一次面接で不合格になる就活生の4つの特徴と対策

このページのまとめ

  • 一次面接はマナー違反をした就活生をふるいにかける場
  • 清潔感がなく第一印象が悪いと一次面接は不合格になる
  • 一次面接で不合格になるのは円滑なコミュニケーションが取れない人
  • 挙動不審で落ち着きがない人も一次面接で落ちる
  • 志望動機が曖昧で入社意欲が伝わらないと一次面接は不合格になる

「一次面接が不合格だった…」と落ち込む就活生は多いでしょう。不合格になる心当たりがないときは、原因がわからず困惑しますよね。不合格になる就活生には共通点があるので、自分に当てはまらないか確認することが大切です。原因がわかれば対策もできます。一次面接に落ちる就活生の特徴と対処法を把握し、選考通過を目指しましょう。

 

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一次面接は就活マナーのない学生をふるいにかける場

一次面接は、就活マナーのない学生をふるいにかける場なので、マナーのない学生は不合格になります。一次面接は応募者の数が多いため、企業側は面接に時間をかけられません。スピーディーに合格・不合格を決めるためには、マナー違反をした学生を落として優秀な学生を残す必要があります。
マナー違反は目につきやすいので、身についていない人は簡単に見抜かれるでしょう。

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一次面接で不合格になる就活生に共通する4つの特徴

一次面接で不合格になる就活生には共通点があるので、自分に当てはまっていないか確認することが大切です。不合格者に共通する4つのマナー違反を確認しておきましょう。

1.清潔感がなく第一印象が悪い

清潔感がない就活生は第一印象が悪いので、一次面接に落ちる傾向があります。清潔感がないと判断される主な特徴は下記の通りです。

・髪の毛を整えていない
・スーツにシワが寄っている
・靴が汚れている
・無精ひげ
・派手なメイク
・日常的に入浴していない
・口腔ケアに気を配ってない

清潔感の有無は見た目でわかるので、面接官は最初にチェックします。身だしなみが乱れていた場合、面接会場に入室した瞬間不採用が決まる恐れもあるので覚えておきましょう。

2.会話が成立せずコミュニケーションを取る意欲が見えない

面接官との会話が成立しない場合、「コミュニケーションを取る意欲がない」とみなされ不合格になります。面接は面接官と就活生のコミュニケーションの場なので、会話のやり取りが大切です。質問に対して「はい」「いいえ」といった一言で答えたり、聞かれていないことまでベラベラ話したりした場合は、会話が成立しているとはいえません。
また、質問に対して的外れな返答を繰り返した場合も、面接官に「思考能力が低い」「やる気がない」とみなされ不採用の原因になるでしょう。

3.挙動不審で落ち着きがない

挙動不審で落ち着きがない就活生は、一次面接に落ちる傾向があります。挙動不審な動きは相手に不信感を抱かせるので、落ち着いた所作をするのが社会人のマナー。
きょろきょろとせわしなく目線を動かしたり、貧乏ゆすりをしたりすると、面接官に「冷静さに欠ける」と判断されます。また、髪や顔をいじる動作も余裕が感じられず、面接官にマイナスイメージを与えるため注意しましょう。

4.志望動機が曖昧で入社意欲が感じられない

一次面接に落ちる就活生は、志望動機が曖昧で面接官に入社意欲が伝わっていない可能性があります。面接官は、たとえ優秀な学生であっても入社意欲のない人を採用したいとは思いません。「多くの企業の中から選ぶ理由」を説明できなければ、志望動機が明確とはいえないでしょう。
また、「仕事が面白そうだったから」「OG・OBがかっこよかったから」といった漠然とした理由は、「幼稚な人間」と判断されるので避けましょう。

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一次面接突破のために対策したい4つのポイント

一次面接に落ちる原因を把握したら、あとは対策を練るのみです。対策したい4つのポイントを確認し、選考突破を目指しましょう。

1.清潔感のある身だしなみで面接に臨む

一次面接を通過するためには、清潔感のある身だしなみが大切です。「スーツやシャツにシワがないか」「靴に汚れがないか」「寝ぐせがないか」を確認し、乱れていたときは身だしなみを整えてください。
清潔感のある身だしなみをするためには、全身鏡でチェックするのが効果的。正面と後ろ姿をくまなくチェックすれば、清潔感のある身だしなみで面接に臨めるでしょう。

2.面接官との会話のキャッチボールを意識する

面接では、会話のキャッチボールを意識して面接官の質問に答えましょう。質問に対してずれた答えを返したり、沈黙したりしては会話は進みません。面接官の発言をよく聞き、質問の意図を汲んで的確な答えを返してください。
また、話すときはコンパクトにわかりやすくまとめるのがポイント。結論を最初に述べ、根拠を後述すれば話の要点がわかりやすくなります。面接中は面接官の目を見て話し、コミュニケーションを取る意思があることを態度で示してください。口角を上げて笑顔を心がければ、面接官に好印象を与えられるでしょう。

3.社会人らしい落ち着いた振る舞いをする

社会人らしい落ち着いた振る舞いができる学生は、一次面接に合格する傾向があります。面接中はせわしない動きは避け、背筋を伸ばして落ち着いた仕草を心がけましょう。呼吸が浅くなると緊張が高まるので、面接中は呼吸を深くして心を落ち着かせてください。
また、小さな声でぼそぼそ話すと「自信がない人」とみなされるので注意が必要です。面接中は大きな声ではきはき話し、自信を持って堂々と自分をアピールしてください。

4.模擬面接で面接に慣れておく

一次面接に合格するためには、模擬面接に参加して面接慣れしておくのが効果的。模擬面接で場慣れしておけば、本番でも緊張せず自分の強みをアピールできるからです。
模擬面接は大学のキャリアセンターや就活セミナー、就職エージェントの利用などで体験できます。緊張感のある雰囲気のなか、「入室→着席→質疑応答→退室」までの一連の流れを体験できるので、本番のシミュレーションがしやすくなるでしょう。また、模擬面接後はフィードバックをもらえるので、アドバイスを活かして本番に臨めるというメリットもあります。

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不合格の可能性がある面接官のサイン

一次面接の合否は結果がくるまでわかりませんが、面接官の様子から推測はできます。不合格の可能性がある面接官のサインを確認してみましょう。

面接官がメモを取らない

面接官が面接中にメモを取らない場合、不合格の恐れがあります。面接官は多数の応募者を審査しているため、一人ひとりのことを正確に覚えていられません。
しかし、一次面接で学生に合格を出した場合、二次面接の面接官に合格理由を伝える必要があります。二次面接に備えるためにも、面接官は優秀な学生の話は積極的にメモする傾向があります。
一次面接で面接官がメモを取らないときは、「メモの必要がない=不合格」の可能性が高いので覚えておきましょう。

世間話が多く業務の話が少ない

世間話が多く業務の話が少ないときは、一次面接に落ちる傾向があります。面接官は、採用したい学生には業務の話を具体的にして、入社後のビジョンを明確にするのが一般的です。面接官が業務の話をしないときは、説明する必要がないと判断した可能性が。
面接官にとっては、業務の話をするよりも世間話をしたほうが手間はかかりません。たとえ話が盛り上がったとしても、面接時間の半分以上を世間話が占めた場合は、単なる雑談の恐れがあるので注意が必要です。

合否の連絡が予定よりも遅い

合否の連絡が予定よりも遅いと、一次面接に落ちた可能性があります。企業の採用担当者は、合格を決めた学生には予定よりも早く連絡する傾向があります。合否の連絡に時間をかけることで、他の企業に優秀な学生を取られるのを防ぐためです。
連絡が遅いということは、早めに連絡する必要がないということ。合格の望みは薄いので、気持ちを切り替えて次の応募先企業に力を入れましょう。

 

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合否の連絡は一週間以内に電話かメールで来るのが一般的

一次面接の合否の結果は、一週間以内に電話またはメールで来るのが一般的です。連絡がくるスピードは企業によって違いますが、一週間を目安に気長に結果を待ちましょう。
一週間以上待っても連絡がこない場合は、企業に直接問い合わせても構いません。問い合わせ方法は電話ではなくメールを選び、企業側に手間と時間を取らせないように配慮してください。

 

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