志望動機の書き方|新卒が注意したいポイントや履歴書の例文を解説!

このページのまとめ

  • 新卒の志望動機の書き方は志望理由の結論から始める
  • 志望動機の書き方が新卒に重要なのは採用担当者に自分の魅力を伝えるため
  • 志望動機の書き方で新卒が覚えるべきポイントは、エピソードを具体的に伝えること

志望動機の書き方|新卒が注意したいポイントや履歴書の例文を解説!イメージ

「志望動機の書き方で新卒がアピールするために必要なポイントは?」「どうすれば魅力的な志望動機が書けるのか知りたい」と気になる就活生も多いでしょう。自分をアピールし採用担当者から評価されるためには、基本的な書き方を守って志望動機を書くのが重要です。

この記事では、新卒におすすめの志望動機の書き方や、ポイントを解説しています。例文も紹介しているので、表現やアピールの参考にも活用してみましょう。

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目次

志望動機の書き方が新卒にとって重要な3つの理由

志望動機の書き方が重要な理由は、あなたが企業理念や企業の求める人物像にあっていると伝えるためです。企業は履歴書やESなどの志望動機を通じて、就活生が自社にあった人物かや、持っているポテンシャル、人柄などを把握したいと考えています。

そのため、企業の意図を把握し、志望動機の書き方に反映することが欠かせません。ここでは、志望動機の書き方が重要な理由を3つ紹介します。

理由1.企業の求める人物像にあっていると伝えるため

志望動機の書き方が重要な理由は、企業の求める人物像にあっていると伝えるためです。どの企業にも採用基準があり、就活生が適しているかどうかを見極めています。

内定を獲得するためには、企業の求める基準を知り、自分が満たしているとアピールしなければなりません。志望動機の書き方を把握し、適切なアピールができるように準備しましょう。

企業が求める人物像を知るためには、企業研究が大切です。企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

理由2.企業理念や考え方にあっていると伝えるため

企業理念や考え方にあっていると伝えるためにも、志望動機の書き方が重要です。就活生の考え方が企業理念にあっていれば、同じ方向を向いて仕事をしやすくなります。また、就活生の考え方からポテンシャルも判断できるでしょう。

そのため、志望動機で評価されるためには、企業理念や方向性について把握し、自分の考えに合致しているとアピールすることが大切です。どのようにアピールすればよいかを知るためにも、志望動機の書き方を学んでおきましょう。

理由3.就活生自身の人柄を伝えるため

自分の人柄を伝えるためにも、志望動機の適切な書き方を把握するのが大切です。書き方を知らずに志望動機を書くと、内容がバラバラでうまく伝わらない場合があるからです。

たとえば、話の組み立て方が分からず思いついた順番に伝えてしまうと、どのような考えで志望したのかが不明瞭になりかねません。そして、志望理由のエピソードが分かりにくくなり、人柄が伝わらない恐れがあります。

そのような事態を避け、採用担当者に自分をアピールするためにも、志望動機の書き方が重要です。

採用担当者に理解してもらったり、魅力を感じてもらったりするためにも、これらを踏まえて適切な書き方を学んでおきましょう。

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採用担当者に伝わる!志望動機で新卒が書くべき内容

新卒の志望動機では、「業界や業種を選んだ理由」「将来の目標やビジョン」「就活の軸との関連性」などを取り入れるのがおすすめです。

ここでは、新卒が志望動機に取り入れたい5つの内容を解説します。

業界や職種を選んだ理由

志望動機には、業界や職種を選んだ理由を入れましょう。業界や職種への興味が薄いと、「すぐに離職してしまうのではないか」と思われやすいからです。

業界には、「メーカー」「マスコミ」「金融」など、幅広い種類があります。「なぜその業界を選んだか」が伝わらなければ、「ほかの業界でもよいのでは」と聞かれてしまうでしょう。

職種も同様で、「営業」「事務」「マーケティング」など、多数の種類があります。選んだ理由が曖昧であれば、自分の考えを持っていないと思われ、評価が下がるので注意してください。

業界を選んだ理由を見つけるためには、業界研究を行いましょう。業界についてあまり知らない人は、「就活生が知っておくべき業界を紹介!絞り方のコツや方法も解説」を参考にしてください。

志望企業を選んだ理由

志望動機には、志望企業を選んだ理由も含めましょう。志望企業ならではの理由がない場合、「ほかの企業でもよいのでは」と思われてしまうので注意しなければなりません。

同じ業界であっても、扱う商品やサービス、対象になるお客様は異なります。志望動機を書く前に、企業ごとの違いを理解した上で、どの会社が自分に合うのかを考えるのが重要です。

企業ごとの違いを把握するためには、同業他社について調べて比較しましょう。企業研究でそれぞれの特徴を調べるようにしてください。

就活の軸との関連性

就活の軸と、志望企業がどのように関連しているかも伝えましょう。就活の軸とは、自分が企業を選ぶために大事にしているポイントや考え方です。

就活の軸との関連がある場合、自分の考えに沿って選んでいると説得力が生まれます。また、就活の軸を通して就活生のポテンシャルやモチベーションを把握したり、ほかの企業ではなく、志望企業がよい理由も伝わったりするでしょう。

もし、就活の軸が定まっていない場合は、先に自己分析をして考えてみてください。

将来の目標やビジョン

将来どのような仕事をしたいか、どのような役割を果たしたいかなど、目標やビジョンも伝えるようにしましょう。企業の経営ビジョンに沿ったアピールができれば、入社後についてよく考えていると評価されます。

将来の目標やビジョンを考えるためにも、自己分析と企業研究を入念に行わなければなりません。志望企業でどのようなキャリアが実現できるかを調べ、自分の目標と照らし合わせてみてください。

志望理由と過去の経験のつながり

志望理由と過去の経験につながりがあるかどうかも大事です。志望理由を裏付けるエピソードがあれば説得力が増します。また、エピソードを通じてあなたの人柄が伝わることもあるでしょう。

そのため、志望理由に関連するエピソードは、積極的に伝えてください。

たとえば、「父がメーカーの営業職をしており、自分も同じように働きたいと感じた」「△△社のサービスを愛用しており、より多くの消費者に届けたいと感じた」などのように、自分の経験をアピールすることが重要です。

オリジナリティも出るので、志望理由と関連するエピソードは積極的に伝えることをおすすめします。

採用担当者が志望動機で把握したいポイントを掴み、しっかりアピールするようにしてください。

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志望動機の書き方で新卒におすすめのポイント4選

新卒におすすめの志望動機の書き方は、「志望理由」「エピソード」「入社への意気込み」の順番で、一貫性を持たせて伝えることです。ここでは、志望動機の書き方を4つのポイントに分けて紹介します。

1.書き出しは志望理由から始める

志望動機の書き出しは、志望理由から始めましょう。「私が貴社を志望する理由は△△です」「△△の理由から、貴社を志望しました」のように、結論から書き始めます。

結論から書き始めるのは、話の内容を分かりやすくするためです。先に結論が分かっていれば、この後の内容も伝わりやすくなります。志望動機だけでなく、自己PRや長所・短所などでも結論から伝えるのが重要なので、習慣化しておきましょう。

志望動機の書き出しについては、「志望動機は書き出しが超重要!本気度を見せる方法とコツを紹介します」の記事でも紹介しているので、参考にしてください。

2.志望理由の根拠になるエピソードを伝える

次に、志望理由の根拠になるエピソードを伝えましょう。具体的なエピソードがあれば、志望理由を裏付ける根拠になるからです。説得力が増すので、必ず伝えるようにしてください。

また、エピソードがあれば、志望動機にオリジナリティが生まれます。ほかの就活生との差別化を図るためにも、自分だけのエピソードでアピールしてください。

3.入社への熱意や意気込みで締める

最後に、入社への熱意や意気込みで締めましょう。熱意や意気込みが伝われば、採用担当者の印象に残り、評価も上がりやすくなるからです。

採用担当者は、自社で活躍してくれそうな就活生や、長く働いてくれそうな就活生を採用したいと考えています。熱意があり、モチベーションも高い就活生は評価されやすいので覚えておきましょう。

また、入社への意気込みとともに、企業に対してどのように貢献できるかも伝えるようにしてください。内容が具体的なほど、採用担当者から、あなたが入社して活躍するイメージを持ってもらえます。

4.志望動機のエピソードに一貫性を持たせる

志望動機を書く際は、志望した理由と根拠となるエピソードに一貫性を持たせるのが重要です。上記の順番で志望動機を書いても、内容に一貫性がなければ説得力は生まれません

一貫性を意識すると内容が整理され、伝えたいことが明確になります。「論理的に物事を考えられる」と採用担当者に受け取ってもらえる可能性もあるでしょう。

なお、志望動機に一貫性を持たせるためには、伝えたい内容を1つに絞るのも大切です。アピールしたい内容を盛り込みすぎて、重要なポイントが分かりにくくならないよう注意してください。

採用担当者から評価される志望動機を書くために、上記の書き方を把握した上で作成しましょう。

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志望動機の書き方で新卒が注意すべき点

ここでは、志望動機の書き方で新卒が注意すべきポイントを6つ紹介します。参考にして、履歴書の書き方で失敗しないようにしましょう。

エピソードは具体的に伝える

エピソードを伝える際は、具体的に伝えるようにしてください。具体性があるほど説得力が増し、内容も分かりやすくなるからです。

たとえば、接客業を志望する場合、「私が接客業を志望したのは、接客が好きだからです」だけでは、具体性に欠けてしまいます。「私が接客業を志望するのは、お客様を接客し、満足いただけたときのやりがいに魅力を感じているためです」のほうが、具体的で伝わりやすいでしょう。

エピソードについては、「ゼミ」「アルバイト」「サークル」など、どのような内容でも問題ありません。ただし、内容は具体的かつ詳細に伝えるように工夫してください。

ポジティブな内容にする

志望動機で伝える内容は、ポジティブな内容にしましょう。消極的な内容はアピールにつながりにくいので、注意してください。

ポジティブな内容であれば意欲を感じられ、評価もしてもらいやすくなります。エピソードを伝える際も、「挫折から乗り越えた経験」「失敗から成功に向けて努力した経験」のように、ポジティブな内容がおすすめです。

志望理由の根拠を伝える

志望理由を裏付けるための、具体的な根拠を伝えるようにしましょう。根拠がないと納得しにくく、評価が難しくなるからです。

たとえば、「企業理念に共感した」「過去の経験があって志望した」などの志望理由があるとします。その際、「なぜ企業理念に共感したのか」「どのような経験があり、なぜ志望理由につながったのか」などを深掘りして伝えるようにしましょう。

根拠が明確であればあるほど、説得力が生まれ、評価にもつながります。「なぜそう思ったのか」を意識して、志望動機に盛り込むようにしてください。

嘘の内容を書かない

志望動機で嘘の内容を書くのはNGです。自分をよく見せようとごまかすのはやめましょう。

履歴書やESではごまかせても、面接では見破られてしまうケースはよくあります。嘘を書くと、採用担当者に詳しく質問された場合に答えられなくなるので注意してください。

履歴書やES・面接で伝える内容を区別する

履歴書やES、面接で伝える志望動機は、それぞれの持つ意味を把握し差別化するのがおすすめです。

履歴書とESや面接で伝える志望動機の内容は、基本的に同じで問題ありません。ただし、履歴書は「就活生の経歴や資格など基本的な情報を知るため」、ESは「自分のスキルや能力をアピールするため」、面接は「実際に応募者を見極めるため」などそれぞれ役割が異なります。

そのため、ESでは志望動機の内容を充実させたり、面接では人となりや入社意欲をアピールできる伝え方をしたりするなど、履歴書と差別化するのが大切です。

文字数や言葉遣いに注意する

履歴書に志望動機を記載する際は、文字数や言葉遣いにも注意してください。

履歴書に記入する文字数の指定がない場合、枠の8割以上を埋めるようにするのがおすすめです。一般的な履歴書の志望動機では、200~300字程度書けば問題ありません。

あまりにも余白が多い場合は熱意が伝わらない恐れがあるため、エピソードを深掘りしたり、数値を用いて具体化したりしてボリュームを調整してください。

また、履歴書では「書き言葉」を意識するのが大切です。たとえば、「御社」は「貴社」に、「とても」は「非常に」などと変換して記載してください。

なお、言葉遣いを見直して余分な表現を削除すれば、エピソードなどに使える余白ができ、より充実した志望動機を作成できるでしょう。

履歴書に志望動機を書けたら、面接で伝える準備も必要です。面接での伝え方は、「志望動機を面接でうまく伝えたい!ポイントを例文付きで解説」の記事を参考にしてください。

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新卒が志望動機を書く前に行いたい準備

新卒が志望動機を書く前には、「自己分析」「企業研究」などをしっかり行いましょう。ここでは、志望動機に書く前に行っておくべき準備について解説します。

自己分析で自分の強みや方向性を棚卸しする

志望動機を書く前に、自己分析を入念に行いましょう。自分の考えや強みなどを整理しておけば、アピールしやすくなります。

志望動機では、企業が求める人物や企業の考え方にあっているかも見られるポイントです。自分について理解しておかなければ、自分が志望企業にあっているかどうかが見極められません。

自己分析で自分について棚卸しすれば就活の軸が明確になり、企業とマッチしているか確認できるでしょう。

自己分析の実施方法については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」で解説しています。

業界・企業研究で志望する会社を絞る

志望動機を書くためには、企業研究も欠かせません。企業について知らなければ、自分にあうかどうか判断できないからです。企業について調べるには、Webサイトや会社説明の資料などを参考にしましょう。

企業理念や社長のインタビューを読んでおくのもおすすめです。また、ほかの就活生よりも企業研究を行いたい場合は、OB・OG訪問を実施してください。実際に働く社員の意見を取り入れると、よりよい志望動機を作成できます。

インターンシップや企業説明会に参加する

インターンシップや企業説明会に参加し、実際の現場を見たり複数の社員から話を聞いたりするのも大切です。多面的に企業を捉える機会となるほか、リアルに感じたことや体験したことを志望動機で伝えれば、ほかの就活生との差別化にもつながるでしょう。

また、2025年卒業の就活生からは、採用直結型のインターンシップが解禁されます。就活生が一定の条件を満たしたインターンシップに参加した場合、企業はその情報を公式に採用活動に利用することができるのです。

このような点も含め、できる限りインターンシップには参加しておきましょう。

準備が入念にできているほど、志望動機の内容に納得感や情熱を感じてもらいやすくなるため、しっかり取り組んでください。

参照元
内閣官房
2024年度(2025年3月)卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等ポイント

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新卒が参考にしたい志望動機の例文【文字数別3選】

ここでは、新卒が参考にしたい志望動機の例文を文字数別に3パターン紹介します。

商品やサービスに関する志望動機の例文【200字】

私は貴社のインターンに参加させて頂いたことがきっかけとなり、志望致しました。

約半年間、長期インターンで貴社の社風やサービスに触れ、社員の皆さまと一緒に実務を経験させていただきました。その経験を通して、自分の得意分野である英語力を活かせると感じております。

在学中は、TOEICで800点を獲得し、貴社の戦力として貢献できるよう準備して参りました。グローバルな組織の中で活躍し、将来はチームを牽引する存在となれるよう努力いたします。

企業理念に魅力を感じた志望動機の例文【300字】

私は、貴社が掲げる「最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする商品・サービスを提供する」の企業理念に共感し、志望いたしました。

貴社は世界で活躍する企業であり、自動車業界の第一人者として、世界レベルで顧客満足度を高め続けております。私も自身が得意とするITスキルを活かし、グローバルな環境下で世界中のお客様に安心や安全を提供したいと感じました。

大学在学中にMOSやデータベーススペシャリストの資格を取得しており、システム開発などのPC操作に自信があります。将来はどんな依頼にも迅速に対応し、技術開発ができるよう、努力したいと考えております。

自分の経験を元にした志望動機の例文【400字】

私は昔から貴社のブランドに興味があり、頻繁に店舗に通っていたことから志望いたしました。

貴社のブランドは着る人の気持ちを高めるだけでなく、ノベルティやカタログなど、販促活動で戦略的に顧客を引き付けている点に魅力を感じました。

また、貴社ではブランドイメージを崩さずに、プラットフォームごとにアプローチの方法を変えている点が他社とは一線を画しています。中でもSNS運用によるお客様へのアプローチでは、各SNSの特徴に合わせた投稿でコミュニケーションを取られている点にこだわりと情熱を感じております。

私は大学時代に経験したアパレル業のアルバイトで、お客様に似合うコーディネートを提案したり、次に流行するスタイルを予測してディスプレイやSNSの更新を行っていました。

貴社に入社後も、ブランドイメージを大切にしつつ、自分のアイディアを活かして商品を多くの方に伝え、売り上げに貢献したいと考えています。そして、将来は本社の企画部や広報部など、マーケティングに携わる事業部で活躍したいと考えています。

魅力的な志望動機を作るためには、多くの文章を読み、よい表現を取り入れるのが大切です。就活の志望理由にもう困らない!基本的な作り方や伝え方を例文つきで解説」でも例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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新卒が参考にしたい志望動機の例文【職種別10選】

ここでは、履歴書に書く際の志望動機の例文を職種別に10パターン紹介します。

ITエンジニア職の例文

私が貴社のITエンジニアを志望した理由は、貴社が配信しているオンラインゲームアプリケーションの開発、運用に携わりたいからです。

私は中学生の頃から、美しいグラフィックや魅力的なキャラクターにはまり、貴社のゲームにのめりこんでいます。中でも動作の滑らかさに感動し、どのように動いているのか調べたことがITエンジニアを知るきっかけでした。

私はもの作りが好きだったこともあり、独学でJavaを学び簡易的なゲームの作成にも成功しました。常に自分から情報を取得する持ち前の行動力で、貴社に貢献したいと考えております。

営業職の例文

一人ひとりのお客様の状況に寄り添った保険の提案をされている貴社に魅力を感じたため、営業職を志望します。

私の父が重い病気にかかった際、適応できる保険に入っておらず、治療費の負担がのしかかりました。必死の思いで貴社に問い合わせたところ、快く対応して下さり、今から加入できる保険をご案内いただきました。

そのことがきっかけで、貴社の営業として貢献したいと感じるようになりました。

私が大学2年間アルバイトをしていた老人ホームでは、利用者の話を親身になって聞いていたところ、「何でも聞いてくれて話しやすい」とお声をかけていただく機会が多くありました。そのため、貴社の営業として配属された際も、お客様の話に耳を傾け、最適なご提案ができるよう努めたいと考えています。

デザイナー職の例文

私は、貴社の広告デザインの仕事に魅力を感じたため志望いたしました。

私が高校2年生の頃、自分の進路をどうするか決めかねていたところ、貴社が制作した広告に出会いました。当時の私の心に響く内容で、将来は広告に関する仕事をしたいと感じ、デザイン系の分野に強い大学に進学すると決意しました。

私は幼い頃からイラストを書くのが趣味で、SNSでも発信を行っています。見る人の心をどうすれば掴めるか考え、計算しながら書き続けたところ、徐々に評判が上がり、イラストサイトのランキングで上位に入ることもできました。

貴社に入社後も、広告を見る人の心理を考え、より効果的なデザインを作成し貢献したいと考えております。

経理職の例文

私は、自然環境を考えた商品を販売している貴社の発展のため、経理業務を通じて経営をサポートしたいと思い志望いたしました。

大学3年間アルバイトをしていた会計事務所では、経理業務を請け負う中で多くのクライアントから経営についての相談を受け、課題を解決していました。

そこで、帳票を読み解けば経営のサポートができるのだと感じ、将来は経理事務の仕事に就きたいと考えるようになりました。そして、自分なりに帳票を読み、仮説と検証を繰り返したり、簿記の資格を取得したりしてできる限りスキルを磨きました。

貴社に入社後は経理業務の一員として、私の長所である探求力を活かし、会社の永続的な活動を支えるよう努めたいと考えております。

販売職の例文

私は、貴社が開発した「ずれない眼鏡」をより多くの人に利用していただきたいと感じたため志望いたしました。

私は小学生の頃から視力が低く、眼鏡をかけて生活しています。しかし、私が購入した眼鏡のほとんどがずれやすく、強くネジを締めると頭痛の原因になっていました。

大学生になり、偶然立ち寄った眼鏡店で貴社の眼鏡を試着したところ、着け心地がよく、下を向いたり走ったりしてもずれない設計に感銘を受けました。

それから、私は眼鏡店でアルバイトを始め、貴社の商品について魅力を伝えることで販売につなげて参りました。貴社の眼鏡についての知識はもちろん、コミュニケーション力にも自信があります。

入社後は販売員として実績を積み、将来はエリアマネージャーとして、販売員の教育や職場環境の整備にも携わりたいと考えております。

サービス職の例文

私は、添乗員としてお客様に快適な旅を提供したいと感じたため、貴社を志望しました。

添乗員の仕事に魅力を感じたのは、高校時代の修学旅行で出会った貴社の社員の方がきっかけです。

私が体調不良のためホテルの部屋で休んでいたところ、観光以外の楽しみ方を教えてくださいました。友人とともに観光できなかったのは残念でしたが、よい思い出を作ることができました。

そして、私も旅行をお楽しみいただくだけでなく、予想外の出来事にも柔軟かつお客様に寄り添った対応ができる添乗員になりたいと感じるようになりました。

私は持ち前の好奇心から、過去に旅行で立ち寄った場所では隅々まで探索し、地元の方しか知らない情報も収集しております。貴社に入社後も、長所を活かしてプランを練り、お客様に最適な提案や寄り添った添乗業務を行いたいと考えております。

教育職の例文

私は、貴社のサービスであるオンライン塾で大学受験を突破したことから、講師の仕事を志望いたします。

私が高校2年生の頃、教室型の学習塾で大学受験の対策をしておりました。しかし、思うように実力が伸びず、さらに成績によってクラス編成が都度変わることにストレスを感じ、モチベーションは下がる一方でした。

そこで、環境を変えたほうがよいと判断し個別指導型の塾を探したところ、貴社のオンライン塾を見つけ、周りと比較せず生徒の進捗にあわせた学習内容や講師の人柄に魅力を感じ、入塾いたしました。すると、すぐに成績が伸び始め、諦めかけていた第一志望の大学に合格することができました。

私はこの経験から、進んでいる道に対して障害が発生しても、最後まで諦めない姿勢を身につけたと感じております。貴社で講師として活動する際も、諦めない気持ちを持って生徒指導に努めて参ります。

企画職の例文

私は貴社の文房具グッズを愛用しており、商品企画に携わりたいと感じたため志望いたしました。

私が大学3年間アルバイトをしていた雑貨店では、定期的に文房具フェアを開催しておりました。私は2年目からフェアの企画を任せていただき、コンセプトから集客の導線までスタッフとともに考え、毎回延べ1,000人以上の来客数を誇るイベントに成長させることができました。

その経験から、さまざまな意見を取り入れることで、ニーズに合った企画ができると実感いたしました。

貴社は文房具グッズを企画する際、他部署の社員も会議に入り、一丸となって商品開発を行っている点に魅力を感じております。私も自身の経験を活かし、部署の垣根を越えて相談しながら、貴社の文房具グッズを企画し貢献したいと考えております。

研究職の例文

私は、貴社が手掛けるアレルギー体質に対応した冷凍食品の研究に携わりたいと感じたため志望いたしました。

私の弟は幼少期より食物アレルギーを持っており、家族と同じ食事ができないことを悲観しておりました。しかし、貴社が開発したアレルギー対応の冷凍食品を購入した際、基本的な材料で作られたものと同様のおいしさで、家族で同じ食事を食べられるようになり、食卓が明るくなりました。

このような経験から、貴社の冷凍食品に興味を持ち、大学では食物栄養学を専攻し、管理栄養士の資格を取得しました。貴社に入社後は、さらに食物アレルギー保持者の方が安全に食事を楽しめるよう、研究に努めて参ります。

生産技術職の例文

私は、貴社が製造している希少な部品に魅力を感じ、生産に携わりたいと感じたため志望いたしました。

昨年、貴社のインターンシップに参加した際、繊細な技術で精密かつ高い品質の部品を製造されている現場を拝見し、実際に体験もさせていただき、奥深さを実感しました。

しかし、社長の△△さんは、世界からニーズがあるにも関わらず、本社工場でしか製造できない技術であることに葛藤を抱えていると知り、私は支社でも製造を行えるよう貴社の生産技術職を目指そうと志しました。

私は大学時代、機械工学を専攻し、機械システムの構築から組み立てを行う中で、幾度も失敗を重ねました。しかし、その都度課題を洗い出し、解決に向けて取り組んで参りました。貴社に入社後も、生産における一連の工程の中でまずは課題を見つけ、効率化や支社での生産が可能となるよう尽力したいと考えております。

上記の例文を参考にしながら、魅力的な志望動機を作成してください。ただし、例文をそのまま履歴書に書くのはNGなので、自分の言葉で表現できるように練習しておきましょう。

就活で使える志望動機の例文集を探している人は、「就活を乗り切る!志望動機の書き方と例文」もぜひ参考にしてください。

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志望動機の書き方を学び魅力を伝えたい新卒のあなたへ

履歴書の選考を突破するためには、魅力的な志望動機を考え、アピールするのが欠かせません。しかし、志望動機を作るのは大変であり、どのように書けばよいか困っている方も多いでしょう。

志望動機の書き方に悩んでいる場合は、就活エージェントに相談してみてください。就活エージェントのキャリアチケットでは、志望動機の書き方や面接でのアピール方法など、内定獲得に向けたアドバイスが可能です。

指導は一人ひとりにあわせて、マンツーマンで実施しています。就活を成功させるためにレベルアップしたい人は、ぜひキャリアチケットに相談してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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