【20卒 就活体験談 #8】考えすぎてしまう人にすすめたい 理想が見つかるゼロからの就活

キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2020年卒の学生に聞く「就活体験談」。どのように就活を行ったのか、苦労した点や就活を進めるうえでのポイントなどを聞いてみました。

今回お話を伺ったOさんは当初、大学で学んだことを活かして働ける公務員を志望。しかし、実習を経て感じたやりがいの反面、自分は本当に公務員として働けるのか?という疑問が浮かび…。民間での就活を、まさにゼロからスタートしたOさんが、キャリアチケットに登録してから内定を手にするまでに迫りました。

 

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公務員試験の勉強はしてきたけど… わからないことだらけの民間での就活

――キャリアチケットに登録したのはいつですか?

4月頃だと思います。それまでは福祉職の公務員を考えていました。福祉系の大学に通っていて、専門的に勉強していましたし、人をサポートするのが好きなので幅広い分野で人をサポートできるのは公務員だろうと思っていて。

――公務員から民間企業に切り替えたんですね。

自分が困難な状況にある方を支援できるか不安になってしまったんです。大学3年の夏に実習があったのですが、やりがいを感じた半面、人を支援するより先に自分が心身ともに潰れてしまうのではないかと思いました。相手の方にも迷惑を掛けることになると思うし、福祉関係は自分には難しいのではないかと。自分の性格的に事務職が向いているんじゃないかなと思いました。

ただ、学校でもキャリア支援はしてくれるのですが、紹介されるものは福祉関連がメインで…。福祉にこだわらずに企業紹介してくれる学外のサービスを探していて、キャリアチケットを見つけました。

――初回カウンセリングはどんな感じでしたか?

堅苦しい感じがしなくて、最初は本当に世間話というか。私の緊張をほぐすようにフレンドリーに話してくださいました。就活に関するわからないことも、すごく聞きやすかったです。

――具体的にどんな話をされましたか?

公務員しか見ていなかったので、一般企業にどんな業種があるのかもわからなくて。単に「事務がいいんです」と言っても、事務の中にも色々あって、とか、機械化されていく時代で事務職はどんどん採用人数も少なくなっていくから難しいかもしれないという話がありました。

――実際に紹介されたのは?

事務とエンジニアです。エンジニアに関しては「今まで勉強したことがない分野だと思うけど、入社前後に未経験者向けのフォローもきちんとしてくれるところが多いし、事務仕事もやりますよ!」と、仕事内容について詳細にお話ししてくださいました。

「さまざまな人と協力しながらモノづくりをしていくエンジニアにとってコミュニケーション能力は欠かせない。そういった点でOさんは初対面の人とも抵抗なくお話しできるし、考え方もしっかりしていて、それを伝えることもできるから、エンジニアとして活躍できるんじゃないかな」と言ってもらえて。
確かに性格的に私はエンジニアに向いているんじゃないかなと思い、選択肢の1つにしようと考えたんです。

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入試とはちがう面接の空気感 寄り添ってもらえたことが力になった

――選考について教えてください。

大学のつてで紹介された福祉関連の仕事と、キャリアチケットで紹介していただいた会社の、合計3社を並行して受けていました。
それぞれSPIに関しては、自分で公務員を志望している時に勉強していたのでそれほど苦労はなかったのですが、面接は緊張しましたね。

――キャリアチケットでの面接対策はいかがでしたか?

大学は指定校推薦だったのですが、入試で面接を経験していたこともあり、就活での面接を甘く見ていました。でも、アドバイザーさんと面接対策をしてみると、入試と企業の選考では全く雰囲気が違う、と気づかされて。企業はどこを見ているのか、どういうことを聞かれるのかなど面接のポイントを教えていただいて、考えていくことができました。

――実際に面接を受けてみて感想は?

事務のほうは自分の中でも手応えがありました。でも、エンジニアのほうは、志望動機や自己PRをどんどん掘り下げられて、かなり人柄を見られているなと感じました。アドバイザーさんとの面接対策で準備していた内容は答えられたと思う一方で、趣味などのパーソナルな質問には上手く答えられたか不安もありました。
それでも、最終面接をしてくださった方に「私としてはあなたにこの会社に入っていただきたいと思っています」と言っていただいて、自信もつきましたし、すごく嬉しかったです。

結果的に内定もいただくことができました。アドバイザーさんが私の性格や精神的な部分をよく見てサポートしてくださったことが大きな支えになりましたね。いつでも私が相談できるように「体調大丈夫ですか?」「何か困っていることありますか?」と、こまめに連絡をくださって。自分自身を理解していただいた上で就活を支援していただけるのは、すごく心強かったです。

――最終的にエンジニアを選んだのはどうしてですか?

アドバイザーさんと面談していく中で、土日祝日休めること、研修や教育支援制度が充実していることなど、私の理想とする働き方ができそうな企業を紹介していただきました。

内定先は、最初の2週間ほど合宿という形で研修するとお話を聞きまして、専門知識がない私でも安心だなと。また、月に1~2回、エンジニアを経験された営業さんが、働いている中での悩みや不安を聞いてくださる時間があるらしくて、そういったフォローアップに魅力を感じたんです。

 

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自立した、自分自身が自分を尊敬できるような大人になりたい

――社会人になるにあたっての抱負を聞かせてください。

今までは、自分が主体になってやっていくっていうことがなかったので、入社後は周囲を見つつ、積極的に自分から動けるようになりたいです。年齢を重ねるにつれて、ちゃんと自立した、自分自身が自分を尊敬できるような大人になりたいと思っています。そのためにもまずは、勉強をしてスキルをつけていきたいですね。

――就活生にアドバイスはありますか?

違和感をなかったことにせず、きちんと選択肢を見比べて決定してほしいということですね。無理して入ったところで、今後働く中で、辛くなってしまうと思うので。自分の気持ちに余裕がないと、お仕事をやっていく中でもスキルは身に付かないと思います。自分の目で見て、少しでも違うな、自分には合っていないなと思ったら、別の選択肢もあるのではないかと思います。

――なるほど。ご自身の経験からですね。

特に、まじめ過ぎるがゆえに迷ってしまう人、優柔不断な人にキャリアチケットをおすすめしたいです。会社のいいところだけを見て、気になるところに目をつぶってしまうというか。自分の直感で感じたことって、その後会社に入っても違和感を感じ続けてしまうと思うので。

私は、キャリアチケットを利用することで選考を受けている企業のいいところも、私に合っていないんじゃないかなっていうところもきちんと話してもらえたので、納得して内定承諾することができました。私のように考えすぎて迷ってしまう人も、本当にいい企業さんと出会うことができるんじゃないかなと思います。
 

 

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