留年は就職活動で不利?経験と反省点を最大限に活かす方法

このページのまとめ

  • 選考への影響度は、留年理由によって大きく異なる
  • 就職留年という選択肢もあるが、自分自身の状況に応じてどうするべきか考えた方が良い
  • 中退と迷ったら、学歴によって変わる求人や収入についてもよく考えるべき
  • 留年理由は正直に、その経験の反省と何を学んだのかも合わせて伝える

留年が就職活動にどんな影響があるか、考えたことはありますか?
「留年者は多いから影響はない」という説もあれば、「留年者は敬遠される」と言われることもあるようです。
当コラムでは、実際の留年の選考への影響、就職留年のメリット・デメリット、中退と悩む時のチェックリスト、留年経験を好印象にする方法などをまとめました!

留年は就職活動にどう影響する?

書類選考を無事に通過しても、面接では留年理由について問われるのが一般的。
留年の理由によっては、就職後の成果や良好な勤務態度が期待できないためです。
どんな理由であれ、「学業と仕事は違う」「勉学は興味なかったから留年したけど、仕事とはきちんと向き合える」と思う人もいるかもしれません。
しかし、「目の前にある課題に誠実に向き合えなかった」という事実があるのなら、別の課題でも不誠実な対応をする可能性が高いと不安に感じるのは普通なのではないでしょうか?

逆にいえば、留年理由によっては就職後の期待値を上げてプラスの印象を残せることもあるということ。
たとえば、長期間に渡る怪我や病気、介護、家庭の事情などです。
自分自身の努力でなんとかなる問題ではない分、それらの問題が解決し仕事に影響を及ぼさないことを示せれば、採用担当者が留年経験者に抱く就職後の不安を払拭できます。
また、課外活動などが理由の留年でも、そのことに対する反省や学んだこと、現在その失敗を挽回するために努力していることなどを具体的に述べると、誠実な印象を残せたり、成長性の高さを示したりできるでしょう。

留年経験者は一定数以上いるためあえて理由を問わない企業もあるようですが、質問された場合に備えて必ず回答を準備しておくことをおすすめします。

就職留年の場合は?

留年理由に多いのは単位不足ですが、単位が取れていても就職活動がうまく行かずあえて「就職留年」を選ぶ人もいるようです。
就職留年とは、本来その年度に卒業できた人が自分の理想や新卒としての就職を目指して留年すること。
特に理系の学生は勉学との両立が難しいスケジュールだったり、ハードな部活に所属していた人は忙しかったりして、就活を思うように進められなったという人も多いようです。
就職留年をすることのメリットとデメリットを覚えておきましょう。

メリット

・場馴れしているため、良い意味で緊張しないで面接に臨める
・前回迷っていたり応募できなかったりした企業にエントリーできる
・就職した友人から、企業や業界の詳しい情報を得られる

デメリット

・学費が余分にかかるため金銭面の負担が大きい
・1年かけても内定が出ない=問題があるのでは、という印象を抱かれる
・就職活動経験がある分、ビジネスマナーや志望動機内容などを厳しくチェックされる
・安易に不確実な選択を取る、という印象を抱く採用担当者もいる

このように就職留年はデメリットばかりではありませんが、それでも通常の新卒と比べると険しい道程になる可能性は高まります。
自分が就職留年してまで目指したい企業があるのか、実際に就職留年しても生活を維持できるのかなどをよく考えて選択した方が良いでしょう。

留年か中退か悩んだら

留年は就職活動において必ずしも不利になるわけではないことが分かりました。
それでも、まだ卒業までに時間がある人は留年するか中退した方が良いか迷うかもしれません。
ここでは、留年と中退で迷ったときの参考となるよう、それぞれの就職に関する違いをご紹介します。

学歴により応募できる求人が異なる

まず、留年をすれば新卒として就活ができ、最終学歴は「大卒」となります。
中退をすると中途採用枠での応募で、最終学歴は「高卒」。
近年は「仕事に必要なのは学歴ではない」として高卒採用も増えてはいるものの、大企業や専門性の高い職種・業界になるほど学歴を重視する傾向も根強くあります。
絶対に特定の企業・業界・職種に就職したいという場合は、大卒という経歴を取得しておいた方が無難です。

給与額や年収が変わる

同じ企業内でも、学歴によって就職後すぐの給与額には差が出るケースがほとんど。
院卒が最も給与額が高く、次いで大卒、高卒という順で基本給を定めている企業が多いためです。年収にも差がでることもあります。
業務内容や職種によっては数年経てば同額に追いつけたり追い越したりできたりすることもありますが、就職活動時にそれを判断するのは難しいでしょう。

選考段階では評価はほぼ同じ

選考では、どちらも「仕事に対する意欲」や「粘り強さ」に欠けると判断されやすいようです。
留年や中退の経験を前向きに捉え、好印象となる内容を伝えられるかどうかが重要となるでしょう。

留年経験者が就職活動で気をつけること

留年理由によって選考時の影響は異なると繰り返しお伝えしていますが、具体的にはどのように伝えれば良いのでしょうか?
留年経験を伝えるときの注意点をご紹介します。

留年理由は正直に話す

留年自体は学歴欄からひと目で分かるものの、理由については自己申告。嘘をついて切り抜けようと考える人も多いようです。
しかし、嘘をついたり誇張表現したりすると矛盾が生じやすいもの。特に面接では質問を掘り下げられることがあるため、答えに詰まりやすくなるでしょう。

留年経験から学んだことを伝える

留年決定後や留年中に何を思い、どう過ごしていたかは評価の対象。
留年中に何もせず、留年経験を活かさなかったのでは「過去を反省しない人」「1年もあったのに何もしようとしない向上心のない人」と思われるのは当然ではないでしょうか。
留年理由の多くが単位不足であることを鑑みても、「物事の反省・経験を活かせない人」と捉えられてしまうのは必然と言えます。
留年したことに対する反省を示すとともに、留年中は資格取得や仕事に有効となる経験を積んで伝えられるようにしておくと良いでしょう。

大学は本来、教養や専門知識を高めるために行くもの。
しかし、近年は学歴社会の影響から「就職のために進学する」「周りが行っているから」というように自分自身の目的意識がないまま大学へ行く若者がほとんどとなっているようです。
自分が見出した目的がないまま4年間もの長い月日を過ごすのは難しいもの。
特に元々興味のない勉学であれば、単位を取得できず留年してしまうのも仕方ないことかもしれません。
ただし、留年したことをどう活かすのかは今後の問題。
将来、安定を得て目的のある日々を送るためにも、就活中の今、留年についてきちんと向き合うべきといえるでしょう。
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