市職員の志望動機…どう書くのが理想的?

市役所職員(地方公務員)になりたい人向けの情報をご紹介します。「市役所に勤めたい」「公務員になりたい」と漠然とした考えの中で就活に臨む人も多いことでしょう。その中でも、採用されるポイントを探って、魅力的な志望動機を作りたいものです。 このコラムでは、市役所職員になるためのアピール方法や必要なスキル、志望動機の例文などをご紹介いたします。 ぜひ参考にしてみてください。

目次
 

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公務員試験に合格して市職員を目指そう!

市役所職員は地方公務員の一つ。
公務員になるためには、各自治体が実施している採用試験に合格する必要があります。
公務員採用試験を受けて採用されたのち、晴れて市役所や区役所などで働く市職員になれるのです。

採用試験では、上級・中級・初級の3つの学力レベルに合わせた受験を実施。また、社会人枠として職務経験者という種類の試験を受けることも可能です。どの階級も、年齢や最終学歴に関係なく、自分のレベルに合った試験にチャレンジできます。

採用試験には一次・二次試験があり、最終まで通過した人のみが採用候補者名簿に掲載される、という流れです。
一次試験では教養試験・論作文が出題され、通過した人のみが二次試験の専門試験・面接へと進むことができます。採用候補者名簿に載るためには面接試験に合格する必要がありますが、倍率は10~20倍ともいわれるほど難易度が高めです。
そんな倍率を掻き分けて採用候補者名簿に掲載されたのち、正式採用を経て地方公務員として市役所や区役所などで働きはじめることができます。

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市職員になるための志望動機の書き方は?

市役所勤務を希望している人は、市役所職員採用試験を受ける必要があります。
採用を勝ち取るためには、最終試験の面接をクリアしなければいけません。
面接の中で重視されがちな志望動機。
人事担当者の心に響く志望動機を伝えることが重要なポイントです。
では、好印象が抱かれる例文を下記でご紹介しましょう。

・地元の市役所を目指していることをアピールする場合
例)東京の大学に進学しましたが、生まれ故郷でもある○○市の住み心地や交通環境、各施設の充実など、魅力的な部分が豊富だと実感しました。この街並みを何年も何十年も守っていきたいという思いの下、市役所職員として活躍したいと考えています。

・地元以外の市役所を希望している場合
例)私は、○○市が行っている福祉支援や待機児童問題、子育てのしやすい環境づくりなどの活動に感銘を受けました。地域活性化のためにも、子どもへの支援を中心に魅力的な街づくりに貢献したいと考えています。大学4年間、生活学部で学んできた経験を活かしつつ、関心のある各政策や支援の知識を深め、一日でも早く○○市に貢献できように精進いたします。

 

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志望動機作成に必要なポイント

チェックしておくべきポイントを以下で見ていきましょう。

・市役所の仕事内容について把握しておく
・なぜ公務員を選んだのかをしっかりと明示する
・その自治体を選んだ理由、働きたい理由を盛り込む
・コミュニケーション力、柔軟性、対応力などをアピールする
・何に携わりたいかを明確にしておく(地域、防災、街づくり、福祉など)

志望動機に繋がるポイントはさまざまですが、自分にとって一番のアピール材料となる題材を明確にしておくことが大切です。
公務員は将来安定した生活をおくれる…という認識を持っている人が多いでしょう。
だからといって、面接で「安定のために公務員になりたい」などと伝えるのは避けるべき志望動機です。
安定を目的に公務員を目指している人も多い傾向にありますが、他の理由を見つけて面接試験に臨むのが理想的だといえます。

人それぞれ志望動機は異なるものです。
しかし、一番大切なのは市職員を目指すキッカケとなった熱意を伝えること。
さらに、何をしたいのか、どんな職員を目指したいのかといった目標を掲げることで、自分らしい志望動機を作成することができるでしょう。

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