履歴書に短所を書くときは短く簡潔にまとめよう!例文27選も紹介

このページのまとめ

  • 履歴書の短所欄から、企業は応募者の人柄や仕事への適性をチェックしている
  • 履歴書に書く短所は、企業の求める人物像とかけ離れていないか確認する
  • 履歴書に書く短所は、周りに聞いたり過去のエピソードから思い出したりするとよい

履歴書に短所を書くときは短く簡潔にまとめよう!例文27選も紹介のイメージ

履歴書に短所を記入する際、「自分の短所をどう書けばよいかわからない」「悪い印象しか残らなかったらどうしよう」と悩む就活生は多いでしょう。履歴書に書く短所は、企業の求める人物像に合うかや仕事内容に支障がないかの確認が大切です。

この記事では、企業が短所欄でチェックしている点や短所を伝える際の注意点を解説します。例文や
長所・短所の一覧表もあるので、履歴書の短所欄でもアピールできるよう参考にしてください。

履歴書に短所を書くコツを相談したい

   
目 次

履歴書の短所欄で企業が見ている4つの観点

企業は履歴書の短所の項目から、応募者の人柄や価値観などを見極めています。短所を上手く書くには、採用担当者が確認しているポイントの理解が重要です。ここでは、企業が履歴書の短所欄で重視しているポイントを4つご紹介します。

自分を客観的に理解しているか

自分の長所を活かしながら業務に携わったり、短所をカバーできる対策があるかどうかを把握したりすることは、社会に出て生きていくために必要なスキルです。採用担当者は短所を通して、応募者が自分を客観的に理解しているかをチェックしています。

自分を客観視できていれば、興味がある業界や自分に合った職種などを見つける際にも役立ちます。また、仕事上で不得意な部分について対策するためにも、自分の短所への理解が重要です。そのため、「得意・不得意を十分に理解したうえで志望しているか」などの判断材料にもなると考えられるでしょう。

求める人材とマッチしているか

応募者の特徴や人柄、性格を把握し、自社の社風や考え方、応募職種とマッチするか確認する場合もあります。企業によって方向性や仕事への適性は異なります。採用ニーズに合わない人が入社してしまうと互いにミスマッチが起こり、早期退職につながる恐れも。ミスマッチによる不利益を回避するためにも、応募者の人間性が出やすい短所を知ることは重要なポイントです。

企業の社風を理解するために、これまでの歴史、制度や物事の移り変わりを調べてみましょう。そこから、企業の大事にしていることや考え方などの価値観が見えてくるはずです。

問題解決能力があるか

採用担当者は履歴書の短所から、応募者が問題に直面した際どのように対応し、解決していくのかを判断する材料にしていることもあります。仕事に従事し課題や問題を打開していくには、「モチベーションを維持して仕事ができるか」「目的意識をもって働けるか」などが重要。

応募者の弱点を克服するための姿勢や取り組みを採用担当者が把握することで、意欲を保って問題解決にあたる能力をもっているかがある程度わかります。

自社で活躍できそうか

採用担当者は上記の内容を踏まえて、入社後に活躍できる人材か見極めています。前提として、入社後に活躍できるかは応募者と企業それぞれの理解が重要です。自己分析により自分の長所・短所を棚卸しすれば、応募先が自分に合っているかがわかります。

また、企業側は応募者の長所・短所を把握することで、採用後は弱点が出にくく、反対に長所を活かせるような業務や人員配置を考えるケースもあるでしょう。

長く自社に貢献してくれる人材を採用するためにも、短所の把握が重視されています。採用担当者はこれらの項目を総合的に判断していると理解したうえで、履歴書の短所欄を記入しましょう。

なお、ESにおける効果的な短所の書き方が知りたい人は、「長所がポイント?ESに書く短所の見つけ方と効果的な伝え方」を参考にしてみてください。

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履歴書に書く短所を見つける5つのコツ

ここでは、自身のアピールにつながるような短所を見つけるコツを5つ紹介します。自分の長所や短所を言葉で表すのは簡単ではありません。また、就活の中で長所は書き慣れていても、短所を悪い印象を与えずに、自分の言葉で述べるのは難しいと考える就活生もいるでしょう。下記の見つけるコツを参考に探すのがおすすめです。

自分の特徴を書き出す

自分が自覚している短所の特徴をリストアップしてみましょう。「どちらかといえば苦手」といった、短所なのか判断つかない特徴でも問題ありません。「頑固」「マイペース」「飽きっぽい」など、思いつくものをすべて書き出してみてください。

身近な人の意見を聞く

友人や先輩、家族など身近な人から自分の特徴を聞いてみるのもおすすめです。これは、他己分析と呼ばれ、客観的な意見から自分では気づけなかった面を理解するものです。その際、短所だけ聞くと相手も答えにくいかもしれないので、「どのようなことでもよいので、自分の性格や特徴などを教えてほしい」のように質問してみてください。

自分の考える特徴と他人からの評価を照らし合わせ、一致するものを選びましょう。さらに、なぜそう思ったか具体的なエピソードがある場合は、それも書き留めておきましょう。

過去のエピソードを掘り下げる

サークルやアルバイト、学業など日常生活の出来事から考えるのもおすすめです。その際、困難に直面した場面や、どのようなときに失敗を感じたかなど具体的な経験を思い出すと、短所が見つかりやすいでしょう。

エピソードは1つだけではなく、複数ある方がよいです。いくつか挙げたエピソードから、自分のよかった点やよくなかった点を書き出してみてください。共通して見られるものがあれば、そこから長所・短所を見つけられるはずです。

長所から考えてみる

短所が思いつかない場合、長所から考えてみるのも1つの方法です。伝え方によって、同じ意味が長所にも短所にもなり得ます。その特徴を活用して、「行動力がある→計画性がない」「几帳面→神経質」など、長所から短所を考えてみるとよいでしょう。これらを参考にしつつ、企業が重視しているのは応募者の人間性である点を意識して、短所を探してみてください。

長所から短所を探すときは、特に意識せずできることや、長く続けていることなどから見つけることもできます。人から褒められたり楽しいと感じたこと、達成感が得られた出来事などを探してみましょう。

また、何か新しいことを始めるとき、何かを辞めるときなど大きな決断をする場面にも、自分の特徴が表れやすいです。「なぜ始めようと思ったのか」逆に、「なぜ辞めようと思ったのか」を考えてみてください。

マインドマップを作成してみる

マインドマップとは、頭の中にある考えやアイデアなどを文字にして、情報を整理するものです。マインドマップによって頭の中の情報を見える化することで、新たな気づきがあるかもしれません。

マインドマップの書き方は、テーマを中心部に書き、思いついたキーワードをどんどん書き出していきます。まず、テーマは「自分」にして始めてみましょう。「自分」というメインテーマから「苦手なこと」「辛かったこと」「嫌いなこと」「頑張ったこと」などのキーワードを派生させていきます。

短所と長所は表裏一体であり、長所がわかれば自ずと短所も見えてきます。たとえば、苦手なことで「みんなの前で発表」を挙げたとしましょう。そこから「緊張しやすい」という短所が見えてくるかもしれません。このように、キーワードから「なぜ」を繰り返して自己分析を行ってみましょう。

なお、履歴書や面接で弱みを問われた際の回答を知りたい人は、「就活での弱みはどう伝える?伝え方の例文や注意点を解説」を参考にするとよいでしょう。

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履歴書に短所を書く4つの流れ

ここでは、履歴書に短所を書く際の4つの流れを紹介します。履歴書における短所の効果的な書き方は、自分の経験も加えて長所につなげるのがポイントです。なお、自分をよく見せるため「特になし」とするのは、採用担当者に「入社意欲が低いのではないか」と捉えられる恐れもあるので避けましょう。

1.結論から伝える

志望動機や自己PRなどを書くときも同じですが、まずは、履歴書の冒頭で「私の短所は△△です」のように結論を書きましょう。最初に結論を記載すれば、読み手側は話の流れがわかりやすくなります。内容の要点が掴みやすくなり、説得力のある文章が作れます。

2.根拠となる経験を述べる

次に、短所であると裏づける具体的なエピソードを述べます。インパクトのある経験は必要なく、自分の人生に少しでも影響を与えた経験があれば、説得力が増すでしょう。「なぜ短所と感じたか」が明確にわかるエピソードを伝えてください。

また、枠が小さくエピソードを書けない場合でも、面接で聞かれる場合もあるため、事前にエピソードを簡潔にまとめておきましょう。

3.経験によって感じたことを伝える

短所を裏づけるエピソードを述べたら、その経験によって辛かったことや悔しかったことなど、感じた思いを伝えます。感じたことから次の解決策を伝えれば、感情から逃げずに向き合い、自分を客観的に捉えられていることをアピールできるのでおすすめです。

4.解決策や改善策を述べる

最後に、短所を自覚した経験を踏まえ、どのような工夫や努力をしたのか述べましょう。短所を補う工夫を具体的に述べれば、「仕事でも課題に対して前向きに取り組める」と採用担当者にアピールできます。

「短所を克服できていないので書き方がわからない」と思う人もいるかもしれませんが、今現在、その短所にどのように向き合っているかを採用担当者は見ています。短所を受け止め、改善するために心がけていることなどを考えてみましょう。

なお、履歴書の枠が小さい場合、無理に記入すると読みづらくなってしまうので注意が必要です。箇条書きなど書き方を工夫して、必要な部分を端的に表現するとよいでしょう。履歴書全体の効果的な書き方を知りたい人は、「履歴書の内容をまるごと全部解説!詳しい書き方や注意事項も」を参考にするとよいでしょう。

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履歴書に短所を書く際のポイント

ここでは、履歴書に短所を書く際のポイントを4つご紹介します。履歴書に書くと決めた短所の内容によっては、アピールにつながらないこともあるため、以下のポイントを参考にしながら、再度自分の短所の内容を見直してみましょう。

1.企業が求める人物像に合った短所を書く

履歴書の短所欄には、自身が応募する企業の求めている人物像に合った特徴を書くのが重要です。前述のように、採用担当者は履歴書の短所欄から、自社が求める人物かどうかを見ようとしています。企業が属する業界や社風、募集している職種や仕事の内容によって、求める人材は変わるでしょう。

そのため、たとえ短所を克服するなかで得たものが素晴らしくても、応募先が求めていない特徴だった場合、採用につながりにくい可能性があります。履歴書に短所を書く前に、求人情報のチェックなどの企業分析、OB・OG訪問などで社風や社員の特徴を把握し、アピールにつながる内容か確認しましょう。

応募先企業の業務に支障が出る短所は避ける

企業が募集している仕事内容に支障が出る短所は書かないようにしましょう。たとえば、臨機応変さが求められる職種に応募する際、短所に「不器用」と書くと「適任ではない」と判断されかねません。

そのため、応募する仕事に必要な資質や、向かない特徴をしっかり把握しておくのが重要です。また、「人と話せない」「時間を守れたことがない」など、社会人としてふさわしくないネガティブな短所も避けてください。

2.入社してから働くイメージができる内容にする

採用担当者が履歴書の短所欄を見て、応募者の働くイメージができる内容にするのも大切なポイントです。短所の内容が抽象的な場合、入社後どのように活かせるかや、避けたほうがよい業務などを把握しにくくなります。

たとえば、優柔不断な面が短所であると伝える場合、「物事の決断は遅いが、慎重に物事に取り組める」など具体化できるでしょう。もし、企業が採用したい職種で慎重な人を探している場合、「入社後もこの特徴を活かしてくれそう」とイメージする材料になり得ます。そのため、短所は具体的に書くのがおすすめです。

3.短所を改善するため努力していることを書く

履歴書に短所を記入する際は、改善したり補ったりするため努力していることも書きましょう。短所による失敗を避ける工夫を伝えれば、「意欲的に改善しようとしている」「自分の短所を理解して素直に受け入れている」と好印象につながるはずです。

入社した後も、「困難を受け入れて改善しようとするのではないか」と採用担当者に想像してもらいやすいため、短所と改善への努力はセットで伝えましょう。

短所を改善しようとする意思が見えないのはNG

短所は長所になり得るからといって、「自分はこのままでよい」とアピールしないよう注意が必要です。たとえば、短所が「飽き性」だった場合、対策しなければ「仕事も途中で放置するのではないか」と思われてしまいかねません。また、「困難に向き合わない人柄」と捉えられる恐れもあります。短所が失敗につながってしまったエピソードなどを交えて、改善してきた工夫を伝えましょう。

4.ポジティブに言い換えられる短所を選ぶ

誰にでも短所はありますが、採用担当者によい印象を与えるためには、ポジティブな表現に変換できるものを選ぶのがおすすめです。以下の例を参考に自分の短所・長所を照らし合わせ、矛盾がないように一貫性をもたせましょう。

短所と長所の言い換え例

神経質=几帳面
マイペース=自分の軸がある
頑固=意思が強い
のめり込みやすい=集中できる
飽き性=好奇心が旺盛
優柔不断=柔軟性がある
主張が弱い=思いやりがある
計画性がない=臨機応変に動ける
落ち着きがない=行動力がある
お喋り=社交的
気が短い=決断が早い
主体性がない=協調性がある
理屈っぽい=理論的に考える
完璧主義=最後までやり抜く
冷淡=合理的
ケチ=堅実
不器用=誠実
こだわりが強い=妥協しない
抱え込みやすい=責任感がある
真面目すぎる=慎重に動く
諦めが悪い=向上心がある
おせっかい=面倒見がよい
心配性=計画性がある
話すのが苦手=傾聴力がある

履歴書の短所欄や長所欄は面接でも問われる確率が高いため、その場合も想定して書いておきましょう。

なお、履歴書における長所の効果的な書き方を知りたい人は、「履歴書に長所はどう書く?書き方のコツやアピールできる例文を紹介!」を参考にしてみてください。

長所と短所に整合性がないと説得力に欠ける

履歴書に長所と短所を記入する際は、整合性を保つのも重要です。前述のように、短所は見方を変えれば長所になり得ます。しかし、長所と短所に整合性がなければ、矛盾している印象を与えかねません。

たとえば、短所を「短気である」と伝えたなら、長所は「スピード感を持って取り組める」など、弱点を活かせる方法を書くとよいでしょう。逆に短所で「優柔不断」としているのに、長所を「意思が強い」とすると、長所と短所が矛盾してしまいます。
長所と短所の整合性を合わせることで、採用担当者もあなたの人柄や特徴を理解しやすくなります。

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履歴書で短所をうまく伝える例文24選

ここでは、履歴書に書く短所の例文をパターン別に紹介します。自分の短所と照らし合わせて、例文を参考に、他の就活生に差をつける文章を作成しましょう。

例文1.神経質

私の短所は、細かなところまで気にする神経質なところです。

たとえば、学校の課題は提出するまで常に気になってしまうため、課題の全体像や期日を確認しつつ早めの提出を心がけています。

例文2.マイペース

私は、自分のペースを崩せない点が短所だと自覚しています。

学生時代の部活動ではマイペースが原因で他人に迷惑をかけた経験から、チームで動くときはコミュニケーションを重視し、自分の考えや進め方を周囲に積極的に伝えることを心がけています。

例文3.頑固

私は、何事に対しても自分の考えを崩せない、頑固な性格です。

そのため、授業やゼミのディスカッションでは人の意見を積極的に聞いたり、自分の考えを背景までしっかり説明したりして、周囲との協調性を保てるよう努力しています。

例文4.のめり込みやすい

私の短所は、物事に夢中になりすぎるところです。

趣味の手芸でも没頭すると周囲が見えなくなってしまい、課題を後回しにして後悔することがあるため、「時間を決めて取り組む」「目的や意図を忘れない」「広い視野を持つ」という点に注意しています。

例文5.飽き性

私の短所は、飽きっぽいところです。

アルバイトで従事した工場では、単調な作業に飽きて他に意識を向けてしまい、ミスをしてしまいました。そのため、同じ作業のなかでも違いや工夫を楽しみ、長く集中できるよう意識しています。

例文6.優柔不断

私は、優柔不断なところが短所だと認識しています。

学生時代の委員選出の際、判断に時間がかかり希望していた役割を他人に譲ってしまい、悔しい思いをしました。以降、「5秒ルール」を設け早く判断できるよう工夫しています。

例文7.主張が弱い

私の短所は、他人の気持ちを考えるあまり主張が弱くなるところです。

反対の意見があっても流されてしまいやすいため、相手が気分を悪くしないよう提案する形で意見を伝えることを意識しています。

例文8.計画性がない

私の短所は、計画的に進めるのが苦手なところです。

高校受験で計画性のなさから第一志望に落ち悔しい思いをしました。反省を活かし、大学受験では年単位・週単位など大枠の計画表を作成し、臨機応変にスケジュールを調整しながら自分のストレスを溜め込まず目標達成するよう工夫しました。

例文9.落ち着きがない

私の短所は、落ち着きがなく思い立ったら動いてしまうところです。

よく考えずに行動し選択を誤った経験があるため、すぐ行動したくなってもいったん深呼吸して、周囲や状況を見るよう心がけています。

例文10.お喋り

私の短所は、自分の話をしすぎてしまうところです。

相手に楽しんでもらいたい気持ちが裏目に出て、「自分の話ばかりしている」と注意されショックだった経験から、質問をするなどしてコミュニケーションを図るよう努力しています。

例文11.気が短い

私の短所は、気が短いところです。

自分の決断が早すぎて友人を急かしてしまい、雰囲気が悪くなったことがありました。相手にもペースや事情があるのを前提としたコミュニケーションで、大らかに捉えるよう心がけています。

例文12.主体性がない

私の短所は、自分が主体となって行動しないところです。

周りの状況を見て自分に求められていることを読み取るため、1人では何をすればよいか分からず立ち止まってしまった経験があります。改善するために、自分なりの目的や目標を設定して行動するよう努力しています。

例文13.理屈っぽい

私の短所は、理論的に考えすぎる点です。

大学で学科の違う人とコミュニケーションをとる際、理論を優先しすぎてしまい相手の気持ちを汲み取れないことがありました。それ以来、相手に共感したうえで自分の意見を伝えるよう注意しています。

例文14.完璧主義

私は、完璧主義な点が短所だと自覚しています。

中学時代には、完璧主義なところを他人にも押し付けてしまい、関係が悪くなってしまいました。人によって価値観が違うと学び、「物事を加点方式で捉える」「大枠で捉える」よう努力しています。

例文15.冷淡

私の短所は、何事も冷静に捉えすぎて冷めた印象を与える点です。

友人に「感情が分からない」といわれたことがきっかけで、意識的に感情を表現するようにしたり、さまざまなことに関心を向けたりするよう努力しています。

例文16.ケチ

私の短所は、財布の紐が固すぎるところです。

そのため、お祝いごとや友人との付き合い、本当に必要だと思うものなどへの出費は惜しまないよう、金額ではなく得られる価値に目を向けております。

例文17.不器用

私の短所は、不器用なところだと自覚しています。

大学時代のアルバイトで、周りがやりたがらない役回りが多く、断りきれず困った場面がありました。しかし、そのお陰で自分が本当に苦手な分野が分かったため、自分が得意なことを主張する努力をしています。

例文18.こだわりが強い

私の短所は、こだわりが強すぎて妥協できないところです。

何事も時間がかかったり、アドバイスを受け入れられなかったりして失敗した経験があります。アドバイスは相乗効果につながると捉え方を変え、固執してしまう頻度を減らすよう努力しています。

例文19.抱え込みやすい

私の短所は、1人で抱え込みやすい点です。

大学時代の飲食店でのアルバイトでは多くの仕事を任されましたが、1人で抱え込みすぎて失敗してしまいました。以来、他の人に頼んだり、優先順位をつけて取り組んだりするよう心がけています。

例文20.真面目すぎる

私の短所は、真面目に考えすぎるところです。

慎重になりすぎてタイミングを逃し、後悔したことがありました。そのため、何事も気負わず、適度な力で取り組める部分は完璧を目指さないよう意識しています。

例文21.諦めが悪い

私の短所は、諦めが悪いところだと自覚しています。

大学でのグループワークの際、最後まで諦めない性格が災いして違う方法を検討せず、迷惑をかけたことがありました。そのため、物事の途中で状況を振り返り、このまま進めるかを検討するよう意識しています。

例文22.おせっかい

私の短所はおせっかいな点です。

困っている人がいると優先して手を貸してしまうため、自分を後回しにしたり相手がいつまでも成長しなかったりすることがありました。以来、必要な場面や頼られたときだけ手を貸すよう意識しています。

例文23.心配性

私の短所は、心配性なところです。

何事も計画的に進めなければ気が済まず、予定外のことにイライラしてしまった経験があります。そのため、「計画外の出来事も楽しむ」「よい経験が積めるとプラスに捉える」よう心がけています。

例文24.話すのが苦手

私の短所は、自分の考えを話すのが苦手なところです。

他人の発言を優先するあまり、自分の意見をいえなかった経験があります。他人と意見が違う場合でも話が広がったり、新たな視点が生まれたりする可能性があると捉えるよう努力しています。

「短所はマイナス面であり、正直に伝えると評価を下げるのでは」と考える人も多いでしょう。しかし、短所も伝え方によってはプラスの評価につながることもあります。アピールの方法で印象が変わるため、企業がどのような意図で短所を聞くのかを理解して回答を準備しましょう。

なお、短所に関するほかの例文を知りたい人は、「就活で答える短所はどうやって考える?伝え方と例文も紹介」も参考にしてみてください。

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履歴書の短所欄の書き方で悩む就活生へ

「履歴書の短所を書く欄に、どのように書けばよいのかわからない」と悩んでいる就活生も多いでしょう。採用担当者は、履歴書の短所から応募者の人間性や価値観を見ており、「自分を客観的に捉えているか」「入社後に活躍してくれそうか」などを確認しています。

企業が求める人物像や、仕事・職種に必要な能力を把握したうえで作成しましょう。なお、短所は面接で深く質問される傾向が強く、履歴書の記入欄が小さいからとよく考えずに書くのは避けてください。

履歴書における短所欄の書き方や、自分を客観視できているか不安な就活生は、大学のキャリアセンターや新卒学生向けの就職エージェントの利用がおすすめです。なかでも、高い選考通過率の実績を持つキャリアチケットでは、プロの就活アドバイザーが一人ひとりに親身に寄り添い、あなたの不安を解消すべくサポートします。履歴書で短所の伝え方に不安のある就活生は、気軽にキャリアチケットへご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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