このページのまとめ
- 就活ですっぴんはマナー違反!ナチュラルメイクが基本
- ベースメイクは肌の悩みをカバーしつつ自然な仕上がりに
- アイブロウはパウダーでふんわり仕上げる
- アイメイクは目力を出して意思の強さを演出
- 血色に近いチークとリップを使えば健康的な印象に
- 就活で使うメイク用品はプチプラで問題ない
「就活ですっぴんはNGなの?」と気になる女子は多いでしょう。すっぴん派にとっては、メイクの有無は気になるポイントですよね。
結論から言うと、就活ではメイクするのがマナー。きちんとメイクして身だしなみを整えれば、面接官に好印象を与えられます。
ただし、メイクによってはかえって印象を下げるので、正しい方法を知っておくことが重要です。就活メイクのポイントとメイク方法を把握し、印象アップを目指しましょう。
就活ですっぴんはNG!メイクは身だしなみの1つ
メイクは身だしなみの1つなので、すっぴんで就活に臨むのはおすすめできません。
女子学生がすっぴんで就活するのは、男子学生がノーネクタイ・無精ひげで面接に行くようなもの。
面接官によっては、「だらしがない」「社会人としての意識が足りない」と判断する恐れがあります。
メイクは社会人になった後も必要になるので、すっぴん派の人はこの機会に覚えておきましょう。
証明写真もきちんとメイクするのが基本
就活では、面接だけでなく証明写真でもメイクするのが基本です。すっぴんで証明写真を撮ると顔色が悪く見え、暗い印象になる傾向があります。
新卒らしいフレッシュな印象を与えるためにも、きちんとメイクして写真を撮りましょう。
派手なメイクは印象を下げるので要注意
就活はすっぴんNGですが、派手なメイクも印象を下げるので避けたほうが無難です。就活では清潔感が大事なので、派手なメイクでは不潔な印象を与える恐れがあります。
就活メイクの目的は、「お洒落」ではなく「身だしなみ」。自分が楽しむためではなく、相手への心遣いと思ってメイクしましょう。
就活ではナチュラルメイクがマナー
就活では、清潔感のあるナチュラルメイクをするのがマナーです。
自身の素肌や目鼻立ちを活かして自然に仕上げることで、新卒らしい爽やかな印象になります。過剰に色を乗せるメイクではないので、普段すっぴん派の方でも抵抗なくチャレンジできるでしょう。
ナチュラルメイク完成までの6つのステップ
ナチュラルメイクといっても、すっぴんと区別がつかないようではメイクとはいえません。ナチュラルメイク完成までのステップを確認しておきましょう。
1.スキンケア
ナチュラルメイクのためには、スキンケアにこだわることが大切です。スキンケアの流れを下記で確認しておきましょう。
・メイクをした日はメイク落としでしっかり落とす
・洗顔は洗顔料をしっかり泡立て、肌をこすらないよう優しく洗う
・化粧水は500円硬貨大を手のひらに取り、手でなじませてから顔全体に塗り広げる
・乳液は10円硬貨大を手のひらに取り、手でなじませてから顔全体に塗る
スキンケアをしっかり行うことで、メイクのノリが良くなり肌にツヤが出ます。
なお、化粧品で肌トラブルを起こしやすい方は、低刺激性・敏感肌向けのスキンケア製品を使いましょう。
2.ベースメイク
スキンケアで肌を保湿したら、ベースメイクに移ります。ベースメイクの流れは下記のとおりです。
・化粧下地を塗って肌全体をトーンアップする
・クマや赤みなど気になる部分をコンシーラーでカバー
・ファンデーションを薄く塗り肌の色を整える
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
化粧下地
化粧下地にはメイク崩れを防ぐ効果もあるので、つけたほうが無難です。「赤みを抑えるにはグリーン」「血色感を出すにはピンク」など、色によって効果があるので自分に合うものを選びましょう。
コンシーラー
クマや赤み、ニキビ跡など隠したい部分には、コンシーラーを塗ります。気になる部分にだけ塗り、境界を指の腹でしっかりなじませましょう。厚塗りするとひび割れやすいので、薄く塗るのがポイントです。
ファンデーション
ファンデーションはパウダー、リキッドどちらを使っても構いません。
スポンジやブラシを使って中心から外側に向けてなじませ、仕上げに小鼻や唇の横をしっかり押さえます。「薄いかな?」と思うくらいが適量なので、つけすぎないようご注意ください。
3.眉(アイブロウ)
眉は形によって顔の印象が変わるので、バランス良く書くことが大切。眉メイクのゴールデンバランスを下記で確認しておきましょう。
・眉頭は目頭の真上からはじめる
・眉山は白目の終わりにくるように
・眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上
・眉頭と目尻の高さはそろえる
眉はパウダーアイブロウで書き、ふんわりと自然に仕上げます。もともと眉毛が少ない方はアイブロウペンシルを使い、足りない部分を書き足しましょう。
黒髪の就活生には、髪色に合うグレーやダークブラウンといった暗めの眉がおすすめです。
4.アイメイク
アイメイクは、意志を感じさせるように目力を出すのがポイント。アイメイクの流れは下記のとおりです。
・黒のアイライナーで上まぶたの目頭から中央、目尻から中央をつなぐ
・ベージューのアイシャドウをまぶた全体に塗る
・アイラインをぼかすようにブラウンのアイシャドウを塗る
・まつ毛の根本にマスカラを左右に動かしながらつけ、毛先にかけてスッと引く
マスカラはボリュームタイプではなく、ロングタイプのほうが自然な目元に仕上がります。
5.チーク
明るい印象に仕上げるためには、チークが必要不可欠。
チークはにっこり笑ったときに高くなる部分に入れると、自然な立体感が出ます。斜め上に向けて楕円形に入れ、肌となじむように境界をぼかしましょう。
チークはナチュラルなピンクやオレンジなど肌に合う色を選び、自然な血色に仕上げてください。
6.リップ
顔色を生き生きと見せるためには、リップメイクも重要です。リップメイクの流れを下記で確認しておきましょう。
・リップクリームなどで唇を保湿する
・口紅を中央から外側に向かって塗り、塗り終わったら上下の唇を合わせなじませる
・軽くティッシュで押さえて余分な口紅を取る
就活ではリップグロスではなく口紅を使い、落ち着いた印象に仕上げます。
口紅はピンクやオレンジなど、唇がほんのり色づくくらいの自然な色を選びましょう。
完成したら自然光の下で仕上がりをチェック!
メイクが終わったら自然光の下で確認し、アンバランスなところがないかチェックします。室内の照明によってはメイクが濃すぎたり、薄すぎたりする可能性があるからです。正面だけでなく横顔もチェックし、塗り残しやムラがないか確認しましょう。
メイク用品はプチプラでも問題ない
就活で使うメイク用品は、ドラッグストアで売っているようなプチプラで構いません。プチプラでも優秀なメイク用品はたくさんあるため、問題なく就活メイクに使えます。
就活はなにかとお金がかかるもの。メイク用品にこだわりがない方はプチプラで済ませ、就活にかかる費用を節約しましょう。