■企業情報
株式会社クレオグループ
「独自の価値創造を追求し、お客様、社員、社会に貢献する」という経営理念を掲げる。お客様、社会に貢献するのは当たり前であり、特に社員を大切にする文化を創造することをミッションとしている。「未来人材プロデュース」をテーマとし、人材を起点とする経営を実践、人材を通じて企業や社会との共創を実現する。事業内容は医療機器販売、中小企業向け経営コンサルティング、アウトソーシング事業。
HP:https://creo-group.co.jp/
お話を伺った方
村上 智紀(むらかみ・とものり)さん
代表取締役社長
大室 桃佳(おおむろ・ももか)さん
経営サポート部/マネージャー
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課題
採用数は少ないものの、価値観がマッチするかを重視しているため、面談や学生のフォローに工数がかかってしまっていた。
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導入
スカウトサービスや人材紹介サービスを利用していたものの、学生に直接アプローチしたいという思いから、スカウトに興味を持った。キャリアチケットスカウトに問い合わせた際に、担当者に魅力を感じ導入を決定。
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効果
2022年4月に導入し、5月頃には内定承諾者を1名獲得。キャリアチケットスカウト担当者の手厚いフォローにより、これまでになかったスカウトのノウハウが蓄積できている。
価値観が合うかどうかの見極めのために、工数がかかっていた
――まず、お二人が採用にどのように関わられているのか教えてください。
村上 23卒までの採用では基本的に私が採用計画や選考のセッティングなどを行い、大室がそのサポートを担ってくれていました。
大室 24卒の採用から私主体で採用企画から選考の調整、面接、フォローなどを担当しています。
――御社ではどのように新卒採用を行っているのでしょうか?
村上 スカウトサービスや人材紹介サービスを活用しながら採用を行っています。弊社では価値観の合う学生を採用したいと考えているので、面接前に必ず年齢の近いメンバーとの面談を実施しています。
――「価値観の合う学生」というと、具体的にどういった学生でしょうか?
村上 将来の具体的なビジョンを持っていたり、チャレンジ精神があったりする方です。10年後のことはわからなくても、せめて2~3年後の目標やキャリア像があり、そのために半年後にはこうなっていたいと逆算して考えられる方だと良いなと思います。
大室 面談では会社のことをざっくばらんにお話ししているので、それを踏まえて学生自身も自分のありたい姿をこの会社で実現できるのか見極めてほしいですね。
――新卒採用の何に課題を感じていましたか?
村上 当社で採用するのは毎年数名ずつなので、エントリー数に困ったことはないものの、学生の面談や意向上げに関して工数がかかってしまっているのが課題でした。
大手企業のように大人数の採用を行っているわけではないので、一人ひとりの採用に時間をかけて丁寧に行うようにしていますが、万が一、1人でも内定辞退があると痛手になります。それを避けるため、できれば学生とはインターンシップなどで早期に接点を持ち、採用に繋げたいと考えているものの、現状のリソースでは難しいのが現状です。
▲代表取締役社長・村上氏
担当者の即日対応により、すぐにスカウトを利用開始
――キャリアチケットスカウトを導入した経緯を教えてください。
村上 他社のスカウトサービスの場合、新卒採用というより中途採用のイメージが強く、出会える学生が限られていました。また、人材紹介サービスも利用してはいましたが、エージェントのフィルターを介さず、自分たちで直接メッセージを送ったり実際にお会いしたりしたいという気持ちがありました。
そこでスカウトサービスに興味を持ち、キャリアチケットスカウトにお話を聞きに行ったんです。担当者の方の雰囲気が良かったのと、お話が合ったので「とりあえず使ってみようか」と導入することになりました。
――導入当初、キャリアチケットスカウトに期待していたことはありますか?
村上 当初は1人採用できればいいなと考えていました。どれだけ成果が出るかはやってみないとわからないので、とにかく良いなと感じた学生にスカウトを送れるだけ送って、接点を持てればいいなと思っていましたね。
――導入してみて、使用感はいかがでしたか?
大室 契約を交わした翌日の朝にはもう運用できる状態にしてくださり、すごく対応が早かったです。実際使って見ると、学生のプロフィールが本人の価値観に沿って書かれているので、わかりやすかったです。面談時にもそのプロフィールから話題を拾って掘り下げていけるのでやりやすいですね。
村上 企業ページに事業内容について詳しく書いておいたら、その事業に関連する学部の学生から興味を示してもらえることもありましたし、全体的に良い学生が多いなという印象です。
採用の成果だけではない。「社員の成長」にも繋がっている実感
――キャリアチケットスカウトでの成果を教えてください。
村上 2022年4月頃に導入し、5月頃には1名内定承諾をいただきました。1カ月ほどで成果が出たので、24卒も継続して利用しています。24卒採用に関しては今年(2022年)の夏頃からスカウトを送っているので、早めに動き出した場合どのような結果になるのか楽しみです。
――キャリアチケットスカウトの担当者からはどのようなサポートがありましたか?
大室 スカウトを利用し始めた頃はわからないことも多かったのですが、不明点があればいつでも電話やメールで対応してくださいました。
毎月の打ち合わせでは数値をもとにボトルネックとなっている部分を分析し、オファー文面の調整などサポートしてくださっています。一緒になって採用活動を行えるようにサポートしてくださるので、社内に採用ノウハウを蓄積させていくことができるのも良いなと思っています。
そもそもキャリアチケットスカウトを導入した当初、私は入社したばかりで社会人としてもまだまだ未熟な状態だったんです。そんななか、単なるスカウトの使い方だけでなく、人事の仕事において大切な工数管理やスケジュール調整、数値管理といった部分も担当の方に教えていただきました。
村上 大室は大学生の頃からインターンとして働いてもらっていたのですが、担当の方にご指導いただいてから、仕事全体のサイクルを回すのが格段に上手くなりました。
例えば、学生にメッセージを送ったとしても、返信が届くのに時間が空きますよね。その間にどういう仕事をすればいいのか考えながらできるようになったのは、担当の方のフォローあってこそだと感謝しています。
▲経営サポート部/マネージャー・大室氏
――今後、キャリアチケットスカウトに期待していることはありますか?
村上 キャリアチケットスカウトは採用のためというよりも、担当の方と一緒になって組織を作るために利用している感覚があります。また、知見が少ない弊社にとっては、単にノウハウを蓄積できるだけでなく、採用活動を通じてメンバーの成長にも繋げられるいい機会になっています。今後も担当の方には、いわゆる採用コンサルタントのような立ち位置で伴走していただきたいですね。