このページのまとめ
- 就活で妥協をすると、就職先が決まったり解放感が得られたりするメリットがある
- 志望先の企業を妥協するなら、大手企業だけではなく中小企業も選択肢に入れるとよい
- 就活において自分なりの妥協点を見つけるには、希望条件に優先順位をつけることが大切
就活では、なかなか内定がもらえなかったり、プレッシャーが続いて精神的にも肉体的にも疲れてしまったりするなど、妥協をしたくなる場面が少なくありません。
妥協をするかしないか検討する際は、自分なりの優先順位を明確にすることが大切です。
この記事では、就活で妥協をするメリット・デメリットから、後悔しないためのポイントや注意点までを解説します。妥協点を見つける方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。
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- 就活で妥協する=失敗ではない
- 就活において妥協を考える瞬間
- 第一志望の企業が不採用だったとき
- 内定を獲得できたとき
- 就活の忙しさで疲れてしまったとき
- 就活で妥協をすることによる3つのメリット
- 1.就職先が決まる
- 2.就活からのプレッシャーがなくなる
- 3.自分に合った企業に出会える可能性がある
- 就活で妥協をすることによる3つのデメリット
- 1.就職した企業に不満を感じる可能性がある
- 2.新卒カードを活かしきれない
- 3.就活の結果に対する納得感を得にくい
- 就活において妥協している学生は多い
- 就活で妥協するか迷ったときに確認したいポイント5選
- 1.仕事の待遇面はどうか
- 2.大手企業か中小企業か
- 3.秋・冬採用を検討できないか
- 4.そもそも就職するかどうか
- 5.信頼できる人に相談したか
- 就活で妥協点を見つけるための3ステップ
- 1.自己分析を通して条件を書き出す
- 2.優先順位をつける
- 3.自分が妥協できるラインを決める
- 就活で妥協をして後悔しないための注意点
- 自分が本当にやりたいことは妥協しない
- 不安な気持ちや懸念点を見落とさない
- 一時的な感情だけで判断しない
- 就活の妥協について悩んでいるあなたへ
就活で妥協する=失敗ではない
就職活動の難しさに直面し、「妥協したほうがよいのでは」と考えている就活生も多いでしょう。「妥協」と聞くと、「就活をあきらめる」「就活に失敗する」といったマイナスのイメージを抱く方もいますが、必ずしもそうとは限りません。
自分に合った妥協点を見つけられると、就職活動がスムーズに進んだり、内定獲得につながったりします。大切なのは、何をどこまで妥協できるか、譲れない条件は何かなど、自分なりの基準で企業選びをすることです。
こだわりや信念を持って就職活動に取り組むことも素晴らしいですが、こだわりが強すぎても、なかなか思うように就職先が決まらない可能性があります。就活を成功させるためには、妥協をするメリットとデメリットを把握したうえで、後悔しない選択をしなければなりません。
就職活動で後悔しないための対処法については、「就職先に後悔したらどうする?原因と対処法を解説」もご覧ください。
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就活において妥協を考える瞬間
就職活動中に妥協をすべきかどうか考えるのはどのようなときでしょうか。
ここでは、就活において妥協を考えがちなシチュエーションを解説するので、自分の状況に当てはめて考えてみてください。
第一志望の企業が不採用だったとき
就活で妥協を考える場面として最も多いのが、第一志望の企業の選考に落ちてしまったときです。
特に、第一志望が有名企業や大手企業などの場合は、就活生からの人気が高くてライバルが多いため、選考を通過する難易度は高まります。多くの学生が第一志望の企業に焦点を当てて就活を始めており、不採用になってしまったのをきっかけに妥協を考える学生が多いようです。
内定を獲得できたとき
就活で妥協を考える場面として、第一志望ではない企業から内定を獲得したときも挙げられます。
たとえ第一志望の企業ではなくても、応募した別の企業から内定をもらって安心する就活生は多いでしょう。ひとまず就職先が決まった安心感から、このまま就活を終わらせたいと「妥協」の気持ちが先立つケースも少なくありません。
就活の忙しさで疲れてしまったとき
就活の忙しさで疲れを感じているときも、妥協を考えるきっかけの一つです。就職活動中はやることが多く、基本的に忙しいものだといえるでしょう。
・履歴書やエントリーシートの作成
・説明会への参加
・面接対策 など
毎日のハードスケジュールで精神的にも肉体的にも疲労が溜まると、「早く終わらせて就活から解放されたい」という気持ちから、妥協をしようか考えがちです。
就活における疲れを感じないための工夫については、「就活に疲れたときの対処法8選!疲れないための就活への向き合い方も解説」をご覧ください。
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就活で妥協をすることによる3つのメリット
就活では、妥協をすることで満足のいく結果につながる可能性もあります。
ここでは、就活で妥協をする主なメリットを3つ解説するので、迷っている方は参考にしてください。
1.就職先が決まる
就活で妥協をして得られる大きなメリットは、就職先が決まることです。
大手に絞った企業選びを見直したり、仕事に求める条件を妥協したりすると、応募できる企業の幅が広がります。その結果、より多くの企業に応募できて、内定をもらえる可能性が高まるでしょう。
企業からの内定が一社でもあれば、卒業後の進路が決まらないといった不安を解消できるはずです。そのため、企業選びの基準を妥協してでも、内定をもらえるメリットは大きいといえます。
2.就活からのプレッシャーがなくなる
プレッシャーから解放されるのも、就活で妥協をするメリットの一つです。就職活動中は、忙しさや緊張によるプレッシャーで、早く内定をもらって就活を終えたいと考えている方も多いでしょう。
就活がうまくいかないと、学業やプライベートに集中できなくなったり、落ち込んで体調を崩したりするケースも少なくありません。就活のプレッシャーや悩みから解放されると、残りの大学生活を穏やかな気持ちで楽しめるはずです。
3.自分に合った企業に出会える可能性がある
就活で妥協をすると、結果的により自分に合う仕事に出会える可能性も考えられます。
どの企業に入社しても、自分に合った仕事かどうかは実際に働いてみなければ分かりません。第一志望の業界や職種ではなくても、入社後に「自分に合っている」と感じられる企業もあるはずです。
また、たとえ入社してすぐは苦手だったことでも、長く仕事を続けてみてやりがいを感じられるケースも少なくありません。就活で妥協をした場合でも、将来的に満足のいくキャリアの実現につながる可能性も十分考えられます。
早期内定をもらうメリットについては、「早期内定を目指すメリットは何?内定に向けてのポイントも解説!」も参考にしてください。
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就活で妥協をすることによる3つのデメリット
次に、就活で妥協をするデメリットを3つ解説します。
就活で妥協をするかどうか検討するときは、デメリットも理解したうえで、後悔しない選択をしてください。
1.就職した企業に不満を感じる可能性がある
就活で妥協をした点が、入社後に不満に変わってしまう可能性も考えられます。たとえば、妥協して入社した企業の仕事内容にやりがいを感じられなかったり、社風が合わないと感じてしまったりするケースです。
仕事に対して不満を感じるようになると、モチベーションが下がって昇格や昇給できず、悪循環に陥ってしまう可能性もあります。結果として、早期離職にもつながりかねないため、就職で妥協したことを後悔してしまうでしょう。
2.新卒カードを活かしきれない
就活で妥協をするデメリットとして、新卒ならではの貴重な機会を活かしきれない点が挙げられます。新卒の一括採用が主流の日本では、就活において新卒であることが非常に有利になる傾向です。
そのため、「入社して数年働いたら転職すればよい」と安易に考えるのはおすすめできません。通常、中途採用にあたっては転職者に相応のスキルや実績を求める企業も多いため、新卒のときと同条件で就職先が決まるとは考えにくいでしょう。
就職して3年以内であれば第二新卒として扱う企業もありますが、対応は企業によってさまざまです。新卒は転職者と比べて、より幅広い企業に就職できるチャンスがあると念頭において、妥協するかどうか決めるとよいでしょう。
新卒カードについて詳しく知りたい方は、「新卒カードが最強って本当?メリットや就活のポイントを解説!」をご覧ください。
3.就活の結果に対する納得感を得にくい
就活で妥協をするデメリットとして、結果に対する納得感を得にくい点が挙げられます。企業選びを妥協して早く就職先が決まっても、「この企業で本当にやりたい仕事ができるのか」と悩み続ける就活生も珍しくありません。
最後までチャレンジを続けなかったことや、本当にやりたい仕事にこだわらなかったことなどを、いつまでも引きずってしまうケースも考えられます。特に、妥協して就職先を決めたことに負い目を感じている場合は、後悔が残る可能性が高いでしょう。
時期によって、就活はやり直しがききません。妥協をして後悔しないためにも、よく検討してから決めるようにしてください。
「どこでもよい」といって就活をするリスクについては、「就活の「どこでもいい」は危ない!発生するリスクや対処法を解説」で詳しく解説しています。
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就活での妥協についてのキャリアアドバイザーからのアドバイス
やりたくない仕事や合わない企業を選んでしまった場合でも、途中からキャリアをやり直すこと自体は不可能ではないですが、あなたの叶えたい将来像に対して遠回りになってしまうことが多いです。就活の時点で「やりたいこと」が見つかっていない場合でも、「こんな生活をしたい」「こんな気持ちで働きたい」などの理想像はきっとあるはずです。その理想像から遠ざかってしまう可能性が高いため、妥協して企業を選ぶことにはデメリットがあるのです。
「プライベートを重視するから仕事はなんでも良い」と考える就活生もいます。しかし、これからの人生の半分以上を仕事に費やす人が多いため、そのマッチ度が低いと思ったよりも心理的・身体的に負担になるものです。プライベートを重視したい人ほど、仕事や企業とのマッチ度を大切に就活を進めましょう。
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就活において妥協している学生は多い
就活において、第一志望の企業から内定をもらうハードルは高く、実際に妥協をして就職先を決めている学生も少なくありません。
株式会社リクルートの研究機関・就職みらい研究所の「『就職白書2023』2023年卒の就職・採用活動の振り返りと、2024年卒の採用見通しを調査(3p)」によると、2023年卒の学生のうち、約4割が就活開始当初の第一志望群ではない企業への入社を予定しているという結果でした。
なお、2021年卒は約5割、2022年卒も4割を超える学生が、第二志望以下の志望群や志望していなかった企業へ入社しています。
引用元:就職みらい研究所「『就職白書2023』2023年卒の就職・採用活動の振り返りと、2024年卒の採用見通しを調査(3p)」
就活では、すべての学生が必ずしも希望の企業に入れるわけではありません。なお、就活を進めていくなかで、企業選びの軸や志望する業界などが変わるケースも考えられます。
就活では、「何のために妥協をするのか」といった目的が明確になっていれば、「妥協してよかった」と感じられる瞬間もあるはずです。
就職活動の仕事選びで後悔したくない方は、「仕事選びで後悔しないためにはどうする?選び方のコツや準備を解説」も参考にしてください。
参照元
株式会社リクルート 就職みらい研究所
『就職白書2023』 2023年卒の就職・採用活動の振り返りと、2024年卒の採用見通しを調査
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就活で妥協するか迷ったときに確認したいポイント5選
ここでは、就活で妥協するかどうか迷ったときに確認すべきポイントを5つ解説します。
就活において、人それぞれで妥協できる点とできない点があるはずです。「譲れない条件は何か」「どうしたら選択肢を広げられるのか」を考えながら、自分なりの妥協点を探してみてください。
1.仕事の待遇面はどうか
就活において、仕事の待遇面はある程度妥協できるケースが多いといえます。なぜなら、給料や休日などの条件は就業年数によって変わる可能性があるほか、場合によっては転職することで解決できるからです。
企業選びをするうえで、「年間休日は多いほうがよい」「△△円以上の給与が欲しい」など、待遇面にこだわる就活生も多いでしょう。一方で、自分が希望する条件すべてが揃う求人を見つけるのは難しいといえます。
将来のキャリアを見据えて必要なスキルや経験が得られる企業であれば、待遇面や条件を多少妥協するのも悪くないでしょう。条件を妥協して応募する企業の幅が広がると、内定を獲得するチャンスが増えるはずです。
2.大手企業か中小企業か
大手企業から中小企業へ志望先の幅を広げようと、妥協を検討している就活生も多いでしょう。大手企業か中小企業かで悩んでいる場合は、妥協をする前に、なぜ大手企業を志望しているのか理由を明確にする必要があります。
大手企業のネームバリューに惹かれて応募する就活生も多く、知名度が高い人気企業ほど、選考を勝ち抜くのは容易ではありません。
大手企業に限らず、中小企業やベンチャー企業のなかにも福利厚生や待遇面がよい優良な会社もたくさんあります。内定獲得の可能性を高めるためには、大手企業にこだわる理由を明確にしたうえで、企業選びの幅を広げられるとよいでしょう。
3.秋・冬採用を検討できないか
どうしても第一志望の企業を諦めきれない場合には、秋採用や冬採用を狙ってみるのもおすすめです。最近では、通年採用を行っている企業も増えており、春から夏にかけて一括採用をしたあとに、追加で人員を募集している大手企業も少なくありません。
しかし、秋・冬採用は春・夏採用と比べて採用人数が少ない場合がほとんどです。そのうえ、内定をもらえていない就活生のほかに、公務員志望の学生や留学帰りの学生など、優秀なライバルも増えるでしょう。
秋・冬採用で内定を勝ち取るためには、より徹底した事前準備が必要になる点を念頭に入れておく必要があります。
冬採用について詳しく知りたい方は「冬採用攻略法!夏・秋採用との違いや内定獲得へのポイントを解説」を参考にしてください。
4.そもそも就職するかどうか
どうしても就活で妥協ができない場合には、新卒としての就職そのものを考え直してみてもよいでしょう。
納得のいく就職が難しそうなら、留年をしたり卒業後に就活をしたりすることも可能です。また、就職に限らず、進学や留学といった選択肢も考えられます。
周囲が就活をしているからといって、必ず新卒で就職しなければならないわけではありません。就活には正解がないからこそ、自分が本当に納得できる進路を考え直してみてもよいでしょう。
卒業後の進路選択として、就職浪人について詳しく知りたい方は、「”就職浪人とは?”知っておくべき就活の選択肢について」をご覧ください。
5.信頼できる人に相談したか
就活の妥協点について悩んでいる場合は、信頼できる人に相談したり就活のプロの力を借りたりしてもよいでしょう。
・家族
・アルバイトやサークルの先輩
・大学の教授
・大学のキャリア
・就活エージェント など
自分一人で妥協をするかどうか悩むよりも、さまざまな意見を聞いたうえで検討したほうが、より冷静に判断できるかもしれません。
また、大学のキャリアセンターや就活エージェントでは、非公開の求人情報を持っている場合もあるので、希望する条件に合った企業を紹介してもらえるメリットもあります。
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就活で妥協点を見つけるための3ステップ
就活で妥協をするかどうか判断するためには、自分なりの妥協点を見つけておくことが大切です。
ここでは、就活の妥協点を見つけるための具体的な3つのステップを解説します。
1.自己分析を通して条件を書き出す
就活における妥協点を見つけるためには、徹底した自己分析が必要です。まず、仕事に求める条件を書き出し、「絶対に譲れないもの」と「妥協してもよいと思えるもの」に分けてみましょう。
・仕事内容
・年収
・残業量
・ライフワークバランス
・社風や働きやすさ
・勤務地(転勤の可能性)
・福利厚生 など
最初から難しく考える必要はありません。「残業は少ないほうがよい」「休みは多いほうがよい」など、上記を参考に、思いついた条件を自由に挙げてみてください。
2.優先順位をつける
就職先に求める条件を書き出したら、次に、優先順位が高いものから順番に並べます。優先順位をつけるときは、その条件が現実的であるかどうかも考えなければなりません。
たとえば、「作業が楽で残業も少なく、休みが多くて給料が高い仕事」といった希望の場合、そもそも条件に合った求人を見つけるのは難しいでしょう。そのため、下記のように細分化してから優先順位をつけてください。
・仕事内容が楽
・残業が少ない
・休みが多い
・給与が高い
優先度が高い条件のほうが、妥協した際に後悔しやすいといえます。それぞれの条件を比較しながら、どのような点へのこだわりが強いのか考えてみるのがポイントです。
3.自分が妥協できるラインを決める
最後に、優先順位をつけた条件のリストを見て、絶対に譲れない条件と妥協できる条件の線引きをします。そうすると、自分のなかで「どこからが妥協なのか」が明確になるはずです。
自分自身に問いかけながら、就活で妥協するか迷ったときに確認するポイントも意識してみると、線引きしやすくなるでしょう。
なお、3つのステップは、自分の本心に従って進めることに意味があります。周りを気にして優先順位を変えてしまうと、入社後の後悔やミスマッチにつながりかねないので注意してください。
企業選びの軸を定める方法については、「会社選びの軸を定めて納得のいく就活をしよう!面接での回答例文も紹介」で詳しく解説しています。
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就活で妥協をして後悔しないための注意点
就活において、自分なりの妥協点からズレて判断をしてしまうと、後から後悔することになりかねません。
ここでは、就活で妥協して後悔しないための注意点を解説します。
自分が本当にやりたいことは妥協しない
就活において、自分がやりたい仕事や目指すキャリアが明確な場合は、早く内定が欲しいからといって妥協をするのはおすすめしません。なぜなら、自分が本当にやりたい仕事に対しては、高いモチベーションを維持しやすいからです。
たとえば、広告業界に興味があるのに妥協して飲食業界の企業に入社しても、求められるスキルや社内の雰囲気も異なるでしょう。このような場合は、就職できたとしても早期退職につながる可能性が高いといえます。自分が本当にやりたい仕事があれば、妥協しないほうがよいでしょう。
不安な気持ちや懸念点を見落とさない
企業や仕事に対して不安や懸念点を感じる場合は、妥協するかどうかの検討にあたって、しっかりと向き合うようにしてください。
就活の妥協について悩んでいる場合は、必ず何かしらの不安や懸念点があるはずです。内定先の問題なのか、自分の気持ちの問題なのか、どうしたら不安や懸念点を解消できるか考えてみましょう。
不安や懸念点を抱えていると、正しい判断が難しくなるほか、解消できないまま入社してもモヤモヤする気持ちが増えて、ミスマッチにつながりかねません。就活で妥協をするかどうか判断するときは、不安や懸念点としっかり向き合ったうえで、自分に必要な選択をする必要があります。
一時的な感情だけで判断しない
就活で妥協するかしないかは、自分の感情だけで判断しないようにしましょう。思うように選考に通過できなかったり、周囲と比べて焦ってしまったりするなど、就活ではさまざまな場面で感情の揺れを経験するはずです。
場合によっては、一時的な感情によって冷静な判断ができなくなってしまう可能性も考えられます。就活で悩んだときこそ、あらためて就活の軸を意識しましょう。不安な気持ちとうまく付き合っていくには、必要に応じて周囲を頼るのも一つの方法です。
就活において判断が必要になるときは、一時的な感情ではなく、さまざまな情報から総合的に選択できるようにしましょう。
就職活動で不安や焦りが大きくなったときの対処法については、「就活で焦る原因や対策を解説!心を落ち着かせる対処法も紹介」も参考にしてください。
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就活の妥協について悩んでいるあなたへ
「第一志望とは別の企業から内定をもらったら妥協をすべきか」「内定獲得のためには妥協が必要か」など、悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。
就活における譲れない条件は、人によってさまざまです。就活で妥協をして後悔しないためには、自分が納得できる妥協点に基づいて判断する必要があります。
就活で妥協をするか悩んでいる就活生は、希望する条件を諦めてしまう前に就活エージェントに相談してみるとよいでしょう。
就活エージェントであるキャリアチケットでは、カウンセリングをもとに、自己分析から面接対策まで一人ひとりに合った就活支援が可能です。すべてのサービスを無料で受けられるので、ぜひ気軽に相談してみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。