面接での挨拶は合否に関わる?正しい作法を身につけて印象アップを狙おう!

このページのまとめ

  • 面接での挨拶は、第一印象を決定づける重要な要素
  • 面接では、笑顔ではっきりと挨拶することが重要
  • 面接当日に、社内で面接官以外の社員に会った場合も必ず挨拶をする

面接での挨拶は合否に関わる?正しい作法を身につけて印象アップを狙おう!のイメージ
「就活面接を目前に控えているけど、当日の正しい挨拶の仕方が分からない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。面接では、挨拶の仕方によって、相手に与える印象が大きく変わります。このコラムでは、就活面接における正しい挨拶の仕方や、当日のマナーについて詳しくご紹介。正しい挨拶のマナーを身につけ、面接官に良い印象を与えましょう。

 

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面接の挨拶は第一印象を決める大事な要素

面接における挨拶は、第一印象を左右する重要な要素。挨拶は、人と人とが出会ったとき、最初にかわす言葉です。挨拶の仕方によって、相手に与える印象は良くも悪くも大きく変わるといえます。就活面接では、いかに印象を良くできるかを意識して、挨拶することが重要です。

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面接当日の挨拶とマナー

この項目では、面接当日の挨拶の仕方や基本的なマナーについてご紹介します。

受付のマナー

受付票はすぐ出せるように準備しておく

受付票や提出書類は、手に持って、すぐに渡せるようにしておくのがおすすめです。すぐに書類を渡せないと、受付の人の作業を止めてしまうことになります。受付をスムーズに済ませるためにも、提出するものは事前にカバンから出して準備しておきましょう。また、受付票や提出書類を渡すときはクリアファイルから出すのがマナーとされています。

受付は面接の5分前までに済ませる

面接の受付は、予定時間の5分前までには済ませましょう。落ち着いて面接を受けるためには、時間に余裕を持って行動することが大切。ただし、早く着き過ぎてしまうと、通常の業務をしている社員の方に迷惑がかかることもあるため注意が必要です。到着が早過ぎた場合は、近くのカフェに入るなどして時間を調節しましょう。

氏名と要件を簡潔に伝える

受付では、氏名と大学名、面接に来た旨を簡潔に伝えます。挨拶の仕方は以下の例文を参考にしてください。

「おはようございます。本日◯時より面接のお約束をしております、〇〇大学の〇〇と申します。」

ポイントは、姿勢を正し、相手の目を見ながら、はっきりと挨拶をすることです。受付から面接は始まっているという意識で、気を引き締めて挨拶しましょう。

待機中は静かに

待機中は、姿勢を正し、静かに待ちましょう。スマートフォンは、電源を切るかマナーモードに設定し、触れないようにするのが無難です。近くに面接官がいなくても、受付の方から待機中の様子を伝えられてしまう可能性もあります。面接で話すことを頭の中で整理するなどして、呼ばれるまで落ち着いて待機しましょう。

入室のマナー

ドアのノックは3回

ドアは、ゆっくりと3回ノックしましょう。ノックは、2回が空室確認、3回が入室確認を意味します。就活面接では、部屋が空いているかの確認に加え、入室の確認が必要です。面接官に聞こえる程度の大きさで、3回丁寧にノックしてください。「どうぞ」という声が聞こえたらドアを静かに開けましょう。

「失礼いたします」と言って入室

部屋に入るときは、ドアを開けたままの状態で「失礼いたします」と言い、一礼します。入室したら、ドアの方に向き直って、静かに戸を閉めましょう。後ろ手でドアを閉めるのは失礼とされているため注意が必要です。ドアがない部屋の場合は、入り口で「失礼いたします」と言って一礼し、入室します。

椅子の横に立って挨拶

入室したら、椅子の横に立ち、一礼します。「自己紹介をお願いします」と言われたら、「〇〇大学の〇〇と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と挨拶しましょう。挨拶したあとも一礼するのを忘れないようにしてください。

許可が出たら着席

「おかけください」と言われたら、「失礼いたします」と言って着席。椅子の座面の半分くらいの位置に、姿勢を正して座ります。カバンは椅子の横に置いてください。男性は、膝をこぶし2つ分ほど開き、手は軽く握りましょう。女性は脚を閉じ、両手を重ねて膝の上に置きます。面接が進むにつれて、姿勢が崩れないように注意しましょう。

退室のマナー

座ったままお礼

面接が終了したら、座ったままお礼をし、一礼します。姿勢を正してお礼をするのがポイントです。

椅子の横に立ってお礼

椅子の横に立ったら、もう一度丁寧にお礼をし、一礼します。「本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました」と丁寧にお礼をしましょう。

「失礼いたします」と言って退室

ドアの方まで歩いたら、面接官の方に向き直り、「失礼いたします」と言います。その後、一礼してから退室しましょう。

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面接の挨拶で印象を良くする3つのポイント

この項目では、面接の挨拶で印象を良くするための3つのポイントについてご紹介します。

1.はっきりと発音する

印象の良い挨拶をするためには、はっきりとした発音が重要といえます。声が小さく、ボソボソしていると、やる気がない印象を与えてしまう可能性も。最初にマイナスな印象を持たれてしまうと、その後の面接にも影響を及ぼすといえます。挨拶は、ハキハキと、元気にすることがポイントです。

2.背筋を伸ばす

挨拶するときは、背筋をしっかりと伸ばしましょう。背筋を伸ばすことで、相手にきちんとした印象を与えられます。ハキハキとした挨拶に、背筋がしっかりと伸びた姿勢を合わせることで、さらなる印象アップにつながるでしょう。

3.自然な笑顔を心掛ける

印象の良い挨拶には、笑顔も欠かせません。笑顔は、一瞬で「感じの良さ」を相手にアピールできます。「第一印象は笑顔で決まる」といわれていることからも、相手に良い印象を与えるうえで、笑顔は欠かせない要素だといえるでしょう。ただし、不自然な笑顔だと、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。面接当日に自然な笑顔で挨拶できるよう、普段から表情を意識して過ごしましょう。

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社内で社員の方に会ったときの挨拶とマナー

社内で採用担当者以外の社員に会ったときは、「こんにちは」と言って、軽く会釈しましょう。はっきりとした発音で、自然に微笑みながら挨拶をするのがポイント。「お疲れ様です」や「ご苦労様です」と言うのは失礼とされているので、注意が必要です。また、採否に関わらないからといって、挨拶をせずにそのまま通り過ぎたり、気付かないふりをしたりするのはやめましょう。

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