このページのまとめ
- 自己PRの添削をしてもらうなら、就活エージェントやハローワークの利用がおすすめ
- 自己PRは異なる立場の人から、複数回添削を受けることでクオリティがより高まる
- 自己PRの添削を依頼する前にセルフチェックすると、より的確なアドバイスをもらえる
応募書類で聞かれる自己PRは、内容に自信がなかったり思うように書けなかったりして、不安に感じる人が多いようです。
この記事では、自己PRの添削の依頼先や選ぶポイント・注意点をまとめました。第三者から添削を受けることで、自己PRの質が高まるだけでなく、自信を持って選考に臨めるようになります。
セルフ添削のポイントと効果を高める方法も解説しているので、選考通過率を上げたい人はぜひ参考にしてください。
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- 選考通過率を上げたい人は自己PRを添削してもらおう
- 自己PRから企業がチェックしていること
- 登録して自己PRを添削してもらうべき就活生の特徴
- 自己PRを作ったばかり
- 書類選考に何度も落ちてしまう
- 自己PRの作成に時間がかかる
- 自己PRの添削を依頼する4つのメリット
- 1.客観的なアドバイスを受けられる
- 2.表現できていない箇所を言語化してもらえる
- 3.自信をもってアピールできるようになる
- 4.ほかの就活生と差別化できる
- 自己PRの添削は誰に依頼できる?おすすめ5選
- 1.企業が提供する添削サービス
- 2.ハローワークの添削サービス
- 3.大学のキャリアセンター
- 4.社会人の先輩やOB・OG
- 5.友人や家族
- 自己PRの添削の依頼先を選ぶポイント
- 無料で利用できるか
- すぐに対応してくれるか
- 自己PRの添削以外もサポートしてくれるか
- どのような目線の添削を受けたいか
- 自己PRの添削を依頼する際の注意点
- 提出日を逆算して依頼する
- 指摘の多さは気にしない
- 添削の内容が正解とは限らない
- 自己PRの添削効果をグッと高める4つの方法
- 1.複数人から添削を受ける
- 2.繰り返し添削を受ける
- 3.自分でも添削する
- 4.自ら添削したうえで第三者に依頼する
- 自分で自己PRを添削するときのポイント8選
- 1.誤字脱字がないか
- 2.主語と述語の使い方に誤りがないか
- 3.一文が長過ぎないか
- 4.説得力のある文章構成か
- 5.結論から書けているか
- 6.アピールポイントが明確か
- 7.入社後を見据えたアピールができているか
- 8.応募書類全体の内容に一貫性があるか
- 自己PRのセルフ添削の効果を高めるコツ
- 時間をあけて見直す
- 声に出して読む
- 印刷して文字数のバランスを見る
- 自己PRの添削を今すぐしたいならAIがおすすめ
- 自己PRの添削を通じて選考通過率を上げたいあなたへ
選考通過率を上げたい人は自己PRを添削してもらおう
自己PRは就活の過程で必ず問われる質問であり、企業側の目線を踏まえ、求める人物像に自分がマッチしていることを伝える必要があります。自己PRは応募書類への記載が求められるのはもちろん、面接においても質問される可能性が高く、選考に突破するには高いクオリティが欠かせません。
質の高い自己PRを作成するためには、自ら内容を添削するだけでなく、第三者の客観的な視点から添削してもらうのが効果的です。自己PRの添削を通して、選考の通過率を少しでも上げていきましょう。
自己PRから企業がチェックしていること
全体的な傾向として、企業の採用担当者が自己PRからチェックしている内容をまとめました。
・自社が求める人物像を理解しているか
・長期間にわたって活躍してくれそうか
・自社への入社を希望する熱意がどれほどあるか
・自分の適性や強みを分かりやすく伝えられるか
「自己PR=特筆すべき・華々しいエピソードが必要」というイメージを持っているかもしれませんが、企業が求める人物像に自分がマッチすることを伝えられれば問題ありません。何千・何百と届く応募書類のなかから採用担当者に「もっと話を聞いてみたい」と思ってもらうには、自社での活躍を期待できる内容にまとめる必要があります。
ほかの就活生との差別化を図るためにも、自己PRは企業目線を理解したうえで内容やまとめ方を考えることが大切です。
自己PRの作り方のコツを知りたい人は「自己PRの例文をパターン別に紹介!作成のコツや面接時の注意点も解説」をご覧ください。
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登録して自己PRを添削してもらうべき就活生の特徴
自己PRを作ったばかりの就活を始めて間もない人や、書類選考を思うように突破できない人などは、自己PRの添削を受けたほうがよいでしょう。
ここでは、登録して自己PRを添削してもらうべき就活生の特徴をまとめたので、どれかに該当する場合は、利用しやすい添削サービスを活用してみてください。
自己PRを作ったばかり
就活を始めて間もなく、応募書類の作成に取り掛かったばかりの人は、自己PRの添削を特におすすめします。自己PRを作成して間もない頃は、以下の内容になる傾向が強いです。
・採用担当者の目線が抜けている
・論理展開がチグハグ
・主語と述語の関係が崩れている
・言い回しや表現方法が分かりづらく抽象的
・誤字脱字が残っている
そもそも自己PRの作成に慣れていない可能性もありますが、完成度がイマイチな状態を早く脱するためにも、専門家の意見を積極的に取り入れましょう。
書類選考に何度も落ちてしまう
就活をスタートさせて何社か選考を受けているものの、思うように書類選考を通過できない人も自己PRの添削を受けるようにしてください。
書類選考は採用活動におけるファーストステップであり、面接で詳しく話を聞きたい人を選別するフェーズです。大量の応募書類に目を通すなかで、少しでも読みづらさや伝わりにくい箇所があると、それだけで企業からの評価が下がる可能性があります。
自分では満足いく仕上がりでも、客観的な立場で見ると改善の余地があるケースは多いので、添削を受けて改善できそうなポイントを洗い出しましょう。
自己PRの作成に時間がかかる
自己PRを思うように書けない人は、添削を受けながら完成を目指したほうが効率的に就活を進められます。
・何を書けばよいか分からない
・アピールポイントが分からない
・文字数が収まらない・足りない
・浅くてありきたりな内容になっている
自己PRに限らず、就活では自分の意見や考えを求められるため、自分で考えて各項目をまとめあげたほうがよい側面があるのは事実です。
しかし、就活に充てられる時間にも限りがあるため、頼れるサービスがあるなら積極的に活用しましょう。効率よく完成度の高い自己PRを作成したいなら、第三者の添削を受けることをおすすめします。
自己PRの基本的な書き方は「受かる自己PRの書き方とは?基本的な構成や評価されるポイントを解説」をご覧ください。
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自己PRの添削を依頼する4つのメリット
自己PRの添削には、客観的な視点でアドバイスをもらえたり、内容の不足箇所やわかりづらい箇所を言語化してもらえたりするメリットがあります。
ここでは、自己PRの添削を依頼すべきメリットを4つ紹介するので、添削の必要性を判断する際の参考にしてみてください。
1.客観的なアドバイスを受けられる
自己PRを第三者に添削してもらうと、客観的な目線を取り入れられます。
・自分では気付けない言い回しの癖や違和感に気付ける
・より効果的で分かりやすい文章表現を提案・指摘してもらえる
・企業の採用担当者目線で自己PRを評価してもらえる
・自分が伝えたいアピールポイントが正しく伝わるか判断できる
・自分では納得できるエピソードが、第三者からすると評価されにくいことがわかる
自己PRを自分一人で完成させると、どうしても主観的な目線に偏ってしまいます。上記のような気づきは第三者に添削してもらわないと得られず、自己満足な内容になりかねないため注意が必要です。
主観的な目線だけでなく客観的な目線が加わることで、自己PRのクオリティはグッと高まります。
2.表現できていない箇所を言語化してもらえる
登録して自己PRを添削してもらうことで、現状の内容に不足するポイントや要素を言語化してくれるメリットもあるでしょう。
・アピールしたい内容とエピソードが合っていない
・エピソードが抽象的で何を言いたいか分からない
・伝えたいことが多くてまとまりがない
・言葉を削り過ぎて伝わらない部分がある
添削を受ける際は、現状の問題点や盛り込みたい内容なども伝えることで、より的確な指摘をもらえるでしょう。添削を通じて、自分では言語化できなかったもやもやを解消できる場合もあります。分かりやすさを意識して、初見でも正しく意味が伝わる自己PRの作成が重要です。
3.自信をもってアピールできるようになる
自己PRを就活エージェントなどに添削してもらうことで、書類の記載内容や面接に自信を持てるようになるのも大きなメリットとして挙げられます。
客観的な視点を取り込むことで内容をより洗練させられ、第三者が読んでもアピールポイントが伝わる書類が完成したら、自ずと自信も湧いてくるでしょう。
自己PRが不安な人ほど、第三者の添削を受けて入念に選考対策をしましょう。
4.ほかの就活生と差別化できる
自己PRの添削は、ほかの就活生との差別化を図るうえでも重要です。特に、就活のプロ目線が加わることで、マニュアル通りの一辺倒な内容ではない、オリジナルな自己PRを作成できるメリットがあります。
インターネットで検索すると自己PRの例文は豊富に出てくるため、多くの就活生が似通った自己PRを作成してしまうケースも多々あるようです。オリジナリティの低い自己PRでは、書類選考の通過は難しいでしょう。
経験豊富な第三者に添削を依頼することで、ありきたりな内容を避けるための工夫も教えてもらえるため、効果的に差別化を図れるメリットがあります。
なお、自己PRは添削を受ける以外に、悪い事例からも学べます。「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」も参考にして、より魅力的な自己PRを作成しましょう。
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自己PRの添削は誰に依頼できる?おすすめ5選
自己PRの添削先でおすすめできるのは、就活エージェントやハローワークなどの添削サービスです。
ここでは、自己PRの添削先としておすすめな依頼先を5つ紹介するので、自分の状況や依頼しやすさなどを踏まえて利用してみてください。
1.企業が提供する添削サービス
自己PRの添削を依頼するなら、就活エージェントなどの企業が提供する添削サービスの利用が最もおすすめです。添削者が就活に関する幅広い知識や情報を持っているのはもちろん、過去に何度も自己PRを添削してきた経験があるため、精度の高さが期待できます。
就活エージェントの場合、就活のプロ目線で、客観的な立場からアドバイスを受けられるだけでなく、自己分析のサポートや面接対策などもしてもらえるケースが多いです。
多くのサービスが無料で利用できるため、まずは企業が提供する添削サービスの利用を検討しましょう。
自己PRの添削ならキャリアチケットにお任せ
自己PRの添削を希望する人は、就活エージェントのキャリアチケットをご利用ください。
専任のキャリアアドバイザーが自己PRの添削をしてくれるのはもちろん、就活のあらゆる悩みごとの相談にものってくれます。第三者からのサポートを受けながら効率よく就活を進めたい人は、キャリアチケットを利用してみてください。
実際に自己PRを添削した様子は「【実際のESをプロが添削!ES書き方講座#1】~剣道部Mさん 自己PR編~」で紹介しています。
2.ハローワークの添削サービス
自己PRの添削に関しては、ハローワークの利用もおすすめです。
そもそも、ハローワークは転職者に向けた求人情報の案内や転職支援を行なっています。新卒の就活で利用できるイメージが湧かない人もいるかもしれませんが、各都道府県に1ヶ所以上、全国に56ヶ所の「新卒応援ハローワーク」が設置されており、学生や卒業後おおむね3年以内の人を対象に、以下のようなサービスを提供しています。
・就職支援ナビゲーターによる個別支援
・エントリーシートや履歴書などの作成支援
・模擬面接等の面接対策
・全国の求人情報の検索
ハローワークで培われた転職支援に関する知識や経験を活かして、新卒の学生向けのサポートを提供しているので、添削を通じて実践的なアドバイスを受けられるでしょう。新卒応援ハローワークも無料で利用できるので、お住まいの地域で近くにある場合は活用してみてください。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワーク
3.大学のキャリアセンター
自己PRの添削を手軽に依頼するなら、大学のキャリアセンターもおすすめです。各大学では、キャリアセンターや就職支援課などの名称で、学生の就活やキャリア形成をサポートする組織を設けています。
・自己PRやESの添削
・模擬面接の実施
・大学に直接届く求人情報の閲覧
・支援員への各種相談
大学のキャリアセンターなら講義の空き時間や講義終わりなどに気軽に立ち寄れるので、利用しやすいでしょう。自己PRの添削以外にも、就活に役立つさまざまな情報を得られる場所なので、一度立ち寄ってみてください。
4.社会人の先輩やOB・OG
大学やサークルでお世話になった社会人の先輩やOB・OGに、自己PRを添削してもらってもよいでしょう。自分と似たような境遇・環境を過ごした人に添削を依頼することで、より実践的・具体的なアドバイスをもらえる可能性が高く、比較的お願いしやすいというメリットもあります。
ただし、その先輩が歩んでいるキャリアによっては、アドバイスの内容が偏るリスクもあるため注意が必要です。社会人の先輩やOB・OGに自己PRの添削を依頼する際は、自分が志望する業界・職種で働いている人を選んだほうがよいでしょう。
5.友人や家族
より身近な人に自己PRの添削を依頼したい場合は、友人や家族を頼るのも一つの方法です。就活中の友人であれば、互いの自己PRを添削し合うことで、自分のなかに企業目線を取り入れられるメリットがあります。もちろん、いつでも気軽に相談できるうえ、本音で言い合えるのも友人ならではです。
しかし、友人や家族の場合は就活に関する知識を十分に備えているわけではないため、アドバイスはあくまで参考程度に留めたほうがよいでしょう。
身近な人に自己PRの添削を依頼する際は、形式的に問題点がないか、伝えたい意図が伝わるかなどのチェックを目的にするのがおすすめです。
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自己PRの添削の依頼先を選ぶポイント
自己PRの添削の依頼先を選ぶ際は、無料で利用できるか、添削にかかる時間の長さなどを基準にするとよいでしょう。自己PRの添削を誰に依頼すべきか、選ぶ際のポイントをまとめたので、自分のニーズに合う依頼先を選んでみてください。
無料で利用できるか
自己PRの添削を依頼する際は、無料で利用できるサービスから優先的に選びましょう。「有料サービス=内容やサポートが充実している」というわけではなく、無料でも充実したサポートを提供しているサービスは数多く存在します。
特に、就活エージェントはキャリアアドバイザーから専門的なアドバイスを無料で受けられるため、自己PRの添削以外にも頼りになります。
自己PRの添削を含めた就活全般のサポートを受けられることを踏まえると、悩んだときは就活エージェントの利用がおすすめです。
すぐに対応してくれるか
自己PRの添削を依頼する際は、レスポンスの早さも意識しましょう。添削の回答が依頼から2週間が経過するようなケースでは、提出期限に間に合わない可能性もあります。
依頼から回答までの時間がどの程度かかるかはサービスによって異なるため、利用の前に必ず確認しておきましょう。
この点、大学のキャリアセンターは利用しやすさにメリットがある一方で、依頼が多く、順番待ちで時間がかかる可能性もあります。前倒しで自己PRの添削を依頼するのはもちろん、スケジュールに合わせてスピーディーな対応をしてくれるサービスを選ぶと、焦ることなく応募書類を作成できるでしょう。
自己PRの添削以外もサポートしてくれるか
自己PRの添削以外にも幅広くサポートしてくれるかも重要なポイントです。
そもそも、応募書類に記載するのは自己PRだけではなく、志望動機やガクチカ、長所・短所などの項目も書かなければなりません。書類選考では、自己PRを含めたトータルの内容で学生のポテンシャルや将来性を評価しているため、応募書類全体のクオリティの高さが求められます。
そのため、自己PRの添削だけでなく、応募書類に記載する各項目も添削してくれるサービスのほうが、書類選考の通過率アップに役立つでしょう。
自己PRとガクチカの書き方で悩んでいる人は「これでもう悩まない! 自己PRとガクチカの書き分け方」を参考にしてみてください。
どのような目線の添削を受けたいか
自己PRの添削を依頼する際は、どのような目線で添削してほしいか考えることも大切です。
・就活エージェントやハローワーク:就活のプロ目線で企業が興味を惹くポイントを踏まえて添削してもらえる
・大学のキャリアセンター:大学の特色や過去のノウハウに基づく添削を受けられる
・社会人の先輩やOB・OG:学生自身の特徴と自身の経験も踏まえた実践的・具体的なアドバイスをもらいやすい
・友人や家族:強みを理解している人に気軽に頼めるが、企業目線のチェックは難しい
それぞれの依頼先に一長一短あるため、自己PRのクオリティを高めるにあたって「どのような視点が欠けているか」を意識すると、自分に合ったサービスを選べるでしょう。
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自己PRの添削を依頼する際の注意点
自己PRの添削を依頼する場合は、応募書類の提出日から逆算するようにして、指摘の内容は鵜呑みにしないようにしましょう。ここでは、自己PRの添削を依頼する際の注意点をまとめたので、添削サービスを活用する際の参考にしてください。
提出日を逆算して依頼する
自己PRの添削を受ける際は、提出日から逆算して余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
添削サービス次第ですが、依頼から3〜5日ほどで回答をもらえるケースが一般的です。添削された自己PRを再度チェックする期間も踏まえると、提出期限の1週間前には添削を依頼できるとよいでしょう。
添削サービスを利用する前に、依頼から返答までの期間は必ず確認しておいてください。
指摘の多さは気にしない
自己PRの添削を受けた際の心構えとして、指摘の多さは気にしないようにしましょう。添削サービスによっては想像以上の指摘を受ける可能性もありますが、指摘事項は自己PRの伸び代と言い換えられます。
指摘を受けた箇所は、人によっては違和感や分かりづらさを感じるポイントであるとして、今後の改善事項にしていく姿勢が大切です。
添削の内容が正解とは限らない
自己PRの添削を経て応募書類を提出したからといって、書類選考を必ず通過できるとは限りません。
そもそも、添削者によって価値観や評価するポイントが異なるため、指摘箇所や内容もさまざまです。そのため、添削された内容をすべて鵜呑みにする必要はないでしょう。
大切なのは、添削内容を正解だと捉えず、自分の頭で考えて企業目線を踏まえた魅力的な自己PRを作成することです。添削によって得られた指摘や意見をそのまま反映させず、盛り込むべき内容は自分で考えましょう。
自己PRで企業が求めている内容は、「自己PRのポイントをつかむ!企業が学生に求めることは?」も参考にしてください。
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自己PRの添削効果をグッと高める4つの方法
自己PRの添削は、複数人に依頼したり繰り返し受けたりすることで、効果がグッと高まるのでおすすめです。以下で自己PRの添削効果をさらに高める方法を4つ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
1.複数人から添削を受ける
自己PRの完成度をさらに引き上げたい場合は、複数人から添削を受けましょう。
なぜなら、添削者によって視点が異なるため、複数サービスを併用することで、読み手目線の違いによる評価ポイント・指摘箇所が明らかになるからです。
より客観的な視点で登録して自己PRを添削してもらうためにも、複数のサービスを利用してみましょう。添削の依頼先は「ES添削は誰にお願いすべき?おすすめの依頼先や選び方・注意点も解説」でも詳しくまとめています。
2.繰り返し添削を受ける
応募書類の提出までに時間がある場合は、同じ人から繰り返し添削を受けるのも効果的です。指摘事項を踏まえて毎回ブラッシュアップできるため、回数を重ねるほど、納得いく自己PRが完成するでしょう。
特に、後述する自己PRのセルフ添削においては、複数回の見直しによって完成度をグッと高められます。
・1回目は誤字脱字を見直す
・2回目は言い回しやリズム感を見直す
・3回目は書類全体の一貫性を見直す
セルフ添削では自分のペースで何度も確認できるため、回数ごとにポイントを絞ってチェックすると効果的に改善できるでしょう。
3.自分でも添削する
自己PRの添削は第三者に依頼するだけでなく、自ら添削するだけでも十分効果があります。第三者に依頼する時間がなかったり、手早く内容をチェックしたかったりするケースも多く、なかには添削されるのが気恥ずかしい人もいるでしょう。
セルフ添削のポイントは次の見出しで具体的に解説しているので、ポイントを押さえて自己PRの完成度を高めてみてください。
4.自ら添削したうえで第三者に依頼する
自己PRの添削効果を最大限に高める方法が、セルフ添削を何度も行ったうえで、第三者に依頼することです。
添削を第三者に依頼する前提として、主観的には納得いく仕上がりの自己PRを作成しておく必要があります。添削する立場としても、何をアピールしたいかわからない、誤字脱字が散見される自己PRを見せられても、何から指摘すべきか迷ってしまうでしょう。
自己PRのクオリティをできる限り高めたいなら、現時点で作成できるベストな内容にまとめたうえで添削を依頼することが大切です。
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自分で自己PRを添削するときのポイント8選
自己PRをセルフで添削する際は、誤字脱字はもちろん、主語と述語の使い方や一文の長さなどをチェックしていきましょう。ここでは、自分で自己PRを添削する際のポイントを8つ紹介しているので、誰かに依頼する前のチェックリストとして活用してみてください。
1.誤字脱字がないか
自己PRをまとめた際は、最初に誤字脱字がないかしっかりと確認してください。
提出書類に誤字脱字があると、企業の採用担当者から「注意力が散漫なのでは」などと考えて不採用にされる可能性もあります。履歴書やESは自身の評価を左右する重要な書類であるため、基本的なところで評価を大きく下げないように気をつけましょう。
第三者に自己PRの添削を依頼する際も、誤字脱字があるのはマナー違反といえます。自分の注意力だけで防げるものでありながら重要度は極めて高いので、誤字脱字のチェックだけは怠らないようにしましょう。
2.主語と述語の使い方に誤りがないか
誤字脱字がないことを確認できたら、主語と述語を正しく使えているかチェックしてください。主語と述語の関係性や受け・かかり(修飾・被修飾語)を間違えると、文章が読みにくくなるため気をつけましょう。
なかでも、自己PRではエピソードを交えるため、「誰が」「何を行ったか」を明確にしてください。自己PRには文字制限があるため単語を省略しがちですが、主語を省略して意味が通じない文章になっていないか一文ずつ見ていきましょう。
以下に例文を掲載したので、自分が書いた自己PRの言い回しも確認してみてください。
OK例
私の目標は、自らの長所である企画力を活かして、△△業界の発展と御社の売上拡大に寄与することです。
NG例
私は、自らの長所である企画力を活かして、△△業界の発展と御社の売上拡大に寄与することが目標です。
3.一文が長過ぎないか
主語と述語の関係性をチェックしながら、一文の長さにも注意が必要です。一文が長過ぎると何を伝えたいかがわかりにくくなってしまうため、適切な長さで区切るようにしましょう。
一文の目安として、50文字前後にまとめると読み進めやすいといわれています。文章が長い場合は、以下のポイントを踏まえて2つの文章に分けられないか考えてみてください。
・息継ぎのタイミングで文章を区切る
・長短のリズム感を考えて文章を構成する
・一文につける読点(、)は2つまでにする
・20文字前後で読点をつける
一文の長さをチェックする際は、完成した自己PRの音読がおすすめです。実際に声に出してみると、読みやすさや読みにくさがよりはっきりわかるでしょう。
OK例
縦社会色が強い日本では個人に与えられる裁量権が少なく、仕事を進めるうえでいくつもの工程を踏みます。
その結果、上司の顔色をうかがいながら仕事をするため、効率的に仕事を進められないことが多々あると聞いています。
NG例
縦社会色が強い日本において、個人に与えられる裁量権は少なく、仕事を進めるうえでもいくつもの工程を踏み、上司の顔色をうかがいながら仕事をするため、効率的に仕事を進められないことが多々あると聞いています。
一つの文章に一つのメッセージをまとめるようにすると、冗長的な表現を回避できるはずです。
4.説得力のある文章構成か
一文ずつ形式的なチェックを済ませたら、作成した自己PR全体の構成について、「説得力があるか」という視点で見ていきましょう。説得力のある文章構成として使いたいのが、PREP法と呼ばれる手法です。
・Point:結論(私の強みは△△です。)
・Reason:理由または根拠(強みである△△は△△の際に意識し始めました。)
・Example:具体例(エピソードで強みを具体的にアピール)
・Point:再度結論(自身の△△を活かし、御社の△△に貢献したいです。)
PREP法とは、文章を読みやすく、伝えやすくするための方法です。営業の提案やプレゼンテーションなどで多用されており、自己PRを書く際は上記の順番でまとめましょう。
自己PRを読み直した際、「文章が読みにくい」「伝わりにくい」と思った場合は、PREP法に沿った論理展開になっているか確認してください。
なお、自己PRを少ない文字数でまとめる書き方は「自己PRを200字でまとめるコツは?わかりやすく伝える構成や例文を解説」をご覧ください。
5.結論から書けているか
説得力のある文章構成からもわかるように、結論から書けているか必ず確認しましょう。
自己PRに限った話ではありませんが、応募書類の各項目や面接においても、最初に結論を伝えて採用担当者の理解を促すことが大切です。物語や小説などで使われる文章構成の起承転結は、自己PRや志望動機などには適していません。
限られた文字数や時間で自己アピールするには、結論ファーストが重要です。先ほど紹介したPREP法は結論を最初に伝えられるため、採用担当者の理解も進みやすいとされています。質問に対する自分の主張を明確にするためにも、結論から書けているかチェックしましょう。
6.アピールポイントが明確か
自己PRで伝えたいアピールポイントは1つに絞るのがおすすめです。限られた文字数で複数のアピールポイントを伝えると、結局どのような強みを持っているかがぼやけてしまいます。
採用担当者に疑問を持たれないようにするためにも、企業が求める人物像を基準に、アピールポイントは1つに絞りましょう。
応募書類全体を通してアピールポイントを絞り込んでおくと、自分を採用するメリットが伝わりやすくなります。
7.入社後を見据えたアピールができているか
自己PRのまとめとして、入社後を見据えたキャリアやビジョンが書かれているかもチェックしてください。
企業が求めているのは、自社で長期にわたって活躍してくれる人材です。たとえどれほど立派な実績や強みがあったとしても、自社の価値観や社風とマッチせず、キャリアアップのイメージが湧かなければ選考を通過できません。
職種によってアピールポイントは異なるため、業界・企業研究を入念に行い、入社後の働く姿をイメージできる内容としてまとめられているか確認しましょう。
8.応募書類全体の内容に一貫性があるか
自己PRのセルフ添削の最後に、書類全体として一貫した内容をアピールできているか、整合性をチェックしてください。
・アピールしたい強みとエピソードの関係性
・エピソードと結果の関係性や説得力
・強みがその企業で活かせるのか
・長期間活躍できそうなイメージを持てるか
・自己PRと志望動機やガクチカとの関連性
自己PRとして内容に一貫性が求められるのはもちろん、応募書類の各項目を通して筋が通っているかも重要です。
自己PRを書き終えたら、今まで解説した項目のチェックだけでなく、書類全体の整合性も意識すると、よりクオリティの高い内容に仕上がるでしょう。
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自己PRのセルフ添削の効果を高めるコツ
自己PRは作成した翌日に再度見直したり、実際に声に出して読んだりすることで、作成時には気づかなかった違和感や伝わりづらい箇所を見つけられることもあります。ここでは、自己PRのセルフ添削の効果をさらに高めるコツを紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
時間をあけて見直す
自己PRをセルフ添削する際は、作成日に行うのではなく、少なくとも1日は空けて添削しましょう。
書き終えてすぐにチェックすると「完成しており間違いはない」という思い込みがはたらきやすく、自己PRを主観的に読んでしまいがちです。その結果、間違いや違和感に気づきにくくなるため気をつけてください。
セルフ添削をする際は1日空けて頭の中を一度リセットさせて、客観的な目線を意識することが大切です。日を改めて自己PRを添削することで、書き終えた直後には発見できなかったミスや言い回しの違和感を見つけられるでしょう。
声に出して読む
作成した自己PRは、目視のチェックではなく、声に出して読んでみてください。
・誤字脱字を見つけやすくなる
・読点の位置が悪くて読みづらい
・言葉選びがイマイチでリズム感の悪さが見つかる
・一文が長くて読みづらい
・同じ語尾が連続して幼稚な印象がある
目視の場合とは異なり、実際に発声するからこそ見つかる違和感があります。スムーズに音読できる文章は目視でも読み進めやすいため、音読によるチェックは必ず実践しましょう。
印刷して文字数のバランスを見る
声に出して読むことと並行して、印刷した状態でバランスをチェックするのもおすすめです。採用担当者が応募書類を見るのと同じように印刷したほうが、実際に提出した際の見栄えに近づきます。
改行の入れ方で見栄えを工夫できないか、文字が詰まって見えないかなど、リアルな読み手目線で自己PRをチェックしてみてください。
パッと見の印象でも読みやすさ・読みにくさが変わるため、パソコンやスマートフォンで作成した画面上でチェックせず、実際に印刷した状態で確認してみましょう。
自己PRのサンプルを参考にしたい人は、「強み・業界別自己PRサンプル集|魅力が伝わる書き方のポイントを解説」をご覧ください。
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自己PRの添削を今すぐしたいならAIがおすすめ
「自己PRのセルフ添削はできたものの、第三者に依頼するほどの時間は取れない」という人は、AIの活用がおすすめです。
なかでも、対話型の文章生成AIを使えば、「プロンプト」と呼ばれる指示の仕方次第で、精度の高い添削も実現できます。
・文字数を気にせず書いたうえで、指定の文字数に要約してもらう
・不足する文字数を補うような文章を考えてもらう
・箇条書きした内容を文章として構成してもらう
自己PRに独自性や差別化が求められるのは当然ですが、AIを補助的に活用して作業を効率化させることは十分可能です。
誤字脱字のチェックや自分では思いつかない言い回しの発見などにも利用できるため、各自で工夫を凝らして使いこなせると強い武器になるでしょう。
自己PRの評価ポイントをおさらいしたい人は「自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説」をご覧ください。
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自己PRの添削を通じて選考通過率を上げたいあなたへ
「自己PRがこれでよいのか分からない」「納得のいく自己PRが書けない」などと悩んでいる就活生も多いでしょう。応募書類や面接で必ず問われる自己PRは、ほかの学生との差別化や内定獲得のために高いクオリティが求められます。
自己PRの内容に自信がなく、就活が思うように進んでいない人は、キャリアチケットがおすすめです。
キャリアチケットは、就活に悩む学生をサポートする就活エージェントです。自己PRの書き方はもちろん、自己分析や面接対策など、すべての選考フローをサポートしています。キャリアアドバイザーによるマンツーマンの指導を実施しているため、自己PRをしっかり添削してほしい人も安心です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。