このページのまとめ
- 就活のスケジュールを抑えて目標を持とう
- 就活対策のやり方を学んで効率良く準備を進めることが大切
- 周りと差をつける対策をすれば内定の可能性がアップする
就活のやり方が分からず、困っている学生もいるでしょう。この記事では、就活の基本的な知識を持っていない方へ向けて、就活のやり方を一から解説します。
ほかの就活生がどのようなタイミングで就活をしているのか、どのような対策をすればより内定に近づけるのかなど、就活のやり方に悩んでいる人は、ぜひ最後までお読みください。
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- 就活のやり方を学ぶ前にスケジュールを押さえよう
- 他人の就活のやり方に学ぶスタート時期
- 就活の基本的な流れ
- インターンシップへの参加
- 自己分析、業界・企業研究
- 履歴書・エントリーシートの準備
- 就活サイトや就活エージェントに登録
- 企業説明会・エントリー
- 履歴書・エントリーシートの提出
- 筆記試験・面接
- 内々定・内定
- 就活を始める前にするべき3つの準備
- 就活用グッズの用意
- 基本的なビジネスマナーを学ぶ
- 就活情報に触れる
- 就活対策の6つのやり方
- 1.自己分析
- 2.業界分析・企業研究
- 3.合同企業説明会への参加
- 4.筆記試験・Webテスト対策
- 5.ES作成
- 6.面接・グループディスカッション対策
- 周りと差をつける就活対策
- インターンシップの参加
- OB・OG訪問
- 履歴書・エントリーシート作成5つのポイント
- 1.応募書類のマナーを守る
- 2.自己PRは具体的な根拠を盛り込む
- 3.志望動機は「なぜその企業に入りたいのか」を明記する
- 4.添付する写真を疎かにしない
- 5.第三者に添削してもらう
- 就活における連絡のマナー
- 電話に関するマナー
- メールに関するマナー
- 効果的な6つの面接対策
- 1.聞き取りやすい声の大きさ・トーンで話す
- 2.頻出する質問は回答を用意しておく
- 3.選考形式ごとに対策をする
- 4.練習を繰り返し行い自信をつける
- 5.逆質問を用意しておく
- 6.面接マナーを理解する
- 就活を成功させる4つのヒント
- 1.自分の目標をしっかりと定める
- 2.最後までやりきる・諦めない
- 3.周りの人と比べない
- 4.困ったときは周りの人に相談する
- 就活のやり方に自信がない人へ
- 就活のやり方に関するよくある質問
- Q.就活のやり方が分からないときはどうすれば良い?
- Q.25卒の就活のやり方は?
就活のやり方を学ぶ前にスケジュールを押さえよう
就活を成功させるためには、まず、就活のスケジュールを把握しましょう。大学2年3月から大学3年春ごろにかけて、サマーインターンに向けた準備を開始します。
その後、大学3年の夏休み期間(7〜9月)にサマーインターンに参加し、10月〜1月にはオータム・ウィンターインターンを経験するでしょう。大学3年の3月になると、就活情報が解禁となりエントリーが開始され、大学3年の6月から本選考が始まります。
このスケジュールを押さえることで、効率的な就活の進め方が見えてくるでしょう。スケジュールを箇条書きにまとめました。
・大学3年7〜9月:サマーインターン参加
・大学3年10月〜1月:オータム・ウィンターインターン参加
・大学3年3月:就活情報解禁・エントリー開始
・大学3年6月:本選考スタート
就活のスケジュールについては「就活はいつから始めるべき?2025卒のスケジュールとやることを解説!」を参考にしてください。
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他人の就活のやり方に学ぶスタート時期
就活を始める時期は、学年の近い先輩を参考にするのもおすすめです。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書(令和4年11月30日)」によると、就活生の7割がインターンシップに参加しており、大学3年9月までに半数近い学生が就活準備を始めていることが分かります。
近年は就活の早期化が進み、インターンの重要性が増しているでしょう。そのため、インターンへの参加を目指す学生が増えているのです。
就活のやり方を学び余裕を持って準備を始めることで、就活をより有利に進められます。
就活のスケジュールについては「大学生の就活スケジュールを徹底解説!24・25・26年卒の動向もご紹介」でも詳しく解説しているので、こちらもあわせてご一読ください。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
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就活の基本的な流れ
就職活動を始める前に、就活の大まかな流れを確認しましょう。新卒採用に関する活動日程は、政府が主導する「大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期」に基づいています。
参照元
厚生労働省
大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について
インターンシップへの参加
大学3年生の6月〜9月ごろにかけてサマーインターン、10月〜2月ごろにかけてオータムインターンやウィンターインターンが開催される傾向にあります。インターンの応募開始日や選考の有無は企業によって異なるので、事前確認が必要です。
自己分析、業界・企業研究
就職活動の準備期間として、大学3年生の夏ごろから自己分析や業界・企業研究を進めておきましょう。自己分析のやり方については、「自己分析のやり方は?具体的な方法やメリットについて解説」でまとめています。
履歴書・エントリーシートの準備
自己分析や業界・企業研究と並行して、履歴書やエントリーシートを作成するための準備もしておきましょう。学歴欄・資格欄に記載する日付を確認したり、自己PRや志望動機、長所・短所、学生時代に頑張ったことなど、よくある設問の回答内容を考えたりしておくと安心です。
就活サイトや就活エージェントに登録
就活を進めるにあたって、就活サイトや就活エージェントに登録してみましょう。企業のWebサイトからも応募できますが、就活サイトや就活エージェント経由で応募をするのが一般的。
就活サイトや就活エージェントは、多くの企業の求人情報を集約して提供しているサービスです。そのため、希望条件や興味分野に合った求人情報を簡単に検索でき、幅広い選択肢を得られます。
さらに、就活サイトや就活エージェントを利用することで、企業の情報や採用活動に関するニュース、選考の流れなどの情報を収集できるのもメリットです。求人検索だけでなく、最新のトレンドや市場動向を把握しながら就職活動の準備を進められます。
企業説明会・エントリー
大学3年生の3月1日ごろからは、多くの企業で企業説明会やエントリーが開始されます。企業説明会に参加しなかったからといって、その後の採用選考に影響を及ぼすことはありませんが、有益な情報を得られるチャンスなので積極的に参加しましょう。
また、興味のある企業には必ずエントリーをするのがおすすめです。人によりますが、おおよそ20~30社エントリーするのが一般的です。エントリー企業は絞らず、幅広い業界・職種から選びましょう。
履歴書・エントリーシートの提出
大学3年生の3月1日ごろからは、多くの企業で履歴書やエントリーシートの提出期間が始まります。履歴書やエントリーシートといった応募書類は、この先の選考へ進めるかを左右する大切なものです。重要なタイミングになると心得て、真剣に取り組みましょう。
筆記試験・面接
応募書類が通過すると、いよいよ選考開始です。政府主導の採用選考は、大学4年生の6月1日以降からスタートすることになっています(※今後変更される可能性もあります)。
企業によって面接回数が異なるほか、面接前後にWebテストや筆記試験が行われる場合もあるので、応募先企業の選考スケジュールをよく確認しましょう。
内々定・内定
すべての選考を通過した就活生へ、内々定を出す企業が増えます。正式な内定は、大学4年生の10月1日以降となることが多いようです。就職活動は、基本的にこのようなスケジュールに沿って進めますが、企業によってはこれより早い時期にエントリーや選考を開始する場合もあります。
特に、ベンチャー企業や外資系企業は選考開始が早い傾向にあるので、志望する際はできるだけ早く情報を集めておきましょう。
就活の基本的な流れについては「就活のはじめかたをご紹介!具体的な選考の流れと対策方法を解説」も参考にしてください。
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就活を始める前にするべき3つの準備
就活を成功させるためには、事前準備が重要です。ここでは、就活に取り組む前に行うべき3つの準備について詳しく解説します。
就活用グッズの用意
まず、就活に必要なグッズをそろえましょう。スーツや靴、ネクタイ・ストッキング、鞄などの基本的な服装をはじめ、履歴書用紙、筆記用具なども準備してください。
早めにそろえておけば、選考時期に慌てることがありません。また、リクルートスーツの選び方や、服装に関する注意点を調べておくと安心です。
基本的なビジネスマナーを学ぶ
就活では、ビジネスマナーも重要です。挨拶や自己紹介、スーツの着こなしや髪型、電話応対など、基本的なビジネスマナーを身につけておきましょう。
また、企業や業界ごとに特有のマナーがある場合、事前に学んでおくと選考の場で差をつけられます。ビジネスマナーに関するセミナーや書籍を活用し、練習を重ねることが大切です。
就活情報に触れる
早くから就活イベントに参加し、就活情報に触れることで、自分の興味や適性に合った業界や企業を見つけやすくなります。インターネットや書籍、セミナーなどを活用し、就活に関する情報を常に収集しましょう。
また、先輩や友人からの情報も貴重です。積極的に情報収集を行い、自分に合った就活戦略を立てる必要があります。
就活前の準備については「要チェック!就活が本格化する前に準備すべきこと」も参考にしてください。
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就活対策の6つのやり方
就活を効果的に進めるには、万全の準備を行っておくことが重要です。ここでは、選考が本格化する前にやっておくべき対策を6つ紹介します。
1.自己分析
就活はまず「自分を知る」ことからです。自己分析をすれば、自分が興味のある職業や活かせる強み、仕事で大切にしたい価値観など、「会社選びの軸」が明らかになります。
一般的な自己分析のやり方は、過去の経験を振り返って自分の強みや価値観を洗い出す方法です。自分の経験のなかで、心が動いたことや努力したエピソードを書き出してみてください。そこから、長所や短所、興味関心などを考えてみましょう。自分に対する理解を深める過程で、就活のアピールポイントが見つかります。
2.業界分析・企業研究
自己分析の結果をもとに、自分の適性や能力を活かせる業界は何か、自分の価値観に合う企業はどのようなところか、などを知るための情報収集を行いましょう。企業研究は、知名度のある企業や業界に絞らず、幅広く行うことが重要です。
自分の可能性を狭めないためにも、できるだけ範囲を広げて調べてください。企業研究で調べるのは、会社の規模や事業内容、業績、運営方針などです。
一通り調べたあとは、企業が求める人物像と、自分の能力・価値観がマッチしているかを見極めてください。働きやすさや風通しのよさ、収入面もポイントになるでしょう。また、競合他社と比べて優れている点や伸ばすべき点を理解しておくと、面接時に役立ちます。
3.合同企業説明会への参加
合同企業説明会は、就活生にとって有益な情報を得られるイベントです。就活サイトの運営会社や地方自治体、大学などが主催する合同説明会では、100社以上の企業が参加する大規模なものもあります。
「自分の興味が分からない」という場合にも、気になる企業が見つかるはずです。希望の企業が参加している場合には、社員と直接話ができるチャンスになるうえ、新たな興味関心が見つかる可能性もあります。参加のメリットは多いので、積極的に参加しましょう。
4.筆記試験・Webテスト対策
筆記試験やWebテストは、候補者の人間性を知る「性格検査」、文章読解力や語彙などを見る「言語」、論理的な思考力や計算力などを測る「非言語」の3種類に分けられます。それぞれ対策本やWeb上の練習問題などがあるので、選考前に一度試してみてください。
なお、外資系企業や語学を必要とする業界を志望する場合は、英語に関する問題が加わる場合もあるのでしっかりと対策しましょう。
5.ES作成
エントリーシート(ES)作成は、選考に参加するための最初のステップです。企業が求める人材像を意識し、それに合わせて内容を考えましょう。
ESは、何度も推敲を重ねることでより良い内容に仕上げられます。大学内のキャリアセンターや先輩、友人に意見を求めたり、添削してもらったりするのもおすすめです。
6.面接・グループディスカッション対策
面接やグループディスカッションは、企業があなたの人柄やコミュニケーション能力を評価するための重要な選考ステップです。面接では、どの企業でも共通して聞かれやすい質問があります。頻出する質問に対しては、事前に答えを考えておくことが大切です。
グループディスカッションでは、自分の意見を発表するだけでなく、他人の意見に耳を傾けることも求められます。他人と協力して問題解決を図ったり、チーム内での役割を果たしたりすることを意識しましょう。
面接もグループディスカッションも、緊張しないためには「慣れ」が重要です。繰り返し練習をし、自分の経験値を高めておきましょう。
面接対策については「面接対策をしないとどうなる?その影響とよく聞かれる質問への対策を紹介!」を参考にしてください。
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周りと差をつける就活対策
就活では、周りの就活生と差をつけることが重要です。ここでは、ほかの就活生と差別化するための3つの対策を紹介します。
インターンシップの参加
インターンシップは、企業や業務に関する詳しい説明を聞けたり、就業体験できたりするメリットの多いイベントです。就業体験できれば、自分が業務で求められるスキルや強みが体感的に理解できるので、企業・業界研究に反映できるでしょう。
また、ほかのインターン生と情報交換をする良い機会にもなります。
インターンについては「インターン選考には種類がある?ポイントや本選考への影響などを解説!」を参考にしてください。
OB・OG訪問
OB・OG訪問では、実際に働く先輩社員の話を直接聞けます。Webサイトや説明会だけでは把握しきれない、職場の雰囲気や業務のやりがいなどを聞くチャンスです。
大学のキャリアンセンター(就職課)では、OB・OG訪問を受け入れている企業一覧が見られることもあるので、一度確認してみてください。
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履歴書・エントリーシート作成5つのポイント
ここでは、応募書類の作成ポイントをご紹介します。慣れないうちは、以下の点に注意して作成してみてください。
1.応募書類のマナーを守る
履歴書やエントリーシートを書くときは、次のようなマナーを意識しましょう。守れていないと、「常識のない人」とマイナス印象を与える恐れがあります。
・日付は和暦か西暦どちらか一方に統一する
・修正液や修正テープは使わない
・見やすく分かりやすい書類に仕上げる
・嘘や過剰表現は避ける
・本やWebサイトの例文をそのまま使わない
応募書類は、締切日に間に合うように提出しましょう。なお、郵送の場合は切手を過不足なく貼るようにしてください。
2.自己PRは具体的な根拠を盛り込む
自己PRのアピールポイントはできるだけ一つに絞り、エピソードを交えて伝えましょう。具体的な根拠があると、アピール内容に説得力をもたせられます。
また、アピールポイントは、入社後に活かせる強みや能力を選ぶのがコツです。「入社後に働く姿」をイメージしてもらいやすいように工夫をしましょう。
3.志望動機は「なぜその企業に入りたいのか」を明記する
志望動機には、「なぜその企業に入りたいのか」を盛り込むことが大切です。どの企業にもいえる内容になっていると、「志望度が低い」印象を与えてしまいます。
情報収集をしたうえで、その企業でしか達成できない点を見つけて志望動機に含めましょう。
4.添付する写真を疎かにしない
企業へ提出する履歴書には写真を添付しましょう。しかし、写真を添付しなければならないからといって、どのような写真でも良いというわけではありません。
就活では、第一印象が重視されるからです。見た目で判断されるわけではありませんが、履歴書に添付する写真は企業の採用担当者に与える印象を左右します。
あくまで容姿についての問題ではなく、与える印象の問題です。たとえば、写真の背景に何か映っている写真を添付していたら、いい加減に撮ったと思われてしまいます。
また、曲がっていたり、枠がきれいに切られていなかったりする写真を添付するのもやめましょう。企業の採用担当者から、「雑な人」というイメージを持たれてしまいます。
証明写真から第一印象が左右されることを念頭に置き、しっかりと撮影したものを添付してください。
5.第三者に添削してもらう
履歴書やエントリーシートは、自分で作成したあとに第三者に添削してもらいましょう。
理由は、客観的なフィードバックを得ることができるからです。自身で作成した文書を見直す際には、主観的な視点や自己評価のバイアスがかかる場合があります。
しかし、第三者から文書を添削してもらえば、客観的な視点からアドバイスや指摘を受けられます。改善点や強調すべきポイントを把握でき、自身のアピール力を高められるでしょう。
履歴書やエントリーシートについて詳しく知りたい方は「これだけ読めば、エントリーシートの書き方が全て分かる!」を参考にしてください。
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就活における連絡のマナー
就活では、採用担当者と電話やメールでやり取りする機会があります。以下にそれぞれのマナーをまとめたので、チェックしてみてください。
マナーをしっかりと身につけ、マイナスな印象を与えないようにしましょう。
電話に関するマナー
電話のポイントは、丁寧な言葉遣いと伝わりやすい話し方です。電話は相手の表情や仕草が見えないため、言葉だけでコミュニケーションをとる必要があります。
挨拶や自己紹介の際には、はっきりとした声で名前や目的を伝えることが重要です。
また、相手の話をよく聞き、理解したうえで返答しましょう。話す速度を適切にコントロールし、相手が聞き取りやすい話し方を心掛けるのも大切です。
声のトーンや態度にも気をつけてください。明るく親切な声のトーンを心掛けることで、相手に好印象を与えられるでしょう。
電話では、事前の準備と配慮も重要です。電話をかける前に、相手の名前や役職、連絡する目的などを確認し、メモを用意しておきましょう。
また、電話をかける時間帯にも配慮してください。営業時間外や朝一の忙しい時間帯を避けることが望ましいです。
メールに関するマナー
メールのポイントは、正確かつ明瞭な表現です。メールは文章でのコミュニケーションとなるため、文法や表現に注意し、分かりやすい内容を心掛けましょう。また、相手に迷惑や誤解を与えないように、誤字や脱字のチェックも忘れないでください。
返信の速さとタイミングにも注意しましょう。メールは即時性が求められるコミュニケーション手段ではありませんが、できるだけ迅速な返信を心掛けることが好ましいです。
特に、求人応募や面接の調整など、重要な連絡には迅速な対応が求められます。メールの受信箱を定期的に確認し、返信が必要なメールには適切なタイミングで返しましょう。
また、返信時には件名や挨拶などの基本的なフォーマットを守り、相手にとって見やすい形式でメールを送ることが重要です。メールは直接会話をするわけではないため、相手の表情や声のトーンが伝わりません。そのため、相手に対して丁寧な言葉遣いを心掛け、敬意を持った態度を示しましょう。
企業に送るビジネスメールのマナーは「就活でのメールの署名の書き方は?テンプレートや注意点についても紹介」の記事でもまとめています。
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効果的な6つの面接対策
応募書類の作成や企業エントリーが完了したら、次は面接対策を行いましょう。事前準備をしっかりとすることで、当日に落ち着いて挑めます。
1.聞き取りやすい声の大きさ・トーンで話す
相手が聞きやすい声の大きさやトーンで話すようにしてください。ボソボソと小さい声では暗い印象を与えるうえ、内容が正確に伝わらない可能性があります。新卒ならではのフレッシュさをアピールできるよう、明るくハキハキと話すことを意識しましょう。
2.頻出する質問は回答を用意しておく
よく出る質問には、あらかじめ回答を用意しておきましょう。誰でも質問にいきなり答えるのは難しいものです。頻出する質問には、以下のような項目があります。
・自己PRをお願いいたします
・なぜ弊社を志望したのですか
・学生時代に努力したことと、その理由を教えてください
・あなたの長所(短所)は何ですか
・最後に何か質問はありますか
回答は、結論から簡潔に述べましょう。先に提出した応募書類の内容との整合性も問われるので、差異がないように答えるのもポイントです。
3.選考形式ごとに対策をする
選考形式や回数は企業によって異なるため、それぞれ練習しておいたほうが良いでしょう。面接には個人面接や集団面接のほかに、グループディスカッションやプレゼンテーションといったさまざまな形式があります。
4.練習を繰り返し行い自信をつける
面接本番は一度きりです。後悔することのないよう、練習を繰り返し行いましょう。人前で話すと緊張してしまう人は、模擬面接を繰り返し行って慣れておくのが効果的。友人や家族に面接官役を頼んで、率直な感想を聞くのもおすすめです。
5.逆質問を用意しておく
逆質問とは、面接官に対して学生側から質問することです。就活の面接において、逆質問は非常に重要なポイント。
多くの場合、面接の終盤で「何か質問はありますか?」という質問が出されるでしょう。この質問に対して逆質問を用意しておくことは、以下のようなメリットがあります。
まず、面接官への関心や積極性を示すことができる点です。逆質問を用意していることは、自身がその企業に興味を持ち、積極的に情報収集していることを示せます。
面接官からの説明だけでは得られない具体的な情報や補足事項を尋ねることで、より詳細な理解を深められます。「特にありません」と答えるのはもったいないので、逆質問はあらかじめ2〜3個用意しておくと安心です。
具体的には以下のような質問をしてみるのも良いでしょう。
・入社までに何か勉強しておいた方が良いことはありますでしょうか。
・御社で働く際に必要なことはどんなことでしょうか。
・御社ではどのような方が活躍されておりますでしょうか。
ただし、逆質問の場では、給与や休日、残業などの待遇面についての質問は避けましょう。気になるところですが、企業選びの軸が待遇面だと受け取られてしまいます。
待遇面の質問については、内定後に確認することが可能です。面接の場では、質問をしながらアピールできるような内容を心掛けましょう。
逆質問については、「面接対策に役立つ20の質問集!答え方のポイントを紹介」でも詳しく解説しています。
6.面接マナーを理解する
面接では、身だしなみも見られています。身だしなみを怠ることで印象を悪くしてはもったいないので、鏡を見て整えましょう。
面接に参加する際の服装は、ビジネススーツが一般的です。派手なものは個性的な印象になり、就活に相応しくありません。
時間管理も重要なことです。面接の開始時間には、余裕をもって到着するように心掛けましょう。面接開始の10〜15分前に会社に到着するのが望ましいです。あまり早く行き過ぎるのも迷惑になってしまうので、注意してください。
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就活を成功させる4つのヒント
最後に、就活を成功させるヒントをご紹介します。就活を無事に乗り切れるよう、以下の内容を心得ておきましょう。
1.自分の目標をしっかりと定める
就活とは、自分の職場を決めるだけでなく「自分のキャリアをどう形成していくか」を考えることでもあります。もし、明確なビジョンが描けていない場合は、壁にぶつかったときになかなか立ち直れない可能性もあるでしょう。
「自分は将来こうなる」と目標が定まっていれば、すぐに前を向いて歩き出せるはずです。将来なりたい自分の姿を考えておきましょう。
2.最後までやりきる・諦めない
就活中は忙しい日々が続き、体力的・精神的に疲れてしまうことがあります。もし、就活の過程で失敗することがあっても、決して投げやりになってはいけません。毎日頑張っている自分を褒めながら、最後までやりきることが大切です。
3.周りの人と比べない
就活がうまくいかないと、つい周りの人と比べてしまうこともあるでしょう。しかし、就職活動の進み方は人によって異なるもの。「あの人はもう内定を貰っているのに…」と悲観的になる必要はありません。「自分は自分」と割り切って、自分を見失わないようにしてください。
4.困ったときは周りの人に相談する
就活は基本的に一人で行うので、悩みを抱えやすくなるようです。ストレスが溜まって辛いときは、無理をせずに身近な人に相談してみましょう。
就活のコツを知りたい方は「就活成功のコツを知りたい!エントリー前の準備から面接・筆記対策まで」を参考にしてください。
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就活のやり方に自信がない人へ
実際に就活を始めようとしても、やり方が多過ぎて迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。就活に自信がないと感じている方には、就活エージェントのキャリアチケットがおすすめです。
キャリアチケットでは、専門のキャリアアドバイザーがあなたの就活を一からサポートいたします。就活を進めるうえで分からないことがあってもアドバイザーに相談ができるため、ほかの就活生よりも効率良く進められるでしょう。就活に不安を感じている人は、ぜひキャリアチケットの利用をご検討ください。
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就活のやり方に関するよくある質問
就活のやり方に関するよくある質問をまとめました。
Q.就活のやり方が分からないときはどうすれば良い?
A.就活が初めてでどのように進めたら良いか分からない場合、大学のキャリアセンターや就活サイトを活用して情報収集をしましょう。
また、インターンシップや企業説明会に参加して業界や企業について理解を深めながら、選考に向けた対策を進めましょう。
就活を始めるタイミングは「就活はいつから始めるべき?23卒・24卒・25卒のスケジュールを解説」を参考にしてください。
Q.25卒の就活のやり方は?
A.25卒の就活のやり方は、基本的にはほかの卒業年度と同じですが、企業の採用スケジュールや状況によって変動することがあります。
まずは、大学のキャリアセンターや就活情報サイトを活用して最新の情報を入手し、自分に合ったインターンシップや企業説明会に参加してください。また、自己分析や業界研究、履歴書・エントリーシートの準備、面接対策など、基本的な就活対策を進めることが大切です。
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