就活の茶髪は一体どこまで許されるのか

このページのまとめ

  • 茶髪に対する採用担当者の意見はさまざま
  • 業界によって茶髪への許容度が違う
  • 黒髪にするタイミングで多いのはインターンや会社説明会前
  • 就活の茶髪はレベル7以下が目安

見た目はその人の印象を決める重大要素。特に採用活動では、髪形や服装から常識や礼儀が判断されます。
外見の印象をアップして高評価を狙うのは、就活における基本の戦法。
今回のコラムでは見た目を大きく左右する「髪の色」について詳しく解説していきます。果たして茶髪はどこまで許されるのでしょうか?

 

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就活で茶髪は許されるのか

「就活の時は黒髪」という人は多いですが、一部には茶髪のまま就職活動をスタートする学生もいます。
「茶髪はマイナス評価されるのではないか」という意見がある一方で、どうして茶髪で就活しようと思うのでしょうか。
茶髪で就活する人の理由で多いのは、「そこまで明るくないから」というもの。茶髪でも黒に近い自然な色合いであれば、就活にそれほど影響はないと考える人がいるようです。
また、「髪色にこだわりがあるから」「黒髪は自分らしくないと思った」という理由で黒髪にしなかった人も。
中には「生まれつき茶髪だから」という理由もあり、就活のためにわざわざ黒髪にするのに抵抗がある人は一定数いるようです。

茶髪に対する見解は採用担当者の中でも分かれており、「黒髪が好ましい」という声もあれば、「落ち着いた色であれば茶髪でも問題ない」「髪色より人物を重視している」という意見もあります。
ただし、茶髪が許容される場合もあくまで落ち着いた色合いが条件にされることが多く、派手な茶髪、ましてや金髪などの髪色は許容されないと考えましょう。

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業界によって髪色の許容範囲が違う

茶髪に対する許容度は業界によっても違うため、どうするか迷った場合は志望先の雰囲気を見極めましょう。
ここでは参考までに、茶髪が許容される業界・そうではない業界の例を挙げてみました。

比較的茶髪が許容される業界

個性やセンスが問われるアパレル業界や美容業界は、ほかの業界に比べて髪形や髪色、服装などの自由度が高い印象があります。
企業によってはセンスを見るために私服面接を指定する場合もあるので、そういった時は自然な色合いの茶髪であれば問題ないかもしれません。
ほかには、考え方が柔軟なIT企業やベンチャー企業などでも茶髪が容認されることがあるようです。

茶髪を避けた方がいい業界

公務員や銀行、金融、医療といった「堅い」といわれる業界では、茶髪は避けるのが無難。堅い業界は身だしなみに厳しいことが多く、外見的な要素が不採用に直結する可能性が考えられます。
顧客からの信頼を重視する企業が求めるのは、誠実で信頼できる人材。もちろん髪色で人間性が決まるわけではありませんが、第一印象の悪い学生は不利になっても仕方がありません。

茶髪の許容度は業界や企業によって異なりますが、いずれにしても派手な印象のある茶髪はマイナスイメージ。「TPOが守れない」と判断され、減点される可能性が高くなります。
自分の髪色がOKラインか迷った時は、応募先の企業の雰囲気を見極めるのも1つの方法。企業理念や社風を調べた上で、髪色の自由度がどれくらいか判断しましょう。

「それでも迷う」という人は、いっそこだわりを捨てて黒髪で就活するのがおすすめです。そうすれば、面接官にどう見られるか気にすることなく堂々とできますし、もし面接に落ちた時に「髪色のせいではないか?」と後悔しなくてすむでしょう。
黒髪はどんな企業でも通用する髪色なので、安心して就職活動を進められます。

 

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黒髪にするタイミングと明るさのレベル

黒髪にするタイミングで考えられるのは、インターンや会社説明会の前。就活が本格化するのはエントリーが開始する3年生の3月ですが、それより前にインターンやOB訪問をする場合、余裕もって黒髪に染め直すのが良いでしょう。
インターンや会社説明会は選考ではありませんが、企業によっては実施中に学生を評価している場合があるので、髪色をはじめとする身だしなみには気を配る必要があります。

ここで注意したいのは、明るい髪色の人がいきなり黒髪に戻すこと。一度に染めようとすると不自然なほど真っ黒になってしまうので、まずはレベル7くらいの明るさに抑えるのが良いでしょう。
就活での茶髪は許容されるとしてもレベル7程度が目安。レベル8以上は派手な印象になってしまうので避けてください。
髪を染め直す時は手軽に自宅で行っても良いですが、きれいに仕上げたいならやはり美容室がおすすめです。

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髪形にも気を配ろう

就活では髪色に加えて髪形の印象も大切です。
例えば、前髪が顔にかかると表情が暗く見えるので気をつけてください。男女別の髪形のアドバイスを解説します。

女性の髪形アドバイス

前髪は眉毛の上あたりで切りそろえるか、目にかかる場合は横に流したりオールバックにしたりしましょう。
女性の就活ヘアスタイルの定番は、ポニーテール・ハーフアップ・シニヨン。ポニーテールとシニヨンはすっきりとした印象に、シニヨンは女性らしい柔らかな印象に仕上がります。
もちろん髪を結べないショートヘアやボブの人は下ろしたままでもOK。顔を明るく見せるため、髪を耳にかけるようにしてください。
お辞儀をする度に乱れた髪を整えるのはせわしなく、髪を手で触るのは清潔感がない印象になってしまいます。耳にかけた髪はピンなどで留め、お辞儀をした時に髪が落ちてこないように工夫しましょう。

男性の髪形アドバイス

眉毛が見えると意思が伝わりやすくなるので、前髪は短くするか、オールバークや横に流れるようにセットします。男性も女性と同じく耳が見えると顔が明るく見えるので、もみあげは短く整え耳にかからないようにしてください。また、襟足も長くなり過ぎないように気をつけましょう。
ヘアスタイルを整える時は、軽く髪を濡らしてワックスをつけると髪形が決まりやすくなります。ただし、前髪にワックスをつけすぎるとべったりと清潔感がない印象になるので要注意。就活のヘアスタイルは清潔感を第一に考えましょう。


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