このページのまとめ
- 業界によっては印象が良くないため、就活中はゆるいパーマでも避けるのが無難
- すでにパーマをかけている方は、目立たない髪型や入念なケアで対処しよう
- 就活の髪型は清潔感が重視される
- おでこや耳を出して顔がはっきり見えるようにすると清潔感が出やすい
- 就活中は髪型だけでなく、全体的な身だしなみに気を配ろう
就活でもゆるいパーマなら許されるのでしょうか。パーマをかけてはいけないという決まりはないものの、就活中は避けるのが無難です。パーマは髪が傷んだり、企業によっては悪印象を与えたりする恐れがあります。
このコラムでは、パーマが企業に与える印象や、パーマがかかっている場合の対処法、清潔感を出す方法などを解説。就活中のパーマについて気になる方は、ご一読ください。
就活中でもゆるいパーマならOK?
「就活はパーマは避けたほうが良い」という説がありますが、ルールとして定められているわけではありません。あまり目立たないゆるいパーマや天然パーマであれば、問題視されないこともあります。
ただし、場合によっては低評価に繋がる恐れもあるため、TPOをわきまえて柔軟に対応しましょう。
業界によっては悪印象を与えることもある
業界によっては、たとえゆるいパーマでも悪印象を与える可能性があります。特に金融関係や公務員など、誠実さが重視されるような業界は身だしなみを厳しくチェックされるため、注意しましょう。そのような業界を目指している場合、ストレートや縮毛矯正以外のパーマは避けるのが無難です。
パーマをかけたいならなるべく就活中は我慢しよう
これからパーマをかけたいと考えている場合は、就活中はできるだけ我慢しましょう。
パーマは髪の毛に負担がかかる施術なので、傷みの原因になることもあります。髪の毛が傷んでいると、セットする際にまとまりにくくなるうえ、不潔な印象を与えてしまう可能性も。
就活におけるパーマはメリットよりもデメリットのほうが大きいため、パーマをかけるなら就活が終わってからのほうが良いでしょう。
すでにパーマがかかっている場合の対処法
すでにパーマをかけている方に向けて、対処法をご紹介します。パーマをかけ直すのは費用がかかるため、「就活のためとはいえ落としてしまうのは気が引ける…」と考える方もいるでしょう。そのような場合は、下記の方法が有効です。
ヘアケアをしてツヤを出す
髪の毛にツヤがあると、不潔に見られる心配が軽減されます。ヘアケアを徹底し、髪の毛にツヤを出すようにしましょう。保湿効果のあるシャンプー・トリートメントや、ヘアオイルなどを使用すると効果的です。
ヘアアイロンやスタイリング剤を活用する
説明会や面接のために髪の毛を一時的にストレートにしたい場合は、ヘアアイロンやスタイリング剤を活用しましょう。スタイリング剤を髪の毛に馴染ませ、ヘアアイロンやドライヤー、ブラシなどで伸ばして整えます。
髪型をシニヨン(お団子)にする
シニヨンはパーマやくせ毛が目立たなくなるうえ、上品な雰囲気を出せるため、おすすめの髪型です。
髪の毛を後ろにまとめ、結び目に巻きつけるようにセットしましょう。お団子が思うようにまとまらない場合は、網目が細かいヘアネットを使用すると崩れにくくなります。
見えない位置にヘアピンを留めてお団子を固定するとより安心です。
就活の髪型で大切なのは清潔感
就活の髪型は、清潔感があることが大切です。企業にもよりますが、ゆるいパーマがかかっていても清潔感があれば低評価を避けられるでしょう。下記で髪型で清潔感を演出する方法を6つご紹介するので、参考にしてください。
髪型で清潔感を出す6つの方法
髪型で清潔感を出す方法は、以下のとおりです。
1.おでこを出す
爽やかで知的な印象にするためにも、おでこを出すようにしましょう。前髪で眉毛や目が隠れていると、表情がぼやけて暗く見えてしまう恐れがあります。
前髪が眉毛の下まで伸びている方は、前髪を斜めに流してヘアスプレーで固め、ヘアピンで固定しましょう。
前髪が後ろ髪と同じくらい長い方は、センター分けやオールバックがおすすめです。
2.耳を出す
耳が見える髪型にすると顔の輪郭がはっきりと見え、さわやかさが際立ちます。
ロングヘアの方はまとめ髪、ショートヘアの方は耳にかけてヘアピンを留め、耳を出すようにしましょう。
3.髪色は黒が理想的
就活中の髪色は、黒が理想的です。アパレルや美容系など、業界によっては茶色でも許容されることもありますが、その場合でも明る過ぎる色や奇抜な色は控えましょう。
地毛が明るい場合は、事前に伝えておけば基本的に問題はありません。どうしても心配な場合は企業の担当者に確認するか、黒染めをしておくと良いでしょう。
4.ロングヘアは髪を後ろにまとめる
ロングヘアの方は、髪を後ろにまとめた髪型にします。
髪のまとめ方によって与える印象が異なるので、なりたい雰囲気に合わせた髪型を選びましょう。
元気で明るい雰囲気を出したい場合は王道のポニーテール、大人っぽい上品な雰囲気を出したい場合はシニヨンやハーフアップがおすすめです。
5.ショートヘアは寝ぐせやハネに注意
ショートヘアの方は、寝ぐせやハネに注意しましょう。特にパーマをかけて髪が傷んでいる場合はクセがつきやすくなるため、入念なチェックとヘアセットが必要です。ヘアアイロンをかけ、ワックスやヘアスプレーを活用すると良いでしょう。
6.髪型が崩れないようにしっかり固める
就活の髪型は、お辞儀をしても崩れないくらいしっかり固めましょう。
面接中に髪をかき分ける動作が目につくと、落ち着きがない印象を与えてしまう可能性も。
ハードタイプのヘアスプレーや泡状整髪剤を使って固めると、汗をかきやすい夏場の就活も髪型が崩れにくくなります。ただし、つけすぎるとてかりが出てかえって不潔な印象になったり、不自然に見えたりするので、使用量には注意しましょう。
髪型だけでなく全体的な身だしなみに気をつけよう
髪型ももちろん大切ですが、就活では全体的な身だしなみに気をつけましょう。
スーツやシャツにシワや汚れがないか、靴が汚れていないかなど、説明会や面接が始まる前にチェックしておくと安心です。
また、説明会や面接の服装は、企業から指定がない限りはリクルートスーツと認識しておきましょう。