25卒の就活はどうすればいい?今すぐできる行動とスケジュールを解説!

このページのまとめ

  • 25卒とは、2025年に卒業する学生のこと
  • 25卒の就活は、2024年3月から就活情報が一括解禁される
  • 25卒の就活では、インターンシップの定義が変わるので確認が必要

25卒の就活はどうすればいい?今すぐできる行動とスケジュールを解説!のイメージ

「25卒って今は大学何年生?」「いつから就活を始めればいい?」などと気になる学生も多いでしょう。25卒は2025年卒の学生であり、2024年4月で大学4年生になります。

この記事では、25卒が就活に向けて取り組むべき準備や、就活スケジュールについて解説。就活に乗り遅れないためにも、早めの準備を心がけましょう。従来の就活と比べて、変わっている部分も紹介するので参考にしてください。

25卒の就活について相談したい

   
目 次

25卒とは2025年に卒業する就活生のこと

就活でよく耳にする「25卒」とは、2025年に卒業する就活生を指します。2023年4月であれば大学3年生や修士1年生、2024年4月であれば大学4年生や修士2年生です。

26卒であれば2026年卒業生、27卒であれば2027年卒業生になります。まずは自分がどの「△△卒」にあたるのか確認しておきましょう。

自分は「25卒だよ」という学生には、「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」の記事がおすすめ。あなたと同じ25卒のアンケート結果を紹介しています。

「すでに就活は始めている?」「どんな業界を志望している?」などの気になる情報がわかるので、ぜひチェックしてみてください。

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25卒の就活はいつから?基本的なスケジュールを解説

25卒の場合、就職情報の解禁は2024年の3月です。エントリーが解禁され、説明会や選考に参加する学生が増加します。

ただし、インターンシップへの参加を考えている場合には、2023年の4月ごろから準備を始めるのが大事。ここでは、25卒の就活スケジュールについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2023年4月~:インターンシップ参加に向けた準備

2023年4月、大学3年生の4月ごろからは、インターンシップ参加に向けた準備です。7月にはサマーインターンシップが行われるため、参加する企業を探す必要があります。

また、インターンシップに参加する場合、選考が行われる場合も。履歴書やエントリーシート作成に向けた自己分析も必要になるでしょう。

自己分析や書類選考対策を事前に行っておけば、就活本番で余裕がうまれます。選考や説明会で忙しくなる前に、準備を進めておきましょう。

2023年7月~:サマーインターンシップ開始

7月ごろになると、サマーインターンシップが開始されます。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、57.1%の学生が、7月から9月に行われたインターンシップに参加しています。

「インターンシップと呼称されるもの」への参加時期のイメージ

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)

サマーインターンシップの特徴は、長期のプログラムが多いこと。夏休み期間にあたるので、1ヶ月以上の長期で開催する企業が増加します。

長期のインターンシップの場合、業務内容を体験できるなど、詳しく業界や企業について知れるのがメリット。企業ごとにプログラムの内容は違うので、事前に確認してから参加するのをおすすめします。

インターンシップについて知りたい就活生には、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」の記事がおすすめ。長期短期の期間だけではなく、時期ごとにも違いがあるのでチェックしてみてください。

2023年12月~:ウィンターインターンシップ開始

12月ごろになると、ウィンターインターンが開催される時期です。長期のサマーインターンシップと比べると、短期のインターンシップが行われやすい傾向にあります。

3月には就活が解禁されることもあり、すでに志望する企業が決まっている学生も多い状況です。「選考前にもっと企業について知りたい」「自分に合うのかさらに詳しく確かめたい」などの理由から、参加企業を選ぶ学生もいます。

ウィンターインターンについて知りたい学生は、「冬のインターンは参加すべき?ウィンターインターンとは」の記事がおすすめ。長期短期の期間をはじめ、サマーインターンとは違う部分もあるので、こちらもぜひ参考にしてください。

2024年3月~:就活情報解禁

2024年の3月になると、就活情報が一斉に解禁されます。企業へのエントリーができるようになり、説明会へも参加可能です。

就活はエントリーしないと、そもそも選考に参加できないので気を付けましょう。基本的には就活サイトを利用し、エントリーをするのが一般的です。

志望企業がまだ明確ではない場合、合同説明会に参加してみましょう。合同説明会は多くの企業が集まり、企業の担当者から話を聞くことができます。合同説明会で気になる企業を見つけ、個別の説明会に参加するといいでしょう。

合同説明会については、「合説ってどんなもの?参加するメリットと有益に過ごすコツ」の記事で詳しく解説しています。就活解禁時期では、まだ志望企業が明確ではない学生も多いので、焦らずにじっくりと自分に合う企業を探しても大丈夫です。

2024年6月~:採用選考スタート

6月に入ると、採用選考が一斉にスタートします。次のような選考が行われるので、準備しておきましょう。

・履歴書やエントリーシートなどの書類選考
・SPIや玉手箱などの適性検査
・グループディスカッション
・面接

6月以降も説明会を行う企業はあるので、選考との同時並行を考えると忙しくなります。スケジュール管理を徹底して、志望企業の選考に参加できるように準備しておきましょう。

2024年10月~:内定式

10月になると、内定式を行う企業が一般的です。内定式までの内定獲得を目指し、複数の内定がある場合は入社する企業を決めておきましょう。

もし、内定式までに内定がなくても、あきらめる必要はありません。秋採用や冬採用を行う企業もあれば、通年採用を行う企業もあります。

内定が獲得できるか不安な場合は、就活エージェントのキャリアチケットにぜひ相談してください。就活準備から選考のサポート、内定後のフォローまで実施しています。就活の不安や悩みを解消し、自分に合う企業を目指しましょう。

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25卒の就活生が今すぐ行いたい準備

25卒が就活を成功させるためには、自己分析や選考対策などの準備が必要です。まだ実施できていない場合は今すぐ行動しましょう。

自己分析

自己分析とは、自分の強みや考え方、価値観などを整理する作業です。自分の強みを明確にしておくことで、エントリーシートや面接で自己PRを聞かれた際にアピールできます。

また、自分の価値観を整理し、就活の軸を決めるためにも自己分析は欠かせません。次のような考えを整理しておくと、企業選びに役立ちます。

・どのような仕事に就きたいのか
・どのような条件がいいのか
・どのような仕事に向いていそうか
・将来どのように活躍したいのか

自己分析は企業を選ぶためにも、選考でアピールするためにも重要です。就活の土台になるので、何から始めるか迷ったときは一番に実施しましょう。

自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事を読んでおくのがおすすめ。正しい進め方を知っておけば、自分に対する理解が深まります。

業界研究

業界研究を行い、どの業界を目指すか決めておきましょう。業界は大きくわけて8つあるので、2つか3つ程度に絞っておくのがおすすめです。

志望する業界の幅が広すぎると、方向性がわからなくなり、就活を進めるのに苦労します。また、1つに絞ってしまうのも、視野が狭くなり、方針を変えたいときに動きにくくなるでしょう。

まずはすべての業界について調べ、自分に合いそうな業界を探してみてください。業界研究のセミナーも開催されているので、参加しておくのをおすすめします。

業界研究の進め方については、「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事も参考にしてください。自分に合う業界を見つけて、ミスマッチを減らしましょう。

企業研究

業界研究ができれば、個別の企業についても調べておきましょう。同じ業界の企業であっても、仕事内容や扱う商品、企業方針などは異なります。

企業研究では業界研究以上に、自分に合う企業を考えましょう。企業との相性がいいほど自分の強みが仕事に活かせるので、モチベーションが上がり積極的に行動できるようになります。また、企業の雰囲気や従業員とマッチすれば、働きやすさも生まれるでしょう。

企業研究の進め方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しています。企業研究は企業とのミスマッチ防止はもちろん、志望動機作成にも重要なので、力を入れて実施してくださいね。

OB・OG訪問

OBやOGを訪問し、企業についてより詳しく学ぶのもおすすめです。企業研究の一環としても実施できるでしょう。

OBやOGは実際に働く方々であり、リアルな話を聞けるメリットがあります。Webサイトや採用ページではわからない内容も質問できるでしょう。

また、OB・OG訪問で聞いた内容をもとに、エントリーシートや履歴書を作成できるのもポイント。OBやOGにまで話を聞きに行ったという意欲や行動を評価してもらえる場合もあります。

OB・OG訪問について詳しく知りたい就活生には、「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事がおすすめです。知り合いがいない場合は、大学のキャリアセンターに相談すると紹介してもらえる場合があるので、ぜひ聞いてみてください。

履歴書・エントリーシート対策

履歴書やエントリーシートの対策も行っておきましょう。自己PRや志望動機、ガクチカなどの内容が聞かれます。

履歴書やエントリーシートが描けたら、添削を依頼するのがおすすめ。友人や家族、大学のキャリアセンターで依頼できます。

就活エージェントのキャリアチケットでも添削を実施。書類選考を突破したい方はぜひ相談してください。

適性検査対策

SPIや玉手箱など適性検査の対策も実施しておきましょう。適性検査に落ちてしまうと次の選考に参加できません。

適性検査の対策では、問題集を解いておくのがおすすめ。試験ごとに問題の傾向があるため、あらかじめ練習しておけば本番でも解けるようになります。

出題される適性検査の種類は企業ごとに異なります。出題内容が大きく変わってくるので、事前に確認しておきましょう。

グループディスカッション対策

グループディスカッションとは、与えられたテーマに対して話し合い、結論を出す選考方式です。5人前後のグループが構成され、話し合いを行います。

グループディスカッションでは、コミュニケーション能力や主体性、問題解決能力が見られています。発言しないと評価されないのはもちろん、自分だけが話していても協調性がないという理由により評価されません。

グループディスカッションは一人ではできないので、就活セミナーなどで行われる対策に参加しておきましょう。グループディスカッションの対策については、「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」の記事を参考にしてください。

面接対策

面接でよく聞かれる内容や、話し方についても練習しておきましょう。面接は緊張しやすく、準備ができていないせいで実力を発揮できないケースもよくあります。

また、入退室のマナーや身だしなみも評価対象です。受け答えだけではなく、立ち振る舞いも合わせて好印象を残せるように準備しておいてください。

面接対策については、「面接対策は万全?就活に必要不可欠な準備とマナー」の記事で詳しく解説しています。模擬面接を行うのも有効なので、就活セミナーや就活エージェント経由で参加しておきましょう。

就活サイトへの登録

就活サイトへの登録がまだ済んでいない場合は、登録しておきましょう。企業へのエントリーを行うために必要です。

近年の就活では、就活サイトでエントリーして、説明会への参加や選考への参加をする場合がほとんどです。多くの企業が登録されているので、効率的なエントリーと、進捗管理のしやすさというメリットがあります。

就活サイトによって掲載されている企業が異なるので、自分にあった企業に出会える確率アップのためにも、複数登録しておくことをおすすめします。

就活エージェントへの登録

就活を成功させるために、就活エージェントへの登録もおすすめです。自己分析など就活の準備段階から面接対策など選考突破に必要なサポートも受けられます。

就活はやるべきことが多く、1人で進めるのは大変です。学業と両立しながら効率的に進める必要もあります。

就活エージェントを利用すればわからないことは何でも聞けるため、スムーズに就活を進めることが可能。不安や悩みがある場合にも相談できるので、安心して就活を進められます。

キャリアチケットでも25卒のサポート実施。理想の就活を行うためにもぜひ相談してください。

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25卒の就活に向けて知っておきたいこと

ここでは、25卒の就活に向けて知っておきたい知識を紹介します。有利に就活を進めるために、確認しておきましょう。

早くから就活準備を進める学生が増えている

近年の就活では、早めに就活を行う学生が増加しています。企業が早期採用を行うケースもあり、早めの準備が必要になるためです。

また、21卒以降の就活では、新型コロナウイルスの影響もあり、就活スケジュールが変わるという事態も起こりました。採用数の減少、ストップなどの現象も見受けられ、早めに動かないと応募できる企業がなくなる状況が起きたこともあります。

急な変更があった場合でも慌てないように、就活の準備を早め、行動する学生も増えてきている状況です。

オンラインを活用した就活が進んでいる

新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインを活用した選考も増えています。対面重視で行っていた企業もオンラインを試した結果、オンラインでも問題なく就活は実施でき、効率もいいと気付いたためです。

たとえば、説明会や一次面接はオンライン、最終面接だけは対面のように、使い分ける企業も出てきています。オンラインでも就活ができるように、環境を整えておく必要があるので準備しておきましょう。

オンライン面接での注意点は、「【就活】オンライン面接だからこそ気をつけたいマナーや当日の注意点を解説」も参考にしてください。会話のタイミングや表情、場の空気感など対面とは違う部分があることを知っておきましょう。

インターンシップに参加する学生が増えている

インターンシップに参加する学生も、以前と比べれば増えています。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、2023年度にインターンシップに参加した学生は77.1%でした。前年度に比べて、4.3%の上昇です。

「インターンシップと呼称されるもの」への参加経験の有無のイメージ

引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)

また、インターンシップに複数回参加した学生は、67.1%でした。企業研究や就活について学ぶために、インターンシップを活用する学生が多いことを知っておきましょう。

インターンシップの定義が変わっている

これまでとインターンシップの定義が変わっていることにも気を付けましょう。25卒の就活からは、「就業体験を行い、かつ参加日数が5日以上あるもの」をインターンシップと呼ぶようになります。

従来は1日だけといった短期のものも、会社説明のみのプログラムもインターンシップと呼ばれていました。しかし、今後は条件を満たさない場合、「オープンカンパニー」や「キャリア教育」などと呼ばれることになります。

【図表Ⅲ-5:学生のキャリア形成支援における産学協働の取組み 各類型の特徴】 のイメージ

引用:採用と大学教育の未来に関する産学協議会「産学協働による自律的なキャリア形成の推進

25卒の場合、新しい条件を満たさないものもインターンシップと呼ばれる可能性があります。参加したいインターンシップが、新しい条件を満たすのか確認したうえで、参加するのをおすすめします。

参照元
採用と大学教育の未来に関する産学協議会
採用と大学教育の未来に関する産学協議会「産学協働による自律的なキャリア形成の推進
厚生労働省
令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります

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就活に向けて動き出したい25卒のあなたへ

内定獲得を目指し、動き出したい25卒の方もいるでしょう。就活を成功させるためには、就活スケジュールを理解し、必要な準備を着実に行っていくのが大切です。

しかし、就活で必要な準備や行動は多くて大変。いきなり自己分析や企業研究、選考対策などが必要といわれても困りますよね。

就活でのサポートがほしいなと感じたら、就活エージェントに相談してみましょう。就活エージェントのキャリアチケットでは、25卒の学生の就活サポートを実施しています。

これから就活を始める方はもちろん、始めてみたけれどうまくいっていない方もぜひ相談してください。就活スタートから内定獲得まで、就活全体のサポートを行っています。

初めての就活でわからないことが多く、悩んだり、困ってしまうのも当然です。少しでも不安を感じたら、ぜひキャリアチケットに相談してください。

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