このページのまとめ
- 就活には黒い革素材のパンプスが理想的
- 就活用パンプスのヒールの高さは高すぎず低すぎない3~5cmがおすすめ
- 就活の合間にお手入れをして、パンプスの長持ち度をアップさせよう
「おしゃれは足元から」という言葉にもあるように、つま先まで気を遣える人は好印象を持たれやすいものです。このコラムでは、就活に適したパンプス選びや、就活が忙しいときにも簡単にできるパンプスのお手入れ方法などをご紹介。「ストラップつきのパンプスでも良い?」「ヒールなしの靴は?」などの疑問にもお答えしていますので、就活パンプス選びの参考にしてください。
- 就活に適したパンプスの4つの特徴
- 1.黒色のシンプルなデザインが基本
- 2.素材は本革か合皮
- 3.ヒールの高さは3~5cm
- 4.つま先の形状はラウンドトゥかスクエアトゥ
- 就活パンプス選びで意識すべき4つのポイント
- 1.試し履きをする
- 2.靴が脱げやすい人はストラップ付きを選ぼう
- 3.つま先が窮屈であれば幅広タイプがおすすめ
- 4.パンプスは足が疲れている時間帯に試着しよう
- 就活に適さないパンプスとは
- 就活パンプスは日頃のケアが大事
- 就活パンプスのお手入れ方法
- 身近なアイテムでもパンプスのケアができる
- 一度履いたパンプスは休ませる
- パンプスで快適に歩くための5つの便利グッズ
- 1.インソール
- 2.ジェルクッション
- 3.シリコンカバー
- 4.靴ズレ保護パッド
- 5.絆創膏
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就活に適したパンプスの4つの特徴
就活シーンには、一般的に個性が強過ぎない黒の革製パンプスが適しているとされています。以下、就活に適したパンプスの特徴について詳しく見ていきましょう。
1.黒色のシンプルなデザインが基本
就活用のパンプスとして適している色は、黒が一般的だといわれています。飾りがついていないシンプルな黒色パンプスは個性を主張し過ぎないため、ビジネスシーンにピッタリです。あらゆる業界に対応できる汎用性の高い色なので、就活中のみならず就職後も長く使えます。
2.素材は本革か合皮
就活用パンプスの素材は本革が理想ですが、合皮のものを選んでも問題ありません。本革、合皮どちらのタイプが自分に合っているのかを踏まえて、就活用のパンプスを選びましょう。
足に馴染みやすく通気性の良い本革
本革パンプスが就活に適しているといわれている理由としては、「通気性が良い」「蒸れにくい」「履いているうちに自分の足にフィットしてくるので履き心地が良い」という点が挙げられます。
デメリットは、こまめな手入れが必要なこと。また、革製品は水に弱く、濡れたまま置いておくとシミやカビの原因になったり、足馴染みが良くなると革が伸びてきたりします。値段が少し高めな点もマイナスポイントとなるでしょう。
雨や傷に強い、手頃な価格の合皮
合皮パンプスのメリットは、本革パンプスのデメリットを克服しているという点です。雨や傷への耐久性があり、靴も伸びず、お手頃な価格が合皮の良いところ。また、汚れも軽く拭くだけで取れる場合が多く、手入れの時間を要しないのもポイントです。
デメリットは、通気性が悪くて蒸れやすい点や、足にフィットする靴を選ぶ難しさが挙げられます。
3.ヒールの高さは3~5cm
就活用パンプスのヒール高は、3~5cm程度が適しています。歩きやすさを考慮し、安定感のある太めのヒールを選ぶのがポイントです。
ローファーをはじめとするフラットタイプの靴や、かかとからつま先まで靴底がつながったウェッジソールは、カジュアルな印象を与える可能性があるので避けた方が無難でしょう。
4.つま先の形状はラウンドトゥかスクエアトゥ
就活用パンプスのつま先の形状は、丸びを帯びたラインが特徴の「ラウンドトゥ」や、つま先が四角い形をした「スクエアトゥ」などが理想的です。
就活シーンに適していないとされる形状は、先が尖っている「ポインテッドトゥ」や、つま先が見えてしまう「オープントゥ」タイプ。カジュアルな印象を与えてしまうため、就活には適さないといわれています。
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就活パンプス選びで意識すべき4つのポイント
いくら就活マナーに沿ったパンプスを選んでも、自分の足に合っていなければ、遠方や長時間の徒歩移動に足が耐えられず、靴ズレや足の痛みを引き起こすこともあるでしょう。
この項目では、就活パンプスを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。あなたにピッタリの一足を選び、就活のパフォーマンスを維持しましょう。
1.試し履きをする
試し履きをして、つま先やかかと、土踏まずに違和感がないかチェックしましょう。
試着時のポイントは、パンプスを履いた状態でその場にしゃがんでみたり、少し店内を歩いてみたりすること。ただ履くだけでは自分にピッタリ合う靴かどうかわからないので、実際に履いたときの動きを想定してフィット具合を確かめることが大切です。
ネットショップで購入する際は返品・交換の可能性を考慮し、パンプスを汚さないよう試し履きしましょう。
2.靴が脱げやすい人はストラップ付きを選ぼう
かかとが浮いてしまう人や靴ズレが起こりやすい人は、足の甲にストラップが付いたタイプのパンプスを試してみても良いでしょう。ストラップ付きのパンプスは靴が足にしっかりと固定されるため、靴ズレがしにくく歩きやすいという利点があります。
ストラップ付きパンプスを選ぶ際は、ストラップが足の甲部分にあるシンプルなものを選びましょう。ストラップが足首にある靴や、ストラップ部分に飾りや模様が付いている靴は、カジュアルな印象を与えます。
ただし、企業によっては、ストラップ付きパンプスに対してカジュアルなイメージを持つこともあるようです。気になる人は、ストラップの取り外しが可能なパンプスを用意し、「少しでもフォーマルな印象を与えたい場合はストラップなし」「説明会はストラップ付き」など、用途に応じて使い分けても良いでしょう。
3.つま先が窮屈であれば幅広タイプがおすすめ
幅広タイプのパンプスは、足の幅が広い人や外反母趾の人におすすめです。親指の根元から小指の根元までの幅をワイズといい、A・B・C・D・E・2E・3E・4E・Fの順に幅広くなっていきます。普通のパンプスを履いてきつく感じるようであれば、2E以上の広いタイプの靴を試してみましょう。
4.パンプスは足が疲れている時間帯に試着しよう
パンプスの試着は、足がむくんでいるタイミングで行いましょう。
就活ではよく歩くため、時間が経つにつれて徐々に足がむくみ、足のサイズが大きくなります。そのため、午前中の足に合うサイズのパンプスでは、夕方になると痛みが出て歩けなくなることも。長時間歩く就活シーンを想定して、ある程度足が疲れている状態で試着をしましょう。
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就活に適さないパンプスとは
この項目では、就活に不向きなパンプスの例をご紹介します。
だらしなく見える靴やファッション性の高い靴は、ビジネスシーンにふさわしくないと思われることが多いようです。採用担当者に悪い印象を与えないよう、TPOをわきまえたパンプス選びが大切になります。
・サイズが合わない
・かかとや側面が削れている
・ヒールのゴムが削れてコツコツと音が鳴る
・エナメルやスエードの素材
・ヒールなしのペタンコ靴
・ヒールの高さが5センチ以上
・露出が多い甲浅タイプ
足に合わない大きめサイズのパンプスを履いていると、両サイドやかかと部分にゆとりができ、歩く度にすき間が空いてしまいます。変な歩き方をして姿勢が悪く見えたり、だらしなく見えたりする可能性があるので、サイズが合わない靴を履いて就活に臨むのは避けましょう。
カジュアルなデザインや華美な印象を与えるデザインも、就活の場では避けた方が無難です。
また、ヒールの中の金属がむき出しになって地面に当たると、コツコツと音が出てしまうので注意。かかとの部分を確認し、ゴムが削れている場合やゴム底が取れてしまった場合には、早めに靴を修理に出しましょう。ゴム底の交換のみであれば、かかる時間は10~15分ほど。簡単なメンテナンスを施してくれるお店もあるので、上手に活用して気持ちよく就活に臨みましょう。
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就活パンプスは日頃のケアが大事
忙しい就活ライフを送っていると、気づいたときにはパンプスがクタクタになっているという人もいるでしょう。
くたびれた靴を履いていると、だらしなく見えてしまったり、気遣いが足りないように思われたりする可能性があります。逆に、手入れの行き届いたパンプスを履いていれば、「細かい部分にまで気を使える」「清潔感がある」というプラスのアピールにつながるはずです。
空いた時間に靴の手入れを行い、きれいなパンプスで就活に臨みましょう。
就活パンプスのお手入れ方法
パンプスは、以下のポイントを押さえてケアをしましょう。
・靴用ブラシで汚れやホコリを軽く払う
・風通しの良いところで乾かす
・溜まった汚れをクレンジング剤で落とす
・2週に1度はクリームでケアする
・ブラシやクロスで磨き上げる
・防水スプレーで保護する
汚れやホコリは、その日の内に取り除いておくのが理想です。
たくさんのお手入れグッスがあるため、パンプスのタイプや用途にあったアイテムを選びましょう。
また、外出先で靴のメンテナンスが必要になった場合に備えて、携帯用のシューズケアセットを準備しておくのもおすすめです。
身近なアイテムでもパンプスのケアができる
「湿気対策として靴の中に丸めた新聞紙を入れておく」「不要になったストッキングで磨く」など、身の回りにあるアイテムを活用すれば、気軽に靴のお手入れが可能です。
また、靴用クリームの代用として、ハンドクリームやリップクリームを使って保湿するのも効果が期待できます。
仕上げのから拭きをする際には、着古したTシャツを使うと便利。靴底のフチについた汚れを取るときには、ウェットティッシュが活用できます。サッと取り出してすぐに拭けるので、バッグの中に備えておくと良いでしょう。
一度履いたパンプスは休ませる
パンプスを長持ちさせるためには、1日履いたら最低でも1日は休ませるのが理想的。さらに、しっかりと靴の疲れを取るには、2~3日の休息が必要です。
就活用パンプスを何足も用意するのは大変ですが、せめて2足用意して交互に履くようにすれば、靴をより長く使い続けられるでしょう。
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パンプスで快適に歩くための5つの便利グッズ
履き心地が悪かったり、靴ズレしたりするなど、就活用のパンプスを購入した後になって悩みが出てくることは多いものです。
そんなとき、これから紹介する便利グッズを活用することで、悩みを解消できることもあります。「パンプスは足が痛くなるから履きたくない…」と困っている人は、ぜひ一度試してみてください。
1.インソール
足の疲れや痛みが気になる人は、厚みがある立体的なインソールを試してみましょう。
パンプスは地面との接地面が少なく、足への衝撃が大きい靴です。しかし、クッション性が高いインソールを敷けば、足にかかる負担が軽減されます。
2.ジェルクッション
ジェルタイプのクッションパッドは、つま先に体重がかかる痛みを軽減させてくれるアイテム。足の前滑りを防止する役割もあります。
かかと用や足裏全体用など、タイプやサイズの種類が豊富です。
3.シリコンカバー
つま先の靴ズレを保護するアイテムとして注目されているのは、パンプスのつま先部分に入れて使う、柔らかいシリコン製のカバーです。つま先がクッション性のあるシリコンに包まれることで痛みが軽減され、さらに滑り止め効果も得られます。
4.靴ズレ保護パッド
パンプスによく見られるかかとやくるぶしの靴ズレには、直接足に貼るタイプのアイテムが効果的です。
絆創膏タイプのものが多く、傷ついた患部を治療しつつ保護をする靴ズレ専用の保護パッドや、衝撃を吸収する防水タイプのジェルパッド、長時間使用できる圧力分散性が優れたパッドなど、種類はさまざま。足の部位に合わせて、あらゆるサイズの保護パッドが販売されています。
透明タイプの保護パッドは、ストッキングの下にパッドが透けて見えるのが気になる人におすすめです。
5.絆創膏
応急処置として簡易的に使用するなら、絆創膏も便利です。
外出先で急に靴ズレが発生したときには、足ではなくパンプスのかかと内側部分に絆創膏を貼るという応急処置がおすすめ。また、カパカパと靴が脱げてしまう状態を防止する際には、脱げない程度に幾枚か絆創膏を貼り重ねて処置することもできます。
絆創膏には「すぐに剥がれてしまう」「クッション性に欠ける」などのデメリットもあるため、日常的に使用するというよりは、緊急用として鞄の中に備えておくのが良いでしょう。
また、絆創膏の使用はあくまでも応急処置。毎回足が痛むようであれば、そもそも靴が合っていない可能性も考えられます。パンプス選びは慎重に行い、しっかりとフィットするものを選びましょう。
本記事の執筆者
梶川沙綺(かじかわさき)
新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。
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