就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説

このページのまとめ

  • 就活におけるエントリーとは、興味のある企業に応募すること
  • 就活のエントリーは、就活サイトや企業の採用ページからできる
  • 就活のエントリー開始時期は、一般的には大学3年生の3月

就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説のイメージ

「就活のエントリーとは何のこと?」「いつまでに動き出せばいいの?」などと悩む就活生も多いのではないでしょうか。

エントリーとは、企業に対して「説明を聞いてみたい」「選考を受けようと検討している」など、興味があることを伝える意思表示です。

この記事では、就活におけるエントリーの概要や申し込みの時期、エントリー数などを解説しています。就活で出遅れないためにも、ぜひ参考にしてください。

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目 次

就活のエントリーとは企業に応募すること

就活でのエントリーとは、企業に対して「説明会に参加したいです」「選考を受けたいです」と応募することです。

エントリーを行わないと、説明会や選考に参加できないケースが一般的になります。そのため、興味のある企業や、選考を受けたい企業についてはエントリーを行うようにしましょう。

プレエントリーは興味のある企業への資料請求

プレエントリーは、興味を持っている企業に対して資料請求をする意味で使われます。エントリーの前段階だと認識しておくといいでしょう。

プレエントリーの定義は、就活サイトによって違うこともあるので確認しておきましょう。プレエントリーと区別するために、エントリーのことを「本エントリー」と表現するケースもあります。

就活でのエントリーとプレエントリーの違いについては、「就活のプレエントリーって何?エントリーとの違いとは?」の記事も参考にしてください。

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就活でエントリーする2つの方法

就活でエントリーする方法には、「就活サイトを使う」「企業の採用ページを使う」の2つがあります。それぞれの方法について解説するので、エントリーに向けてチェックしておきましょう。

1.就活サイトを利用する

就活のエントリーで多いのが、就活サイトを利用する方法です。会員制の就職情報サービスであり、多くの企業情報を一括で確認できるメリットがあります。

エントリーの方法は、エントリーしたい企業を見つけたら、ボタンをタップするだけ。業界や業種検索もできるので、企業を探しやすい点も特徴です。

また、興味のある企業をピックアップし、一括でのエントリーも可能。情報を集めやすく便利なこともあり、一般的には、就活サイトを使ってエントリーする就活生が多い傾向にあります。

2.企業の採用ページから直接エントリーする

企業の採用ページにアクセスし、直接エントリーする方法も可能です。就活サイトからエントリーする方法と異なり、1社1社個人情報の入力が必要になります。

志望企業がすでに決まっている場合、採用ページからエントリーしても問題ありません。ただし、なかには就活サイト経由のエントリーしか受付しない企業もあるため、事前に確認しておきましょう。

エントリーの方法については、「エントリーとはどのようなもの?具体的な方法や選考の流れを解説」の記事で詳しく解説しています。

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就活のエントリーはいつから?開始時期を解説

就活のエントリーは、大学3年生の3月から行うケースが一般的です。しかし、企業によっても変わってくるので、どのような状況なのか知っておきましょう。

経団連加盟企業は大学3年生の3月

経団連に加盟している企業の場合、エントリーは大学3年生の3月からです。厚生労働省も「大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について」にて、「広報活動開始は、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降」としています。

2025年度の採用活動についても、現行と同じ日程で行うとされている状況です。ただし、採用活動については今後見直しを行うといわれているため、情報は随時確認しておくのをおすすめします。

参照元
厚生労働省
大学等卒業・修了予定者の就職・採用活動時期について

参照元
内閣官房
2024年度(2025年3月)卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等 ポイント

前倒しでエントリーを受け付けている企業も多い

企業のなかには、3月よりも前にエントリーを受けつけている場合もあります。内閣府の「令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(56p)」 によると、3割近い学生が、大学3年生の9月以前に最初のエントリーシートを提出していました。

エントリーだけではなく、プレエントリーも含まれていると考えられますが、3月よりも早く動いている企業や学生もいることは知っておきましょう。

参照元
内閣府
令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(56p)

秋採用や通年採用を行う企業もある

企業のなかには、秋採用や通年採用を行う企業もあります。エントリー時期が遅れてしまっても、就活ができないと悩む必要はありません。

たとえば、外資系企業は10月ごろからエントリーや早期選考が始まる場合もあります。ベンチャー企業も、秋ごろに採用を行うケースがあるので覚えておきましょう。

秋採用については「秋採用で内定を獲得する5つのポイントとは?企業の探し方や注意点も解説」も参考にしてください。

プレエントリーはエントリーよりも前に行われる

プレエントリーについては、エントリーよりも前に実施されるので覚えておきましょう。選考ではなく、情報取集をするためにプレエントリーを行うケースが一般的です。

たとえば、ある就活サイトでは、1月30日からプレエントリーがスタート、エントリーは3月1日からです。エントリーよりも前に企業の情報を集めることで、就活準備を進められます。

エントリーが近づき、「どの企業に応募するか」を迷うのはあたりまえです。プレエントリーを活用して、少しでも興味のある企業は情報を集めるようにするといいでしょう。

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就活のプレエントリー数は平均18社

就活のエントリー数では、「最低何社が必要」などの基準はありません。調査結果をもとに、どの程度のエントリーが行われているのかを確認してみましょう。

公益社団法人全国求人情報協会の「2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査(16p)」によると、23年卒の大学生1人あたりの平均プレエントリー社数は18.7社でした。そのうち、企業説明会に参加したのは16.3社、エントリーしたのは11.4社です。

約18社プレエントリーして、内定を獲得できたのは2社前後。ある程度のエントリー数がなければ、内定までたどり着かないことは覚えておきましょう。

参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査(16p)

文系学生の平均プレエントリー数は約22社

同調査によると、文系学生の平均プレエントリー数は22.3社でした。そのうち、企業説明会に参加したのが11.3社、書類選考などを受けたのが13.5社です。

プレエントリーを行っても、必ず選考に参加するとは限りません。選考に参加しないケースも想定し、多めにエントリーしておきましょう。

理系学生の平均プレエントリー数は約11社

同調査によると、理系学生の平均プレエントリー数は約11社でした。理系の方がエントリー数が少ない背景には、専門分野や研究分野に絞って就活を行う傾向があるためです。

また、理系学生は学校推薦や教授推薦を受ける場合もあります。そのため、文系学生よりもエントリー数が少なくなる傾向にあるのです。

理系学生の就活については、「理系就活はいつから始める?スケジュールや選択肢、就活の進め方を紹介」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

エントリーシートの提出数は「10〜19社」が3割

エントリーシートの提出数については、10社から19社ほどに提出する就活生が多い傾向にあります。

内閣府の「令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(59p)」によると、エントリーシートの提出数について、「10〜19社」と回答した学生の割合が約3割で最も高い結果でした。

参照元
内閣府
令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(59p)

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就活のエントリー数が多いメリット

就活のエントリー数が多いことで、企業選択の視野が広がったり、自分に合う企業を見つけやすくなったりとメリットがあります。

エントリー数を増やすことのメリットを4つ紹介するので、就活時の参考にしてください。

企業選びの視野が広がる

エントリー数を増やせば、企業を選ぶ際の視野を広げられます。特定の業界や職種に絞らず企業を選ぶことで、新たな知見を得られるでしょう。

エントリー数を絞ると、情報をチェックしない企業も増え、自分の選択肢を狭めてしまいます。より多くの企業にエントリーし、比較検討を行えば、理想の企業も探しやすくなるでしょう。

自分に合う企業を見つけやすくなる

エントリー数を増やせば、自分に合う企業に出会いやすくなります。もともとは興味がなかった企業でも、選考が進むに連れて志望度が上がっていくケースも珍しくありません。

得られる情報が増えたり、働く社員と接点を持ったりするなかで、「この業界で働きたい」「この企業に貢献したい」と思う業界や企業が見つかることも。企業に出会う選択肢を広げるためにも、まずエントリーしてみるという行動は大切です。

自分に合う仕事を見つけるためには、業界研究で業界や仕事について知っておくのも欠かせません。「業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう」の記事を参考に、まずは業界について調べてみてください。

選考経験を多く積める

エントリー数が増えるほど、選考に参加できる回数も増えます。経験を積むことで落ち着きが生まれ、自信も湧いてくるでしょう。

就活の面接やグループディスカッションに落ち着いて臨むには、ある程度の慣れが必要です。第一志望の企業で初めての面接を経験してしまうと、緊張でアピールできないかもしれません。

「相手の質問に対して簡潔に答える」「論理的に説明する」などの対応は、初めての選考からうまく行うのは難しいでしょう。エントリー数を増やして選考の回数を重ねることで、本来の力を発揮できるようになります。

選考に落ちても気持ちに余裕ができる

就活のエントリー数が多ければ、1社の不採用を受けても気持ちを切り替えやすいといえます。エントリー数が多い分、ほかの企業の選考が進んでいる可能性も高いからです。

選考に参加できる企業が残っているほど、「まだチャンスはある」と安心できます。エントリー数を増やし、選考に参加できる環境を準備しておくことも就活では大事です。

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就活のエントリー数が多いデメリット

エントリー数が多いことで、スケジュール管理が大変になったり、企業研究に使える時間が減ったりとデメリットもあります。エントリー数を増やしすぎるデメリットについても知っておきましょう。

スケジュール管理が難しい

エントリー数を増やすと、スケジュール管理が大変になります。「いつまでにエントリーシートの提出が必要か」「どの企業の選考を優先すべきか」など、こまめにスケジュール管理しなければならないからです。

就活はエントリーシートの提出だけではなく、説明会への参加や選考への参加も必要です。企業数が増えるほど管理も多くなり、忘れてしまうことも出てくるでしょう。

また、スケジュールに対する焦りや不安から選考に悪影響を及ぼす場合も。自分が管理できる範囲で、エントリーするのが大切です。

効率的に就活を行うために、ノートや手帳で管理しましょう。「就活を効率的に進める!就活ノートの作成方法」の記事を参考にしてみてください。

1社あたりに避ける時間が減る

エントリー数を増やすと、1社あたりに使える時間が減ってしまいます。企業研究や面接対策などが不十分になるかもしれません。

選考の通過率を上げるには、自己分析や業界・企業研究、面接対策が不可欠です。1社あたりに使える時間が減り、対策ができていないと企業に思われてしまっては、内定獲得が遠のくでしょう。

エントリー数の多さに安心してしまう

エントリー数に満足してしまい、気が緩んでしまう就活生もいます。「これだけエントリーしていれば、内定がもらえるだろう」と油断してしまうからです。

しかし、エントリー数を増やしたところで、内定を獲得できるかどうかはわかりません。準備が不十分であれば、どの企業にも落ちてしまうでしょう。

就活のエントリーでは、量も質も大切です。エントリー数だけで安心しないように気を付けてください。

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就活のエントリー数が少ないメリット

就活のエントリー数を減らすことで、準備に使える時間が増えたり、研究に使える時間が増えたりします。ここでは、エントリー数が少ないメリットを3つ紹介するので、参考にしてください。

業界・企業研究を入念にできる

エントリー数を減らせば、業界研究や企業研究に使える時間が増えます。企業ごとの対策を入念にでき、アピールもしやすくなるでしょう。

就活の選考に受かるには、「どのような仕事内容なのか」「どのような能力が求められるのか」「企業の価値観は何なのか」などの業界・企業研究が欠かせません。より深く研究できているほど、ほかの就活生との差別化につながります。

エントリー数が少なければ、応募する1社1社の企業研究に時間を割けるので、自分の強みとよりマッチした企業を見つけられるでしょう。

時間的な余裕が生まれやすい

エントリー数が減れば、時間に余裕が生まれます。アルバイトや部活動などと両立もしやすくなるでしょう。

忙しい時期が続いてしまうと、体力的にも精神的にも大変です。数ヶ月続く就活の間、頑張りすぎると体調を崩してしまうかもしれません。

パフォーマンスを発揮するためには、元気であることも大切です。あえてエントリー数を減らして、スケジュールに余裕を持たせるのも1つの方法でしょう。

就活の軸がブレにくい

エントリー数を絞ることで、就活の軸がブレずにエントリーできます。あまり興味のない企業や職種については、候補から外してしまうからです。

自分の軸や好みに対して、完全に合う企業を探すのは難しいもの。「少し興味があるから」「業界が一緒だから」のように、就活の軸から少しずれた企業にエントリーすることもあるでしょう。

エントリー数が少なければ、就活の軸に合う企業のみエントリーできます。自分の興味・関心が薄い企業の選考対策に時間を費やす必要がなければ、その分、就活を効率よく進められるでしょう。

就活の軸って何?と思う方には、「就活の軸とは?見つけ方や伝える際のポイントを解説」の記事がおすすめです。自分なりの軸を持っていると、企業選びが楽になります。

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就活のエントリー数が少ないデメリット

エントリー数が少ないと、持ち駒への不安や選択肢の減少など、デメリットもあるので気を付けましょう。ここでは、エントリー数が少ないデメリットを3つ解説します。

選考に落ちたときに持ち駒がなく苦しくなる

エントリー数が少ないと、選考に落ちた場合に苦しくなるのがデメリットです。「もう後がない」「就活に失敗してしまう」などのように、不安も抱えやすくなります。

就活において、応募したすべての企業から合格通知をもらえるケースはほとんどありません。内定よりも、選考に落ちるほうが多い就活生が普通です。

持ち駒がなくなってしまうと、またエントリーから始めることになります。一からのスタートとなり、就活がしんどくなってしまうでしょう。

持ち駒がなくなってしまう理由については、「就活の持ち駒がなくなったら?全滅する5つの原因や効果的な増やし方を解説」の記事で紹介しています。苦しい思いをしないように確認しておきましょう。

企業選びの視野が狭くなる

エントリー数が少ないと、視野が狭くなりがちです。さまざまな業界や職種、企業を知ることで、学生にとって就活の選択肢が広がります。

エントリーする企業が少ない場合、「自分が持っていた業界イメージと違った」「この職種や企業もいいかも」などの発見も減ります。自分が持っている狭いイメージのまま、就活を続けなければなりません。

もし、就活を続けてから「この業界は合わないな…」と気付いても、視野が狭いため方針転換が難しくなるのもデメリット。視野を広げるためには、多くの企業にエントリーする必要があります。

就活への意欲が低いと判断される可能性がある

エントリー数の少なさは、就活への意欲の低さと判断されるかもしれません。面接では「就活はいつから始めたか」「選考に進んだのは何社か」などと聞かれる場合もあるからです。

たとえば、「エントリーは御社だけです!」と伝えると、「落ちた場合のことを考えていないのだろうか?」と担当者を不安にさせてしまいます。計画性のなさをイメージさせてしまうことにもつながるでしょう。

就活が順調に進んでいることをアピールするためにも、一定数のエントリーは必要になります。

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エントリー以降の一般的な就活スケジュール

ここでは、エントリー以降の就活スケジュールを解説します。エントリー後はどのように就活を進めればよいか確認しておいてください。

企業説明会への参加

エントリーした会社の説明会には、できるだけ参加しておきましょう。説明会に参加すると、企業のWebサイトだけではわからない情報や社内の雰囲気がわかります。

なかには、企業説明会にてエントリーシートを配布したり、選考を受けるための条件として説明会の参加を義務づけたりする企業も。

説明会の内容は業界・企業研究や自己分析にも役立つので、内定を獲得するためにも企業説明会への参加は欠かせません。

企業説明会については、「企業説明会の種類や見つけ方は?参加時の注意点や質問の悩みについても解説」も参考にしてください。

書類選考

エントリーを終えると、選考が始まります。順番としては、履歴書やエントリーシートなどの書類選考を行うケースが一般的です。

エントリーシートや履歴書では、「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」などが聞かれます。企業のWebサイトや説明会で得た情報をもとに、それぞれの企業に合わせて内容を考えましょう。

履歴書作成のコツについては、「就活の履歴書はどう書けば良い?履歴書の選び方から書き方まで解説」で紹介しています。

エントリーシートの書き方は、「これだけ読めば、エントリーシートの書き方がすべて分かる!」を参考にしてください。

適性検査

適性検査やWebテストを行い、学力や知識をチェックする企業もあります。適性検査には、「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」などのテストがあり、種類によって出題傾向はさまざまです。

試験を通過するためには、出題形式に応じて対策をする必要があります。知識だけでは解けない問題も多く、独特な解き方をする問題も出題されるからです。

適性検査については、「就活の適性検査、その種類と正しい対策法とは」の記事も参考にしてください。

グループディスカッション

選考方法の1つが、グループディスカッションです。就活生が5人前後で1グループとなり、テーマについて話し合います。

グループディスカッションの内容は、企業ごとにさまざま。「学生と社会人の違いは何か」のように明確な答えのないテーマもあれば、「投票率を上げるにはどうしたらよいか」のように課題解決に向けて話し合うテーマもあります。

グループディスカッションについては、「グループディスカッションとは?進め方や評価されるポイントを解説!」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

面接

どの企業でも行われる選考が面接です。個人面接だけではなく、集団面接や最終面接など種類も複数あるので覚えておきましょう。

書類選考の評価がよくても、面接でアピールできなければ落ちてしまいます。聞かれた内容に対して、自信をもって、自分の言葉で伝えられるかが大切です。

内々定

最終面接で高評価を得られると、内々定を獲得できます。内々定とは、就活における採用予定通知のことです。内々定に法的拘束力はありませんが、基本的には取消されることはないので、安心してください。

内々定は、正式な内定日より前に採用が決まった場合に用いられます。また、独自のスケジュールで選考を実施している企業の場合、時期に関係なく内々定を出すこともあるでしょう。​​内々定をもらったら、正式な内定が出る日程などを確認しておいてください。

内定

内々定後もしくは最終面接の結果が電話やメールで連絡された後に、「内定通知書」「採用通知書」「雇用契約書」などの書類が渡されます。これらに同意し入社を承諾すると、正式な内定です。

内定は、法的拘束力がある契約になるため、基本的に承諾後の辞退は避けましょう。また、厚生労働省の指針によって、企業側から内定を取消すことは認められていません。

しかし、他社の選考中に内定通知を受け取った場合などは、承諾するか迷うケースも考えられます。このような場合には、企業に内定承諾までの期限を延長してもらえないか交渉してみるのも方法の一つです。内定を承諾すると企業への入社が決定するため、慎重に行いましょう。

参照元
厚生労働省
裁判例 1.採用 「採用内定の取消」に関する具体的な裁判例の骨子と基本的な方向性

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就活のエントリーで悩んでいるあなたへ

就活のエントリーには正解がなく、「いつ準備を始めればよいのだろう」「何社ぐらいエントリーすればいい?」と悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。迷う場合は、自分の興味・関心がある企業を中心に、20社ほどのエントリーを目指すのがおすすめです。

ただし、就活の状況は一人ひとり異なります。エントリーに向けて一人で就活準備をするのが不安な場合は、就活エージェントへの相談もおすすめです。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、自己分析や業界・企業研究といったエントリー前の事前準備から面接対策まで、就活に役立つサポートをしています。就活のエントリーについて漠然とした不安を抱えている学生は、ぜひ利用してみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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