このページのまとめ
- 内定者懇親会は、内定辞退の防止や入社意識を向上させるために開催されるイベント
- 内定者懇親会に参加することで、内定者同士親睦を深めることができる
- やむを得ない理由で欠席する場合は、速やかに採用担当者に電話連絡をしよう
- スーツ指定、服装自由の場合は、リクルートスーツを着用するのが一般的
- 私服指定の場合は、オフィスカジュアルが望ましい
- 服装指定がないときは、オフィスカジュアルが無難
内定をもらった後、しばらくして企業から届く内定者懇親会の案内。
近年、多くの企業で内定者懇親会が開催される傾向にあります。
厳しい就職活動を勝ち抜き、安心したのもつかの間。「どんな服装で参加すれば良いかわからない…」と、新たな悩みや不安が生じるのではないでしょうか?
中には、すでに内定は決まっているため、服装は気にしないという人もいるようです。
そもそも、何を目的に内定者懇親会が開催されるのか、服装マナーや参加のメリットを織り交ぜながら解説します。
自分の価値観とあった企業に出会える!25卒のスカウト登録はこちら
内定者懇親会とは
内定者懇親会は、以下のことを目的に開催されるイベントです。
親睦を深める
内定者同士コミュニケーションを図れる貴重な機会。企業によっては、役員や先輩社員が参加することもあるようです。
内定辞退の防止
内定者の中には、複数の企業から内定を受けていることも。企業側としては、内定を出すまでに費やした時間や労力を無駄にしたくないものです。
内定者親睦会を通じて、入社までの不安を払拭しながら内定辞退を防いでいます。
入社意識の向上
内定者親睦会に参加している内定者は、自分にとって将来の同期。
内定者同士が関わりを持ち、つながりを築くことで、入社後も安心して業務に取り組めることをアピールできると考えられています。
企業毎に内定者親睦会が開催される時期は異なりますが、多くの企業が10月1日と設定しているようです。
ここで注意したいのは、複数内定をもらっている場合、同じ日に内定者親睦会がかぶってしまう可能性があること。参加したい企業の日程が重なった際は、自分が本当に行きたいのはどの企業なのか、しっかり考えましょう。
10月1日を開催日に設定している企業がある一方、人手不足をはじめとする影響から新卒者を対象に募集をしても応募が集まらない企業も増加傾向にあります。
採用枠が埋まっていない場合は、埋まり次第の開催となるため、10月以降にずれ込むこともあるようです。
自分の価値観とあった企業に出会える!25卒のスカウト登録はこちら
内定者懇親会に参加するメリット
「知らない人とうまく話せない」「入社前に会社の人や他の内定者に気を使いたくない」など、参加することを面倒に感じている人もいるでしょう。
基本的に、内定者懇親会は強制参加ではありませんが、参加した人からは「行ってよかった」という声が聞かれます。
内定者懇親会に参加することでどのようなメリットがあるのか、以下に挙げてみました。
・内定者同士、会話を通じて不安や目標などを共感し合うことができる
・入社式で会うときはすでに知り合いでいられる
・入社前に先輩社員と知り合うことができる
・入社時の心構えや社会人としてのマナーなど、先輩社員にアドバイスをもらうことができる
・入社する企業の社風や雰囲気を知ることができる
企業によっては、入社前研修や接遇マナー研修などが実施されることも。学生でありながら、社会人としての第一歩を踏み出せることもメリットの1つかもしれません。
内定者懇親会は、できる限り参加することをおすすめしますが、病気やけが、遠方に居住しているなど、やむを得ない理由で参加できない人もいるのではないでしょうか?
不参加の場合は、わかった段階で採用担当者に電話で連絡を入れるのがマナー。丁寧にお詫びをしながら、状況を納得してもらえるよう努めることが重要です。
自分の価値観とあった企業に出会える!25卒のスカウト登録はこちら
どんな服装で行けばいい?
スーツ指定・服装自由の指定があった場合、就職活動で使っていたリクルートスーツが無難とされています。柄物の派手なスーツは、くれぐれも避けるようにしましょう。
私服指定があった場合は、一般的にオフィスカジュアルが望ましいとされています。
「オフィスカジュアルがよくわからないからスーツで良いか」と、スーツで参加する人がいますが、私服での指示があるにもかかわらずスーツで参加すると、礼儀がなっていないと判断される恐れがあるので注意が必要です。
オフィスカジュアルのコーディネートに悩む人は、以下のことを参考にしてみてください。
男性の場合
全体的なカラー
白、黒、茶、紺など、落ち着きのある色でまとめるのが基本。
ジャケット
ウールやコットン、ポリエステル素材のテーラードジャケットがおすすめです。
夏場でもジャケットを着用すると、好印象を与えられるでしょう。
トップス
白やストライプといったベーシックな襟付きシャツがベター。淡色も清潔な印象になります。
パンツ
黒、紺、茶といったシックなチノパンもしくはテーパードパンツにすると良いでしょう。
ジャケットと異なるカラーを選ぶとおしゃれ度がアップします。
靴
基本は、手入れの行き届いた黒や茶系の革靴。靴とベルトの色を合わせるとバランスが取れます。
ヘアスタイル
眉、耳、襟足にかからない長さ。染色や匂いが強い整髪料は避けるようにしましょう。
女性の場合
全体的なカラー
基本色は男性同様、白、黒、茶、紺など。パステルカラーをプラスすると、柔らかい雰囲気になります。
ジャケット
カーディガンでも問題はありませんが、ジャケットのほうが清楚な印象になるでしょう。
コットンやポリエステル素材の黒ジャケットがおすすめです。
トップス
清潔感のある白シャツが定番とされています。どんなカラーとも合わせやすいのがポイント。
白シャツを着用する際は、透けないよう無地のインナーを着るようにしましょう。
パンツ
膝丈程度のタイトスカートもしくはフレアースカートが一般的。
パンツの場合は、ストレートパンツやクロップドパンツを選びましょう。
靴
基本は、歩くときに音がしないシンプルなパンプス。ヒールの高さは5~7cmが望ましいとされています。
黒や茶系の革パンプスは、1足持っておくと便利です。
ヘアスタイル
髪が長い人は、1つに束ねるもしくはハーフアップにするのがベスト。前髪は眉にかからないよう、ヘアピンで横に止めるか切ることをおすすめします。
内定者懇親会への参加に際し、一番の悩みどころと言っても過言ではない服装マナー。すでに内定を受けていても、社会人として節度を持った服装で臨みたいものです。
自分の価値観とあった企業に出会える!25卒のスカウト登録はこちら
指定がないときはどうする?
服装指定があれば、その指示に従ってコーディネートをすれば良いのですが、企業によっては服装の指定がないことも。
基本的に服装指定がない場合は、オフィスカジュアルで良しとされていますが、開催される会場が会社やホテルの宴会場であれば、リクルートスーツが無難かもしれません。
それでも服装で迷ったら、担当者にメールで確認するのも方法の1つ。
案内がメールで届いたのであれば、そのメールへの返信として質問すると確実かつスムーズです。
「内定者懇親会に参加したけれど、自分がイメージしていた会社と違った」という方、キャリアチケットを利用してみませんか?
新卒向け就職支援サービスを展開するキャリアチケットには、就活のプロが多数在籍。カウンセリングから内定まで、しっかりとあなたをサポートします。
提供するサービスはすべて無料となっていますので、まずはお気軽にご相談ください。
▼関連記事
内定者懇親会の服装は、スーツと私服のどっちがいい?
自分の価値観とあった企業に出会える!25卒のスカウト登録はこちら