就活に使えるキャッチコピーの作り方は?具体例8選も紹介!

このページのまとめ

  • 就活で使うキャッチコピーとは、自分をわかりやすく伝える言葉のこと
  • 就活でキャッチコピーを使うと、目指すらしい表現でほかの就活生との差別化になる
  • 就活でキャッチコピーを考える場合、難しい言葉は使わないのがポイント

就活に使えるキャッチコピーの作り方は?具体例8選も紹介!のイメージ

「就活でキャッチコピーが求められるのはなぜ?」「どのような内容がアピールにつながる?」などと考える就活生もいるでしょう。キャッチコピーは自分をわかりやすく表現するツールであり、ほかの就活生との違いも明確にできる便利な言葉です。

この記事では、数活に使えるキャッチコピーの作り方や具体例を紹介しています。最後まで読めば、採用担当者の印象に残るキャッチコピーが作れるようになるはずです。

就活で使うキャッチコピーを相談したい

   
目 次

就活で聞かれるキャッチコピーとは自分を売り込む言葉のこと

就活でも使うキャッチコピーとは、「自分を売り込むための言葉」のことです。就活では採用担当者に自分を売り込むために、わかりやすく印象に残る言葉でアピールすることが大切になります。

たとえば、採用担当者はエントリーシートや履歴書を大量に読んでいるため、一目見ただけでほかの就活生よりも印象に残るフレーズが必要です。面接でも印象に残るキャッチコピーを伝えられれば、「△△の人だ」と覚えてもらいやすく、選考で有利になります。

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就活でキャッチコピーが求められる理由

就活でキャッチコピーが聞かれる理由は、自己分析ができているかどうかや、表現力を確認するためです。採用担当者の意図を知っておくと、キャッチコピーも考えやすいでしょう。

ここでは、キャッチコピーが求められる理由を3つ紹介します。

自己分析ができているか見るため

採用担当者はキャッチコピーの内容から、自己分析ができているかどうかを見ています。キャッチコピーがわかりやすい人は、自分の強みや特徴について明確に理解できているからです。

自己分析ができていれば、自分の特徴を活かせる企業を選べている可能性も高く、ミスマッチ防止につながります。強みを生かして自社で活躍できる人材を採用するためにも、キャッチコピーが求められているのです。

表現力や伝える力を確認するため

キャッチコピーからは、自分を一言で示す表現力や、わかりやすく伝える力が評価されています。仕事では情報を相手にわかりやすく伝え、納得してもらう能力が求められるからです。

印象に残るキャッチコピーを考えられる人は、仕事でも相手にあわせて適切な言葉選びができるとイメージできるでしょう。表現力や伝える力は仕事を円滑にし、成果を出すには欠かせない能力なので、就職活動でも確認されています。

応募書類との一貫性を見るため

エントリーシートや履歴書などの内容と一貫性があるかどうかも、キャッチコピーで評価されるポイントです。応募書類の内容とずれていると、「自己分析ができていない」「発言に信頼性がない」と思われてしまいます。

就職活動で人柄をイメージするには、応募書類と面接での印象が一致していることが重要です。キャッチコピーを聞くことで、書類でのイメージと合っているかどうかを見極めています。

キャッチコピーとエントリーシートの内容で矛盾しないように、エントリーシートの書き方も学んでおきましょう。「エントリーシートとは?履歴書の違いや基本を押さえて選考を突破しよう」の記事にてどのような内容が聞かれて、どのように答えればいいかを紹介しているので参考にしてください。

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就活でキャッチコピーを使うメリット

就活でキャッチコピーを使うと、自分をわかりやすくアピールでき、ほかの就活生との差別化にもつながります。キャッチコピーを使うメリットを理解して、就活で活用してみましょう。

自分を一言でアピールできる

キャッチコピーを使えば、自分がどのような人間なのか一言でアピールできます。書類選考や面接などの限られた時間でアピールするには、覚えやすくて印象に残るフレーズが大切です。

選考には大勢の就活生が参加しており、「△△の人だ」と印象に残らなければ選考には通過できません。キャッチコピーが印象に残り、評価できる内容であれば、採用担当者に選んでもらいやすくなります。

ほかの就活生との差別化できる

ほかの就活生と差別化しやすい点も、キャッチコピーのメリットです。同じ強みやスキルをアピールしていても、キャッチコピー次第で別の印象を与えられます。

就職活動でアピールされやすい強みは、「行動力」「リーダーシップ」「コミュニケーション能力」など、ある程度決まっています。「私の強みはリーダーシップです」とだけ伝えても、同じような就活生は多く、印象に残りません。

一方で、キャッチコピーを使ってアピールすれば、ほかの就活生にはないフレーズでアピールできます。多くの就活生が同じアピールをするなかで、個性的な表現ができれば、同じ強みでも差別化できるでしょう。

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就活の選考を通過できるキャッチコピーの作り方

ここでは、選考を通過するために必要な、印象に残るキャッチコピーの作り方を紹介します。3つのステップで解説するので、参考にして作成してみてください。

1.自己分析で自分の強みを見つける

まずは自己分析を行い、自分の強みを明確にしましょう。キャッチコピーでは強みを一言で表し、アピールにつなげます。

強みとは、仕事をするうえで活かせる特徴やスキルのことです。たとえば、「向上心」「行動力」などが、強みとしてアピールできます。

注意点は、仕事で活かせない強みは評価されにくい点です。たとえば、行動力が求められる営業職で、「じっくりと考える慎重な性格」をアピールしても評価されにくいでしょう。

キャッチコピーで使う強みは、企業が求める特徴を選んでください。企業が求める特徴や人物像については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考に企業研究を行うことで見つけられます。

2.強みを具体的に表現する

アピールしたい強みがみつかったら、具体的に表現してみましょう。「行動力」「向上心」などの表現では、抽象的でイメージしにくいからです。

たとえば、「誰よりも早く行動し、リーダーシップを取れる」「やると決めたら、どこまでも追求する向上心がある」のように、具体的に強みを表してみましょう。この言葉をもとに、具体的なキャッチコピーを作成します。

3.印象に残る表現に言い換える

具体化した強みを印象に残る表現に変えてみましょう。たとえば、次のような方法で言い換えることができます。

・比喩表現を使う
・ストレートに伝える
・相反するものを組み合わせる

キャッチコピーを印象に残すには、ほかの就活生とは違った表現が必要です。オリジナリティのある言葉選びができるように、工夫してみてください。

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就活に使うキャッチコピーを作るコツ

ここでは、就活に使うキャッチコピーを作るコツを6つ紹介します。

一番伝えたいことを決める

キャッチコピーの文章を考える前に、まずは一番伝えたいことを決めましょう。アピールしたい内容があいまいになってしまうと、印象に残るフレーズになりません。

また、インパクトや語幹のよさだけで決めてしまい、自分の強みから外れてしまうケースもあります。「自分の特徴を表す」がキャッチコピーの目的なので、まずは伝えたい内容から決めるようにしてください。

数字を使って具体的に表す

わかりやすく表現するために、数字を使うのも効果的です。数字を使って表すことで、具体的に、客観的に表現できるメリットがあります。

たとえば、「1週間動き続ける行動力」のように期間を数字で表せば、どのくらい行動しているのかがイメージできるでしょう。具体性をアピールするためにも、数字で表現できないか考えてみてください。

短い言葉で端的に表す

難しい言葉を使うより、短い言葉で示したほうが印象に残りやすくなります。どのように伝えるか困ったときは、ストレートに表現してみましょう。

キャッチコピーが長くなってしまうと、どの部分を印象に残したいのかがわかりにくくなります。アピールしたい強みや特徴が明確になるように、短い言葉で表現してみてください。

企業に評価される強みを選ぶ

アピールする強みや特徴は、企業に評価されるものを選びましょう。志望企業で活かせない強みをアピールしても、ミスマッチだと思われてしまいます。

企業が求める人物像は、企業のWebサイトや企業説明会などで伝えられるので確認してみましょう。企業説明会については、「就活の会社説明会とは?開催される種類や参加方法を解説」の記事解説しているので参考にしてください。

具体的な物に置き換える

イメージしやすいように、具体的な物に置き換えてアピールしてみましょう。「カメ」「スポンジ」などに置き換えてアピールする就活生が多くいます。

たとえば、「知識を吸収するスポンジ」であれば、学習能力の高さや情報収集力をアピールできます。比喩表現を使う場合は、誰でも知っているものにたとえるとイメージしやすいのでおすすめです。

矛盾する言葉を組み合わせる

「まとめないリーダー」「積極的な小心者」のように、矛盾するものを組み合わせることでインパクトを出す方法もあります。「どういうことだろう?」と考えるきっかけになり、印象に残りやすいのがポイントです。

ただし、矛盾しているのに成り立つ理由をうまく説明できない場合、アピール不足で終わってしまう場合もあります。なぜ相反しているかを具体的なエピソードを交えて伝えるのがコツです。

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就活で使えるキャッチコピーの具体例8選

ここでは、就職活動で使えるキャッチコピーの例を8つ紹介します。アピールする強み別に紹介するので、参考にしてください。

リーダーシップを伝えるキャッチコピーの例文

私は、チアリーダーです。周りを励ましモチベーションを高めながらリーダーシップを取れます。

コミュニケーション能力を伝えるキャッチコピーの例文

私は心で会話をします。人の意見に耳を傾けることで、相手の気持ちを尊重したコミュニケーションがとれます。

協調性を伝えるキャッチコピーの例文

私は組織の潤滑油です。物事の歯車がうまく回るように立ち回れます。

チームワークを伝えるキャッチコピーの例文

私は、裏方でも活躍する舞台俳優です。チームのために目立つ部分だけでなく、目立たない部分にも目を向けて行動できます。

向上心を伝えるキャッチコピーの例文

私は、向上心の塊のような人間です。これからもどんどん新しいことにチャレンジして成長していきます。

聞き上手を伝えるキャッチコピーの例文

私は電話の鳴りやまないサポートセンターです。話を聞くのが得意で、よく相談を受けます。

努力家を伝えるキャッチコピーの例文

私の9割はサッカーでできています。幼少期からサッカーを休まず続けてきた経験から、体力や忍耐力には自信があります。

思いやりを伝えるキャッチコピーの例文

私は、「面倒見の良いお母さん」です。テキパキと指示出ししたり、困ったときに寄り添ったりできます。

キャッチコピーを考える前に、自分の強みを発見しておきましょう。強みがみつかっていない方は、「「強み」ってどうやって見つければ良いの?簡単にできる「強み」の発見法」を参考に探してみてください。

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就活で使うキャッチコピーを作る際の注意点

キャッチコピー作りで失敗しないために、注意点を4つ紹介します。アピールしようとするあまり、誇張表現や嘘は使わないように気をつけてください。

難しい言葉は避ける

わかりやすくアピールできるように、難しい言葉は使わないようにしましょう。わからない言葉を使ってしまうと、「どのような意味ですか?」と質問されてしまいます。

キャッチコピーを使うのは、自分を一言でわかりやすく表現するためです。聞いてもわからないフレーズでは、伝える能力がないと思われてしまうので気をつけましょう。

解説がなくてもわかる内容にする

ひねりすぎた言葉や遠回しな表現は、キャッチコピーにふさわしくありません。瞬時に伝わらなければ、普通にアピールするのと変わらなくなります。

大喜利や謎かけを使ってアピールする就活生もいますが、面接では避けたほうがよいでしょう。面接官を考えさせてしまう内容は、キャッチコピーにはおすすめしません。

誇張表現を使わない

アピールしようとするあまり、誇張表現を使わないようにしましょう。キャッチコピーで伝えるのは、未来ではなく今の自分です。事実を伝えるようにしてください。

将来の理想をキャッチコピーにしても、具体的な経験やエピソードがないので説得力がありません。「今の自分がどのような自分か」を考えてアピールしてみてください。

面白さを求めるのは避ける

キャッチコピーで笑わせたり、面白さを求めるのはやめましょう。印象に残る可能性はありますが、就活の場ではふさわしくありません。

キャッチコピーでは自分をアピールできるように、フレーズを考えましょう。面白いだけでは内容がなく、強みも伝わらないキャッチコピーになってしまいます。

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印象に残るキャッチコピーで就活を乗り越えたいあなたへ

就職活動で採用担当者の印象に残るためには、キャッチコピーが大切です。自分を一言で表せるので、自己紹介や自己PRなどでも使いやすいでしょう。

印象に残るキャッチコピーを作るためには、自己分析が欠かせません。自分の強みを理解していなければ、何をアピールすればいいかわからず、キャッチコピーも作れないからです。

もし、自己分析などの就活準備に悩む場合は、キャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは自己分析やキャッチコピー作成など、選考突破に必要なサポートを行います。

アドバイスは就活生一人ひとりにあわせて、マンツーマンで実施。採用担当者の印象に残るアピールをキャリアチケットと一緒に実現し、内定獲得を目指しましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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