事業内容～就職希望企業を理解する～

株式会社帝国ホテルは、日本有数の高級ホテル「帝国ホテル」を運営する企業。1890(明治23)年に創業された帝国ホテル東京を始め、長野県のリゾート地にある上高地帝国ホテル、1996（平成8）年に大阪アメニティパークの中に建てられた帝国ホテル大阪という3つのホテルを抱えています。

事業の特長は、伝統に基づいた格式高いサービス。世界各国から訪れるお客さまに一流のおもてなしを提供しています。

また、ショッピング街を示す「アーケード」や、「バイキング」という食事スタイルを日本で初めて取り入れたのも帝国ホテル。この他にも多数の日本初、業界初の試みを導入し、常に革新をもたらして来ました。

この他、ウェディングやパーティなどの宴会部門も重要な事業。売上の30%以上を占め、宿泊部門の20%を超える割合となっています。

企業紹介～就職希望企業の方向性を知る～

同社の企業理念は以下の通りです。

「帝国ホテルは、創業の精神を継ぐ日本の代表ホテルであり、国際的ベストホテルを目指す企業として、最も優れたサービスと商品を提供することにより、国際社会の発展と人々の豊かでゆとりある生活と文化の向上に貢献する。」

明治時代に、各国の要人を受け入れる迎賓館として開業された帝国ホテル。その精神を、創業当時と変わらない名称と場所で受け継いでいく思いがうかがえる理念です。

また、この理念を実行するために、3つの行動指針を掲げています。

・私たちは、その伝統を十分認識し、お客様の要請を発想の原点として、提供する総てのサービス、技術の向上改善に徹し、新しい価値の創造に努める。
・私たちは、創意工夫と挑戦の精神を尊重し、かつ協調と調和の態度を貫くことにより総合力の向上を追求する。
・ホテル業が、人を原点とすることを正しく理解し、規範たるホテル十則の導く行動に徹する。

「ホテル十則」とは、親切・丁寧・迅速、清潔、感謝などホテルのサービスに欠かせない条項をまとめた規則。帝国ホテルについての書籍でもたびたび取り上げられている有名な心得です。

組織・風土～新卒入社後をイメージする～

働き方には、営業や広報などのホテル経営に関わる総合コースと、フロントやレストランのプロフェッショナルを目指す専門コースがあります。どちらの社員も、帝国ホテルの伝統と革新に誇りを持って働いているようです。

働きやすさを重視してライフワークバランスの実現に取り組んでいることも大きな特長。1990年には、週休2日制度を導入しました。これはホテル業界初の取り組みです。
また、2006年には人事部から独立した「人材育成部」を新設。キャリア開発を組織的に推進しています。
研修は、新入社員研修はもちろんのこと、階層別研修、通信教育補助制度など充実の内容。ホテル業に欠かせない語学研修には、レベル別の英語研修やフランス語研修、中国語研修などがあります。TOEICの社内受験も可能です。

さらに、学費や渡航費に加え留学中の給与も支給される「海外留学奨励制度」も整備。留学のテーマを自らプレゼンし、認定されれば何度でも利用できます。成長を目指すスタッフをしっかりサポートする環境が整った企業です。

会社概要～就活の基礎情報を把握する～

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