■会社概要
ロータスビジネスコンサルティング株式会社
日系企業の海外出先機関に向けて、基幹業務システム「SAP Business One」のグローバル展開を行う。システムの企画・導入から運用サポートを日本語・英語・中国語で支援し、創業から150社以上の導入実績を誇る。また、国内だけでなく、インドにも事業拠点を展開。
https://www.lotusbc.co.jp/
   

• 採用課題

  社員の育成に工数をかけていたことや、緊急事態宣言が発令されたこともあり、21卒の採用活動が遅れていた。大学に求人票は送ってはいたものの、大学が休校になっていたこともあり、思っていた効果が見込めていなかった。

• 導入

  コロナの影響で例年より後ろ倒しになっていた新卒採用。工数がかからないような採用施策を考えていたところ、新卒での人材紹介を初めて会社として検討。何社か検討した結果、導入しやすい価格や担当者のレスポンスの早さが決め手となり導入に至る。

• 成果

  キャリアチケットから20名弱の紹介を受け、4名内定承諾に至った。内定後もオンライン懇親会など学生のフォローに関してアドバイスを受け、密に連携を取ることができた。

 

社員育成のためストップしていた採用。21卒採用のスタートは出遅れてしまった

――新卒採用で取り組んでいることについて教えてください。

採用の際に利用していたのは、主にナビサイトやハローワークの外国人雇用の窓口ですね。弊社で扱う商材は英語が必須スキルになるため、外国人の採用にも力を入れていました。

19卒の採用では主にハローワーク経由で15名ほど入社いただいています。20卒は一旦採用を止め、21卒から再開しました。

――なぜ20卒の採用は行わなかったんでしょうか？

19卒の育成に力を注いでいたためですね。19卒の採用の年は、事業拡大に向けて一気に採用しようという方針があって。結果、当初考えていた目標以上の人数を採ることができたんです。

ただ、予定を少し上回る人数を採用したため、研修や現場での育成にかなり時間と人員が割かれてしまって……。当社では入社後は半年間、ERPソフトウェアの研修を行うのですが、先輩社員は既存業務をこなしながら後輩の育成をしなくてはなりません。そのため、まずはしっかりと新入社員の教育をしようと、20卒の採用は見送ることになりました。

――21卒の採用はいつ頃から始めたのでしょうか？

6月頃ですね。企業によってはすでに採用を終えている時期ですし、かなり遅いスタートだったと思います。
もちろん、当初は4月から始める予定だったのですが、ちょうどその頃に緊急事態宣言が発令されて。弊社でも在宅勤務に切り替える動きがあったため、一旦採用活動はストップしていたんです。

――採用の際は、最初から新卒紹介サービスを利用しようと考えていたのでしょうか？

そうですね、もともと私が前職で紹介会社さんを利用したことがあったので、採用経路として候補に考えていました。時期も時期だったため、紹介会社さんを通して採用を行ったほうが採用工数も削減でき、効率良く進めることができるのではと。

あとは、やはりイチから母集団形成を行うのは難しいため、紹介会社さんのほうでスクリーニングしていただいたうえで、自社にマッチした学生さんを紹介いただきたいと思っていました。

一応、各大学にも求人票は出していたのですが、大学経由での紹介は1～2件しかなかったですね。

 

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担当者のレスポンスの早さと価格が導入の決め手に

――キャリアチケットのサービス導入に至った決め手を教えてください。

紹介会社さんは何社か検討していたのですが、キャリアチケットさんが一番レスポンスが早く、導入しやすい価格だったんです。

優秀な学生さんは就活を終え始める時期でしたし、弊社としてはできるだけ早く紹介いただきたいという思いがあったので、キャリアチケットさんとすぐに契約させていただきました。

――担当者の印象はいかがでしたか？

最初の打ち合わせの際に、採りたい学生像をお伝えしたところ、きちんとこちらの意向に沿った学生を紹介いただけたので心強かったですね。また、「こんな学生はどうでしょうか？」と、いろいろな提案をしてくださったのもありがたかったです。

――御社ではどんな学生を採りたいと考えていたのでしょうか？

弊社で扱っているSAPパッケージの説明書は英語ですし、お客様とのやり取りでも英語を使う機会が多くあるため、TOEIC700点以上で英語がある程度話せる方を求めていました。

また、入社後はITに関する知識や、会計の知識、お客様先の業界知識など、つねに勉強し続ける必要があります。そのため、勉強熱心で努力し続けられる方、チームで仕事ができる協調性のある方を採りたいと考えていました。

――御社では外国人の社員が多数いらっしゃるそうですね。

アジア圏のメンバーが多く、中国語や韓国語を話せる社員が多いですね。お会いした学生さんの中にも日本語・英語・中国語の3カ国語話せる方がいて、弊社の業務を覚えさえすれば即戦力になるなと感じました。
 

内定を出したあとも、学生のフォローに関するアドバイスがあった

――キャリアチケットから紹介を受けた学生はいかがでしたか？

短期留学をしていたり、インターンシップに積極的に参加していたり、就職後のことを見据えて自分の見識を広げている優秀な学生さんが多いなという印象を受けました。

事前に、「弊社には真面目で勉強熱心な方が向いていると思います」とキャリアチケットの担当の方にお話ししていたので、そういった学生さんにたくさんお会いすることができて良かったです。

――紹介を受けるなかで、弊社の営業担当から採用に関する提案などはありましたか？

内定をお出ししたあと承諾に悩んでいる学生さんがいたのですが、担当の方に相談したところ、「学生さんの意向上げや不安解消のために、若手社員と意見交換する場を設けてはどうか」と提案いただきました。

入社2～3年目の同世代の社員とざっくばらんに話す機会として、オンライン懇親会を実施したり、事前にもらっていた質問に対して社員が回答したりということをやっていましたね。やはり学生からすると、職場の雰囲気や社員の働き方など、面接では聞けない部分も多いと思うので、内定者フォローとしてそういったご提案があって良かったなと思います。

――サービス導入後の成果について教えてください。

20名程度ご紹介いただき、当初の予定どおり4名承諾に至っています。6月にサービスを導入し、9月頃には4名全員の承諾をいただけました。キャリアチケットさんにご尽力いただいて、短期間に優秀な学生さんを採用することができて良かったです。

22卒の採用に関してはまだ検討段階ではありますが、機会があれば引き続きキャリアチケットさんにご協力いただきたいと考えています。

 

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