就活に影響も…エントリーシートに適した証明写真を撮ろう

このページのまとめ

  • エントリーシートの証明写真は本人確認に加え応募者のイメージ把握に用いられるため、写真の出来栄えが就活に影響を与えることもある
  • 証明写真を撮影するには証明写真機、スマートフォン、写真館での撮影の3パターンがあるが、就活成功を目指すなら写真館がおすすめ
  • 写真館を選ぶ際は、就活用の写真を撮影してるか、ヘアメイクや修整など撮影前後のフォローがあるか、写真をデータで納品してもらえるかなどを事前に確認しよう
  • 撮影前には必ず自分自身で就活にふさわしい髪型、服装、姿勢かどうかをチェックしよう

エントリーシートや履歴書などの応募書類のなかには、証明写真の添付が必要なものがあります。
この記事は、エントリーシートに添付する証明写真について解説したコラムです。
証明写真機やスマホ、写真館での撮影など撮影方法の違いによってどのようなメリットやデメリットがあるのか、またどのように工夫すると良い写真が撮影できるかについて掘り下げます。
コラムを読んで良い証明写真の撮り方を一緒に学んでいきましょう。

 

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エントリーシートに添付する証明写真の重要性


エントリーシートに証明写真が求められるのにはいくつかの理由があります。

まず面接などで、本人であることの証明をするためです。
そのため写真は3ヶ月以内に撮影されたもの、ということが条件になっています。
3ヶ月以内のものでも、ヘアスタイルや髪色が変わってしまうと本人確認がしづらくなってしまうため、大きくイメージチェンジしないことが大切です。

また、顔写真にはその人の印象や人物像をイメージしやすくするという側面もあります。
明るい表情の写真であれば、快活さや人当たりの良さが伝わりやすくなるでしょう。
一方表情が硬すぎるとコミュニケーションを取るのが苦手なタイプ、不機嫌な人という印象を与えてしまうかもしれません。

写真を撮るときは自分の表情を意識しましょう。
イキイキとした表情や明るい雰囲気をアピールするには特に目元、口元に気をつけます。
例えば三白眼の目元は、きつい印象を与えてしまいがちです。
また口角が下がっていると、怒っていると受け取られてしまう可能性があります。
普段から鏡をチェックしてどのようにすれば良い印象を与えられるか、研究してみるのも1つの方法です。

証明写真が添付されているエントリーシートは、採用担当者が最初に応募者の顔を確認することができる重要なツールです。
写真が与える第一印象が書類審査の通過に影響する可能性があると考え、撮影には十分気をつけましょう。

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証明写真はなにで撮るのがおすすめ?


証明写真を撮る方法はいくつかあり、手軽なものとしては証明写真機やスマートフォン、撮影のプロに撮ってもらえる写真館などが一般的です。
この項目では特にそれぞれのメリット・デメリットについて解説しましょう。

証明写真機

駅や街中で見かける機会の多い証明写真機。アルバイトの履歴書やパスポートの申請などで使用したことがあるという人も少なくないでしょう。

証明写真機を利用するメリットは、なんと言っても価格の安さです。
証明写真機は600円から900円くらいの価格帯のものが多く、1シート6枚から8枚を撮影できるものが広く普及しています。

また写真が出来上がるまでのスピードも大きな利点。
「急にもう一枚写真が必要になった」という事態が起こったとしても、簡単に証明写真を用意できるのが利点です。

写真の質は写真館と変わらないものも多く、肌色をキレイに補正できるタイプの機械や自分のタイミングでシャッターが押せるもの、納得が行くまで修正できるものなど多岐にわたっています。

証明写真機のデメリットは一人での撮影となるため、身だしなみの確認を自分自身で行わなくてはならないという点です。
椅子をちょうど良い高さまで上げ下げしたり、うまく撮影できるように顔の角度や表情も自分で調整する必要があります。
撮影のプロのアドバイスがあるのとないのとでは、仕上がりに差が出る可能性が高いと言えるでしょう。

スマートフォン

スマートフォンでの撮影のメリットは費用が安いところです。
最近は自分で用意した写真の印刷や焼き増しサービスを提供しているコンビニもあります。この場合、印刷費用は3枚200円に抑えられます。
自宅のプリンターを利用すれば印刷にも手間取らないため、スマートフォンでの撮影は便利な方法と言えるでしょう。

ただし、ちょっとした向きや光の差し方で映り方が変わってしまうのがスマートフォン撮影の難しい点です。
また自撮りした場合は角度がついてしまいやすく、正式な書類に使用する証明写真には認めらません。
スマートフォンを利用する際は、必ずほかの人に頼んで撮影してもらいましょう。
背景は白っぽい場所を選び、余計なものが入り込まないように注意が必要です。

写真館

写真館には専用の機材とスペースが用意されています。
ほかの写真に比べて安定品質である一方、初期費用は高い点がデメリットと言われる写真館での撮影。
しかし、焼き増しなどを含めトータルで見ると費用が抑えられる傾向があるため、就活には写真館での撮影が最も適しています。

写真館のメリットは特に証明写真を長年撮影してきた写真館であれば立ち方や姿勢、表情などについても適切なアドバイスをしてくれる点です。
また就活用写真に特化した写真館や専門のヘアメイク担当者がいるところもあります。
プロの力に頼れる写真館の利用で、より良い印象を与える証明写真を手にすることができるでしょう。

写真は後々焼き増しが必要になります。紙焼きの写真だけではなく、データを買っておけるのも写真館を利用するメリットの1つです。

 

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写真館の選び方


良い写真館を見つけ出すには以下のポイントを参考にしてください。

まず写真館のWebサイトを検索し、就活生向けの写真を扱っているか、どんな印象の写真を撮っているかについて確認します。

次にヘアメイクのサービスがあるか、撮影後のモニター確認を行っているかなど撮影前後のサポートが行き届いているかどうかも調べると良いでしょう。
また修整やデータ納品は必須です。撮影する前にしっかりと把握しておくことが肝心です。
証明写真が後で複数枚必要になったとき自分で焼き増しできると便利なため、納品データが写真館だけでなく自分でプリントアウトできるものなのかについても確認しておくと良いでしょう。

 

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撮影時のポイント


証明写真機で撮影するときやスマートフォンで撮影してもらうとき、あるいは写真館で撮影する場合でも、事前にある程度身だしなみを整えておくのがマナーです。

普段着は避け、服装は黒色のリクルートスーツなどが良いでしょう。明るすぎる髪色は避けて自然な黒髪にするのが無難です。
中に着るシャツはストライプなどの柄ものは避け、無地の白色を選びます。

姿勢は猫背にならないよう、背筋を伸ばし、軽くあごを引くようにしましょう。

 

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添付するときの注意点


最後に証明写真をエントリーシートに添付するときの注意点を紹介します。

紙のエントリーシートの場合、写真の裏に名前と出身大学を記入しましょう。万が一エントリーシートから写真が剥がれてしまっても安心です。

Web上で添付する場合は写真データをアップロードします。
アップロードするのに特に決まったデータサイズはありませんが、推奨サイズとしては縦560px(ピクセル)、横420px(ピクセル)が一般的です。

Webでの納品の仕方がよくわからないまま提出してしまうと、写真が送信できないといった失敗をしてしまい応募先企業から良い評価が得られなくなってしまう可能性も。
知っている人に丁寧に教えてもらう、あるいは就活専門の写真館で相談するなどしっかりと対策しておくことが大切です。

エントリーシート1つをとっても新卒の就活生にとっては覚えることが多く、就活は大変というイメージを持っている人も多いかもしれません。
一人で就活を進めるのが難しいのであれば、就活エージェントを頼ってみてはいかがでしょうか。

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