【19卒 就活体験談 #11】不安な気持ちを素直に伝えることで、心に余裕をもった就活ができました

キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2019年卒の学生に聞く「就活体験談」。どのような就活を行ったのか、苦労した点や就活を進めるうえでのポイントなどを聞いてみました。

今回お話を伺ったのは、ITシステム開発企業でSEとして働いているOさんです。大学院に進んでいたOさんは、就活を決心するまでに時間を要し、周囲よりもスタートが遅かったとのこと。そのハンデをどうやって挽回したのか、詳しくお聞きしました。

 

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専門職に就くべきか悩む日々を送っていた

――就活を始めるまで、随分と悩まれたそうですね?

当時は大学院で臨床心理学を学んでいて、周りは臨床心理士として専門職に就く人が多い環境でした。でも、私は医療関係や保育、学校といったところで心理士として活躍する自分の姿がイメージできなくて。私が本当にやりたいことはなんなのか分からなくなっていました。

最終的に「ちゃんと就活をしよう!」と気持ちを固め就活を始めたのが修士2年の11月で、随分遅いスタートになってしまいました。このままだと卒業までの就職は難しいだろうなと思っていたときに、就活エージェントの存在を知りました。

就活をサポートしてもらえるというのは、そのときの私にはとても魅力的でしたし、ネットで口コミを見てキャリアチケットに行き着きました。

――カウンセリングではどんなことを話したんですか?

まずは自分の現状をお伝えして、そのうえでアドバイスをいただきたいと思っていて。このまま就活をしたほうが良いのか、来年度まで見越したほうが良いのか、プロの目から見た客観的な意見が欲しかったんです。
そのときの私は焦りや不安が大きかったので、アドバイザーさんの落ち着いた雰囲気がとても心強く感じました。
相談の結果、「時期としてはギリギリだが、まだ間に合う企業もある。一緒に頑張りましょう」と言っていただき、就活へ踏み切ることとなりました。

その後は、自分が大学院でどんなことを勉強してきたか、などをお話したあとに、どんな会社が良いのか就活の軸を決めていきました。

どんな軸で絞り込むかを考えたときに、大学院の臨床心理の実習を通して人をサポートする機会がよくあったことを思い出しました。自分でも誰かをサポートするのは好きだと自覚していたので、何かしら人をサポートするような仕事がしたいというところに落ち着きました。

――「人をサポートする」という軸で、SEを選んだのはなぜでしょう?

最初にSEの仕事について「SEはモノや技術によって誰かをサポートすることができる仕事」と説明を受けたときに、魅力を感じました。医療や保育のような直接人をサポートする仕事よりも、モノや技術を通してサポートするほうが自分の性に合ってそうだなと感じたためです。私の知り合いにSEとして働いている女性がいて、その人から話は聞いていたので仕事のイメージもつきやすくて。

SEのほかにも人材系の会社や、人事・労務で受けられる会社も紹介いただいたんですが、自分としては今の会社の志望度が高かったですね。

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フィードバックを活かして選考に臨むことができた

――今の会社の選考についてお聞かせください。

私は時期的に遅かったうえ、キャリアチケットさんからの紹介ということもあり、書類選考が通過するとまずは人事担当との一次面談で、二次選考が適性試験と役員面接でした。それを通過すると、最後は現場のリーダークラスの方との面接ですね。もう少し早い時期だと選考から内定に至るまで約1ヶ月くらいの期間を要するそうですが、私の場合は1ヶ月もかかりませんでした。

――選考を受ける際にどのような対策をされましたか?

アドバイザーさんにESの添削や面接練習をしていただきました。自分ではきちんと書けているつもりでも、客観的に見ると意外と伝わらない内容になってしまっていることがあって……。一方で「Oさんのこういうところが強みだからここは強調していこう」といったアドバイスもあり、すごく役に立ちました。

ちょうど修士論文に追われている時期でもあったので、LINEで質問できたのも時間の節約になってとてもありがたかったです。

あとは、今の会社の一次選考後に面接のフィードバックをもらうことができたのも良かったなと思います。
私は人と話すとき、1つ1つ細かく説明しなきゃと思って発言が長くなってしまう傾向があるんです。そこについて、「要点を押さえて簡潔に話したらもっと良くなる」と、アドバイザーさんからアドバイスをいただきました。フィードバックがあったことで、最終面接ではきちんと意識しながら質問に答えることができたと思います。

 

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先輩の背中を追いかけて頑張りたい

――今されているお仕事について教えてください。

保守運営といって、クライアント先のデータ管理業務に携わっています。もう少しわかりやすく言うと、クライアントの要望に合わせてデータを抽出したり、データの見え方を整えたりする仕事です。

例えば、クライアントがデータを活用したいとき、数字が表示されるだけだとどんなデータかわかりにくいですよね。なので、マーケターや営業といったいろんな方がぱっと見てわかるように、システム上でデータをグラフィカルにできるんです。私はデータをスクリーニングしたり紐付けたり、データを整理するような作業を行っています。

――どんなときにやりがいを感じますか?

仕事のやりがいとは少し違うかもしれませんが、毎日勉強できる嬉しさみたいなものがあります。まったく知識がない状態で入社したので、日々勉強することがたくさんあって。大変そうに思われるかもしれないですが、分からないことが分かるようになるというのが、私にとっては仕事をするうえで大きなモチベーションになっています。

――目標にしている先輩はいますか?

私は本社ではなく都内のサテライトオフィスで働いていて、そこで一緒に働いている先輩は目標ですね。データを抽出するとき、私はエラーが起きていても気づけないことがあるんですが、先輩はすぐに何が間違っているのか発見するんです。

「チェックするときは、こことここを確認すると良いよ」といったポイントを的確に教えてくださるので、いつも助けられていて……。知識も経験も豊富で周りからの信頼も厚い方なので、私も早く先輩のようにテキパキと仕事をこなせるようになりたいです。

――今後の目標はありますか?

キャリアパスとしては、技術者としてスキルを極めてエキスパートになる道を進むか、リーダーとしてマネジメントを行うポジションになるというパターンがあるんですが、私はまだ目の前の仕事をこなすのに手いっぱいで……(笑)。正直、今はまだ将来についての明確なイメージは持てていません。

でも、目標にしている先輩はチーム全体の業務を管理するリーダーで、その姿に憧れているので、私も先輩に少しでも近づけるように頑張りたいなと思っています。

――では最後に、就活を頑張っている学生へメッセージをお願いします。

恐らく、多くの学生が就活に対して不安を抱えていると思います。私自身も就活を始めたときは、不安でいっぱいでした。やりたい方向性は何となく見えていても、それをどうやって実現したらいいのか分からない、武器が何もないという状態で。

今、少しでも私と同じような想いをされている方は、就活エージェントを頼るのも1つの方法だと思います。キャリアチケットでは、自分の素直な気持ちをアドバイザーさんに話すことができますし、仕事の適性も一緒に考えてくださいます。心に余裕を持った状態で就活を進められるように、ぜひ誰かに頼ってみていただきたいですね。
 

 

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