このページのまとめ
- 面接で好印象を与えるには、最低限のマナーを守ることが大切
- 入室前に行うノックの回数は3回がベター
- 入退室時、挨拶と一礼を行うタイミングに注意しよう
面接も面談も最低限のマナーを守って臨むのが理想的。
そのためには、社会人として守るべきマナーについて把握しておきたいものです。
本ページでは、面接時に好印象を抱いてもらえるマナーのポイントについてご紹介していきましょう。
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面接時に気をつけること
面接担当者に好印象を持ってもらうためには、社会人として最低限のマナーを守ることが大切だといえます。
では、面接の場でよく見られがちな一面について挙げてみましょう。
・態度
・仕草
・話し方(速さ、声のトーン、身振りなど)
・表情
・挨拶の仕方
・身だしなみ(髪型、服装、持ち物など)
・目線
・着席中の姿勢
・入退室の仕方
など
上記以外にも、職種によっては清潔さや香り(香水や柔軟剤の使用程度)、言葉遣いなどをチェックされている場合もあります。
さらに、面接は入室時からスタートするのではなく、受付時や待ち時間から始まっていることもあるため、会社に到着した時点で気を引き締めて臨むことが大切です。
面接中の振る舞いとして気をつけておくべき点がいつくかあります。たとえば、緊張のあまり目が泳いでしまったり、表情がこわばって暗くなってしまったり、顔を上げずに下ばかり向いてしまったり…。良い印象を与えない行動は避けたいものです。
また、言葉遣いでは、「バイト」や「部活」といった学生言葉を使わずに、「アルバイト」「部活動」と正式名称を使用するのが望ましいでしょう。
さまざまな注意点がありますが、一番大切なのは「相手に失礼にならない行動を心がけること」。その意識を高く保つことで、最低限のマナーに気を配ることができるでしょう。
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入退室のマナーについて
それでは、入室時と退室時のマナーを詳しくみていきましょう。
入室時のマナー
入室する直前は緊張して、ノックの回数や応答の仕方、座るタイミングなどを間違えてしまう人も多いはず。
いざ本番を迎えたときに落ち着いて対応できる術を身につけておくことが大切です。
入室時に知っておきたいマナーを以下に挙げていきましょう。
ノックは3回が理想的
部屋に入る前に扉をノックするのは3回が理想的だといわれています。
国際標準マナーとして正式に定められているノックの回数は、2回はトイレの空室確認、3回は親しい相手、4回以上は礼儀が必要なとき、というもの。
正式な標準マナーからすると、面接では4回が正しいことになりますが、日本では3回が理想的だといわれています。また、ビジネスの場においては、ノック回数を省略して3回とすることもOKとされているようです。
ビジネスの場でもある面接では、ノックを3回行うとよいでしょう。
入室時の掛け声は?
ノック後、中から「どうぞ」といったお声がかかったら扉を開けて入室しましょう。入るときには、「失礼いたします」と一言添えることを忘れずに。
開けた扉は後ろ手にならないように静かに閉めます。
扉のタイプにもよりますが、ドアノブが向かって右手にある場合は左手で開け、向かって左手にある場合は右手で開けるのが良いとされています。閉めるときは開けた方とは反対の手を使うのが一般的です。
扉の開閉時は、持っている鞄は都度持ち替えて対応しましょう。
名乗るタイミング
入室後は席の近くまで進み、背筋を伸ばしてハキハキと、大学名、学部名、氏名を名乗りましょう。
最後に「よろしくお願いいたします」と一言添えてから45°のお辞儀を行います。着席は、担当者に促されてから座るのが基本のマナーです。
座ったら、持っていた鞄は椅子の横に置き(自立タイプの鞄がベター)、女性の場合は指先を揃えて両手を合わせ、男性の場合は軽く握り拳を作り膝の上に添えます。
テーブルがある場合も同様です。日本ではテーブルの上に手を出すのはあまりよい印象ではないため、背筋を伸ばして手は膝元に置くようにするとよいでしょう。
退室時のマナー
退室するときのマナーについてお話しましょう。
離席するタイミング
担当者から、「以上で終わります」といった内容の完了指示が告げられます。離席する前に、座ったまま一礼を行い、「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました」といったお礼の言葉を述べましょう。
離席するときは、静かに椅子の横に立ち上がります。
その後、「ありがとうございました」と再度挨拶をしてから深くお辞儀をしましょう。このとき、挨拶と一礼を同時に行わないのが面接マナーのポイントです。
挨拶後は鞄やコートなどの荷物を持ち、出口へと進みます。
扉の前に来たら振り返り、「失礼します」と一言添えて一礼を。
ドアの閉め方
ドアを閉めるときは静かに行うのがマナーの基本。
また、閉めるときは後ろ手にならないように注意しましょう。
退室する際に、担当者に完全に背中を向けないように気をつけるのも重要なポイント。不自然にならないような動作でスマートに退室するのが理想的です。
退室後にホッと緊張がとけて姿勢が崩れたり、態度が横柄になったりすることがあります。しかし、会社のビルを出るまでが面接です。建物から去る瞬間まで気を抜かないように気をつけましょう。
面接は乗り越えなければいけない大きな壁ですが、必要なマナーを身につけておくことで、就職後も礼儀をわきまえた行動をとることができるでしょう。
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