国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構の新卒採用、就活情報
本社
東京都
業種
宇宙航空研究開発機構は、国内外に多くの事業所を所有しており、部門ごとに分かれて新しい技術の研究・開発・実験に取り組んでいます。
■第一宇宙技術部門
宇宙と地球をつなぐ輸送手段「ロケット」や現代の人々の日常生活に役立つ「人工衛星」の開発を扱っています。将来の宇宙利用におけるサービスの向上を目的としたシナジー効果を生むためのロケットの開発や人工衛星開発・利用を一体にして行うために誕生しました。
■有人宇宙技術部門
国際宇宙ステーションや、日本初の有人実験施設「きぼう」を始めとする、有人による宇宙環境利用システムの開発や運用を行なっている部署です。特に「きぼう」の運用においては、地上と異なる環境を最大限に利用した、新たな物資材料の研究や開発、医学生物の事象解明などに繋がる様々な研究・開発を行なっています。また、日本の宇宙飛行士の健康管理や搭乗の際のサポート業務も担っています。
■研究開発部門
JAXAにおける技術や研究の中核を担う部門として、宇宙航空分野に関する技術力の根幹を築く基礎研究開発の推進や基盤技術研究の維持・向上を扱っています。
人工衛星やロケットを確実に宇宙空間へ運ぶ技術や丈夫で長持ちするサブシステムの構築など、基盤となる技術や革新的なプロジェクトを創造・研究・継承する部門です。
これまで最優先事項であったJAXAプロジェクトを支えるだけではなく、将来のミッションの創出までを踏まえた研究を集約し、実施しています。
■宇宙科学研究所
宇宙の起源や構造、進化の謎や惑星誕生のプロセスの解明に努め、生命の起源を探る研究活動を行なっています。
宇宙の構造などを追求するために大気の外で行う天文観測、太陽系の生い立ちを研究する太陽系科学、地球上とは異なる重力環境を利用して実験する宇宙環境利用科学などの研究を支え、宇宙の新たな可能性を開拓する宇宙工学の活動をする研究所です。
その他、航空分野における環境技術・安全技術の研究開発に取り組む「航空技術部門」、人類の活動領域拡大と科学技術がまだ踏み込んでいない領域の2つのフロンティアを切り拓く活動を行う「宇宙探査イノベーションハブ」といった様々な業務を遂行。
宇宙や航空に関する分野の研究や開発、利用拡大を行い、日本国家の未来のための技術革新を担う重要な使命を持つ機関として、豊かで安全な社会の実現に貢献することを目指しています。
■経営理念
宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現します
私たちは、先導的な技術開発を行い、幅広い英知と共に生み出した成果を、人類社会に展開します
■ビジョン
宇宙航空技術で豊かな社会の実現を目指す
宇宙及び航空分野の研究開発と利用の拡大は、国の政策目標を達成していくための手段であり、国内外の様々な課題の解決に貢献することはJAXAにとって重要な使命です。 JAXA発足から10年が過ぎ、JAXAは今、変革の中におります。これまで目標としてきた宇宙航空分野での技術実証から、新たな段階へ、未経験のフェーズへ入るタイミングを迎えています。宇宙航空分野の技術実証により技術の発展、先導を行うと共に、それらを基盤として活用し、社会や学界が抱える様々な課題に対して解決策を提供し、具体的な価値の創造によって新しい時代を切り拓くことを目指しています。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、プロジェクトの成功を最優先の課題として、日々活動しています。イプシロンロケットや小型作成探査機はやぶさなど、近年でも数々の意欲的な開発や研究をすすめており、2015年のJAXAの国立研究開発法人への移行では、その宇宙開発利用技術を先導する仕事としての役割をより一層求められるようになっています。「先導研究」と「プロジェクト」、この2つを柱とし、両方を力強く推進できる若手人材採用に力を入れている職場です。
先導研究にあたって、各分野に関する高度な専門知識はもちろんのこと、様々な視点から見た異なるアイデアや意見の化学反応が、新たなイノベーションのために重要だと考えています。宇宙航空分野の知識だけでなく、ITや電子・電気など幅広い分野の人材を求めおり、未来の日本を切り拓く専門機関の一員として、常に志高く能動的な行動を取り、優れたアイデアを生み出す職員の創造力や自主性を尊重した環境です。宇宙や航空の専門知識に自信がない方でも、宇宙に対して強い興味や関心さえあれば、理系や文系を問わず、ご自分の特性を活かして活躍することができます。
適性や希望などを踏まえて進む道は、大きく分けて技術系職員か事務系職員かの2つに分かれます。まず、新人研修やフォローアップ研修を終えてから、実際の仕事現場で、現物や実データに触れ、専門知識や洞察力、思考力の習得と専門技術の研究を行います。その後、キャリア形成研修を行う中で、専門能力や組織欲求も加味して、プロジェクトマネジメント志向・専門技術志向の方向性を定めた職員の育成を行います。プロジェクトマネジメント志向の方はプロジェクトの検討作業やサブシステムを担当し、専門技術志向の方は専門知識の深化や専門技術プロジェクトの支援などを行いながら、着実にスキルを積み重ねます。
また、事務系職員は、3部署程度での業務遂行を行い幅広い経験を積みながら、事業志向と専門志向に分かれ、多岐のジャンルに渡って広い視野と深い知識を持つマルチプレーヤーや創造的なスペシャリストの育成を行なっています。
未来を描くJAXAの中で、日本のため、人類のために人生をかけたチャレンジを続けることのできるバイタリティのある方が活躍する仕事です。
会社名 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
資本金 | 5,442億円 |
従業員数 | 1531人 |
売上高 | 1,545億円 |
代表者 | 理事長:奥村直樹 任期 平成25年4月1日~平成30年3月31日 主要経歴 昭和48年 3月 東京大学大学院応用物理学・博士課程修了 昭和48年 4月 新日本製鐵株式会社 平成11年 6月 同 取締役 平成15年 4月 同 常務取締役 平成17年 4月 同 代表取締役副社長 平成19年 1月 総合科学技術会議議員 |
設立日 | 2003/10/1 |
本社所在地 | 東京都調布市深大寺東町7丁目44番地1 |
※掲載内容は2016年09月現在のものです。