就活の参考になる業界一覧をご紹介!研究方法も解説

このページのまとめ

  • 業界一覧によると、日本は大きく分けて8つの産業に分類されている
  • 業界研究を行うことで、自分の可能性や選択肢を広げられる
  • 業界研究の方法には求人サイトやニュース、会社説明会などがある
  • 業界研究をする際は、成長性や安定性があるか確認することがポイント

就活の参考になる業界一覧をご紹介!研究方法も解説のイメージ

就活を始めるにあたり、業界一覧を確認したいという方は多いでしょう。
日本では、大きく分けて8つの業界に分類されています。就活を始める前に、どのような業界があるのかを把握しておくことが大事。業界に対する知識を得ることで、効率良く就活を進められるはずです。
このコラムでは、業界一覧をもとに日本の産業について詳しくご紹介します。また、業界研究の方法やポイントも解説しているので、ぜひご覧ください。

 

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業界とは

就活における業界とは、企業を商業や産業に分類したものです。
業界によって、取り扱っている商品やサービスは異なります。それぞれの業界が密接に関わりながら、私たちの生活に必要な商品やサービスを提供しているのが特徴です。

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業界一覧と解説

日本では、大きく分けて8つの業界に分類されています。以下にそれぞれの業界について解説しているので、確認していきましょう。

商社

商社は商品の輸出や輸入を行い、メーカーや小売に販売して利益を出しています。
商社の種類は大きく分けて、幅広い商品やサービスを取り扱う総合商社と、特定の分野に特化して取引を行う専門商社の2つ。就活生に人気の高い総合商社は、老舗の大手企業が名を連ねています。
好奇心の旺盛さやコミュニケーション力、英語力などに長けている方に適している業界といえるでしょう。

メーカー

メーカーは原材料を加工して、製品の開発や生産を行っている業界です。
特に、消費者の日常生活に直接関わる食品や電子機器、化粧品、自動車などのメーカーは就活生から人気があり、知名度の高い企業が存在します。
時代によって消費者のニーズが異なるため、情報や流行に敏感な方や面白いアイデアが浮かぶ方に適した業界でしょう。

小売

小売業界には百貨店やスーパー、コンビニエンスストア、専門店などが存在。
メーカーや業者から仕入れた商品を、消費者に販売することで利益を出しています。老若男女・立場を問わず、幅広い層の消費者を相手にする機会が多いのも小売業界の特徴です。
地域によって異なるニーズの把握やアイデア力、コミュニケーション力などが必要とされるでしょう。

サービス

企業や個人が求めているサービスを提供して利益を出している業界です。
旅館やホテル、リラクゼーションサービス、人材サービスなどが当てはまります。
時代のニーズはもちろんのこと、各々が求めるサービスに合わせて柔軟な対応力が求められるでしょう。

マスコミ

マスコミは、放送業界や広告業界、出版業界、新聞業界などに分類されます。
それぞれの業界に誰もが聞いたことのある名前の会社が存在しており、就活生からの人気も高いジャンルです。
世間の動向に敏感なのはもちろんのこと、勤務時間が不規則である場合も考えられるため、心身ともに丈夫な方に向いています。

ソフトウェア・通信

ソフトウェア・通信業界は、今後もニーズが高まっていく業界として考えられています。
常に最先端の知識や技術に携わるので、時代を動かしているというやりがいを感じられるでしょう。
しかし、その知識や技術はサイクルが早いため、常に新しいことを覚えていく姿勢が不可欠です。スピード感を持って働きたいと考えている方に適した業界でしょう。

金融

金融業界には、銀行や証券会社、クレジット会社、保険会社などが含まれます。
それぞれの業界と関わりを持っていることや、お金を動かすことで利益を出していることが特徴として挙げられるでしょう。
銀行や保険会社の中には、就活生から人気が高い大手企業業が数多く存在しています。

官公庁

民間企業ではできない公的な事業を行っている業界です。
日本経済や国民を支えるのが役割なため、社会貢献意欲が高い方は官公庁の仕事に向いています。

 

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業界研究を行う3つのメリット

業界研究を行うことにはメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、以下で確認してみましょう。

1.興味のある業界を発見できる

まず、自分が興味を持てる業界を見つけられるメリットがあります。
興味のない業界では、やる気や熱意を発揮できない可能性も考えられるでしょう。興味のある業界を知ることで、企業研究にもスムーズに取り組めるため、就活を効率良く進められるはずです。

2.志望する業界への知識を深められる

志望する業界への知識を深められることもメリットの一つです。
表面的な情報だけでは、その業界の本質を知ることはできないでしょう。業界の内容を深堀りすることで、やりがいや面白みを見つけられます。

3.自分に合う業界を把握できる

しっかりと業界研究をすることで、自分に合った業界を見つけられるメリットもあります。
自分に合わない業界であれば、仕事をうまく進めることができず、早期退職に繋がる恐れも。適した業界を把握することで、自分の可能性や選択肢を広げられるでしょう。

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業界研究の具体的な方法

業界研究の具体的な方法について、以下でご紹介していきます。

求人サイト

新卒向けの就職情報サイトでは、業界の説明を始め、企業情報や採用情報、イベント、セミナーなど就活に役立つ内容が掲載されています。

専門誌

専門誌は業界の情報が詳しく書かれているため、全体像や動向を把握できます。
専門誌で得た情報は、志望動機や自己PRで活かせるでしょう。

新聞やニュース

新聞やニュースでは、社会情勢や日本経済、業界に関わる最新の情報を得られます。

会社説明会

会社説明会では事業内容や規模、組織構造の基本情報だけでなく、給与や待遇面、人材教育制度などを知ることができます。
また、企業の雰囲気や現場の様子、働いている人たちについても知れるので、入社後のイメージを具体的に想像できるでしょう。
質疑応答の時間を設けている企業が多いため、疑問点を解消できるところも魅力です。

OB・OG訪問

OB・OG訪問では、会社説明会より細かい情報収集をすることが可能です。
会社説明会や人事担当からは聞けない、現場のリアルな情報や具体的な仕事内容が聞けます。
その際には、企業サイトや会社説明会、資料などでは分からなかったことを質問するようにしましょう。
質問を受ける先輩方は、仕事の合間を縫って時間を作ってくれます。貴重な時間を無駄にせず、そのときにしかできない質問を考えておきましょう。

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業界研究を行う際の3つのポイント

この項目では、業界研究を行う際のポイントをご紹介します。以下のポイントを踏まえて、実際に業界研究を行いましょう。

1.全体像を把握する

対象となる業界が社会においてどのような立ち位置にあるか、全体像を把握しましょう。業界を知ることで、社会の構成図を理解でき、企業を選ぶ際に選択肢の幅が広がります。

2.成長性や安定性があるか確認する

将来的に見て、業界の成長性や安定性があるかを確認することも大事です。
業界の成長性を把握しておくことは、自分のキャリアプランにも影響を与えます。成長性・安定性があるかを将来のキャリアプランと照らし合わせることが重要です。

3.面接で対応できるようにする

面接の際に、業界について聞かれることもあるので、対応できるようにしておきましょう。
上手く回答できないと「業界に対する勉強が足りていない」と判断される可能性もあります。
その業界に対して強い興味や関心があることをアピールするためにも、できるだけ幅広く研究をし、知識を深めておきましょう。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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