女性のクールビズはどんな格好が適切?ジャケットから靴まで細かく解説

このページのまとめ

  • 「クールビズでお越しください」と企業側に言われたらノージャケットでOK
  • 女性の場合は、透けないようにベージュなどの肌色に近いインナーや下着を選ぶ
  • 女性の場合は、クールビズでもストッキングの着用が基本
  • クールビズはスーツだけなくワンピースも清潔感があって女性にはおすすめ

夏場は「クールビズ」という言葉をよく聞きますが、就活生の場合はどこまで許されるのか不安な方も多いのではないでしょうか。ジャケットは脱いでも良いのか、トップスはどのようなものが許されているのか、不安要素の多い「クールビズ」。このコラムでは、女性のクールビズに適した服装や、服装選びの注意点を解説します。マナーにも気温にも適した服装を選んで、夏場の就活を乗り切りましょう!

 

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クールビズとは

クールビスとは環境省が中心となって行っている「夏場では軽装に切り替え、冷房の節電をする」という夏場に限定されたキャンペーンです。軽装をして、冷房の温度が約28度でも過ごせるようにすることが狙いとされています。環境省が定めていた期間は5月~9月までですが、2021年以降は期間の呼びかけが廃止予定のため、クールビズの開始は各自で判断することが必要です。

「クールビズでお越しください」はそのままの意味

面接や会社説明会の案内で「クールビズでお越しください」と言われた場合には、軽装で問題ありません。就活生の中には「そうは言われても、実際に軽装で行くのは不安…」という人もいるでしょう。サンダルなどの軽装過ぎる服装はふさわしくありませんが、スーツの場合はノージャケットや半袖の白シャツなどの軽装が許容範囲となっています。企業の想定しているクールビズから大きく外れた服装をしないように注意してください。

 

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就活に適した女性のクールビズ

就活でのクールビズはスーツスタイルが一般的です。軽装が許されるといっても、 Tシャツや短いスカートの着用はふさわしくありません。女性の場合は、どのような服装であれば夏場でも適切なのかチェックしておきましょう。

ノージャケットでOKな場合が多い

「クールビズでお越しください」と企業側に言われた場合は、基本的にはノージャケットで問題ありません。しかし、企業側でそういった指示がない場合はノージャケットでの参加は避けましょう。電車などの移動中にはジャケットを脱ぎ、会場に入る際には着るなどの工夫をしてください。
また、夏用に薄い素材で作られたジャケットもあるため、そちらもおすすめです。ジャケットを選ぶときには黒や紺などのリクルートスーツと同様に落ち着いた色を選び、派手な色味は避けましょう。

トップスは白シャツがおすすめ

就活でのクールビズでは、清潔感がある白色を選びましょう。いつも着用している白シャツでも問題ありませんが、夏用に速乾性のある生地で作られたシャツもあるため、より涼しくすることができます。シャツだけでなく、シンプルな形であればブラウスも着用可能です。袖の長さは長袖だけに限らず、七分袖や半袖も問題ありません。しかしノージャケットの場合は、カジュアルな印象を抑えるために長袖か七分袖がおすすめです。

スカートとパンツどっちが良いの?

通常の就活と同様に、クールビズの場においてもスカートとパンツはどちらも着用可能です。
しかし、クールビスだからといって短過ぎる丈は避けてください。パンツスタイルの場合は、クロップドパンツや足首が見える丈のパンツもおすすめです。その際には、ジャケットと同様に黒や紺などの落ち着いた色味を選びましょう。

ワンピースでもOK

女性の場合はリクルートスーツだけでなく、ワンピースの着用も可能です。色味は黒や紺など落ち着いたものを選び、形はAラインのものを選ぶと清潔感がある印象になります。ワンピースはカーディガンなどの羽織りものと合わせるだけでシルエットがキレイに見えるため、コーディネートが苦手という人にもおすすめです。

靴はパンプスが基本

クールビズでも、靴は通常の就活で使用するパンプスが基本です。つま先やかかとなどが露出しているサンダルは、就活の場においては不適切となります。通常の就活と同様に、色は黒などの落ち着いた色味でヒールが高過ぎないものを履いてください。

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女性のクールビズで気をつけること

クールビズの服装を選ぶ際に、気をつけるべき点がいくつかあります。暑さでついつい薄着をしがちですが、どのようなことに気をつければ良いかチェックしておきましょう。

露出が多いまたは、ラフ過ぎる格好は避ける

クールビズだからといって、ノースリーブやチノパンなどの露出が多かったりカジュアル過ぎたりする服装は避けてください。就活生のクールビズではスーツスタイルが基本です。ノージャケットや七分袖のトップスなどは許容範囲となっていますが、自由度はさほど高くありません。涼しさとマナー、どちらにも考慮して服装を選びましょう。

透けないような素材を選ぶ

ノージャケットで面接や企業説明会に参加するときには、インナーや下着が透けていないか必ずチェックしてください。トップスを選ぶ際には、透けないような素材を選ぶようにしましょう。持っているトップスが透けやすい場合には、色の濃い下着を避けてベージュなどの肌に近い色のインナーを着用すると透けにくくなるのでおすすめです。

ストッキングの着用が基本

クールビズの場においても、ストッキングの着用は基本となります。スカートとパンツ、どちらのスタイルでも着用するようにしてください。ストッキングを履いて熱さやムレが気になるという人には、夏用に作られたストッキングもあります。通常のストッキングよりも冷感があり、ムレにくい素材が使われているのでおすすめです。

色や柄が派手なものは避ける

リクルートスーツ以外に夏用のジャケットやパンツなどを新たに購入する人は、色や柄が派手なものは避けてください。クールビズは軽装を目的としていますが、どんな色や柄でも良いというわけではありません。リクルートスーツを基本として黒や紺、グレーなどの落ち着いた色味で無地のものを選んでください。

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会場に入る前に身だしなみをチェック

夏場はクールビズの服装に気をつけるだけでなく、汗による化粧崩れなどの身だしなみにも注意が必要です。会場へ入る前には、どのような点に気をつければ良いかを押さえて事前に準備をしておきましょう。

化粧崩れがないか確認する

女性の場合、就活時は軽いメイクをすることがマナーの基本とされています。春には問題がなかったメイクも、夏場は崩れてしまって会場に着いたときには汗で落ちていることも。夏場は化粧崩れを想定して、化粧直しができるようにメイク用品を持ち歩くようにしましょう。

汗や臭い対策も忘れない

夏場の汗は、汗ジミや臭いの問題にも繋がります。ノージャケットの場合には、脇の汗ジミが気になる女性も多いのではないでしょうか。その場合にはインナーを半袖にしてみましょう。ベージュなどの落ち着いた色味であれば透けることもカバーでき、汗も吸収してくれます。
暑いとインナーはキャミソールなどを選びがちになりますが、夏用の素材であれば半袖のインナーでも快適に過ごすことが可能です。

また、臭い対策には制汗剤やボディシートを使用するのがおすすめ。たくさんの汗をかいたままでは清潔感が失われるだけでなく、そのあとに体が冷え過ぎて体調を崩すことにも繋がります。このような対策ができるように、会場には余裕を持って到着するようにしましょう。

 

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