エントリーシートの「趣味・特技」70選!アピールにつながる例文も解説

このページのまとめ

  • エントリーシートの趣味や特技では、人柄や会社の雰囲気に合うかが見られている
  • エントリーシートの趣味や特技では、単語ではなく文章で書くのがアピールのコツ
  • エントリーシートに趣味や特技を書く場合、飲酒やギャンブルは避けるのがおすすめ

エントリーシートの「趣味・特技」70選!アピールにつながる例文も解説のイメージ

エントリーシートで趣味や特技を聞かれて、「どのように書けばいい?」「何を書けばいいの?」と悩む就活生もいるでしょう。趣味や特技もアピールできる箇所なので、手を抜くのはNGです。少しでも評価されるように、文章を工夫しましょう。

この記事では、エントリーシートで趣味や特技を書く際のポイントを解説します。例文も紹介するので、書き方に迷う就活生はぜひ参考にしてください。

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目 次

エントリーシートで趣味や特技が聞かれる理由

エントリーシートで趣味や特技が聞かれるのは、就活生の人柄や、自社に合う人物かどうかを確認するためです。企業の意図を知り、評価される回答ができるように準備しておきましょう。

就活生の人柄を見るため

趣味や特技からは、あなたの人柄が見られています。どのような人物かわかった方が、面接官が面接を進めやすいからです。

また、趣味や特技については、アイスブレイクの意図もあります。特定の趣味や特技が評価されるわけではないので、素直に答えるといいでしょう。

興味関心のある内容を知るため

就活生がどのようなものに興味や関心があるかも、趣味や特技から見られています。就活生についての理解を深め、どのような人物か判断しようとしているのです。

趣味や特技に対して、「どのように取り組んできたのか」「なぜ好きなのか」が伝えられれば、自分についてさらにイメージしてもらえます。一言で答えるのではなく、どのような点に興味を持っているのかをメインに伝えるといいでしょう。

会社の雰囲気に合いそうか見るため

会社になじめそうかどうかも、趣味や特技から確認されています。会社に合う人材の方が、同僚と協力して仕事に取り組め、成果も出しやすいからです。

たとえば、スポーツやアウトドアが好きな就活生であれば、「行動力があり、体育会系の人材かもしれない」などとイメージできます。インドアな趣味であれば、「落ち着いた社風の方がいいかもしれない」などとイメージできるでしょう。

長く勤めてもらうためにも、企業は学生が自社に合うかを注視しています。そのため、企業の雰囲気に合うような趣味・特技を答えるのも一つの方法です。

企業があなたの人柄を読み取れるような内容を書くために、趣味や特技を聞かれる理由を理解しておくことは重要です。趣味や特技を聞かれる理由についてもっと知りたい人は、「趣味と特技の違いを知って履歴書を埋める!例文を使って書き方を解説」の記事も参考にしてください。

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エントリーシートに書く趣味特技を見つける方法

趣味や特技が見つからない場合、休日の過ごし方を振り返ったり、長所から探したりしてみましょう。ここでは、エントリーシートに書く趣味や特技をどのように見つければいいかを解説します。

休日の過ごし方を振り返る

趣味が見つからない場合、休日にどのようなことをしているのか振り返ってみましょう。自覚していなくても、長年続けていることや当たり前と思っていることが趣味や特技になり得ます。

たとえば、外出が好きな場合は「外出して何かを体験することが好き」「出かけるプランを立てることが好き」など細かく考えられます。そこから無自覚に趣味としていることが発見できることもあるでしょう。

「外出時にはどんなことをするのか」「家にいたら何をしている時間が多いか」などを詳しく思い返せば、趣味が見つかります。

長所から特技を探す

特技が思いつかない場合、長所から探してみましょう。長所を言い換えると、特技になる場合もあります。たとえば、「コミュニケーション力の高さが長所」だとしましょう。この場合、「人とすぐ打ち解けられる」「どんな人とでも会話を楽しめる」などの特技としてアピールできます。

長所も特技も、人にアピールできる点では同じです。言い換えるだけで特技になるので、特技が思いつかない場合は長所から考えてみてください。

長所を見つける方法は、「自分のいいところの見つけ方!面接でのアピール方法や長所の例を紹介」の記事で解説しています。もし、長所が思いつかない場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

新しく趣味を始める

趣味がない場合、これから始めるのもおすすめです。就活中の気分転換にもなるので、自分が楽しめるものを探してみてください。

たとえば、音楽を聞くことが好きな人なら、楽器を始めたりコンサートに行ったりするのもいいでしょう。好きなことに関連したものであれば、ハードルが低く始めやすくなります。

少しでも興味があることには気軽にチャレンジするのがポイントです。自分に合っている趣味を見つけて、エントリーシートでアピールしましょう。

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エントリーシートで評価される趣味特技の書き方

エントリーシートに趣味や特技を書く場合、文章で書くように意識してください。できるだけ詳しく、具体的に説明するのが評価されるコツです。
ここでは、趣味や特技から評価されるために実施したい、3つの書き方を紹介します。

単語だけではなく文章で書く

趣味や特技を書く際は、文章で詳しく書くようにしましょう。単語だけにしてしまうと、せっかくのアピールチャンスを逃してしまうからです。

たとえば、「読書」とだけ書くよりも、「読書:月に4冊、推理小説を中心に読んでいます」と書く方が、自分を詳しく伝えられます。「月に4冊も読むのは読書家だ」「推理小説が好きなのか」のように、人柄を想像してもらいやすくなるでしょう。

エントリーシートの場合、「読書」「筋トレ」のように書き、詳しい説明をしない就活生が多くいます。どの項目でも自分をアピールできるように、意識しておきましょう。

特技からアピールするコツは、「履歴書・特技欄の書き方は?就活のプロが好印象を持った特技例一覧」の記事も参考にしてください。

仕事に活かせる内容を選ぶ

趣味や特技は、会社で活かせるようなものを選ぶと高評価につながります。コミュニケーションやストレス耐性のような、仕事に活かせそうな特徴をアピールするのがいいでしょう。

たとえば、「映画を見ることが好きです。好きな作品は監督や制作会社を調べて、ほかにもよい作品がないか探してチェックします。」という内容であれば、「好奇心旺盛」というイメージを与えられます。

また、「趣味はヨガをすることです。毎朝することで体がほぐれ、気持ちもリフレッシュできます。」という内容であれば、リフレッシュ方法を知っている、ストレス耐性が高いという印象を与えられるでしょう。

もし、寝ることが好きでも、ストレートに書いた内容では、仕事に活きるイメージが湧かずプラスの評価になりません。少しでも仕事に活かせそうな趣味特技のアピールを意識してみましょう。

数字を入れて具体的に説明する

趣味や特技を説明する際は、数字を入れると具体的に伝わるのでおすすめです。内容が詳しいほど自分をイメージしてもらえるので、詳細に伝える意識をしましょう。

たとえば、「水泳が得意です」と伝えるよりも、「水泳が得意で10年間続けている」「学生時代に県大会で3位になった」と数字を付けると具体的になります。

趣味の場合にも、「月に4回はバイオリン演奏をしています」「週に4回は筋トレをしています」「毎日最低30分ギターの練習をしています」のように、どのくらいの頻度でしているか明確にすると、内容に説得力が増すので実践してみてください。

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エントリーシートに趣味を書く際の例一覧【50選】

ここでは、エントリーシートに書く際に使える趣味を50個紹介しています。どのような趣味が書けるか気になる方は、ぜひチェックしてください。

・野球
・サッカー
・ダンス
・テニス
・水泳
・スキー
・スノーボード
・マラソン
・登山
・剣道
・釣り
・ウォーキング
・ランニング
・書道
・ゴルフ
・バイク
・筋トレ
・ボルダリング
・旅行
・ドライブ
・美術鑑賞
・映画鑑賞
・音楽鑑賞
・お笑い鑑賞
・スポーツ観戦
・カラオケ
・ピアノ
・旅行
・海外旅行
・食べ歩き
・ブログ
・読書
・キャンプ
・資格取得
・カメラ
・ゲーム
・アニメ
・マンガ
・整理整頓
・DIY
・ものまね
・瞑想
・座禅
・心理学
・人間観察
・料理
・お菓子作り
・裁縫
・節約
・似顔絵

エントリーシートに書く際は、単語だけで書かずに、少し説明を入れておきましょう。たとえば、次のように説明できます。

・ダンスが得意です。高校と大学でダンス部に所属し、6年間継続しています。
・テニスが好きです。大学からサークルに入り、初心者だったので週の半分以上は練習に費やしました。今でも月に1回は試合をしています。
・水泳が得意です。小学生のときに始めて、12年間続けています。今でも週に1回泳ぎに行き、身体をリフレッシュしています。

エントリーシートに書く趣味は、面接で深掘りされる可能性があります。面接で聞かれた時には、自信を持って堂々と話しましょう。

面接で趣味を聞かれたときの回答について知りたい人は「面接で趣味について質問されたら?好印象を与える回答を例文付きで紹介」を参考にしてください。

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エントリーシートに特技を書く際の例一覧【40選】

ここでは、エントリーシートに書ける特技を40個紹介します。自分では特技と認識していないものでも、他人からみると立派な特技になります。再度、普段の過ごし方を振り返ってみましょう。

・英語などの外国語
・コミュニケーション能力
・時間管理
・記憶力
・タイピング
・プログラミング
・Excel
・Word
・パワーポイント
・暗算
・そろばん
・イラスト
・デザイン
・動画編集
・サイト制作
・手話
・マーケティング
・早起き
・料理
・楽器演奏
・ネイルアート
・タロット占い
・手相占い
・お菓子作り
・ボーリング
・書道
・ポジティブシンキング
・利き酒
・歌
・乗馬
・茶道
・花道
・ストレッチ
・縄跳び
・スポーツ
・集中力
・忍耐力
・字が綺麗
・将棋
・謎解き

特技の場合は、仕事に活かせないか考えてみましょう。たとえば、PCスキルが特技の場合、次のようにアピールできます。

私はタイピングが得意です。
3年間、事務のアルバイトをしていたため、WordやExcelを一通り使いこなせます。1分間に50文字の入力スピードが一般的とされていますが、私は1分間で150文字入力可能です。

このようにアピールすれば、「事務作業で活躍しそう」「パソコン操作は任せられる」と評価してもらえます。「PCスキルがあります」のように短文で書くともったいないので、詳しく書くようにしてください。

説明する文章については、1〜2行程度で問題ありません。自己PRや志望動機のように、長く書かなくてもアピールにつながります。

エントリーシートや履歴書に書ける特技については、「履歴書の趣味・特技欄にはなにを書く?選び方まとめ」も参考にしてください。特技の見つけ方も紹介しているので、何を書くか迷う方は参考にしてください。

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エントリーシートに趣味特技を書く際の例文

ここでは、エントリーシートに趣味や特技を書く際の例文を紹介します。企業にもよりますが、文字数が指定されている場合があります。記入欄の8割〜9割を埋めることを意識して、文字数はオーバーしないように注意しましょう。

趣味特技を100字で書く場合の例文

私の趣味は料理です。
一人暮らしをきっかけに自炊を始めてから、作ることが楽しくて毎日自炊をしています。

休みの日には友人を家に呼んで、パーティをすることもあります。SNSに料理を載せて、みんなに見てもらうのが好きです。

趣味特技を200字で書く場合の例文

私の特技は、どのような人ともすぐに打ち解けることです。

私が働くアルバイトの職場では、10代〜50代と幅広い従業員がいます。趣味や興味のあるものも違うので、相手に合わせて話すように心がけました。その結果、年代が違うどのような人とも、楽しく会話ができるスキルを身に付けました。

仕事終わりに食事へ行くことも多く、そのためアルバイト先からは「△△は話しかけやすい」といわれます。

趣味や特技の例文については、「趣味欄はどうやって書く?就活がうまくいくESの書き方を例文つきで解説!」の記事も参考にしてください。

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エントリーシートでは避けたい趣味特技の例

エントリーシートでは、ギャンブルやお酒などの趣味は避けましょう。就活は採用する人材を選ぶ場なので、マイナスイメージになりやすい内容はNGです。ここでは、エントリーシートで避けたい趣味や特技について解説します。

ギャンブル

パチンコや競馬などのギャンブルは、アピールしないようにしましょう。「金使いが荒い」「金銭トラブルを起こすかもしれない」など、堅実性の面からマイナスイメージを持たれる可能性があるからです。

ただし、志望する業界や業務内容がギャンブルと関連する場合は、記載して大丈夫なケースもあります。志望企業に応じて、記載するかどうかを考えてください。

お酒

お酒が趣味という人に対して、だらしない印象を抱く人がいる可能性もあります。また、「健康が心配」と思われ、評価が下がるケースがあります。

たとえば、「毎日飲んでいる」「1日5杯飲む」などのように、飲む頻度をアピールするのは注意です。「社会人に必要な、自制ができない人物」と思われるかもしれません。

ただし、志望する業界が酒類業界の場合は、適度にアピールすればプラスの評価につながることもあります。飲み過ぎだと思われないようにだけ気を付けてください。

政治・宗教

政治や宗教に関係する趣味や特技は、企業や面接官によって、マイナスなイメージを抱かれる可能性があります。面接官側も触れにくい内容なので、避けたほうがいいでしょう。

企業は応募者の宗教や政治の考え方だけで、採用を決めるわけではありません。しかし、回答によっては思考の押し付けだと捉えられてマイナスイメージにつながる恐れがあります。

また、企業からすると入社後に「政治や宗教関係のトラブルが起きるかもしれない」と警戒しなければなりません。採用に迷ってしまうので、エントリーシートで触れるのはやめておきましょう。

エントリーシートを記載するうえで、気をつけなければならない基本ルールがあります。規則を守り、採用担当者にマイナスな印象を与えないよう注意してください。
エントリーシートでNGの内容は、「エントリーシートや履歴書のNGワードは?就活で気を付けたい言葉を解説」の記事も合わせて参考にしてください。

特になし

趣味や特技の欄に、「特になし」と書いたり、空白にしたりするのもNGです。特になしと書いてしまうと、「意欲がない」「アピールする気がない」などと思われてしまいます。少しでもアピールにつながるように、趣味や特技を見つけてください。

それでも趣味や特技が見つからないという人は、まだ自分を深く分析できていない可能性があります。

特技の探し方については、「自分の特技がわからない時はどうする?その原因と見つけ方のコツを解説」の記事で紹介しています。思いつかない場合は、探してみましょう。

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エントリーシートに趣味や特技をどう書くか迷うあなたへ

エントリーシートにて、趣味や特技はよく聞かれる内容です。少しでもアピールにつながるように、意識して書くようにしましょう。

特に、「読書」「ランニング」のように、単語だけで書く就活生は多くいます。単語だけだとアピールにつながらないので、「毎日30分、本を読む時間を作っています」「週に4回ランニングしています」のように、補足する文章も入れておきましょう。

また、面接で深掘りされる可能性もあるため、補足説明ができるようある程度話す内容を考えておくと安心です。

エントリーシートの内容に自信がない場合は、就活エージェントへの相談もおすすめです。プロのアドバイスを聞くことで、エントリーシートをブラッシュアップできます。

キャリアチケットでも、就活生向けのサポートを実施しています。エントリーシートはもちろん、履歴書や面接対策なども実施しているので、ぜひ気軽に相談してください。

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