【19卒 就活体験談 #8】人の人生に関わり、サポートする仕事に就きたいと思った

初めての就職活動に、「この進め方で合っているのかな」「なかなか内定がもらえずに焦る」など、不安をお持ちではないですか? そんな時は先輩の就活体験談を参考にしてみましょう。

今回お話を伺ったのは、建設コンサルティング事業の会社で営業職に就いているTさんです。どのように就活を進めたのか、そして入社後のお仕事内容についても聞いてみました。

 

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「誰かの人生に寄り添いたい」自己分析で見えた好きなこと

――就活はいつから始められましたか?

一番始めに就活らしいことをしたのは3年の6月頃で、業種問わず企業が集まる合同説明会に参加しました。あとはその年の秋頃、4社ほど短期インターンに参加しましたね。自分はどんな仕事であればモチベーションが上がるのか知りたくて、自己分析しつつインターンを通してすり合わせしていました。

――自己分析やインターンによって、就きたい仕事は見えてきましたか?

そうですね、「人の人生に関わり、サポートできるような仕事」が良いという考えに至りました。大学生の時、不動産屋でアルバイトをしていたのですが、毎日何人ものお客さんとやり取りをすることに楽しさを感じていて。インターンや会社説明会であまり人と関わることのない仕事内容だとわかると、これは違うなと省いていってました。

その後、ブライダル業界や、航空業界、不動産業界などをチェックして就活を進めていって……実は4年生の夏頃に不動産管理会社の内定を頂いていたんです。

――何で内定を断ったんですか……?

周りの友人が決まっていくのを見て、私は本当にこの仕事がやりたいのかな?と改めて考えたんです。不動産管理会社の営業職として内定を頂いたのですが、仕事内容は担当するオーナーさんとどんな家を建てるかを決めたり、物件の管理を行ったりするのがメインで。自分が就きたいと思っていた、「多くの人に関わる仕事」というのとズレているなと思ってしまって……。
ただ、内定のお断りを入れた後、改めて企業探し始めたんですがうまく探せずにいたんです。

――そこで、キャリアチケットに登録頂いたんですね。

友人から「実は私これを使っていたんだ」と就活エージェントについて教えてもらって、4年生の2月半ば頃に登録しました。卒業間際で焦っていたのと、自分が見ている企業以外で良い求人がないか紹介してもらおうと思ったんです。

「多くの人と接し、サポートするような仕事」を軸にしていたので、初回のカウンセリングではそれをお伝えして。お話をする中で、営業職や施工管理職で募集している企業を何社か紹介して頂きました。選考を受け内定を頂いたのが、今働いている建設コンサルティング事業の会社ですね。2月半ばにキャリアチケットに登録して、2月末には内定を頂けたので、登録してからすぐに就活を終えることができました。

――選考から内定までかなり早いですね。選考はいかがでしたか?

面接の時に0歳から現在までの経験をグラフ化する、「ライフラインシート」というものを書いたのが印象的でしたね。面接官の方がそれを見ながら質問をするという感じで。形式的な質問をされるというよりかは、書いた内容を深堀りするような形で進みました。お昼頃から面接を始めて、複数回面接に入って頂き、内定はその日の夜に頂きました。

――スピード内定ですね。面接前にアドバイザーと何か対策はされていましたか?

今の会社の面接だけではないのですが、事前にこういう質問がくるというのを、企業ごとに教えて頂きました。企業のホームページや資料を見ながら、この質問にはこういう風に答えようと、アドバイザーの方と一緒に回答内容を作っていった感じです。

私が回答に迷っていた質問に対して、アドバイザーの方が「これはこう答えよう」と道を示して下さって……。曖昧な答えでなく、具体的に教えて下さったのは本当に助かりました。

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人好きな自分の強みを活かせているという実感

――現在はどのようなお仕事をされているんですか?

弊社所属の技術者の方と、クライアントである建設会社が求める人財のマッチングを行っています。建設会社の方とお話をしながら、この工事現場にはこういう人が足りていないという話をお聞きして、そのニーズに合う方を紹介しています。

あとは技術者の方へのアフターフォローですね。業務に関する不安や不満がないかを、実際に現場に行ったり、電話で聞いたりしています。そのほかには、クライアントの新規開拓として訪問に行くこともあります。

――どんな時にやりがいを感じられますか?

クライアントに技術者を紹介し、マッチングできた時ですね。企業の方と技術者さんがお会いになって、「ではこれから一緒に働きましょう」と決まった時は達成感がありますし、私も幸せな気持ちになります。

就活をしていた時に自分がやりたいと思っていた「人の人生に関わり、サポートできるような仕事」ができているので、やりがいはありますね。

――逆に仕事をしていて大変に感じることは何ですか?

技術者さんへのアフターフォローは難しいなと感じますね。相談内容も人によってさまざまなので、すぐに解決策を提案できないことがあって……。あとは悩みの聞き出し方も難しいなと感じています。

先輩社員の方からは、企業からも技術者の方からも「この人に紹介してもらいたい」「この人が担当だから頑張れる」と思って頂けるように、一人ひとりにしっかり向き合うことが大切だと教えて頂いて。なので、今は業務に必要なことだけを連絡するのではなく、普段から雑談などを交えながら話しやすいような雰囲気づくりを大切にしています。

――日々のコミュニケーションを大切にしているんですね。

入社したての頃は企業の方と会う時はかなり緊張してしまっていて。定型文というか、必要なことだけを話す感じになってしまっていたんですが、先輩からのアドバイスで接し方を変えたんです。一緒にお仕事をする相手に信頼してもらえる存在になるためにも、積極的にコミュニケーションを取るように意識をしています。

 

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時代のニーズに沿った新規プロジェクトを提案していきたい

――今後やってみたい仕事はありますか?

何か1つプロジェクトを任されるようになりたいです。例えば新卒採用時の配属の指揮を執ったり、チャンスがあれば新規事業にも関わってみたり。若手でも色々なことを任せてもらえる会社なので、チャンスがあれば私も手を挙げようと思っています。

そして、5年後、10年後と長い目で見た時、担当させて頂く技術者の方の数も増えていると思うんですね。なので、一度に大勢の人数を抱えていたとしても、一人ひとりをしっかりサポートしていけるように成長していたいと思います。

――就活生に向けて何かアドバイスがあればお聞かせください。

自己分析を徹底的にやることをおすすめします。私もそうでしたが、説明会に行って会社や仕事について話を聞くと、良くも悪くもギャップを感じることがあると思うんです。入社してから「思っていたのと違う!」とネガティブな気持ちにならないためにも、自己分析をしっかり行い、自分にはどういう会社が向いているのかを見極めることが大切だと思います。

――Tさん自身も自己分析をしっかりとやっていたんですか?

そうですね、私の場合は自己分析表というのを自分で作って、過去の経験やその時の気持ち、自分の性格などを細かく書き出していました。その結果見えてきた自分の就活の軸に沿って、今この仕事にたどり着いているので。あとは、自分でも自己分析をしつつ、色々な人に意見を聞いてみることも大事だと思います。就活は大変かもしれないですが、やりたいことを言語化して1つ1つ乗り越えていってほしいですね。

 

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