就職活動に有利?留学経験が活きる海外インターンの実態

このページのまとめ

  • 海外の企業で職業体験を行うことを海外インターンと言う
  • 実践的なビジネス英語の習得や、異文化に触れ合える点などが海外インターンの魅力
  • オーストラリアやアメリカなど、インターン先として選択できる国はさまざま
  • 仲介業者や海外の語学学校などを利用することで海外インターンに参加できる
  • 海外インターンでは、日常英会話はもちろんビジネス英会話も求められる

学生が企業で実際に就労体験をできる就労体験制度、インターン。グローバル化の進む近年では、日本を飛び出して海外でのインターンを希望する学生が増加しています。
留学経験のある人や将来語学力を活かしたお仕事をしたいとお考えの人のために、海外インターンのメリットや参加方法についてまとめてみました。

 

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海外インターンとは


海外インターンとは、その名のとおり海外の企業で職業体験を行うことを指します。語学力の向上だけを目的とした語学留学や、専門的かつ学問的な学びを行う交換留学・私費留学などを指す学部留学などとは別物です。

海外にあるローカル企業はもちろん、日系企業や外資系企業、NGO機関、政府機関などでインターンに参加可能。海外インターンでは、日本国内で行うインターンと同様、1週間の短期から参加できるものや1年の長期にわたり参加できるものなど期間はさまざまです。

注意しておいてほしいのは参加する目的を明確にすること。ホテルでのベッドメイキングや飲食店での接客など、アルバイト感覚の強い内容も海外インターンに含まれますので、自身が学びたいことが叶う内容を選択することが、有意義なインターン期間を送る上で大切なことです。
より実践的なビジネス英語を学びたい、国際的なビジネス感覚を身につけたい場合には、オフィスワークのお仕事を選ぶなど、目的に沿ったインターン内容を選択するようにしましょう。

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海外インターンのメリット


日本企業の海外進出や、海外企業の日本進出に伴い、英語を社内公用語として用いる企業は少なくありません。グローバル人材が求められることが多い今、海外インターンに参加する大学生は増加傾向にあります。
なぜ海外でのインターンに参加する人が増えているのでしょう。メリットについてまとめてみました。

実践的なビジネス英会話が身につく

これが海外インターンに参加する1番のメリットと言えるでしょう。ネイティブな人たちに囲まれお仕事できますので、日常英会話だけでなくビジネスで必要な英語力を自然にアップすることが可能。
TOEICのスコアや留学経験も強みですが、海外企業でのインターン経験は就活においてライバルに差をつけられる大きな強みになると言えます。

積極性が身につく

協調性の強い日本人に比べ、海外では主体性や積極性が強いとされています。自分の意思を表に出し、それを行動に移すことは日常茶飯事です。
このような環境下での就労経験により、自分の意見をしっかりと発言することの大切さが分かるでしょう。

実際のグローバル社会を体験できる

就業企業それぞれの働き方への価値観を肌で感じることができます。特にオーストラリアやニュージーランドにはさまざまな人種が集まっているため、より多くの国の文化や考え方に触れることができるでしょう。
価値観の違う人と一緒に働くことにより、自身の視野を広げる、柔軟な発想ができるなどの手助けになると言えます。

異国の文化に触れ合える

現地人スタッフとのコミュニケーションを深めることで、その国ならではの文化を吸収できます。

海外インターンに参加することにより、想像と現実のギャップを埋めることが可能です。また、上記でお伝えしたとおり、実践的な英語力は現地でしか身につきませんし、海外企業でのオリジナル体験は就職活動において大きな強みになることでしょう。
残りの大学生活を有意義に過ごすためにも、就活を有利に進めるためにも、海外インターンは有効と言えます。

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海外インターンで行く国は?


海外インターンを斡旋している機関にもよりますが、以下のようにさまざまな国で参加することができます。

オーストラリア

アジアに近い英語圏の国であるオーストラリア。移民への受け入れが寛大であり、アジア系をはじめ多くの国の人種が集まっています。
オーストラリアは、観光業やホスピタリティ産業が盛んです。ホテルや旅行会社、美容関連、エンターテインメント施設などのステージにおいてインターンに参加できます。

カナダ

自然豊かな国として知られるカナダ。世界各国からの移民でできた国とされ、100以上もの国の文化が存在すると言われています。
第二言語はフランス語のため、英語のほかフランス語も学べる環境です。
トロントやバンクーバーでは、インターンや留学生を受け入れる企業や学校が充実。金融や経済、電気通信などの産業が盛んである経済都市と言えます。

シンガポール

赤道直下の国であり、年間を通して温暖な気候であるシンガポール。治安の良い国としても知られており、女性ひとりでも安心してインターンに臨めるでしょう。
ITや教育、広告関係などがインターン先の主な企業です。

アメリカ

大学の卒業単位取得にはインターンへの参加が必須であることから、社会にインターンシップ制度が浸透しています。アメリカと一口に言っても、国土は広く多種多様な人種やバックグラウンドの人が生活しているため、渡航先によって異なる文化や生活スタイルに触れ合えることは魅力でしょう。
ITやメディア、ファイナンス、物流などの企業で就労体験できます。

就労国それぞれの働き方に対する考えを学べるチャンスです。希望の職種はもちろん、生活環境やその国の文化など自身に合ったインターン先を選びましょう。

 

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どうやって参加するの?


日本国内のインターンに比べ、情報が少ない海外でのインターン。どのように参加すれば良いのかお悩みの就活生のために、参加方法についてご紹介いたします。

仲介業者を利用する

「海外インターン」とインターネットで検索すれば、斡旋している仲介業者がヒットします。この方法が1番確実で簡単でしょう。
多くの学生さんの海外でのインターン生活を専門にサポートしていることから、安心して参加することができます。いくつもの仲介業者が存在するので、良く調べて自身に合うところに応募することが大切です。

海外の語学学校を利用する

語学留学にインターンをプラスしているプログラムを取り扱っているところも。語学力に自信のない人や、自身の語学力を試したい人などにおすすめです。

直接応募する

海外インターンを受け入れている企業に直接応募するのも1つの方法です。しかし、仲介業者を利用するのと違い必要な書類の準備や申請などを全部一人で行わなくてはならないため、ハードルは高いでしょう。

 

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語学力は必要?


海外インターンを始めるのにあたり気になるのが、語学力のレベル感。日常英会話ができることはもちろん、ビジネス上飛び交う言語に対応する語学力が必要です。
留学よりも、高いレベルの英語スキルが求められることは言うまでもないでしょう。携わる業務によっては、電話応対やビジネスレターの作成、資料の作成なども必要です。
語学力に心配のある場合は、前もってビジネス英会話について学ぶ期間を設けておくと安心できます。

語学力のほかに注意しておきたいのが、滞在条件の確認。ビザの種類が異なり入国できなかったということがないよう、必要なビザの種類や各種申請、必要な書類などを前もって準備しておきましょう。
また、インターン先の国独自の文化についても予習を。インターン期間はしばらく滞在することになりますので、現地での常識や気候、物価、国民性、宗教などに関する情報をしっかり身につけておくことをおすすめします。
現地での生活に困らず、インターン生活に集中できるような前準備が大切です。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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