このページのまとめ
- 面接では清潔感を第一に考え、髪型と身だしなみを整える
- 面接での男性の髪型はショートスタイルが好印象
- 面接での女性の髪型は「ポニーテール」「ハーフアップ」「シニヨン」が定番
「面接の髪型はどうしたらいいだろう」と悩む人もいるかもしれません。面接では清潔感を第一に考え、髪型と身だしなみを整える必要があります。
また、近年は就活生の個性を尊重する企業も増えているものの、清潔感のある髪型に仕上げるために、顔に髪の毛がかからないようにしたり、髪色は黒にしたりするのがまだまだ基本。
この記事では、面接において髪型が重要な理由や面接にふさわしい髪型を解説します。ぜひ、参考にしてください。
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- 面接において髪型が重要な理由
- 【男女共通】清潔感のある髪型に仕上げる3つのポイント
- 1.顔に髪の毛が掛からないようにする
- 2.髪色は黒にしておく
- 3.肩周りの清潔感にも注意する
- 男性編:面接時の髪型と押さえておきたいポイント
- 迷ったときはショートスタイル
- 過度な刈り上げでなければツーブロックもOK
- 丸刈りは避けたほうが無難
- 女性編:面接時の髪型と押さえておきたいポイント
- ロングの場合
- ミディアムの場合
- ボブの場合
- ショートの場合
- 女性が気になる面接向けの前髪スタイル
- 斜め前髪
- センター分け
- ポンパドール
- オールバック
- 面接の髪型についてよくある3つのQ&A
- 1.髪色の明るさはどこまで許される?
- 2.証明写真と面接は同じ髪型がいい?
- 3.天然パーマはストレートにした方がいい?
- 面接の髪型について不安がある人へ
面接において髪型が重要な理由
人の第一印象は3秒で決まるといわれており、就職活動において身だしなみは面接での第一印象を左右する重要なポイントです。特に髪型によって与えられる印象は大きく、清潔感が大切になります。
面接が始まる段階で、髪型が原因でマイナスな印象がついてしまった場合、短時間の面接で印象を覆すことは難しいでしょう。面接で伝える内容が、熱意があり企業が求める人材としてふさわしいものであっても、第一印象がマイナスな評価なだけで不採用になる可能性があるということです。
また、就職活動のオンライン化が進んでいる今、特に髪型が学生の雰囲気や印象を決める大きな要素になっています。
面接において髪型が重要な理由については、「家を出る前に確認したい、第一印象で損をしないための就活マナー」も参考にしてください。
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【男女共通】清潔感のある髪型に仕上げる3つのポイント
清潔感のある髪型に仕上げるために、以下3つのポイントを抑えておきましょう。
1.顔に髪の毛が掛からないようにする
表情が見えないと相手に暗い印象を与えるため、顔周りには髪が掛からないようスッキリさせましょう。
眉毛を出すと表情が豊かに見え清潔感もアップするので、前髪は上げたり、横に流したりしましょう。
眉上の短い前髪にしても問題はありませんが、子供っぽい印象を与えやすくなるので注意が必要です。
2.髪色は黒にしておく
清潔感や真面目な印象を演出するために、髪色は黒にしておきましょう。一般的に社会人はナチュラルなカラーリングが基本とされているため、就活生もこれに準じて髪色は黒を選ぶのが無難です。
髪色は必ずしも「黒髪でないとダメ」というわけではありませんが、業界や企業によってはビジネスマナーを疑われる恐れがあります。面接の際は、黒または「染めている」と感じない範囲でのナチュラルなカラーリング(落ち着いた髪色)を心掛けましょう。
3.肩周りの清潔感にも注意する
清潔感のある髪型に仕上げるために、肩周りにも注意が必要です。肩周りにフケや抜け毛が落ちていると、清潔感に欠けてしまいます。ヘアスプレーやワックスの使い方によっては、肩周りに白い粉がつく場合があるので注意してください。
面接で採用担当者と学生が向き合って座ると肩周りは非常に目に入りやすいので、面接前に鏡で確認し汚れがなく清潔感があるかチェックしましょう。
面接の髪型については、「就活の前髪は清潔感を出すのが大事!男女別のセット方法や注意点を解説」も参考にしてください。
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男性編:面接時の髪型と押さえておきたいポイント
男性が面接時の髪型で押さえておきたいポイントは下記のとおりです。
・癖やハネを抑え整えた髪
・前髪は眉毛にかからない長さ
・もみあげは耳たぶより短い長さ
・サイドは耳にかからない長さ
・襟足はシャツの襟にかからない長さ
・清潔感があるか
寝ぐせがついた髪はだらしない印象を与えるので、必ず外出前に鏡をチェックしてから選考に挑みましょう。
また、前髪は眉毛にかからない長さであれば、上げても下ろしてもOKです。
前髪を上げる場合は、アクティブな印象を与えられるよう、ワックスで前髪を立ち上げ、おでこを完全に出すスタイルのアップバングにするとよいでしょう。前髪を下ろす場合は、眉にかからない長さにカットし、清潔感を出すために横に流すのがおすすめです。
男性の面接時の髪型で押さえておきたいポイントについては、「就活でツーブロックはOK?企業の評価や印象アップのポイントを解説」も参考にしてください。
迷ったときはショートスタイル
どんな業界・企業にもいい印象を与える男性の髪型といえば、ショートスタイルです。ショートスタイルは爽やかでアクティブな印象かつ清潔感があり、フレッシュさが求められる新卒にぴったりな髪型でしょう。
ショートスタイルとひとくちにいっても、ベリーショートやショートレイヤー、マッシュショートなど髪型はさまざまです。顔の形や雰囲気によって似合う・似合わないがあるので、美容師に相談して決めるといいでしょう。
過度な刈り上げでなければツーブロックもOK
「ツーブロックは面接にふさわしくない」という意見がありますが、地肌が見えない自然な髪型であれば、基本的に問題ありません。ツーブロックを自然に仕上げるには、長さを6mm以上に設定し、刈り上げる範囲を短くするのがポイントです。
ITやベンチャーといった自由な社風の企業では、細かい髪型まで気にしない傾向にありますが、企業や面接官によってはマイナスな印象を与える可能性があるため注意する必要があります。特に金融や公務員などの堅い業界では、ツーブロックは避けたほうがいいでしょう。
丸刈りは避けたほうが無難
丸刈りは相手に威圧感を与えやすい髪型のため、面接では避けたほうが無難です。
中には、事情や体質によって、丸刈りで面接に臨む人もいるでしょう。その場合は、髪型ではなく印象面に注意を払ってください。明るい表情と挨拶を心がけると、印象アップを図れます。また、面接官に丸刈りにしている理由を聞かれる可能性があるため回答も準備しておくと安心です。
男性の面接にふさわしい髪型は、「就活で好印象のメンズの髪型とは?おすすめのヘアスタイルをご紹介」でも解説しています。
男性編:スタイリング方法
癖やハネのある髪型はだらしなく見えるので、面接前に下記の流れでスタイリングしましょう。
1.髪全体を根元まで水で濡らす
2.髪の毛の水分をタオルで拭き取る
3.髪の根元からドライヤーをかけ、トップを軽く立ち上げる
4.500円大のワックスを両手で伸ばす
5.バック→トップ→サイド→フロントの順で、髪全体にワックスを揉みこむ
6.トップの髪はふんわり感を残し、サイドと前髪をタイトにまとめる
7.20cm以上離した位置からスプレーをかけ、髪型を固定する
ワックスのつけ過ぎは清潔感に欠ける不潔な印象につながるので、手のひらでよく伸ばし、ダマにならないように注意が必要です。
男性のヘアスタイリング方法は、「くせ毛就活男子におすすめのヘアスタイルとは?清潔感が好印象のカギ」でも解説しています。
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女性編:面接時の髪型と押さえておきたいポイント
女性の場合、面接時には下記のポイントを押さえて髪型を整える必要があります。
・前髪は眉毛が見える長さにする
・サイドは触覚を作らず耳を出す
・肩にかかる髪は1つにまとめる
・ヘアゴムは黒や茶色など目立たない色を選ぶ
サイドの髪は耳にかけると、顔周りがスッキリして表情が明るく見えます。
女性の面接時の髪型で押さえておきたいポイントは、「髪型は就活女子の命!印象アップするために覚えておくこと」も参考にしてください。
ロングの場合
ロングの場合は、後ろで1つに束ねるのが定番のスタイルです。スタイリングによってイメージが変わるので、企業の社風に合わせて変えるといいでしょう。
ポニーテール:活発で爽やかな印象
ポニーテールは活発で爽やかな印象を与えるので、営業職など活動的な職種から、金融や公務員といった堅い業界までさまざまな会社に向いている髪型といえます。
髪の毛を高い位置で結ぶと子どもっぽく見えるので、耳の高さを目安にするのがポイントです。頭を後方に倒しながら結ぶと、後ろ髪が膨らむのを防げます。髪が多い人は太いゴムを使い、髪をしっかりまとめましょう。
また、だらしなく見えてしまう後れ毛は出さないように注意しましょう。髪の広がりが気になる場合は、ヘアアイロンでストレートに整えておくことがおすすめです。
シニヨン:上品で大人っぽい印象
髪の毛をお団子にまとめたシニヨンは、上品で大人っぽい印象を与えます。すっきりと知的な印象を与えるため、接客業やCAを目指す方に特におすすめなスタイルです。
シニヨンは最初に耳の高さでポニーテールを作り、髪をねじって結び目に巻きつけていくのが基本の手順。結び目から毛先にワックスをつけると、崩れにくいお団子に仕上がります。お団子ができたらピンで固定し、崩れを防ぐためにハードスプレーをかけてください。
さらに崩れにくくしたいときは、ポニーテールの段階で髪用のネットをかぶせ、結び目に巻きつけてピンで固定します。
ミディアムの場合
ミディアムの場合、長さによっては1つに結べないこともあるでしょう。結べない場合は、サイドの髪の毛を耳にかけたダウンスタイルがおすすめです。髪はストレートだけでなく、内巻きのワンカールにしても構いません。
ハーフアップ:女性らしい優しい印象
ハーフアップは女性らしく優しい印象を与えるため、パンツスーツよりもスカートと相性がいいでしょう。
ハーフアップは、耳の少し上あたりで髪の毛を結びます。髪の毛がきれいにとれない時は、櫛で髪の表面を整えながら結んでください。
毛先の方向がばらばらだとカジュアルな印象になるので、髪がまとまりにくい人はヘアアイロンで伸ばしておきましょう。
ボブの場合
ボブは髪の毛を1つにまとめるのが難しいため、髪の毛を結ぶ必要はありませんが、両耳を出して顔周りをスッキリさせましょう。耳を出すことで明るい印象を与えられます。お辞儀したときにサイドの髪の毛が落ちてこないよう、ピンで固定するのがおすすめです。
ダウンスタイルをきれいに見せるには、ドライヤーやヘアアイロンで毛先をやや内巻きにするのがポイントになります。表面に短い髪の毛が飛び出ないよう、固めのワックスで全体を押さえておきましょう。
ショートの場合
ショートは前髪を横に長し、まとまりを出すのがおすすめです。髪の毛にツヤが出るように、スタイリング剤で整えるのも重要になります。シルエットを整えたらヘアスプレーなどで固定し、風や雨で髪型が乱れないようにしましょう。
女性の面接におすすめのヘアスタイルは、「就活中に適した女性の髪型をご紹介!好印象を与えるポイントとは」でも解説しています。
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女性が気になる面接向けの前髪スタイル
面接時に前髪をどうするべきか悩む人も多いでしょう。面接では、パッツンやアシンメトリーといったオシャレ重視の前髪は避けるのが安心。横に流すのを基本として、与えたい印象によって書きを参考に変えてみましょう。
斜め前髪
斜め前髪は、長さを問わず作りやすいので就活生におすすめです。カーラーやアイロンで前髪に自然な流れをつくり、横に流してスプレーで固定しましょう。
前髪を眉上に切りそろえている方は、斜めに流すことで落ち着いた印象に仕上がります。
センター分け
前髪が長い人は、センター分けにしておでこを出すのがおすすめです。前髪を中央で分けてそれぞれ耳の方に持っていき、分け目部分にスプレーをかけて固定します。
童顔な人はセンター分けにすることで、落ち着いた印象に仕上がるでしょう。
ポンパドール
ポンパドールはおでこが出るため、アクティブな印象を与えたい方におすすめです。ワックスをつけて前髪をとったら上に持ち上げ、一度ねじりながら頭頂部にアメピンで固定します。ピンで固定するので、短め・長めどちらの前髪でもセットしやすいでしょう。
オールバック
前髪が長い方は、オールバックにしておでこを出すときりっとした印象に仕上がります。スタイリング剤をつけて前髪を後ろに流し、後ろの髪と一緒に1つにまとめましょう。
オールバックの女性は少数派なので、面接官の印象に残る可能性もあります。
面接にふさわしい前髪は、「就活女子の髪型講座・印象がいい定番前髪のつくり方」も参考にしてください。
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面接の髪型についてよくある3つのQ&A
面接の髪型についてよくある質問と回答をまとめました。面接に臨む前に、下記もあわせて確認しておきましょう。
1.髪色の明るさはどこまで許される?
就職活動の髪色は、黒髪または明るすぎないナチュラルブラウンが目安と考えてください。
髪色は業界によって許容度が異なるので、応募先企業の社風に合わせるのが重要です。一般的に、アパレルや美容業界は明るい髪色でOKですが、金融や公務員など堅い業界はNGな傾向にあります。
髪色が選考結果や評価に響くのが不安な方は、就職活動中は黒髪にするのが賢明でしょう。
2.証明写真と面接は同じ髪型がいい?
別人に見えるレベルでなければ、証明写真と面接時の髪型が同じでなくても構いません。ただし、履歴書やESに使用する証明写真は撮影から3ヶ月以内のものにしてください。
また、髪型だけでなく証明写真も面接と同様にスーツを着用し、就職活動にふさわしい写真の準備をしてください。
3.天然パーマはストレートにした方がいい?
就職活動で大切なのは清潔感なので、天然パーマを無理にストレートにする必要はありません。
男性の場合は短くカットし、癖が出る範囲を押さえるのがおすすめです。 女性は髪を伸ばし、後で1つにまとめると髪の広がりを押さえられるでしょう。
髪の毛は乾燥すると癖が出やすくなるため、スタイリング剤でツヤを出し、まとめることも重要です。
就職活動での天然パーマの扱いについては、「就活でパーマはNG?男女別おすすめのヘアアレンジや注意点を解説!」でも解説しています。
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面接の髪型について不安がある人へ
ここまで、面接にふさわしい髪型やスタイリング方法について解説してきました。しかし、「自分の髪型が面接にふさわしいか分からない」「スタイリングができない」と悩む人もいるでしょう。
面接の髪型に不安がある人は、OB・OGや就活エージェントなどの信頼できる第三者に相談するのがおすすめです。
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