“無い内定”で悩んでいる人へ。自分を客観視するために「人に頼ってみてほしい」

キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた2020年卒の学生に聞く「就活体験談」。就活をするうえで苦労したことやポイントなどを聞いてみました。

今回お話を伺ったのは、やりたい仕事はあるものの面接に苦戦し、内定が獲得できず焦りを感じていたIさん。具体的に就活のどんなところにつまづき、アドバイザーとどのような対策を行ったのか、伺いました。

<Iさんの就活データ>
キャリアチケット登録前の志望業界・職種:出版業界
就活を始めた時期:大学3年生の夏頃
キャリアチケット登録時期:大学4年生の5月末
内定時期:大学4年生の8月
内定先:IT人材アウトソーシング事業会社
 

25卒の就活について相談したい

 

受けても受けても落ちる日々。自己分析が苦手だった


――まずはどのように就活していたか教えてください。

大学3年生の夏にいくつかインターンに参加していたんですが、その頃はまだ就活を本格的に始めていなくて。4年生になる前の春休み頃から本腰を入れて準備し始めました。4年の2月から4月にかけて合同説明会や企業説明会に行って情報収集しつつ、大学のキャリアセンターで就活の進め方について相談していました。ES(エントリーシート)の提出時期には、出版業界の知り合いに見てもらったり、ES添削アプリを利用したりしていましたね。

大学は文学部で、もともと文章を書くことや読書が好きだったので、「働くなら出版社が良い」と、ずっと出版業界ひと筋で受けていました。でも人気業界なので、面接を突破するのが難しくて。大手・中小あわせて30社くらいにエントリーしていたんですが、一次面接で落ちてしまうことが多かったですね。当時は自分1人で就活をして、かなり苦戦していました。

――苦戦の理由は何でしたか?

一番は自己分析です。一応やってはいたものの、しっかりとした就活の軸を作れていませんでした。あと、自分の強みと志望する仕事を結びつけて、面接で上手くアピールすることもできていなかったと思います。当時は自分がどんな仕事に向いているのかよくわからないまま、ただ本に関わる仕事がしたいと思って就活を進めていました。

――キャリアチケットに登録したのはいつ頃でしたか?

確か4年生の5月末くらいだったと思います。受けても受けても落ち続けていたので、かなり焦っていて……。受けられる企業も少なくなってきていたし、自分でもどこを直せば良いのかよくわからなくなってきたので、エージェントに頼ってみようと思ったんです。いろいろと調べたなかで見つけたのがキャリアチケットでした。

――カウンセリングではどんな話をしましたか?

まずは、これまでどんな就活をしてきたのかをお話ししました。あとは、自己分析を手伝っていただきましたね。過去にどんなことに取り組んできたのかをざっとお話しし、アドバイザーさんがそれを深ぼってくださった感じです。

以前、私が青春18きっぷを使って日本一周したことを話したら、「ガクチカや長所を聞かれたときにそのエピソードを話したら、行動力をアピールできるね」と言って、面接でどんな風に伝えれば良いのか整理してくれました。

――アドバイザーからはどんな企業を紹介されましたか?

アドバイザーさんとの話の中で、「指示を受けるよりも、自分で考えて行動することが求められる仕事」や「コツコツと努力すれば成果が出る仕事」が向いているのではと教えていただき、営業職とSEの2つの軸で10社ほど紹介を受けました。

ただ、何社か受けていくうちに営業よりもSEのような技術職のほうが自分に合っているなと感じて、最終的にはSEに絞って受けていましたね。

――選考はいかがでしたか? アドバイザーと対策したことがあれば教えてください。

企業を紹介していただいたものの、やはり一次面接で落ちてしまうことが続きました。そこで、今働いている会社の面接前には、会社が採りたい人物像や社風などをアドバイザーさんと事前に確認するようにしました。面接練習などを通して、ガクチカや自己PRはどのように答えれば良いかも詰めていって。

最終面接前には、今まで聞かれたことも含めて全部きちっと答えられるように、手持ちの情報を整理しました。アドバイザーさんからSEの仕事にはITパスポートという資格が役立つと聞き勉強も始めていたので、そこもアピールしたほうが良いとアドバイスをいただきましたね。

その結果、今働いている会社の面接では、今までで一番上手く対応できたし、楽に話すことができて。その後、無事に就活を追えることができました。

 

25卒の就活について相談したい

 

就活は客観視が大切。悩んだときは誰かに頼って


――将来どのように働いていたいか教えてください。

エンジニアにはスキルや知識が求められますし、将来どこでも活躍できるようにそれらをアップデートしていくことが大切です。私は今、お客様企業に常駐して働いています。まずはいろいろな現場を経験しつつ、自分に合った領域の仕事を見つけて、ステップアップしていけたら良いなと思います。

――最後に就活生に向けてアドバイスをお願いします。

一番伝えたいのは、「もし就活で行き詰まったら周りを頼っても良いんだよ」ということですね。就活って根を詰めてしまうことがあると思いますし、1人で進めていると何をどう頑張ったら良いのかわからなくなってしまうことがあります。私の場合はキャリアチケットさんに頼って、アドバイザーさんと二人三脚で内定までたどり着くことができました。

だから、もし今悩んでいる人がいたら就活エージェントでも大学のキャリアセンターでも良いので、誰かに頼って他の人の意見を取り入れてみてください。自分のこれまでの就活を客観視することができるのでおすすめです。
 

 

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