自己PRで体力をアピールできる?例文10選と効果的に伝えるコツを解説

このページのまとめ

  • 自己PRで体力をアピールすると、身体能力の高さや継続力を印象づけられる
  • 自己PRで体力をアピールするときは、より具体的な別の言葉に言い換えると効果的
  • 自己PRで体力をアピールする場合は、企業が求める人物像にマッチしているか確認する

自己PRで体力をアピールできる?例文10選と効果的に伝えるコツを解説のイメージ

「自己PRで体力をアピールしてもよいのだろうか」と悩んでいる就活生もいるでしょう。

自己PRで体力を伝える場合は、企業が求める人物像とマッチしているかがポイントです。特に、体力が求められる職種では、身体能力の高さや継続力を印象づけられて高評価につながるでしょう。

この記事では、自己PRで体力をアピールする際のコツや注意点を解説しています。自己PRの例文もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

体力を自己PRにできるか相談したい

   
目 次

体力は自己PRになる?書き方次第でアピールできる

エントリーシートの自己PRで「体力」をアピールする際は、企業が求める人物像を意識した書き方がポイントです。自己PRで企業が求めているのは、「忙しくてもパフォーマンスを維持できる体力」や「大変な状況でも諦めない精神力や忍耐力」です。

志望先の企業でどのように体力を強みとして発揮できるかは、業界・企業研究などで理解できます。自己PRで体力を伝える際には、企業がどのような体力を求めているかを意識しながら工夫して伝えましょう。

企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」を参考にしてください。

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自己PRで体力をアピールすると与えられる印象

自分の強みとして体力を自己PRにしたい場合は、企業に与える印象をよく理解しておくことが大切です。

ここでは、エントリーシートの自己PRで体力をアピールする際に、どのような印象につながるかを解説します。

風邪や病気に強い健康的な体をもっている

就活の自己PRで体力をアピールすると、風邪や病気に強く健康的な印象を与えられます。

新卒で入社する学生には、休まず毎日出勤できることや長く健康的に働いてもらうことなどを求める企業も少なくありません。

普段から健康に気をつけて仕事を休まないようにするのは社会人として当たり前ですが、コロナ禍以降は社会全体で健康意識が高まっています。そのため、当たり前のことを当たり前にできる体力は評価に値するといえるでしょう。

自己PRで体力をアピールする際は、「学生時代に無遅刻無欠席だった」「学業と部活を両立していた」などのエピソードを伝えると効果的です。

身体能力の高さやスタミナがある

自己PRで体力をアピールすると、身体能力の高さやスタミナがあるイメージを与えられます。特に、引っ越し業者や建設業などの力仕事や新規開拓の営業職で評価されやすいポイントです。

たとえば、「陸上部の長距離走大会で3位に入賞した」「サッカー部に所属して毎日2時間の朝練に取り組んだ」などと伝えると採用担当者は強みをイメージしやすくなります。

具体的な数字を用いて具体的な経験を伝えると、より効果的なアピールにつながるでしょう。

継続力や忍耐力がある

自己PRで「体力に自信がある」とアピールすれば、継続力や忍耐力がある印象を与えられます。部活動や運動に取り組む人は、一般的に厳しい練習を重ねているイメージがあるからです。

仕事を続けるうえで必要なのは、体力だけではありません。ほかにも、目標に向かって努力する継続力や、大変な仕事でも諦めない忍耐力が求められます。

そのため、自己PRで体力をアピールする際は、身体的なタフさだけではなく、メンタル面の強さもあわせて伝えるとよいでしょう。

体力をアピールして忍耐力がある印象を与えたい就活生は、「忍耐力を言い換えると?自己PRやガクチカのアピール方法を例文付きで紹介」も参考にしてください。

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自己PRで体力をアピールする文章の基本構成

自己PRで体力を効果的にアピールするためには、文章の基本構成を意識するのがポイントです。以下で、就活生が自己PRを作成する際に押さえておきたい文章の構成について解説します。

最初に体力が強みであると簡潔に伝える

体力をアピールする場合に限らず、自己PRでは冒頭で強みを簡潔に伝えましょう。冒頭で強みを伝えずに、エピソードを話し始めてしまうと、採用担当者は要点が掴めず何が伝えたいのか分からないままになってしまう可能性があります。

具体的には、「私の強みは、△△できる体力です」「私は、体力に自信があります」などと、1文目でアピールしてください。

冒頭で強みを伝えると、採用担当者はこれから就活生が何について話すのか理解できるため、内容に集中しやすくなります。

体力に自信があることを裏付けるエピソードを伝える

冒頭で強みを伝えた後は、その強みを裏付けるエピソードを述べましょう。自己PRで「体力に自信があります」とだけ伝えても、根拠がなければ説得力に欠けてしまいます。

就活で体力をアピールする場合には、以下のように、学生時代に体力を発揮した経験や体力をつけるきっかけになったエピソードを述べてください。

「学生時代に瓦礫を撤去する復興支援のボランティアに参加し、家屋の重たい瓦礫を運んでいました」
「所属する野球部で試合に負けたときに、自分には体力が足りていないと気づいたため、毎日トレーニングを継続しました」

採用担当者は、自己PRを通して就活生の強みだけではなく、価値観やポテンシャルなどを知りたいと思っています。そのため、根拠となるエピソードは「なぜ体力をつけたのか」「体力をどう活かしたのか」「体力をつけた結果何を得たのか」など、具体的に伝えましょう。

体力を仕事でどう活かすか伝える

自己PRの最後には、強みである体力を仕事でどう活かすかを伝えます。企業が求めているのは、入社後に活躍してくれる人材です。そのため、ただ体力があるだけでは評価につながりません。

志望先の企業においてどのような業務で体力が求められているのか、事前に把握しておきましょう。体力を仕事でどう活かすのか伝えると、採用担当者は就活生が実際に働く姿をイメージしやすくなります。

入社後のビジョンを伝えられると、企業の業務内容への理解度や将来を見通す力などのアピールにもつながります。

効果的な自己PRの書き方については、「自己PRは構成が大事!企業に評価される書き方や伝え方を解説します」も参考にしてください。

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自己PRで体力をアピールする際のポイント

エントリーシートの自己PRでは、「体力」をより具体的に表現できるとほかの就活生との差別化につながります。

内定を獲得するためにも、以下のポイントを参考に、自己PRを作成してください。

体力を別の言葉で言い換える

自己PRで体力をアピールする場合は、別の言葉に言い換えて伝えるのも効果的です。部活動やサークル活動をしていた学生を中心に、体力を強みとしてアピールする就活生は珍しくありません。

そのため、「体力がある」とそのまま伝えても採用担当者の印象には残りにくいでしょう。たとえば、体力は以下のような言葉で言い換えられます。

・元気がある
・タフさがある
・精神力が強い
・忍耐力がある
・集中力がある
・スタミナがある
・根性がある など

体力を具体的な言葉で言い換えると、ほかの就活生との差別化にもつながるでしょう。

困難を乗り越えた経験を伝える

自己PRで体力をアピールする際は、困難を乗り越えた経験を伝えると効果的です。困難を乗り越えた経験を伝えることで、体力だけでなく、「課題発見能力」や「問題解決能力」をアピールできます。

一般社団法人日本経済団体連合会による「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(5p)」でも、企業が大卒者に特に期待する能力として80.1%の企業が「課題設定・解決能力」を挙げました。

強みである体力と関連するエピソードを伝えるだけでは、ありきたりな自己PRになりがちです。ほかの就活生と差別化するためにも、下記のように、体力を発揮してどのように困難を乗り越えたのか伝えましょう。

「学生時代のゼミの実験でなかなか満足のいく結果が得られなかったが、持ち前の忍耐力を発揮し少しずつ数値を変えながら実験を続けることで、最終的に期待する結果を得られました」

何かに挑戦したときには、必ず何か問題が生じるはずです。どのような問題を見つけ、どのように対処したか伝えられると、より効果的に体力をアピールできます。

エントリーシートの作成に役立つ効果的なエピソードの書き方については、「就活で自分のエピソードはどう伝える?伝え方のコツや注意点を解説」を参考にしてください。

参照元
一般社団法人日本経済団体連合会
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果

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自己PRで体力をアピールする際の注意点

自己PRで体力をアピールする際は、採用担当者に「体力だけしかない」と思われないように伝えることが大切です。

エントリーシートの自己PRでは、以下を参考に、体力をどうアピールするか工夫してください。

企業が求める人物像を理解する

自己PRで体力を強みとして伝える際は、体力を必要とする職種でアピールしてください。体力があまり必要とされない仕事を志望している場合に体力をアピールしても、高評価にはつながりません。

たとえば、デスクワークの多い事務職や内勤の営業職の仕事では、体力はあまり必要ないでしょう。一方で、配送ドライバーや外回りの多い営業職などは、体力があるほうがパフォーマンスの向上が期待できます。

業界・企業研究を通して志望先の企業がどのような人材を求めているか確かめたうえで、体力をアピールしましょう。

企業研究の具体的なやり方については、「就活を円滑に進める「企業研究」って?ポイントを解説!」を参考にしてください。

体力だけをアピールしない

体力をアピールする際は、体力だけを強みにしないようにしましょう。体力だけをアピールする場合、採用担当者に「体力以外に強みはないのか」「どのような場面で強みを発揮できるかイメージできない」と思われる可能性があります。

具体的には、「体力と行動力を活かして主体的に仕事ができる」「つらいときでも努力する精神力と体力がある」などのように、ほかの強みと組み合わせてアピールすると効果的です。

企業によっては、体力だけではアピールが足りないと判断されかねません。エントリーシートの作成にあたってほかの強みが見つからないと悩んでいる就活生は、「「強み」ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる「強み」の発見法」を参考にしてください。

頭で考えるのが苦手な印象を与えないようにする

自己PRで体力をアピールする際は、頭で考えるのが苦手な印象を与えないように注意しましょう。なぜなら、何も考えずに行動する人だと思われると、「入社後もミスやトラブルが多いのでは」と懸念されてしまうからです。

自ら行動する積極性や主体性は、さまざまな仕事で必要とされる資質です。自己PRでは、体力だけではなく、主体的に考えて行動できる人材であると伝わるように工夫してください。

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自己PRで体力をアピールするのに向いている仕事

自己PRで体力をアピールするのに向いているのは、主に体を動かす仕事です。

実際に、体力に自信がある就活生のなかには、体を動かす仕事に就きたいと考える人も多いでしょう。下記に当てはまる就活生は、体を動かす仕事に向いているといえます。

・体を動かすのが好きで夢中になれる
・デスクワークに苦手意識がある
・同じ場所で黙々と作業するのがあまり好きではない

どれほどの体力が求められるか、専門的な知識が必要かなどは、職種や仕事内容によってさまざまです。たとえば、下記のような仕事であれば、効果的に体力をアピールできます。

・外回りの営業職
・アパレルなどの販売員
・工場勤務の作業員
・建設関係の現場監督・施工管理
・配送ドライバー
・メンテナンススタッフ
・スポーツインストラクター
・保育士・幼稚園教諭
・介護士
・看護師
・警察官
・消防士 など

体力に自信がある人は、どちらかというと決められた場所で同じ作業を続けるよりも、体を動かしながらできる仕事のほうが向いているでしょう。

自分に合った仕事を見つける方法については、「就活中に絶対知るべき職種の種類!自分に合った職業を見つける方法も解説」も参考にしてください。

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経験別|自己PRで体力をアピールする例文7選

自己PRで体力をアピールする際は、部活動やサークル活動に限らず、ゼミやアルバイトでの経験を伝えてもよいでしょう。

ここでは、自己PRで体力を伝える際の例文を経験別に7つ紹介します。

1.部活動|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、周囲と協力して一つのことを成し遂げる精神力の強さです。

大学では吹奏楽部に所属し、トランペットのパートリーダーを務めています。吹奏楽部は運動系の部活ではありませんが、演奏するには体力や肺活量が必要です。大学3年でパートリーダーを任されたとき、吹奏楽部は8年前に全国大会に出場したのを最後に、地区予選での入賞を逃している状況でした。そこで、1年後の全国大会出場を目指して私たちに足りないものは何か考え、トランペットを担当する部員だけで、全体練習とは別に毎日大学の周りを2周走り、腹筋を50回すると決めて取り組みました。

目標達成のために明確なビジョンを共有し、努力し続ける姿勢は吹奏楽部全体に影響を与えました。厳しい練習を積み重ねたおかげで、地区大会では納得のいく演奏ができ、見事に全国大会出場の切符を手にしました。

この経験から、私は仲間と挑戦し続けることで、一人では実現できない成果を得られると感じました。貴社に入社後も、営業としてチームをまとめて売上アップに貢献していきたいと考えます。

2.サークル|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、よりよい結果を求めて努力し続けられる体力です。

私は中学生の頃から陸上を続けており、大学に入ってからはマラソンサークルに所属して長距離走に取り組んできました。もともと病弱な体質を改善しようと陸上を始めたのですが、今では一年を通して風邪もひかない体力が身につきました。所属するマラソンサークルでは、毎年2週間の夏合宿に参加し、厳しいトレーニングをこなしています。

長距離の練習はとても厳しく、自分の限界を超えなければならない場面が多くありました。つらいときでも、一緒に頑張る仲間と励まし合いながら練習を続け、大学3年のときにはサークル内のフルマラソンの記録を10年ぶりに更新しました。

この経験から、よりよい結果を求めて努力できる体力は、貴社の現場での仕事にも活かせると考えます。入社後も陸上で培った体力を武器に、チームで協力して生産性の向上に貢献していきます。

3.ゼミ|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、決めたことを最後までやり切る体力です。

私は大学で△△を研究するゼミに所属していました。ゼミでは研究テーマに沿ってチームを作り、全国規模のビジネスプランコンテストに挑戦するのが通例になっています。私たちは2度の応募で書類選考を通過できず、「必ず全国大会に出場する」と目標を掲げて最後の挑戦をしました。1ヶ月後のエントリーに向けて毎日6時間ほど協議を重ねていたところ、提出期限の1週間前に私たちが考えていたビジネスプランがすでに事業化されていると教授から知らされました。

限られた時間で再検討しなければならず、焦りもありましたが、ほかのゼミにも協力してもらいながら最後まで諦めずに新しい提案書を仕上げました。その結果、全国大会出場は叶わなかったものの、私たちの提案書が審査員の目に留まり、地元企業と協力して事業化することに決まりました。

貴社に入社後も、どのような状況でも最後までやりきる体力を活かして、事業の発展に貢献していきたいと考えます。

4.アルバイト|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、高いパフォーマンスを維持して働ける体力と自己管理能力です。

私は大学時代、ケーキ屋でアルバイトをしていました。私はケーキの販売を担当していましたが、雑誌で紹介され1日あたりの来店者数が3倍ほどになったのをきっかけに、前日の仕込みを手伝うようになりました。前日の仕込み作業は夜中の0時まで続き、朝の9時には開店です。大学の講義を受けながらアルバイト先での仕込みを手伝うのに、最初は睡眠時間が足りない状態が1週間続きました。

しかし、いつか限界に達すると感じ、私には何時間の睡眠が必要なのか、学業に支障がない範囲でどれだけ働けるのかを把握するよう努めました。具体的には、自分のキャパシティを超えないスケジュールをアルバイト先と共有したうえで、できる限りシフトに協力し、今でもセルフマネジメントを目的に自分の体と心の状態を記録し続けています。

貴社に入社後も、高いパフォーマンスを維持するためにセルフマネジメントを徹底し、自ら成長し続けることで、さまざまな事業に参画していきたいと考えます。

5.インターンシップ|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、何事にも粘り強く取り組める体力と忍耐力です。

私は大学3年の夏休みにメーカーのインターンシップに参加し、生産現場の最終工程である品質管理の業務を経験しました。具体的には、生産機の横でスタンバイして製品を測定したり、トラブル発生時には各工程の現場へ行って意見を聞いたりする業務が中心でした。

客先への納期が決められているなかで、問題が起こればその度に現場を動き回る必要があり、緊張感のある状況が続く日もあります。そこで、私は時間を無駄にしないために、先輩社員の動きや周囲とのコミュニケーションの取り方を見よう見まねで身につけました。

この経験から、厳しい状況でも粘り強く取り組んでいるうちに、周囲の協力が得られるようになると実感しました。貴社に入社後も、自ら考え、諦めずに努力を続けることで、より多くの顧客に商品を届けていきたいと考えています。

6.ボランティア|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、自ら考え率先して動ける行動力と体力です。

私は大学2年生のときに、地震で被災した地域のボランティアに参加しました。被災から1ヶ月後の現地へ到着したときは、予想を遥かに超える瓦礫の山を目の当たりにし、何から始めたらよいのか分からない状況でした。そのとき、私は炊き出しの準備ならすぐにでも手伝えると考え、受け入れ団体の職員の方に声をかけました。瓦礫も撤去にも人手が必要な状況でしたが、教えてもらうのを待って慣れない作業をするよりも、できることをしたほうが、地域の方にも安心してもらえるだろうと考えたからです。

炊き出しの手伝いを終え、瓦礫撤去の作業を手伝おうと避難所から外に出るとき、高齢者の方から呼び止められ、「美味しい食事を本当にありがとう」と言われました。このとき、自ら考えて行動したことが少しでも役に立ったのではないかと感じられました。

この経験を活かし、貴社でも、顧客が抱えている課題やトラブルを迅速に解決するために、私の強みである行動力と体力を役立てられると考えています。入社後は、主体的に行動し貴社の発展を支える人材として成長を続けていきます。

7.趣味|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、つらいときでも諦めない精神力と体力です。

私の趣味は、ロードバイクでのツーリング旅行です。大学1年生のときに、ツーリングで日本を周りたいと思い、毎年夏休みになると1ヶ月間の旅行に出かけました。私は毎回旅に出る前に走る距離をすべてスケジュールに落とし込み、北は北海道、南は沖縄まで、3年間で全国47都道府県をツーリングで周りました。ロードバイクで走っていると、途中でタイヤがパンクしたり悪天候に見舞われたりして、目的地に予定通り到着できないときもありました。しかし、自分で決めたことは絶対諦めないと固く決意し、スケジュールをリカバリしながら計画通りに旅行を続けました。

何度も諦めそうになる場面がありましたが、自分の体調を管理しながら、大学生のうちに日本全国をツーリングで周るという目標を達成できました。この経験から、私はつらいときでも工夫して行動し続けることで道は開けると学びました。

貴社に入社後も諦めずに行動を続けられる精神力と体力を活かし、新規顧客の開拓に貢献していきたいと考えます。

体力に限らず、ほかの強み・長所別の自己PRも参考にしたい就活生は、「就職活動の自己PR例文18選を紹介!書き方や高評価につながるコツも解説」で詳しく解説しています。

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職種別|自己PRで体力をアピールする例文3選

志望する職種によっては、志望動機で仕事内容に深く関連するエピソードを伝えられるとより効果的です。

ここでは、職種別に自己PRで体力を伝える際の例文を3つ紹介します。

1.営業職|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、無遅刻・無欠席のタフさと誰とでも友好関係を築けるコミュニケーション能力です。

私は、大学でラグビー部に所属しており、3年間厳しい練習を積んできました。また、学業と両立しながら、無遅刻・無欠席を達成しています。所属していたラグビー部では、チームワークを大切に日々練習に取り組んでいますが、大人数をまとめるのは難しく、チーム内で対立してしまうこともありました。

大学3年でチームのリーダーを任されたとき、最初に直面した課題がチームをまとめることでした。私は一人ひとりと向き合い、何度も話し合いを重ねた結果、バラバラだったメンバーを1つのチームにまとめることができました。この経験を経て、部活動を引退した今でも、部活のメンバーとは友好な関係を築いています。

貴社に入社後も、自分の体力・コミュニケーション能力を武器に、担当エリア中のお客さまに貴社のサービスを知ってもらえるよう、精力的に活動していきたいと考えています。

2.看護師|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは、部活動で培った何事にも粘り強く取り組める体力と忍耐力です。

私が所属していたバスケットボール部は人数が多く、レギュラーを勝ちとるには厳しい練習に耐えながら、実力を身につける必要がありました。入部当初、私は実力がなく試合中はいつも応援席にいました。それがとても悔しく、必ずレギュラーになると決め、粘り強く練習に取り組みました。具体的には、毎日練習後に1時間、苦手とするシュート練習を2年間続けました。

その結果、実力が認められ、大学3年のときに念願のレギュラーに選ばれました。私がこの経験で学んだのは、諦めずに粘り強く取り組むことの大切さです。

貴社の夜勤を含む変則的な勤務については、学生時代に身につけた体力と粘り強さを活かせると考えています。また、私には、利用者様一人ひとりに丁寧に対応できるタフさがあります。入社後は、貴社の介護事業を支える一員として活躍していきたいと考えています。

3.保育士|体力をアピールする自己PR例文

私の強みは部活動で身につけた体力と、子どもたちに水泳を教えていた経験です。

私は水泳部に所属しており、競技は小学生の頃から続けています。大学2年で部内の選考会で1位になり、大会のメンバーにも選ばれました。大学でも週に5日の練習を3年間続けていたので、体力に自信があります。

また、部活動とは別に、ボランティアで子どもたちに水泳を教えています。初めて水泳を体験する子どもも多く、すぐに泳げるように教えてあげられないもどかしさを抱えながらも、何度も根気強く教える大切さを学びました。

私は運動や遊びを通じて、子どもたちに体を動かす楽しさや健康の大切さを伝えられる保育士になりたいと考えています。水泳で得た体力と、子どもたちへのボランティア経験を活かし、貴園に貢献したいと考えています。

保育士を志望する際のエントリーシートの書き方については、「保育士の自己PR例文13選!アピールすべき長所とまとめ方・注意点を解説」も参考にしてください。

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自己PRで体力をアピールして内定を獲得したいあなたへ

自分の強みである体力を自己PRでアピールしたいと考えても、「具体的なエピソードが思い浮かばない」「体力をどう表現したらよいのか」などと悩む就活生も多いでしょう。

自己PRで体力をアピールするには、ほかの強みと組み合わせるなど、書き方を工夫する必要があります。エントリーシートの書き方に自信がない場合は、就活エージェントへの相談がおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで自己PRの作成をサポートしています。効果的なエントリーシートを作成して周囲と差をつけるためには、客観的な視点が不可欠です。

自己PRで体力をアピールするのに自信がない就活生は、ぜひ気軽に相談してみてください。

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