履歴書は西暦と元号、どちらで書くのが正解?

このページのまとめ

  • 履歴書を作成するときは、西暦と元号のどちらを使っても問題はない
  • 履歴書ごとに西暦と元号の表記は統一する
  • 履歴書は就活にとって重要な書類であるため、西暦や元号を書くときは省略せずに書く
  • 西暦と元号を変換するときは間違いやすいので気をつける

履歴書を作成するとき、日付の表記方法は西暦と元号どちらで書けばいいか、迷う方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、履歴書における日付の表記方法、元号が変わったときの注意点などをまとめました。実際に履歴書を作成するとき悩まないように、正しい書き方を確認しましょう。

 

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履歴書は西暦と元号どちらで書く?

履歴書を作成するとき、西暦と元号のどちらを選べばいいか表記方法を確認しましょう。

基本的にはどちらでも良い

履歴書に記入する日付の記載方法は、基本的に決まりはありません。西暦と元号どちらを使っても問題ないので、使いやすいほうで記入しましょう。

指定がある場合はそれに従う

西暦か元号かは、企業によって指定がある場合があります。理由としては、社内のデータ入力のとき西暦で統一している場合などがあげられます。履歴書を書く前に応募要項を熟読し、見落としのないように注意しましょう。

履歴書全体ではどちらかに統一する

西暦か元号か選んだら、履歴書全体で統一するのがマナーです。例えば、日付は令和元年なのに、学歴は2019年と書いてしまうと、履歴書を読む担当者が混乱してしまう恐れがあります。配慮に欠けるという印象を与えないためにも、気をつけて記入しましょう。履歴書以外のエントリーシートや職務経歴書も、同封書類は同じ書き方に統一しましょう。

 

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年月表記の際のポイント・注意点

履歴書は西暦と元号、どちらでも問題ありませんが、書くときに注意点があります。

省略しない

履歴書を作成するときに気をつけたいのが、西暦や元号を省略しないことです。履歴書は就活にとって重要な書類です。就活で提出する書類は全て省略せずに書きましょう。

元号は平成をH、令和をRと省略せず、西暦は2019年を19年と省略しないようにしましょう。「 / 」や「 ” 」などの記号も使用せずに記入してください。

参考例

正しい書き方「2019年6月5日」「令和元年6月5日」
誤った書き方「2019/6/5」「19/6/5」「R1”6”5」「H20.4.15」

西暦と元号の変換は間違えやすい

西暦から元号、元号から西暦へ変換するとき、間違えを起こしやすいので注意が必要です。

「西暦 元号 変換」、とインターネットで検索すると、正しい値に変換してくれるページがあります。また、変換した数字を計算して書くことも可能です。下記の方法で変換できるので参考にしてください。

西暦と元号の変換の仕方

令和 → 西暦に+18で元号、元号に-18で西暦
平成 → 西暦に+12で元号、元号に-12で西暦

変換例

2019年→+18 = 令和1年
2020年→+18 = 令和2年
2015年→+12 = 平成27年
令和1年→-18 = 2019年 
平成29年→-12 = 2017年

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2019年、元号は平成? 令和?

元号が変わる年は、どのように表記すればいいのでしょうか。以下の点に注意しましょう。

「平成31年」はいつまで?

2019年5月、元号が平成から令和へと変わりました。この場合は、2019年4月30日までは平成と書きます。2019年1月1日~2019年4月30日は平成31年と書きましょう。

2019年5月1日からは「令和元年」

2019年5月1日からの日付は令和表記となります。2019年5月1日~2019年12月31日までを令和元年と書きましょう。令和元年は令和1年と表すこともできます。

履歴書の日付を元号で統一するとき、2019年の元号表記は、5月1日より以前は平成、5月1日からは令和です。間違えに注意しましょう。

企業によって効果的な表記方法を選ぶ

海外では元号に馴染みがないため、外資系の企業は西暦表記が伝わりやすい可能性もあります。逆に老舗の企業や採用担当者に年配の人がいた場合、元号が喜ばれるケースもあります。応募する企業がどのような会社か事前に調べて、西暦か元号かを選ぶようにするといいでしょう。

西暦で書いておけば間違いない

元号と違い、西暦は一続きの数字で表しているため、間違えが心配であれば、西暦で記入することをおすすめします。

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履歴書を書く時の注意点

その他にも、履歴書を書く時は以下の点に注意して書くと良いでしょう。

日付の書き方

郵送時は投函日、直接持ち込みの場合は提出日を記入します。提出のタイミングにまとめて日付を記入すると、間違いを防ぐことができておすすめです。

基本情報の書き方・注意点

履歴の基本事項も履歴書全体で統一しましょう。

住所の番地は、英数字か漢数字でどちらかに統一します。生年月日、学歴、職歴の日付は、西暦か元号を履歴書全体で統一しましょう。西暦は「20◯◯年◯月」、元号は「平成◯年◯月」と書きましょう。

また学歴、職歴欄を記入するときは、学校名や会社名は省略せず、正式名称を書きましょう。

自己PRの書き方

応募する企業を決めたら、ホームページであらかじめ調べて企業にあった自己PRを考えると効果的です。企業の求人内容でどのような人材を求めているか読み取ることもできます。応募する企業の情報を詳しく確認しましょう。

また数字化できるものは、◯◯を◯年続けている等、数字を入れると具体的に伝わります。

自己PRしたいポイントが思うように書き出せない場合は、第三者からの評価を含めて書くと客観的でわかりやすくなります。(「友人にいつも明るくてハキハキしているねと言われます」など)

志望動機の書き方

志望動機を書くときは、応募する企業の魅力と自分がやりたいことをまぜて書くと効果的です。志望動機はその企業にどれほど就職したいかを伝える大切な項目です。なぜその企業を選んだのか、就職したら企業にどう貢献したいかをまとめて書きましょう。

例)玩具メーカーへの志望動機
子供の頃から貴社の商品にふれる機会がありました。特に◯◯は自分が小学生のときに初めて作ったプラモデルで、自分で考えて組み立てることや最後まで作りきるという達成感を与えてくれました。あのときの自分と同じように、玩具を通して達成感や充実感を未来の子供たちにもっと感じてもらいたい、ワクワクするような商品を貴社で自分も作っていきたいと考え、志望しました。

例)IT企業への志望動機
子供の頃から、モノの仕組みがどのようになっているのか興味を持っていました。昔は手動で行っていたことも、現代ではコンピューターでシステム化し、便利さが増しています。そんなコンピューターに無限の可能性を感じ、高校生の時から情報処理を学んできました。日常で不便に感じる事を、システムによって見える化することで、社会がより豊かになると考えています。そのためにも独自のシステムで社会の便利さを追求し続けている貴社で働きたいと考えて応募しました。


履歴書は就活においてとても重要な書類です。誤字脱字、記入漏れや空欄がないように記入しましょう。

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