面接は挨拶が重要!受付・退出・Web面接時の例文とポイントを解説

このページのまとめ

  • 挨拶を「できて当たり前のマナー」と捉える人は多い
  • 面接の序盤で明るく挨拶することで、ポジティブな第一印象を与えられる
  • 面接の最初に行う挨拶では、少し大きい声を意識してはっきりと喋ろう

面接は挨拶が重要!受付・退出・Web面接時の例文とポイントを解説のイメージ

就活の面接における挨拶は、第一印象を左右する重要なポイントです。挨拶をすべての基本と考える社会人も多いため、明るくしっかりとした声で行いましょう。

この記事では、面接で好印象を与える挨拶のポイントや、受付から退出までのマナーなどを例文付きで解説します。ぜひ面接練習に活用して、自信を持って本番に臨みましょう。

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目 次

面接は挨拶も評価対象になる

面接では、第一印象が選考を左右することも多々あります。挨拶は年齢や経歴を問わず、基本的なマナー。ただ会釈を丁寧にしたり、挨拶を交わしたりするだけでは、機械的な印象を持たれてしまう可能性があります。姿勢を正し、明るくハキハキと笑顔を絶やさないことを基本とした挨拶をしましょう。

挨拶が重視される理由

前述したように、挨拶は就活に限らず生活において当たり前のマナーとされています。また、自分から進んで挨拶ができる人に対しては「分け隔てなく相手と関われる」、明るくハキハキとあいさつができる人に対しては「主体性がある」など、前向きな印象を抱くでしょう。

面接の場においては、緊張している中でもしっかりと挨拶ができれば「マナーが身に付いている」「意欲を感じる」といったポジティブなイメージを強める効果にも期待できます。

新卒に対して意欲やマナーを重視する企業は多い

厚生労働省が実施した「令和5年若年者雇用実態調査」によると、若年正社員の採用選考にあたり重視した点として「マナー・社会常識」を挙げた企業は58.6%でした。

学歴・経歴 22.4%
職業意識・労働意欲・チャレンジ精神 79.3%
柔軟な発想 29.3%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応力 53.2%
業務に役立つ専門知識や技能 30.4%
業務に役立つ職業経験・訓練経験 14.7%
コミュニケーション能力 74.8%
従順さ・会社への忠誠心 20.1%
体力・ストレス耐性 36.2%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 2 若年労働者の採用状況(2)若年正社員の採用選考にあたり重視した点

挨拶はマナーであるとともに、意欲やコミュニケーション能力のアピールにもなり得ます。総じて企業が若年層に求める要素に一致するため、面接において挨拶が重要だといえるでしょう。

就活はやることが多いため、面接までの流れを把握しておくことも大切です。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事で全体のスケジュールもチェックしておきましょう。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

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【フェーズ別】面接における挨拶の例文

ここでは、面接のフェーズごとに挨拶のポイントとフレーズをまとめました。面接全体の流れの確認にもなるため、事前にチェックしておきましょう。

受付

受付には面接時間の10分ほど前に向かいます。

受付に着いたら、自分の大学名と氏名を名乗り、用件をわかりやすく伝えましょう。受付での振る舞いも選考の一環であると考え、節度のある行動を心がけることが大切です。

「おはようございます(こんにちは)。本日△時より面接をお願いしています、△△大学の氏名です。」

受付がない場合は、近くにいる社員に声を掛けて取り次ぎをお願いします。声を掛ける時は「お仕事中に恐れ入ります」と、業務を中断してもらうことへの配慮を忘れないようにしましょう。

入室

入室の際は3回ノックをし、「どうぞお入りください」と返事が来たら入室します。

面接官に背を向けないよう斜めに立った状態で静かにドアを閉め、「失礼します」と一礼し、椅子の左側に立ちましょう。

受付時と同じように大学名と氏名を名乗ってお辞儀をし、「本日はよろしくお願いいたします」と大きな声で挨拶をしてから再び一礼しましょう。

「△△大学の氏名です。本日はお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

面接官から「おかけください」と促されたら椅子に座ります。

このように、面接ではマナーが重要。「就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事では、面接以外にも就活で守るべきマナーをまとめているので、確認にご活用ください。

退室

面接官が「面接終了です」と言ったら、「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と、椅子に座ったままお礼を伝え、お辞儀をします。

お辞儀の後に立ち上がり、椅子の横であいさつをして再度一礼しましょう。

「本日はお忙しいなかお時間いただき、ありがとうございました。」

荷物を持ち、ドアの手前まで移動したら、面接官のほうに向き直し「失礼します」と伝え、更に一礼します。退室する時は、大きな音が出ないようドアを静かに閉めましょう。

退室後は、すぐにスマートフォンの電源を入れたり飲食したりせず、まっすぐ建物の出口を目指します。会社を出るまで油断せず、マナーを意識した行動を心がけましょう。

また、出口やエレベーターホールまで採用担当者や案内担当者の誘導がある場合は案内に従って、背筋を伸ばしてついていきます。別れるときにも「こちらで失礼いたします」と一礼。エレベーターまで見送られたときは、ドアが閉まるまで頭を下げておくと丁寧です。

就活面接の流れについて「新卒の面接マナーを紹介!身だしなみ・話し方やWeb面接のマナーを解説」も参考にしてください。

社員とすれ違ったときの挨拶は「こんにちは」

面接会場内や廊下、エレベーターの中で社員の方、もしくは社員とみられる方とすれ違った時は、「お疲れ様です」ではなく「こんにちは」と会釈するのがするのが正解です。挨拶をせず無視をしたり、気付いているのに気付かないふりをしたりすることは避けましょう。

就活ではビジネスシーンを意識した言葉遣いが基本となります。不安な方は「あなたの話し方は大丈夫?就活に必要な言葉遣いとは」の記事がおすすめです。

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面接で好印象を与える挨拶のポイント

面接での挨拶は、マナーであると同時にコミュニケーション能力を証明するものと捉えることが重要です。特に新卒の面接では、完璧な受け答えよりも「社会人としての基本が身についているか」が見られています。

明るくはきはきとした挨拶ができるだけでも、「一緒に働きやすそう」「コミュニケーションが取りやすそう」といったポジティブな印象につながります。ここでは、面接で好印象を与える挨拶のポイントを3つに分けて解説します。

明るくはっきりした発声を意識する

人は緊張すると声が小さく、また早口になってしまいやすいため、就活の面接ではいつもよりワントーン高めの声を意識し、お腹から声を出すようにしましょう。

声が小さすぎると、自信がない印象や消極的な印象を与えてしまう可能性があります。また、聞き返されてしまうと、面接の流れが止まってしまうかもしれません。ビジネスの場において、相手に聞き返させてしまうほど声が小さいのは、配慮不足と見なされます。

ハキハキとした声で「本日はよろしくお願いいたします」と挨拶することで、前向きで明るい印象を与えることができます。また、自分自身の緊張をほぐす効果もあります。

面接で好印象を与える話し方については「面接での話し方は?好印象を与えるコツや自信につながる練習方法を解説」の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

相手の目を見る

面接で目を合わせずに下を向いて話すと、緊張しているだけでなく、コミュニケーションが苦手な印象を与えてしまう場合があります。特に最初の挨拶で下を向いてしまうのは、失礼な印象にもなりかねません。

とはいえ、ずっと見つめ続けるのは不自然な印象や威圧感を与えるため、挨拶やアピールを強めたいときは特に意識して目線を合わせましょう。面接官の眉間のあたりを見るようにすると威圧感を防いで、自然に視線を合わせることができます。

また、複数の面接官がいる場合は、一人だけを見るのではなく、順番に視線を配るようにすると、全員に丁寧な印象を与えることができるでしょう。

姿勢を正してお辞儀も丁寧にする

挨拶の印象を大きく左右するのが姿勢です。背中が丸まっていたり、体が傾いていたりすると、自信がない印象やだらしない印象を与えてしまう可能性があります。面接では、以下の順番で、それぞれ丁寧に動作することを意識しましょう。

1.「よろしくお願いいたします」と言葉を述べる
2.腰から深く曲げて、お辞儀をする
3.ゆっくりと身体を起こす

なお、お辞儀をするときの手は横にまっすぐ置いて動きに合わせて自然に動かすか、体の前で左手を上に重ねます。

挨拶は、練習で100点が取れる唯一のポイントです。無意識でもできるくらいを目指し、鏡の前で自分の姿勢や視線の動かし方をチェックしてみましょう。「面接準備を完璧にしよう!必要な対策とマナーや持ち物などを紹介」も参考にしてください。

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Web面接での挨拶マナー

近年はオンラインで面接をおこなう企業も増えており、Web面接ならではの注意点もあります。対面での面接以上に挨拶やコミュニケーションを意識し、好印象を与えるようにしましょう。

接続時の挨拶

面接の時間になったらカメラと音声をオンにし、明るく挨拶をします。自分から「△△大学の△△です。本日はよろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶しましょう。

音声確認

Web面接では、最初に音声確認がおこなわれることが多くあります。面接官から確認された場合には、「はい、問題なく聞こえております」あるいは「恐れ入りますが、音声が届いておりません。私の声は正常に届いておりますでしょうか?」など、ハッキリと返答しましょう。

面接終了時の挨拶

面接終了時も、対面と同じように感謝の言葉を伝えます。「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と述べ、深々とお辞儀をした後、一拍置いてから退出ボタンを押すと、丁寧な印象で面接を終えることができます。

なお、面接官は次の面接に備えて退室しないケースもあるため、相手の退室を待つ必要はありません。

Web面接で必要な準備については「Web面接の準備は何が必要?事前に確認すべき7つのポイント」の記事で解説しているのでご参照ください。

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就活の面接で挨拶から好印象を残せる自分になりたいあなたへ

面接の挨拶は大事だと分かっていても、「受付から退室まで失礼なくできるだろうか」「緊張して声が小さくならないか」と不安に感じる就活生も多いでしょう。面接では受け答えだけでなく、最初の挨拶や立ち居振る舞いも見られているため、事前にしっかり練習しておくことが大切です。

より実践的な面接対策をしたい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントを活用するのも有効。面接官役との受け答えを練習できるだけでなく、回答内容や話し方、表情、姿勢などについて客観的な助言を受けられることがあります。身近な人との練習では気付きにくい改善点を把握しやすくなるでしょう。

キャリアチケット就職エージェントでは、面接での受け答えだけでなく、話し方や表情、姿勢なども含めて確認しながら対策を進められます。自分では気づきにくい癖や改善点を把握しやすくなるため、挨拶から面接全体の印象まで見直したい方に向いています。

面接は、少し準備するだけでも安心感が大きく変わるものです。一人で不安を抱え込まず、客観的なアドバイスを受けながら練習を重ねることで、自信を持って本番に臨みやすくなるでしょう。面接の第一印象で損をしたくない方は、キャリアチケット就職エージェントを活用して対策を進めてみてください。

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面接の挨拶に関するよくある疑問

最後に、面接の挨拶についてよくある疑問を紹介します。

面接で緊張してうまく挨拶する自信がない。どうしたらいい?

就活の面接では、予想以上に緊張してしまったり、想定していない質問を受けたりすることも少なくありません。挨拶も含めて落ち着いて対応するためには、本番同様の流れで練習できる「模擬面接」がおすすめです。

家族や友人、身近な先輩などに協力してもらい、実際の面接を想定した形で練習してみましょう。第三者に面接官役を務めてもらうことで、自分では気付きにくい話し方の癖や、回答内容の分かりにくい部分などを客観的に指摘してもらえます。

就活の面接対策はどうやる?新卒におすすめの方法や頻出質問と回答例を紹介」の記事でも、面接対策についてまとめているので参考にしてください。

面接官が複数人いる場合は、誰に挨拶するべき?

複数の面接官がいる場合は、挨拶自体は全体に対して1回で問題ありませんが、全員に向かって挨拶をする意識が大切です。一人だけを見るのではなく、全体に軽く視線を配るようにすると丁寧な印象になるでしょう。

挨拶はどれくらいの声の大きさがベスト?

大きすぎても小さすぎても不適切なので、「普段の声の1.5倍」を意識するのがおすすめです。

面接が行われる部屋は広めなことが多く、面接官と就活生の距離が遠いことも。また、はっきりと聞き取れる声で挨拶をすることで、プラスの好印象に期待できます。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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