このページのまとめ
- 就活中の前髪は、お洒落よりも清潔感が重要
- 就活中の前髪は、「おでこと眉毛を出す」「崩れないようにセットする」のが鉄則
- 正面から見える位置で前髪をピンで留めるのは、幼い印象のためNG
- 就活中の前髪は、「斜め分け」「センター分け」がおすすめ
- 前髪が長い人は、「ポンパドール」「オールバック」にするのも手
「就活にふさわしい前髪は?」「シースルーバングでも良い?」など疑問に思う人は多いでしょう。
就活中の前髪は、お洒落よりも清潔感を意識するのが大切です。顔周りの髪をスッキリさせ、
明るい印象を与えましょう。
このコラムでは、就活向きの前髪を長さ別に紹介します。前髪のセット方法やピンの使い方、NGな前髪についても説明するので、参考にしてください。
就活にふさわしい前髪とは?
就活中の前髪は、お洒落や個性よりも清潔感を意識しましょう。
清潔感は、「相手に配慮ができる」「きちんとした人」という信頼感につながるもの。履歴書や面接の内容が良くても、清潔感がなければ評価を落とす原因になり得ます。
清潔感を意識して前髪を整え、第一印象アップを目指しましょう。
▼関連記事
清潔感のある髪型とは?面接におすすめのスタイルを男女別でご紹介
好印象を与える前髪のポイント
就活中の前髪は、「おでこと眉毛を出す」「お辞儀しても崩れないようにセットする」のが大切です。下記で、それぞれのポイントを確認しておきましょう。
おでこと眉毛を出す
就活中の前髪は、「おでこと眉毛を出す」のが鉄則です。おでこが見えていると自信がある印象、眉毛が見えていると明るい印象につながります。眉毛が隠れるような長い前髪は、表情が見えず、暗い印象を与える恐れがあり注意が必要です。
また、眉毛の形も印象を左右する大事なポイントなので、就活中は整えることをおすすめします。
▼関連記事
就活メイク、眉毛はどうする?色や太さ、書き方をチェック!
お辞儀をしても崩れないようにセットする
就活では、お辞儀をしても崩れないよう前髪をセットしましょう。
お辞儀の度に前髪が崩れていると、表情が見えづらく暗い印象を与えてしまいます。崩れた前髪を手で直すことで、「落ち着きがない」「清潔感に欠ける」と評価を下げる恐れも。
面接中に気が散る原因にもなるので、「お辞儀をしても崩れない前髪」をキープしましょう。
▼関連記事
就活の結果はマナーで決まる!面接室への正しい入室方法
就活中の前髪における4つの注意点
就活中は、「短過ぎる前髪」「ぱっつん前髪」「派手なヘアアクセサリー」などは避けたほうが無難です。下記で、それぞれの理由を確認しておきましょう。
1.短過ぎる前髪はNG
眉上でカットされた短い前髪は、幼稚で頼りない印象を与える恐れがあります。
短い前髪の方は、就活が始まるまでに伸ばしておくのがおすすめです。就活中の場合は、前髪を横に流して大人らしい印象を心掛けましょう。
2.前髪ぱっつんは避ける
前髪ぱっつんは表情が分かりづらく、暗い印象を与える恐れがあります。
業界によってはOKな場合もありますが、すべての面接官が好印象を持つとは限りません。余計なリスクを避けるためにも、ぱっつん前髪は下ろさず、横に流すのがベターです。
どうしても前髪を下ろしたままが良い人は、軽く見えるよう美容院で量を調整してもらいましょう。
3.派手なピンはつけない
前髪を留めるピンは、黒や焦げ茶など髪色に近い色を選びましょう。
派手な色・デザインのピンは、就活にはふさわしくありません。髪を1つに束ねるときも、落ち着いた色のシンプルなゴムを使いましょう。
4.ピンが見える位置で前髪を留めない
幼い印象を与えるので、見える位置で前髪をピンで留めるのは避けましょう。
見えないようにするには、「毛先の部分で留める」「地肌に沿うようにピンを差す」のがポイント。留めた部分は髪の毛で隠し、見えないようにしてください。アメリカピンやスモールピンを使うと目立ちにくいでしょう。
また、使うピンの数が多いと不格好になる恐れがあり、1、2本に抑えるのが無難です。
▼関連記事
就活ヘアの前髪…ピンで留めても大丈夫?
就活生におすすめな4つの前髪
就活生におすすめの前髪は、「斜め分け」「センター分け」「ポンパドール」「オールバック」
です。業種や職種、「見せたい自分」に合わせて前髪を変えると良いでしょう。
1.斜め前髪
就活生には、前髪を7:3または8:3の割合で流した「斜め前髪」がおすすめです。
清楚で柔らかい印象を与えるため、印象アップを狙えるでしょう。
おでこが見えるように斜めに流すと、自信を感じさせる効果もあります。
2.センター分け
前髪が長い人は、センター分けにするのがおすすめ。
センター分けは知的で落ち着いた印象につながります。おでこが広い人や丸顔の人、顔が左右対称な人ほど似合う前髪です。
3.ポンパドール
前髪が長めの人は、ポンパドールにするのも一つの手。
おでこを出すことで、快活で凛とした印象につながります。崩れにくく、長時間キープしやすいというメリットも。
ただし、ふんわりさせるとカジュアルに見えるため、ボリュームを押さえることが大切です。
4.オールバック
前髪が長い人は、自信と知性を感じさせるオールバックにするのもおすすめ。おでこをすべて出すことで、表情が分かりやすいというメリットもあります。
ただし、オールバックは似合う・似合わないが別れる髪型です。丸顔や童顔、おでこが狭い人は似合わない傾向にあり、避けたほうが良いでしょう。
▼関連記事
就活で好印象を与える!前髪のアレンジ方法
4つの前髪別!落ちない前髪にセットする方法
就活では、お辞儀をしても落ちない前髪にセットするのが大切です。
「斜め分け」「センター分け」「ポンパドール」「オールバック」それぞれのセット方法を確認しておきましょう。
1.斜め前髪のセット方法
斜め前髪のセット方法を下記3ステップでご紹介します。
1.カーラーやアイロンで前髪を巻く
2.コームで毛流れを作る
3.スプレーで固める
前髪をカーラーやアイロンで巻いておくと、流しやすくなります。
コームで前髪を流すときは、7:3または8:2の比率で分けるとバランスが良くなりおすすめです。眉毛が見えるように流しましょう。
前髪がセットできたら、崩れないようスプレーで固めます。髪質が柔らかい人はハードスプレーで固定するのがポイント。それでも崩れてしまうときは、ヘアピンで固定しましょう。
2.センター分けのセット方法
センター分けのセット方法は下記のとおりです。
1.カーラーやアイロンで前髪を巻く
2.前髪が5:5になるようコームで整える
3.スプレーで固める
センター分けにした前髪が落ちてくるときは、耳の上の目立たない位置でピンを留めましょう。
3.ポンパドールのセット方法
ポンパドールは、下記4ステップで仕上げましょう。
1.髪全体にスタイリング剤をつける
2.前髪を黒目の幅くらい分け取り、上に持ち上げる
3.持ち上げた前髪を1回ねじり、ピンで固定する
4.スプレーで固定する
髪全体にスタイリング剤をつけると、まとまりやすくなります。
ピンは毛束に逆らうように留めるのが、キープ力を上げるポイント。
1本で留められないときは、ピンを追加してもOKです。
4.オールバックのセット方法
オールバックのセット方法は、下記のとおりです。
1.髪を濡らし、根元からドライヤーを当てしっかり乾かす
2.スタイリング剤を髪全体に揉みこみ、コームで毛流れを整える
3.前髪を頭に押し付けながら後頭部に流す
4.表面に浮いた髪をスタイリング剤で押さえる
5.スプレーで固定する
オールバックはきれいな毛流れが重要なので、ドライヤーで整えるのがおすすめです。
ロングヘアの人は、前髪と一緒に後の髪も1つに束ねると良いでしょう。
4つのタイプ別!前髪セット方法
人によって前髪の長さも厚さも違うもの。ここでは、「伸ばしかけ」「厚め」「シースルー」「前髪なし」の4パターンに分けて、前髪のセット方法を解説します。
1.伸ばしかけ前髪
伸ばしかけの前髪は、斜めに流してピンで留めましょう。短い髪はすぐに落ちてくるので、下記ステップでピンを差すのがポイントです。
1.「落ちてくる前髪の束」と「残りの前髪」に分ける
2.「残りの前髪」を生え際が見えるようにクリップで仮止めする
2.「落ちてくる前髪の束」を生え際に押し込み、ピンで留める
3.「残りの前髪」のクリップを外し、ピンが隠れるよう斜めに流す
4.ヘアスプレーで固定する
前髪を固定するときは、ピンが頭皮に当たるよう押し込むのがポイントです。
前髪をスッキリまとめることで、清潔な印象を与えられるでしょう。
2.厚めの前髪
厚めの前髪は、眉毛にかからないよう斜めに流すのがおすすめです。
前髪が短いとまとまりづらいので、ヘアスプレーでしっかり固定してください。
知的な印象を与えたいときは、前髪を根元から立たせてから横に流しましょう。根元を立たせることで、首が長く見え大人らしい印象に仕上がります。
前髪を濡らして、根元からしっかりドライヤーを当て、ふんわりさせるのがポイントです。乾いたら前髪を二段に分けてカーラーで巻き、ドライヤーの温風を当ててから冷ましましょう。
3.シースルーバング
シースルーバングは前髪を斜めに流し、タイトにまとめてください。
シースルーバングは女性らしく柔らかい髪型ですが、就活ではラフな印象を与える恐れがあります。
前髪の量が少ない人は、サイドの髪も持ってきて横に流すのがポイントです。前髪を流したらスプレーで固め、崩れないようにセットしてください。
4.前髪なし
前髪と後ろ髪の長さが変わらない「前髪なし」スタイルの方は、斜めに流して耳に掛けると良いでしょう。耳の後ろの髪をピンで留めておけば、お辞儀をしても崩れる心配がありません。
また、前髪をオールバックにして、後ろ髪と1つに束ねたポニーテールスタイルもおすすめ。おでこをすべて出すことで、頼りがいのある印象を与えられるでしょう。
▼関連記事
印象アップを狙う就活女子向け・定番前髪のつくり方
4つの長さ別!就活生におすすめの髪型
ここでは、「ショート」「ボブ」「ミディアム」「ロング」の長さ別おすすめのスタイルをご紹介します。
1.ショート
ショートカ
2.ボブ
髪を結べないボブの人は、サイドの髪を耳に掛けるのがおすすめ。顔周りの髪をスッキリさせ、表情が見えるようにしましょう。
ヘアアイロンで毛流れを整えると、スタイリングがしやすくなりおすすめです。
3.ミディアム
ミディアムヘアの方は、下記の流れでハーフアップにするのがおすすめです。
1.髪の毛全体にスタイリング剤をつける
2.耳が出るようハーフアップに結ぶ
3.サイドの後れ毛を結び目のほうに引っ張りながら、ピンで留める
4.コームで髪の表面をなで、浮いた毛を押さえる
5.全体にスプレーをかけ、髪を固定する
結び目が頭皮から浮かないようにすると、落ち着いた印象に仕上がります。
浮いてしまうときは、毛先を引っ張ったり、後頭部の髪を引き出したりして調整してください。
4.ロング
ロングヘアにぴったりの髪型は、1つにまとめたポニーテールです。
下記ステップでスッキリまとめましょう。
1.髪全体にサクランボ代のスタイリング剤をつける
2.コームで毛流れを整え、耳と同じ高さで1つに結ぶ
3.結んだ髪から一束の毛束を出し、ゴムの結び目に巻き付ける
4.巻き付けた髪と結び目をピンで固定する
5.表面に浮いた毛を少量のスタイリング剤で押さえる
6.スプレーを全体にかけ、固定する
後れ毛が出ないよう、サイドや襟足もきっちりまとめましょう。
髪の毛が落ちてくる人は、ハードタイプのワックスを使うのがおすすめです。
▼関連記事
ロングヘアの人が就活を有利にするための髪型は?
就活で避けたい3つの髪型
「派手な髪色」「触覚・後れ毛」「目立つパーマ」はマイナスイメージにつながる恐れがあります。
下記で、それぞれの理由を確認しておきましょう。
1.派手な髪色
派手な髪色は遊んでいる印象を与える恐れがあり、就活では避けたほうが無難です。髪色が明るい人は、自然な黒に戻すのがおすすめ。ただし、自毛の色が明るい人は、無理して黒に染める必要はありません。
2.触覚・後れ毛
サイドの髪を垂らす「触覚」や、ニュアンス感を出す後れ毛は、就活中はNGです。日常ではお洒落な髪型も、就活ではルーズな印象につながる恐れがあります。触覚や後れ毛は出さずにきっちりまとめ、清潔感を意識してください。
3.目立つパーマ
カールのきついパーマは、華美な印象を与える恐れがあります。ポニーテールやシニヨンで1つにまとめ、パーマが目立たないようにしてください。
毛先だけのワンカールパーマや、ストレートに近いパーマであれば、就活でもOKでしょう。