することを提案し、実行しました。また道行く人に目を留めてもらえるよう目玉料理の黒板アートを設置し、立体のPOPも作成しました。その結果、前年の1.4倍の売上を達成でき、店長から非常に感謝されました。この強みを活かし、貴社においても課題に対して常により良い結果を生み出せるよう努力してまいります。」

コミュニケーション力をアピールしたい場合

コミュニケーション力といっても、企業の利益に繋がらないエピソードを選んではマイナス評価に繋がりかねません。「論理的に対話したことで利益に繋がった」エピソードを選ぶと良いでしょう。

「私の強みは、さまざまな世代や異なった価値観の人ともうまく付き合えるコミュニケーション力です。地域の小学校を舞台にした科学工作イベントでボランティアスタッフとして手伝った際、地域への周知や参加人数の集計について相談されました。年配の先生方がメールで一件ずつ処理されていたため、SNSの配信やGoogleフォームでの集計を提案したところ、最初はどのようなものかなかなかイメージが伝わらず、新しい方法への拒絶反応もありました。しかし一人一人の先生に『なぜこれで楽になるのか』詳しく説明すると、『◯◯君がそう言うならやってみよう。』と提案を受け入れてもらえました。その結果従来の50%の時間で処理でき、130%の集客数を達成できました。貴社に入社してからも高いコミュニケーション能力を活かして一人一人と対話することを大切にし、課題解決に努めてまいります。」

問題解決能力をアピールしたい場合

企業は問題をそのままにせずきちんと向き合い、解決できる人材を必要としています。利益に貢献できそうなエピソードを選ぶと好印象を与えられるでしょう。

「私の強みは学園祭の実行委員会副委員長を務めた中で培った問題解決能力です。毎年会計作業が大変で、収支が合わなくなることも多かったと聞いていたため、すべての出店サークルにクラウド会計ソフトの導入を促しました。すべての会計担当者が使えるように簡単なマニュアルを作ったところ、例年収支の合わないサークルが20~30%ほどあったのに対し、その年は5%未満に抑えられ、大好評でした。大学とバイトの隙間時間などに自宅PCでもスマホでも操作できるため、その後は自分のテニスサークル活動にも取り入れることを提案し、部費の集金作業がスムーズになりました。このように、私はさまざまな課題に対して新しい解決方法を模索し、提案できます。」

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就活の自己PRでやってはいけないこと

自己PRを書くときには、特に以下のことに注意しましょう。

コピー&ペーストはNG

コピペがバレた場合、採用取り消しになる恐れがあります。また、質問は企業ごとに少しずつ異なるため、効果的に自分をアピールするためにも、受ける企業ごとに自己PRを作りましょう。

自分とかけ離れた内容は避ける

自分の志望動機や学生時代の経験に沿っていない自己PRでは、必ずどこかで論理が破綻しているものです。また、背伸びをした自己PRで面接にこぎつけられたとしても、必ず質問される内に齟齬が生じるでしょう。



 

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