面接で頭が真っ白になってしまう人へ。緊張を防ぐ心構えを知ろう

株式会社ディスコの調査によると、2020年春に卒業予定の学生の内定率が3月1日時点で13.9%だったそうです(前年同期実績8.0%)。

出所:<速報>3月1日時点の内定率は13.9% ~キャリタス就活2020 学生モニター調査結果

そのうち、インターンシップ参加企業からの内定が64.6%と、インターンシップが早期選考に大きな影響を与えていることが分かります。

そんな中、面接に苦戦している学生さんもいますよね。なかなか思うことがうまく言えず、お祈りメールをもらい続けると、どんどん面接=怖いものになってしまいます。
今回は、少し気が楽になることをお伝えしたいと思います。
この記事の執筆者
浅野 朋子(あさの・ともこ)
研修講師・産業心理カウンセラー・パーソナルカラーアナリスト。人事部門で新卒を中心に 6,000 名以上面接、 20,000 名以上の面談実績を持ち、現在は大学生向け就職支援、企業向け採用・育成のコンサルタント、社内外の研修の企画・実施に携わる。
 

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なぜ面接で緊張するのか


「面接で何を話したか覚えていない」なんて話も、就活生からよく聞きました。それも一次面接よりも最終面接の方がその割合は高いようです。

多くの場合、選考が進むと面接官の年齢も上がります。学生さんたちにとっては親や祖父母のような年齢の人が、難しい顔をして構えているだけで、逃げ出したい気持ちになるのでしょうね。

加えて、最近の学生さんたちが緊張する理由として

1.話す練習をしていない
2.自分をよく見せようとしすぎる
3.悪い印象を与えたくない、悪印象を与えることへの恐怖心が強い


ということがあるのではないでしょうか。

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面接官だって人間です!


面接官はあなたのことをいじめようと思っているわけではなく、むしろあなたのことを正しく理解しようと必死です。自社に入った後に活躍できるか、社風に合うか、社員と上手くなじめそうかなどを考えています。

だからこそ、面接では自分の言いたいことをきちんと伝えきらないと「もったいない」。もし話ができていれば、「ぜひ一緒に仕事をしたい」と思われるかもしれないのに、話を伝えきれないまま判断されてしまうのはとても残念なことです。

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緊張してもうまく話す方法




ある程度の緊張感を保って話すことは、きちんとした印象を相手に与える効果もあります。いい緊張感のなかで、自分のことを思うように話すためにも、改善策をご紹介します。

1.「よく聞かれる質問」は意識せず話せるくらい練習する


たとえば、「自己PR」は、多くの会社で聞かれる内容です。「強みはなんですか」や「1分間で自分をアピールしてください」など、聞き方は違っても、答える内容は同じではないでしょうか。

こうしたよく聞かれる質問については、緊張しても頭が真っ白になっても話せるくらい、ブツブツ声に出して話す練習をしてください。

なぜ声に出して練習する必要があるかというと、SNSが広まったことで、人と直接声を出して話をする機会は昔に比べると圧倒的に減っているためです。「おしゃべり」はできるけれど、改まって「会話をする」機会が、社会人である私ですら減ったと感じています。

過去に模擬面接も行いましたが、思ったように話せず言葉に詰まる学生さんがたくさんいました。だからこそ、声に出して練習しないと、緊張しても話せる状態にはなりません。

「面接慣れ」という言葉があります。何度か面接を受けることで、緊張しながらも話ができるようになることを指します。声に出すのはそれと同じ効果がありますので、少しでも話すことに慣れておいてください。
 

2.必要以上によく見せようと思わず、素直に話す


緊張する原因のひとつが、「普段よりも良く見せようとする=面接に受かろうとする」心理です。慣れないスーツを着て、姿勢を正して面接を受けるだけでも、「普段の自分」とはかなりかけ離れた状態の学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

失礼のない立ち振る舞いをすることをおすすめしますが、必要以上にデコレーションした状態で臨まないようにしてください。どちらにしても見破られてしまうし(それが仕事ですから)、よく見せようとしてゆがんだあなたを表現しても、魅力的には見えません。

たとえば自分が五角形なら、五角形のまま受け入れてくれる会社に行ったほうが、楽ですし長続きします。そのためにも素直に体当たりするのが一番だと思います。
もちろん将来的に六角形になりたくて、辛いのを覚悟の上で受けるのであれば別ですが……。
 

3.自分は面接官のことが好きだと言い聞かせる


若手向けに研修を行ったり、相談に乗ったりすると、「嫌われたくない」という姿勢や言葉がとても多く見受けられます。
核家族化が進み、SNSが広まったこともあり、人と人との関係性が以前より薄くなる。その中で、人から嫌われないように言いたいことも言えず、打ち明けることもできず、気を使って生きている人が多いように思います。

でも、よく言われるのは、「自分が好きな人は相手も自分のことが好き」ということ。
相性の話だと思いますが、自分自身が「私は今日会う面接官が好き!」と言い聞かせて面接を受けたら、笑顔で挨拶ができる可能性も高いですよね。自己暗示も馬鹿にできないと思いますので、ぜひお試しください。

面接は初めて会う人に自分の思いを聞いてもらえるいい機会だと思って、ぜひ後悔のないように準備をしてください。

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