自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説

このページのまとめ

  • 自己PRの書き方を知るだけで、採用担当者に好印象を与えられるようになる
  • 自己PRの基本的な書き方は、「強み」「エピソード」「仕事への活かし方」
  • 自己PRの書き方を学ぶには、就活セミナーや就活エージェントの利用がおすすめ

自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説のイメージ

「自己PRの書き方が分からない」「選考突破に向けてアピールのコツを知りたい」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。自己PRは書類選考でも面接でも繰り返し聞かれるため、しっかりと準備しておくことが大切です。

この記事では、自己PRの基本的な書き方や完成度を高めるコツを解説しています。自己PRの例文もあわせて紹介するので、参考にしながら作成してみてください。

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目 次

自己PRの書き方は?就活で効果的な3つのステップ

自己PRは、「強み」「エピソード」「仕事への活かし方」の流れで書くと効果的です。以下で、3つのステップについてそれぞれ解説します。

1.最初にアピールする強みを述べる

自己PRを書くときは、冒頭で「私の強みは△△です」と明確に述べましょう。書き出しは、採用担当者に最も伝えたいことをアピールすべき重要なポイントです。

アピールする強みは、企業が求める人材とマッチしているものにしましょう。素晴らしい強みをアピールしても、企業のニーズに合っていなければ十分な評価は得られません。「どのように仕事で活躍できるか」といった観点から、アピールする強みを選んでください。

2.強みを発揮した具体的なエピソードを説明する

冒頭で強みを述べた後は、具体的なエピソードで裏づけします。下記のような経験から、強みを発揮したエピソードを深掘りして説明してください。

・部活動
・サークル活動
・ゼミ
・アルバイト経験
・留学
・インターンシップ
・ボランティア活動 

たとえば、「サッカー部でキャプテンを務め、リーダーシップを発揮しました」のように、具体的に書くと強みを発揮している場面をイメージしやすいでしょう。

また、エピソードでは、強みを発揮してどのような成果を得られたかも伝えてください。「△位の成績をおさめました」「△%の売上アップに貢献しました」のように、数値を盛り込んで実績を伝えられるとより効果的です。

エピソードに具体性があるほど、自己PRに説得力が増し、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

3.入社後に強みをどのように活かせるか伝える

自己PRの最後には、アピールする強みを仕事にどう活かせるかを伝えます。採用担当者に、入社後の働く姿をイメージしてもらうのがポイントです。

たとえば、「コミュニケーションスキルを活かして、営業職で実績を出せるよう努力します」「強みである継続力を武器に、コツコツと製品の研究と開発を行います」など、強みと仕事を関連づけられると、高評価につながります。

就活の自己PRでアピールする強みは、仕事で活かせるかどうかまで考えて選びましょう。

自己PRの書き方については、「大学生必見!自己PRの書き方を経験別の例文と合わせて解説」も参考にしてください。

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自己PRとは?書き方とともに就活での役割を確認

就活において、自己PRは自分の強みや能力をアピールする重要な質問項目です。具体的な経験やエピソードを交えながら、自分らしさや魅力を採用担当者に伝える必要があります。

自己PRを書くときは、「応募先の企業がどのような人材を求めているか」を意識することが大切です。企業が求める人材にマッチしている点を効果的にアピールできれば、選考を通過できる可能性が高まるからです。

「どのような職種や仕事で活躍できるか」「企業が求める強みや能力が備わっているか」といった観点から、アピールする強みを選びましょう。

なお、自己PRを書くときは、就活でよく聞かれるほかの質問との違いをきちんと理解する必要があります。それぞれの質問における企業側の意図に沿って、回答を差別化しましょう。

自己PRと自己紹介の違い

就活の面接は、まず「自己紹介」から始まるケースがほとんどです。自己紹介では、下記の基本的な情報を面接官に伝えます。

・名前
・所属大学
・学部 

自己PRと違って、自己紹介では強みや能力のアピールが不要です。自己紹介には、本人確認をする目的や応募者の緊張をほぐす意味合いがあります。コミュニケーションのきっかけとして、初対面の面接官に、自分が何者か簡潔に伝えましょう。

自己PRと自己紹介の違いについては、「自己PRってなに?答え方のコツや注意点を例文付きで解説」も参考にしてください。

自己PRと長所の違い

就活において、自己PRと似た質問で「長所」を聞かれるケースも少なくありません。長所は、応募者がもともと持っている素質や性格を指します。

自己PRと長所の違いは、下記のように区別できるでしょう。

・自己PR=仕事に活かせる強み
・長所=性格や人柄でアピールできる部分

また、自己PRで伝える「強み」と「長所」は、別のものを用意するのがポイント。自己PRと長所の回答が同じ場合、採用担当者に「回答の準備ができていない」と思われてしまうかもしれません。質問の意図を理解したうえで、それぞれの回答を用意しましょう。

自己PRと長所の違いについては、「【例文あり】自己PRと長所の違いは?アピール方法を理解して魅力的に伝えよう」も参考にしてください。

自己PRとガクチカの違い

就活において、自己PRとよく似た質問に「ガクチカ」があります。ガクチカの回答では、学生時代に力を入れた活動や経験から、物事に取り組む姿勢や困難を乗り越える力をアピールするのがポイントです。

自己PRとガクチカのエピソードは被っても問題ありません。ただし、企業の質問意図はそれぞれで異なります。同じ経験をエピソードとして書く場合、自己PRは「発揮した強み」、ガクチカは「困難を乗り越えた過程」に焦点を当てて差別化しましょう。

自己PRとガクチカを書き分けるコツについては、「これでもう悩まない! 自己PRとガクチカの書き分け方」を参考にしてください。

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自己PRの完成度を高める書き方のコツ8選

就活の自己PRは、内容だけでなく、自分のアピールポイントがしっかりと伝わる書き方ができているかも重要です。ここでは、自己PRの完成度を高める書き方のコツを8つ解説します。

1.企業が求める人物像に合わせる

自己PRを書くときは、応募先企業のニーズを意識して強みをアピールすることが大切です。自己分析をもとに自分の強みが明確になっていても、企業が求める人物像に合っていなければ効果的なアピールはできません。

高評価につながる自己PRを書くためには、自己分析だけでなく、業界・企業研究にも力を入れる必要があります。応募先の企業がどのような人材を求めているか把握しておけば、評価につながる強みを自己PRに使えるでしょう。

企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」をご覧ください。

2.自己PRに書く強みは一つに絞る

自己PRを書くときは、アピールする強みを一つに絞るのが基本です。一度に複数の強みを並べても、何を伝えたいかがぼやけてしまって印象に残りにくくなります。

特に、応募書類の限られたスペースや、面接での短い時間で自分をアピールするときは、一つの強みに焦点を当てて簡潔に伝えることが大切です。そうすることで、より相手の印象に残りやすく、魅力的な自己PRになるでしょう。

3.周りの就活生と差別化する

自己PRの完成度を高めるコツとして、周りとの差別化が挙げられます。企業が求める人物像にマッチした強みをアピールする際も、ほかの就活生とかぶりそうな強みであれば工夫が必要です。

具体的なエピソードとして、ほかの人にはない特別なスキルや経験をアピールしたり、キャッチコピーを作ったりするのもよいでしょう。面接官の印象に残るためには、ほかの就活生と差別化して強みをアピールするのがおすすめです。

4.長期にわたって発揮した強みをアピールする

自己PRに書くエピソードは、一時的な出来事よりも長期にわたる経験を選びましょう。なぜなら、長期にわたって発揮できた強みのほうが、入社後も安定してその強みを発揮できると評価してもらえるからです。

たとえば、アルバイト経験の場合、短期や単発の仕事よりも、半年以上の年単位で継続して働いた経験をエピソードとして伝えるほうがよいでしょう。自己PRでは、再現性をアピールするためにも、長期にわたって発揮してきた強みを書いてください。

5.苦労話を盛り込む

自己PRでは、実績のアピールも大切ですが、苦労話を盛り込むのも効果的です。成功談や分かりやすい実績よりも、試行錯誤を重ねながら発揮してきた強みのほうが、人柄や能力が伝わります。

何を成果とするかは人によってさまざまです。自己PRでは成功談だけを述べるのではなく、成果を得るための苦労話も盛り込むほうが、どのような強みや能力をどう活かせるかイメージしやすくなります。

6.数字や固有名詞を用いて具体性をもたせる

自分の強みを発揮して得られた成果や実績には、数字や固有名詞を使って具体性をもたせましょう。なぜなら、自己PRに具体性を加えることで、説得力がさらに増すためです。

たとえば、「全国大会でよい結果を残しました」と書くよりも、「全国大会で2位でした」のほうが具体的で採用担当者の印象に残ります。

数字や固有名詞で表せない場合は、「先輩からも行動力があると評価されています」のように周囲の評価を実績として伝えるのもおすすめです。周囲からの信頼が伝われば、採用担当者は応募者が入社後に活躍する姿を想像しやすくなります。

7.記入欄の8割以上を目安に書く

履歴書やエントリーシートなど、応募書類に自己PRを書く場合は、記入欄の8割以上を目安に記載してください。空白が多いと、採用担当者に「やる気がない」「入社意欲が低い」といった印象を与えかねません。

一方で、文字を小さくしたり記入欄にびっしりと詰め込んだりするのはやめましょう。文字が小さくなり過ぎて読みにくいと、最後まで読んでもらえない可能性が高まります。採用担当者にとって読みやすい応募書類になるよう、意識して書いてください。

8.誤字脱字をしない

自己PRを書くときは、誤字脱字にも注意が必要です。自己PRに誤字脱字があると、採用担当者に「ビジネスマナーが守れないのでは」と不信感を持たれてしまいます。

特に、事務や経理などの正確性が求められる職種に応募する際は、注意しましょう。自己PRを書き終えたら、最後にひと通り見直したうえで、第三者にもチェックしてもらうと安心です。

自己PRの構成や書き方のコツについては、「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」も参考にしてください。

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自己PRの書き方で企業がチェックしているポイント

高評価につながる自己PRを書くためには、企業側の視点を理解することも大切です。ここでは、採用担当者が自己PRのどのような点をチェックしているか解説します。

アピールポイントを的確に伝えられているか

企業が自己PRで評価しているのは、分かりやすく伝える能力です。相手に伝える能力は、仕事のあらゆる場面で必要になります。

たとえば、営業職や販売職では、商品について顧客に分かりやすく案内する能力が不可欠です。また、事務職の場合も、チーム内における指示や報告は相手に分かりやすく伝えなければなりません。

物事を的確に伝える能力は、仕事を円滑に進めるためにも重要です。自己PRの書き方から、説明能力を判断されていると覚えておきましょう。

強みや人柄が自社にマッチしそうか

自己PRのチェックポイントとして、就活生の強みや人柄が企業に合うかといった点も挙げられます。優れた能力や実績があっても、応募する企業の社風や価値観と合わなければ強みを発揮するのが難しくなるからです。

企業とのミスマッチが、入社後のトラブルや早期離職につながるケースも珍しくありません。企業はできるだけ長く働ける人材を求めているため、自己PRでは応募者の人柄をチェックしたうえで、自社にマッチする人材かどうか判断しています。

入社後に活躍を期待できるか

入社後に活躍できそうかといった点も、企業が自己PRでチェックしているポイントの一つです。

自己PRで強みや能力をアピールしても、活かせる仕事がなければ活躍できる場が限られてしまいます。自己PRを書くときは、具体的にどのような場面で活躍できるかをイメージしながら、文章を組み立てましょう。

自己PRで企業が見ているポイントについては、「自己PRは構成が大事!企業に評価される書き方や伝え方を解説します」も参考にしてください。

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就活の自己PRでアピールできる強み一覧

自己PRを書くときに、自分の強みが企業のニーズにマッチしているか不安に感じる就活生も少なくないでしょう。就活において、どのような強みをアピールしなければならないといった正解はありません。

自己PRに書く強みを見つけるためには、自己分析を徹底する必要があります。これまでの経験を振り返りながら、思い出深い出来事をピックアップして深掘りすると、共通点が見つかるはずです。

ここでは、就活の自己PRでアピールできる強みを一覧にまとめました。自分の強みを見つけるのに行き詰まっている方は、ぜひ参考にしてください。

強みの分類 具体的な強みの例
行動に関する強み ・主体性
・実行力
・チャレンジ精神
・積極性
・継続力
​​対人関係の強み ・チームワーク
・柔軟性
・コミュニケーション能力
・協調性
・リーダーシップ
・傾聴力
思考に関する強み ・論理的思考力
・課題解決能力
・創造力
・分析力
・計画性
マインドに関する強み ・ポジティブ
・忍耐力
・責任感
・好奇心旺盛
・冷静さ
専門分野で活かせる強み ・語学力
・プレゼンテーション能力
・PCスキル

なお、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)の「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(5p)」によると、企業が就活生に期待する資質の上位は、回答割合が最も多いものから順に「主体性」「チームワーク・リーダーシップ・協調性」「実行力」という結果でした。

また、期待する能力は、上位から順に「課題設定・解決能力」「論理的思考力」「創造力」が挙げられています。

採用と大学改革への期待に関するアンケート結果のグラフイメージ

引用元:一般社団法人 日本経済団体連合会「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(5p)

自己PRを書く際に、どの強みを選ぼうか迷っている場合は、これらの資質や能力を優先的に検討するとよいでしょう。ただし、ありきたりな自己PRにならないよう、具体的な経験やエピソードを用いて伝え方を工夫する必要があります。

自己分析の具体的なやり方については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」を参考にしてください。

参照元
一般社団法人 日本経済団体連合会
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果

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【400字】自己PRの書き方のポイントと例文

ここでは、自己PRの書き方について職種別の例文とあわせて解説します。

営業職|行動力をアピールする自己PRの書き方

営業職に求められるのは、主に行動力や目標を達成する力などです。
新卒で営業職を目指す場合は、学生時代の部活動やアルバイト経験などをもとに、営業職で活かせそうな強みや能力を伝えてください。

「アルバイト先でリーダーを任されており、コミュニケーション力を発揮してニーズを拾い上げている」「文化祭実行委員のメンバーとして、来場者数の目標を達成した」といった経験から、強みをアピールできるでしょう。

私の強みは「行動力」です。

私は大学2年生のときに海外インターンシップに参加しました。将来は国内だけでなく、世界をマーケットにした仕事をするという目標があるからです。

海外で仕事をするためには、「語学力の向上」と「視野を広げること」が必要だと考えました。この2つを効率的かつ実践的に習得できる方法として海外インターンシップへの参加を決め、南アフリカ共和国のベンチャー企業で働くプログラムに参加しました。

インターンシップ先では積極的に意見を述べるよう意識し、多くのフィードバックをもらいながら、自分の常識とは違うやり方や考え方に触れて視野を広げました。また、日本語を使わない生活を2ヶ月続けたことで語学力も向上しました。

この経験から、目標達成のためには失敗を恐れずに行動することが重要であると学びました。
貴社に入社後も、私の強みである行動力を活かしてチームに貢献していきたいと考えております。

営業職向けの自己PRの書き方は、「営業の自己PRはどうやって書く?求められるポイントや例文をご紹介」で詳しく解説しています。

事務職|効率のよさをアピールする自己PRの書き方

事務職では、正確性や効率よく物事を進める力などが求められる傾向です。新卒から事務職を目指す場合は、仕事に取り組む姿勢や意識の高さを伝えるとよいでしょう。

また、事務職の多くは基本的にパソコンを使って仕事をします。パソコンスキルや簿記の資格などを持っていれば、実務経験がない新卒でも十分アピールできるでしょう。

私の強みは、細かなミスを防いで効率よく仕事ができることです。

私は、大学1年生の頃からパン工場で袋詰めのアルバイトをしています。袋詰めは商品とサービス品を入れてパウチするというシンプルな作業ですが、数が多くスピードも求められるため、最初は焦ってミスをしてしまうこともありました。

そこで、まずは正確に作業することを心掛け、ミスをなくす努力をしました。次に、スピードを意識するために1分間の目標作業量を設定し、効率よく仕事を進める方法を模索しました。その結果、1分間に3つとしていた目標作業量を上回る5つの袋詰めができるようになり、工場内でも仕事の速さを評価してもらえるようになりました。

貴社に入社後も、正確性と仕事のスピードを両立させてスムーズに事務処理を行い、お客さまから信頼される事務員として、チームの生産性向上に貢献したいと考えています。

技術職|継続力をアピールする自己PRの書き方

技術職では、一つのことを追求して継続する力やチームワークといった強みが求められる傾向です。プログラミング関連の資格のほか、アプリ開発の実績やインターンシップの経験があると、アピールしやすいでしょう。

自己PRを書くときは、専門用語を多用するよりも、誰が読んでも分かる言葉で丁寧に伝えることを意識してください。

私の強みは、努力を継続できることです。

大学時代はプログラミングの勉強に取り組み、基本情報技術者試験に合格しました。

私がプログラミングの勉強を始めたのは、大学の講義でJavaを学んだのをきっかけに、パソコンやプログラミングに興味を持ったからです。その後は独学で学び続け、大学3年生のときには、実際にアプリケーションを開発しました。

独学で試験合格を目指すのに、最初はモチベーションの維持に苦労しました。そこで期限を設けてスケジュールを細分化し、毎日通学時間にコツコツと学習を進めた結果、合格できました。

貴社に入社後は、私の強みである継続力を活かして、分からないことがあれば自分で調べたり先輩に助言を求めたりしながら、継続してスキルを身につけていきます。自身のスキルを高めることで、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。

就活でアピールできる強み別の例文については、「就活に役立つ自己PRの書き方は?ポイントとコツを例文とともに解説」を参考にしてください。

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自己PRの書き方で悩んだときの就活相談先

自己PRの書き方で悩んだときは、就活エージェントに相談したり就活セミナーに参加したりするのがおすすめです。
以下で、自己PRの書き方を学ぶのにおすすめの就活相談先を紹介します。

就活エージェント

自己PRの書き方について相談したいときは、就活エージェントがおすすめです。就活エージェントに相談すれば、数多くの履歴書やエントリーシートを添削してきた実績のもと、的確かつ具体的なアドバイスをもらえます。

また、自己PRに限らず、志望動機やガクチカなどの添削もあわせて依頼すれば、応募書類の完成度を高められるでしょう。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターでも、自己PRをはじめとする応募書類の添削を受けられます。大学構内で利用できるため、講義やサークルの合間にスケジュールを調整して相談しやすいのが特徴です。

ただし、応募書類の添削を依頼するには、予約が必要になるケースもあるので注意してください。どのような就活支援を行っているかは大学ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

就活セミナー

就活セミナーとは、民間企業や大学のキャリアセンターが主催している就活の基礎知識やノウハウを学べるイベントです。自己PRの書き方を学べるプログラムでは、その場で講師やキャリアアドバイザーに応募書類を添削してもらえる場合もあります。

また、就活セミナーの多くは、ほかの就活生も参加するケースがほとんどです。就活生視点のアドバイスも参考になるので、気になるセミナーがあれば積極的に参加してみてください。

就活セミナーについては、「就活セミナーとはどんなもの?基本的な内容や参加メリットを理解しよう」で詳しく解説しています。

OB・OG訪問

OB・OG訪問の機会に、自己PRの書き方について指導を受けるのもおすすめです。実際に働く社員目線のアドバイスは、応募する企業ニーズを意識した自己PRを書くのに役立ちます。

具体的な就活経験やどのような自己PRを書いて応募したか聞いてみるのもよいでしょう。ただし、聞いた内容をそのまま使うのではなく、自分なりの経験をもとにオリジナルの自己PRを書く必要があります。

OB・OG訪問をする際の流れについては、「OB・OG訪問のやり方とは?流れやマナー、注意点を知ろう」を参考にしてください。

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自己PRの書き方をおさえて就活を成功させたいあなたへ

「自分が書いた自己PRで本当に選考を突破できるのだろうか」と不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。就活において効果的な自己PRを書くためには、応募先の企業ニーズに合わせたアピールをすることが大切です。

選考前に自己PRの書き方に問題がないか確認したい場合は、就活エージェントをはじめとする就活のプロに相談するとよいでしょう。

就活エージェントであるキャリアチケットでは、就活生一人ひとりに合わせた応募書類の添削はもちろん、自己分析や模擬面接などの選考対策を実施しています。自己PRの書き方で悩んでいる方は、ぜひ気軽にご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。