就職のメリットは何?IT系ベンチャー企業について解説

このページのまとめ

  • ITを用いた革新的な技術とアイディアをもとに事業展開を行うのが、IT系ベンチャー企業
  • ベンチャー企業は裁量権が大きい場合が多いのがメリットの1つ
  • 自ら仕事を作り出すことができる主体的な人に向いている
  • インターンへの参加は企業選びに役立つ

IT系ベンチャー企業と聞くと、「自由」「かっこ良い」というイメージを持つ方が多くいるようです。しかし、IT系ベンチャー企業が具体的にどのような会社なのか理解している方はどのくらいいるでしょうか。
よく知らないで就職してしまうと、入社後に「イメージと違う」「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを感じてしまうことになるかもしれません。
こちらのページでは、IT系ベンチャー企業の詳しい説明と共に、新卒でIT系ベンチャー企業に就職するメリットやデメリット、向いている人の傾向などについてわかりやすくまとめています。
IT系ベンチャー企業についての知識を深め、後悔のない就職活動を行いましょう。
 

 

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IT系ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業とは、革新的な技術やアイディアをもとにビジネスを展開する中小企業のことを言います。
中小企業ならではのフットワークの軽さを活かし、これまでにない新しいサービスを積極的に展開。「新興企業」という意味でも使われている言葉です。

ベンチャー企業の中でも、IT関連の事業を展開するのがIT系ベンチャー企業です。最近ではスタートアップ企業と呼ばれることもあります。
主な事業は、Webサイトやアプリケーション、ソフトウェアの開発など。IT業界は、他の業界よりもアイディアで勝負しやすい分野であるのが特徴です。資金力がなくても新しいアイディアをもとに成功できる可能性があるため、IT系ベンチャー企業は近年増加傾向にあります。

一方、資金や人材の面で余裕のある大手企業とは異なり、IT系ベンチャー企業は経済的に安定しない面があるようです。そのため、企業を存続させていくためには今ある資金と人材を存分に活かしながら、立ち止まらず常に新しい仕事を生み出していかなくてはなりません。
企業の創業者には、他のIT系企業で経験を積んだ方や学生時代に起業した方、異分野から参入した方などがいます。年齢は20代から30代の方が多く、自信と意欲があり、人を惹き付けるカリスマ性のある方が多いようです。
 

 

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IT系のベンチャー企業に就職するメリット

先にも述べた通り、大手企業と比べると経済的に不安定な面があるIT系ベンチャー企業ですが、近年は就活生に人気の就職先として名前が挙がることもあります。
では、IT系ベンチャー企業に新卒で就職するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

裁量権が大きい

ベンチャー企業にはスキルアップできるチャンスが多く、スピーディーな成長を望めるのが特徴。事業は拡大しているのに人手が足りない…という状況が起こる場合があり、新人であっても、プロジェクトの責任者に抜擢されることがあるようです。自分のアイディアで0から1を生み出したい!というような意欲的な人は、裁量権の大きさをメリットと感じるのではないでしょうか。

起業のための経験と知識を得られる

新規事業の立ち上げを行ったり、年齢に関係なく実力次第で重要なポジションを担えたり、ベンチャー企業では若いうちから責任のある様々な経験を積むことができます。
事業立ち上げのノウハウを獲得し、実際に自ら事業を回す経験を積めることは、将来起業したい…と考える方にとって大きなメリットとなるでしょう。

自由な社風

ベンチャー企業は、大手企業と比べると自由な社風があるようです。そのため、成長志向より、自分のライフスタイルを大切に若々しい風土の企業で自由に働きたい…と感じる人が、就職先としてベンチャー企業を選択するケースもあります。
しかし、全てのベンチャー企業そのような社風とは限らないため、事前にしっかりリサーチしておくことが大切です。
 

 

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IT系ベンチャー企業に向いている人の傾向

IT系ベンチャー企業は、大手企業とは社風や組織が異なります。そのため、楽しく働ける人もいれば合わなくて辛いと感じる方もいるなど、向き不向きがはっきり別れるようです。
では、IT系ベンチャー企業に向いているのはどのような人なのでしょうか。

自ら仕事を作り出せる人

受け身にならず、いかに自分で仕事を作り出すことができるか…という点は、大手企業やベンチャー企業に関わらず、仕事をする上で重要なポイントです。
特にベンチャー企業は裁量権が大きいため、用意された仕事だけをこなす人よりも、積極的にアイディアを出してプラスαの仕事ができる、主体的な人の方が活躍できる可能性が高いでしょう。

チャレンジ精神旺盛な人

ベンチャー企業は競争が激しく、常に挑戦し続けないと生き残っていくことは難しいと言われています。
そのため、受動的にならず「自らが会社を育てる」という高い意識を持ち、新しいことに果敢に挑戦していく積極性が必要です。変化を恐れず、前向きに仕事に取り組める方に向いていると言えるでしょう。

チームワークを大切にできる人

自分で仕事を作り出す力はベンチャー企業で働く上で大変重要ですが、仕事は「自分だけ」で行うことはできません。
社員一人ひとりの力を最大限に発揮し、協力し、支え合うことが仕事をスムーズに進めるために重要です。また、職場のチームワークは仕事のパフォーマンスに直結すると言われています。
ベンチャー企業は、仲間を大切にしながら仕事に取り組める方が活躍できる環境なのではないでしょうか。
 

 

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IT系ベンチャー企業の選び方

IT系ベンチャー企業で働きたい…と思った時に大切なのは企業の選び方です。3つのポイントを以下にまとめました。

インターンシップに参加する

インターンに参加してみると、企業について深く知ることができるでしょう。また、職場の雰囲気を肌で感じ、社員や社長がどのような人物なのかを実際に見て確かめることが可能。
企業の採用ページやwebサイト、口コミなどで企業について調べることは大切ですが、インターンへの参加はそれに勝るほど多くの情報を得ることができます。

事業に共感できる企業を選ぶ

ベンチャー企業は人の入れ替わりが激しいのが特徴です。一緒に働く人だけを大切に考えていると、変化に直面した際にモチベーションが下がってしまう可能性が高まります。
それを避けるためには、サービスや事業、今後のビジョンに共感できる企業を選ぶことが大変重要です。強く共感できればできるほど、大きなやりがいと意欲を感じることができ、状況の変化にも揺るがずに楽しく働き続けることができるのではないでしょうか。

ベンチャー企業で働くOBに意見を聞く

大手企業に比べ、インターネットなどで情報を収集しにくいベンチャー企業。「OB訪問」は、ベンチャー企業で実際に働く社員の声を直接聞くことができる絶好の機会です。
入社後に取り組む業務や身につくスキル、今後の事業展開、社長についてなど、気になる点を質問し、企業選びに役立てましょう。

ベンチャー企業について知りたい、どの企業を選べば良いのかわからない…という方は、プロの就職エージェントに意見を聞くのもおすすめです。
人材業界のベンチャーとして知られるレバレジーズ株式会社は、新卒に特化したエージェントサービス、キャリアチケットを運営しています。
就活アドバイザーと共に、一般的な大手企業とは異なる採用要件を対策していきましょう。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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