学生にとって切っても切り離せないスマートフォンと動画、就活時の採用動画視聴で6割が志望度アップ 

就職活動での利用状況の実態とは

レバレジーズ株式会社が運営する新卒向け就職エージェント「Career Ticket (キャリアチケット)」は、動画マーケティングのコンサルティングを行う株式会社プルークス(本社:東京都中央区、代表取締役:皆木 研二、以下プルークス)と合同で、就職活動生を対象に「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」を実施いたしました。
 

目 次
  • ①就活時のスマートフォン利用時間は、2時間以下が最多
  • ②普段のスマートフォン活用目的は「SNS」、就活時は「情報検索」で利用
    ③ビジネスシーンで多く利用するFacebook、就活生は第4位
    ④採用動画を見たことがある就活生は7割超。採用動画を見たことがある就活生の半数が、企業ホームページで視聴
    ⑤最も印象に残る動画コンテンツは「社員インタビュー」
    ⑥動画視聴により6割の就活生が志望度上昇、「動画があったほうが良い」と回答した就活生は7割を超える
 

調査概要

調査対象:就職活動中・就職活動の経験がある2020卒・2021卒の大学生
調査時期:2019年6月5日〜6月21日
調査方法:インターネット調査
回答者数:340人(男性136人、女性203人、その他1人)
調査機関:レバレジーズ株式会社 キャリアチケットリサーチ
     株式会社プルークス  プルークスリサーチ
 

調査詳細

①就活時のスマートフォン利用時間は、2時間以下が最多

普段のスマートフォン利用時間は3時間以上であると回答する就活生が多いのに対し、就職活動時のスマートフォン利用時間は2時間以下が最多となっています。

②普段のスマートフォン活用目的は「SNS」、就活時は「情報検索」で利用

それぞれの利用目的を比較したところ、普段は「SNS」が半数以上を占めるのに対し、就職活動時は「情報検索」が半数近い結果となりました。スマートフォンを活用してインターネット上で就職活動に関する情報検索をしていることが予想されます。

③ビジネスシーンで多く利用するFacebook、就活生は第4位

活用するSNSに関しては「LINE」が最多であり、次いで「Instagram」「Twitter」の順となりました。ビジネスシーンでは「Facebook」の活用が多い(※1)ものの、就活生にとっては上位3つのSNSと大きく差をあける結果となりました。
※1 NTTコムリサーチ


④採用動画を見たことがある就活生は7割超。採用動画を見たことがある就活生の半数が、企業ホームページで視聴

企業が就活生に向け制作した採用動画を見たことがあると答えた学生のうち、半数近くが企業ホームページで採用動画を視聴しています。スマートフォンで就職活動に関する情報検索をしている際に動画を視聴しているケースが多いことが考えられます。YouTubeでの視聴も昨年より増加しており、就活生にも採用動画が一般的になってきたことが見受けられます。
 


 


 

⑤最も印象に残る動画コンテンツは「社員インタビュー」

印象に残る動画コンテンツは「社員インタビュー」が最多。企業ホームページで動画を視聴する際、テキストと写真のみのインタビュー記事ではなく、動画を掲載することで、より身近に社員の雰囲気が伝わります。企業説明会においても当日参加できる社員の数に限りがあるため、社員インタビューを動画で上映することは非常に有意義です。

⑥動画視聴により6割の就活生が志望度上昇、「動画があったほうが良い」と回答した就活生は7割を超える

動画視聴により志望度が上がったと回答する就活生は6割でしたが、動画があったほうが良いという回答は7割近くにのぼりました。動画視聴により志望度が変わらなかった・下がったと感じる就活生も「動画はあったほうが良い」と思うケースが多いことが分かります。
動画はより一層企業の様子をリアルに伝えられる効果があるため、企業選びの判断軸にしやすいことが理由の1つとして考えられます。




 

まとめ

今回の調査から、普段と就職活動時ではスマートフォンの利用時間や目的に大きな違いがあることがわかりました。企業側が当たり前のように連絡手段として活用しているメールやFacebookが、就活生にとってはLINE等の連絡手段と比較すると、あまり馴染みのあるものではないため、双方にスムーズな就職活動を進めるためには、今一度連絡手段を見直す必要性があると考えられます。

また、企業の採用動画を視聴したことがある就活生は昨年より増加する結果となりました。採用動画の必要性を感じている就活生が多いことから、今後も採用活動における動画活用は増加すると思われますが、就活生にとって身近なデバイスであるスマートフォンに適した動画コンテンツへと対応していくことが必要です。