就活面接の自己PRはこれでばっちり!差をつけるコツとは

このページのまとめ

  • 面接官が自己PRを求めるのは、入社意欲や企業への貢献度などを確かめるため
  • 自己PRの流れは結論→根拠→抱負
  • 時間ごとに数パターン用意する、自己紹介と区別するといったことに注意しよう
  • うれしかったことや短所を聞かれた際も自己アピールにつなげよう

就活面接で求められることの多い自己PR。アピールのチャンスであることは分かっていても、「どうやって自分の強みを伝えたら良いんだろう…」と不安を感じている就活生もいるでしょう。
ここでは、面接官が自己PRを求める理由や適切な伝え方をご紹介。面接で自信を持って自己PRできるよう、当コラムでポイントを押さえましょう。

 

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面接官が自己PRを求める意図

面接官は、下記のような理由から自己PRの機会を設けています。

入社意欲が高いか確かめるため

志望企業・職種にマッチした長所を述べれば、「自社のことをしっかり調べている」「熱意が伝わった」と好印象を与えられるでしょう。反対に経験・スキル自体が素晴らしいものであっても、応募先企業に活かせない内容だと「情報収集が不十分」「志望度が低いのでは?」と思われてしまうかもしれません。
事前に企業研究をしっかり行い、応募する会社にとってメリットのある強みを述べましょう。

企業への貢献度をはかるため

面接官は、応募者の自己PRを聞くことで入社後に活躍する人材であるかを見極めています。そのため自己PRでは、自分の強みだけではなく「仕事にどう役立つか」を述べることが大切です。

コミュニケーション能力が高いか確かめるため

自分の強みについて長々と述べたりボソボソと話したりすると、「何が言いたいのか分からない」「同僚や取引先とうまくやっていけるか心配」と不安要素を与えてしまいます。自己PRでは、アピール内容だけでなく話し方・姿勢もチェックされているということを覚えておきましょう。

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自己PRの流れ

自己PRは結論→根拠→抱負という流れで行います。

結論

「私の強みは○○です」「私の長所は○○です」のように結論から述べます。
なお、「たくさん長所を言った方が好印象を与えられそう」と思う方がいるかもしれませんが、自己PRで述べる強みは1つに絞るのが基本。いくつも述べてしまうと、かえって印象に残りづらくなったり「何をアピールしたいのかよく分からない」と思われたりする恐れがあります。
複数の長所が思い浮かんだときは、応募先企業・職種により活かせそうなものを選びましょう。

根拠(具体的なエピソード)

具体的なエピソードを述べることで、自分の強みに説得力を持たせられます。自分が取り組んだこと→活動する中で生じた課題→課題の解決方法→成果という流れで話すとよいでしょう。
話の内容がイメージしやすくなるよう、具体的に述べることを心がけてください。

抱負

エピソードを話したら、「私の強みである○○は、御社の□□の業務に活かしたいと考えています」と抱負を述べます。
前の項目でもお伝えしましたが、入社後に活躍する姿をイメージしてもらえるよう、「どんな長所があるか」だけではなく「強みを活かしてどのように企業に貢献できるか」を話すことが大切です。

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自己PRはこんな点に気をつけよう

ここでは、自己PRの注意点を3つご紹介します。

時間ごとに数パターン用意する

企業によっては、「1分で自己PRしてください」「30秒で自己PRをお願いします」と制限時間を設ける場合があります。時間を指定されて焦ることがないよう、30秒、1分、2分、3分と数パターンの自己PRを考えておきましょう。
「自己PRをしてください」のように特に制限時間を言われなかったときは、1分を目安に話します。1分で伝える内容は文字数にすると250~300字程度なので、自己PRを考える際の参考にしてください。
なお、自己PRの内容は丸暗記せず、要点を頭に入れるのがおすすめ。文章で覚えてしまうと、一語飛ばしただけでも頭が真っ白になったり、棒読みになったりする恐れがあるからです。

事前に練習する

志望企業にマッチした強みを述べたとしても、表情が暗かったり姿勢が悪かったりすると好印象につながりづらいでしょう。
アピールの機会を最大限に活かすためには、事前に何度も練習することが大切です。録画して話すスピードや声のトーンなどをチェックする、友人や家族などに面接官役になってもらうといった方法で対策しましょう。繰り返し練習することで、自信を持って話せるようになると考えられます。

「自己紹介」と区別する

企業によっては、面接の序盤に「簡単に自己紹介をお願いします」と言われることがあります。
自己紹介で伝えるのは、自分の名前や大学名、学生時代に頑張ったことなど。「自己紹介をお願いします」と言われた際に自己PRの内容を話すと、「質問の意図を把握できていない」と悪印象を与える恐れがあります。
自己PRでは自分の強みについて話しますが、自己紹介ではあくまで自分の基本情報を伝えるようにしてください。
そのほか、「大学名とお名前をお願いします」と言われた際は、指定された内容だけを述べるようにしましょう。

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こんな質問も自己PRのチャンス!

うれしかったことや自分の短所を聞かれた際も、アピールのチャンスと捉えて回答しましょう。

これまでに一番うれしかったことはなんですか

結論(うれしかったこと)→エピソード→抱負という流れで話します。
就活の面接であることを念頭に置き、体験内容や「うれしかった」という感想だけではなく、努力したことや成果、うれしかった理由を述べることが大切です。

短所を教えてください

自分の短所を述べたら、「改善のために○○を心がけています」と具体策を伝えます。
面接官が知りたいのは、短所そのものよりも「どのように課題と向き合っているか」ということ。課題解決のために努力している姿勢を示せば、「成長意欲がある」と判断してもらえるでしょう。
「自分の欠点を伝えるのは気が引ける…」と思う方は多いかもしれませんが、「特にありません」と回答すると「自分を客観視できていない」と思われる可能性があるので注意。
なお、「よく寝坊してしまう」「遅刻癖がある」といった仕事に支障をきたす内容は伝えないようにしてください。


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