このページのまとめ
- 一次面接後のお礼メールは必須ではないが、送ることで丁寧な印象を与えられる
- なるべく当日中に送る、分かりやすい件名にするといった点に気をつけよう
- メールの最後に署名(氏名、大学名、学部名、電話番号、メールアドレス)を入れる
- お礼メールはすべての面接官に送らなくても良い
お礼メールについて「一次面接の後は送るべき?」「どんな構成にしたら良いか分からない…」と悩む就活生は多いかもしれません。
ここでは、お礼メールの必要性や送る際のポイントのほか、例文をご紹介します。当コラムを読み、お礼メールの基本を押さえましょう!
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一次面接後のお礼メールは必要?
一次面接が終わった後のお礼メールですが、「送らないとマナー違反」ということはありません。あくまでも面接がアピールの場であり、「お礼メールを送れば選考に有利になる」ということはないと考えられます。
ただしお礼メールを送ることで、丁寧な印象を与えられるという声も。もしお礼を伝えたい気持ちがあるなら、送ることをおすすめします。
お礼メールに関して注意したいのが、「ただ送れば良い」というわけではないということ。マナーを守れていないとかえって悪印象を与えてしまうので、これからご紹介するマナー・注意点をしっかりチェックしてください。
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お礼メールを送るときのポイント
ここでは、お礼メールに関するマナーを5つご紹介します。
なるべく当日中に送る
面接のお礼メールは、当日中に送るのが基本。ただし企業の営業時間中に送るのがマナーなので、「夜になってしまったけれど、当日中が良いだろうから…」と深夜に送信するのはやめましょう。
夜遅くにメールを作成したときは、翌日の午前中(営業時間中)に送るようにしてください。
分かりやすい件名にする
件名には、用件、大学名、氏名を入れます。企業側がメールの内容を一目で把握できる件名にしましょう。
お礼の気持ちは簡潔に伝える
長文のメールを送ってしまうと、「一方的で読み手のことを考えていない」「結局何が言いたいのか分からない」と悪印象を与える可能性があります。企業側は忙しい合間を縫ってメールを読んでいることを念頭に置き、要点をまとめて記述することを心がけてください。
自己PRを入れない
「面接でうまくアピールできなかったので、自己PRを書きたい…」と考える就活生がいるかもしれませんが、お礼メールに自己PRを入れることはおすすめできません。先述のとおりアピールの場は面接であり、「面接で伝えるべきことをメールで送られても…」と思われる恐れがあるからです。
お礼メールは感謝の気持ちや今後の抱負を伝えることに留め、自己PRは記載しないようにしましょう。
誤字・脱字がないか見直す
誤字・脱字が多いメールを送ってしまうと誠意が伝わりづらくなるため、送信前に必ず見直しをしましょう。企業名や担当者名に間違いがないかもチェックするようにしてください。
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一次面接後のお礼メールの例文
一次面接の後に送るお礼メールの例文と、書き方のポイントをご紹介します。
件名:一次面接のお礼(○○大学 就活花子)
(本文)
株式会社○○
人事部 ○○様
お世話になっております。
本日○時に一次面接をしていただいた、○○大学の就活花子と申します。
本日はお忙しい中一次面接の機会をいただきまして
誠にありがとうございました。
○○様から□□についてのお話を伺うことができ
貴社に入社したいという気持ちが一層強くなりました。
まずはお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。
末筆ながら貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
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就活花子
○○大学 ○○学部
電話番号:○○○-○○○○-○○○
メールアドレス:○○○@○○○.jp
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本文の冒頭に記載する企業名は、正式名称で書きます。その後「お世話になっております」といった挨拶から書き出し、名乗ってから本題に入りましょう。
面接へのお礼や感想などを述べたら、「末筆ながら貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます」といった締めの挨拶文を書きます。
お礼メールの最後には署名を入れ、就活生の場合は氏名、大学名・学部名、電話番号、メールアドレスを記載しましょう。
なお、読みやすい文章にするために、一文が長くなるときは30文字程度で改行するのがおすすめ。また、話の内容が変わるタイミングで段落分けする(改行して1行あける)と、より読みやすくなると考えられます。
そのほか、本文と署名を区別しやすくなるよう、例文のように署名の上下に「-」で線を引くと良いでしょう。
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解決!お礼メールの疑問
ここでは、お礼メールのよくある疑問についてそれぞれ解説します。
メールよりもハガキや手紙にするべき?
メール、ハガキ、手紙のいずれでも問題なく、「○○でなければならない」という決まりはありません。
メールの場合、送った後すぐに企業に届くのがメリット。作成に手間がかかるハガキ・手紙の方がより丁寧な印象を与えられるという声もありますが、「メールだと悪印象」ということはないでしょう。
面接官全員に送った方が良い?
すべての面接官に送らなくても問題ありません。
面接官が複数人いた場合で全員にお礼の気持ちを伝えたいときは、宛名を採用担当者の名前にし、本文の最後に「○○様や○○様にもくれぐれもお伝えください」と記載するのも一つの方法です。
面接が複数回あるときは、その都度送るべき?
その都度送らなければならない、という決まりはありません。先述のとおり、お礼メールを送ること自体が義務ではないからです。
なお、定型文だけのお礼メールだと感謝の気持ちが伝わりづらいため、面接を受ける度にお礼メールを送るつもりなら、毎回自分の言葉でお礼・感想を述べることを心がけてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。