ESの添削は誰にお願いすべき?すぐに添削してもらえるサービスも解説

このページのまとめ

  • ESは誰に添削してもらうのかが重要
  • ESの添削を誰かに依頼する際は、「志望企業のOB・OG」か「就活エージェント」に頼むのがおすすめ
  • ESの添削を誰かに依頼する前に、自分でも内容を確認しておこう

「ESの添削は誰に依頼したら良いのか」「期限ギリギリの場合でも間に合うのか」とお悩みの方は多いでしょう。

就職の第一歩といえるES。企業側に「会ってみたい」と思われるESに仕上げるには、第三者に客観的に添削してもらうことが大切です。

この記事では、ES添削を誰にお願いするべきか、ES添削を依頼する前にやっておくべきこと、メールでES添削依頼する際のマナーや例文などをご紹介します。

ESを添削してもらうことで、書類選考を突破する可能性を高めましょう。

目 次
 

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ES添削しないとどうなる?

そもそもESの添削は必要なのか気になる人もいるのではないでしょうか。まず、ESを書くうえで大事なのは、採用担当者に「魅力的な人材だ」と思ってもらうことです。相手に自分の魅力を文章で伝えるには、文章の構成や言葉選びに気をつける必要があります。

しかし、ES添削をしないと、相手に自分の魅力が伝わる文章になっているかを確かめられません。また、自分一人で相手の立場を考えて書こうとしても、社会経験のない学生にとって企業側の視点に立って文章を作成するのは意外と難しいです。

そのため、書類選考の突破チャンスを逃さないためには、ESを添削してもらう必要があります。 

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ES添削をしてもらうことのメリット

ESを添削してもらうことのメリットは大きく4つあります。それぞれについて解説していきます。

1.自分の言いたい事を言語化してくれる

添削者から「これってどういう意味?」「つまりこういうこと?」と投げかけられることもあるでしょう。

このような質問を通して、まとまっていなかった自分が言いたいことをを上手く言語化してくれることがあります。

こうした添削者とのやり取りを通して、自己理解を深めることが期待できます。

2.客観的アドバイスをもらうことで、自分では気づかない改善点が見つかる

ESを添削してもらうことで、第三者の視点からアドバイスがもらえたり、自分では気付かなかったミスを発見してもらえます。

初歩的なミスは最低限自分で気づけるようにしたいところですが、添削をしてもらうことで誤字脱字も防ぐことができるでしょう。

3.相手に伝わりやすい文章かどうかわかる

第三者に見てもらうことで、相手に伝わりやすい文章になっているかが分かります。

自分では読みやすい文章だと思っていても、言葉や説明が不足しており、実際には相手に伝わらなかったという恐れも。ESの内容が伝わりにくいと、選考を突破するのが難しくなる可能性もあるので。自分の作成した文章を見直すためにも、一度添削してもらうのがおすすめです。

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ES添削をしてもらうことのデメリット

ESを添削してもらうデメリットとしては、添削者によって判断が異なるため、アドバイスがバラバラになってしまうことです。                                                

複数の人に添削を依頼すると、添削内容や観点が全く異なる可能性もあり、かえって混乱してしまうこともありえます。

そのため、添削を依頼する際は自分が信頼できる人に頼むのが無難です。

 

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ES添削のおすすめ依頼先3選

ESはできるだけ多くの人からアドバイスをもらえばいいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には上記のように逆効果になってしまうこともあるため、注意が必要です。

社会人であれば誰でも適切なアドバイスができるとは限りません。そのため、ESを添削してもらう人は慎重に選んでください。

ここでは、実際にESの添削を頼める相手についてご紹介します。誰に依頼すればいいか悩んでる方は、下記の内容を参考にしてみてください。

自分が働きたい企業のOB・OG

自分が働きたい企業のOB・OGに依頼するのがおすすめ。自らの就活経験を踏まえ、その企業に勤めているからこそわかる視点でESを作成する際のポイントや注意点を教えてくれるでしょう。

また、実際の業務内容や企業が求めるスキルに関する情報を教えてもらえるメリットもあります。

学内のキャリアセンター

大学のキャリアセンターで添削してもらうのも一つの手です。毎年多くの学生のESを添削しているので、的確なアドバイスをもらえる可能性があります。

自身の大学の生徒であることから、親身になって対応してくれるでしょう。

就活エージェント

就職エージェントを活用することで、就職支援のプロによるアドバイスを受けられるメリットがあります。

業界や企業に合わせたESの書き方を学べるほか、模擬面接や選考対策などのサポートを受けることも可能です。

効率良く内定を獲得するために、就職エージェントも活用してみてください。

ES添削を始めとした就活のサポートならキャリアチケット

就活生の中には「志望企業にこの自己PRで良いか不安…」「企業への志望動機が上手くまとまらない…」と不安を抱える人も多いでしょう。

キャリアチケットでは、あらゆる業界や企業の業務内容や採用に精通したプロのアドバイザーが志望企業に合わせてES添削をサポートします。

キャリアチケットに登録して、書類選考突破の確率を高めましょう。 

 

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すぐにES添削を受けられる無料サービス3選

すぐにES添削を受けられるおすすめの無料のES添削サービスをご紹介します。ESの締切が近く、人にお願いしづらいと思っている方はぜひ有効活用してみましょう。

ES添削カメラ

ES添削カメラは、400字程度で書いた自己PRをカメラで撮ってアプリ上で提出するだけで添削をお願いできます。

スマホのアプリ上に返却されるのでいつでもどこでもチェックできるのが特徴です。日曜・祝日を除きすぐに添削をしてくれます。

就活SWOT

就活SWOTは最も手早く添削してもらうことが可能です。「エントリーシート自動添削機能・文字カウント機能」というものがあり、自分が作成したESの文章や企業名・ESの設問を打ち込むことで自動的にESを添削してくれます。

急ぎで添削が必要な場合は特におすすめです。

Matcher

Matcherは就活生と社会人をつなぐOB・OG訪問アプリです。

就活全般の悩みや相談、特定の企業の話を聞きたいといった利用のほか、ESの添削を承っている人もいます。

使い方次第で、自分の働きたい企業のOB・OGに添削をしてもらえる可能性があるでしょう。

 

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ES添削を依頼する前にやっておくべきこと

ES添削は相手の貴重な時間をいただくお願いです。有意義な時間の使い方になるよう、以下の事前準備をしっかり行っておきましょう。

自分をどのように企業へアピールするのかを明確にする

自分をどのように企業へアピールするのかを明確にすることが大切です。自分をどうアピールするのかが定まっていない状態では、アドバイスを受けるたびにアピールポイントや内容がぶれてしまう恐れもあります。

添削する側も、漠然と添削の依頼をされても、どの方向からアドバイスをしてよいのか迷ってしまう可能性も。

まず、自分が企業にどのような形でアピールするのかを固めておきましょう。

「どの項目を見てほしいのか」「その項目で何を伝えたいのか」を明確にする

添削をお願いする人には、自分のアピールしたい点を伝えたうえで「どの項目を見てほしいのか」「その項目で何を伝えたいのか」を明確にして依頼すると相手も困りません。

自分の考えを固めておくことは、添削者のアドバイスを取捨選択するうえでも大切です。たとえ第三者目線のアドバイスであっても、すべてが正しいとは限らないからです。

第三者の意見を参考にしつつ、最終的にはあくまでも自分の判断基準でESを完成させてください。

自分で基本的なミスがないか確認する

添削を依頼する前に、自分で誤字脱字などの初歩的なミスがないか確認しましょう。最低限の誤字脱字は自分で気づけるところでもあります。

初歩的なミスがない状態で添削を依頼することが、添削者に対してのマナーです。

 

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ES添削をメールで依頼する際のマナーと例文

ここでは、ESの添削をメールで依頼するときのマナーを例文とあわせて解説します。相手は自分の時間を割いて添削してくれることを忘れずに、礼儀正しく、できるだけ時間を取らせない工夫をしましょう。

1.件名に氏名と用件を入れる

件名は、できる限り簡潔に用件が分かるものにします。
その際、氏名を忘れずに入れましょう。

(例)
【エントリーシート添削のお願い】〇〇大学〇〇〇〇(氏名)

2.時間帯に気を付ける

早朝や深夜にメールを送信するのは、相手にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
日中に送信するといいでしょう。

3.署名を忘れずに書く

メールの最後に署名を記載します。署名には、名前だけでなくメールアドレスや電話番号、大学名を記載し、連絡が取れるようにしておきましょう。署名の枠は、記号や派手な装飾はせずにシンプルにするのがビジネスマナーの基本です。

メールの例文

<OB・OGに送る場合の例文>
件名:
【エントリーシート添削のお願い】〇〇大学 山田太郎

本文:
〇〇株式会社
第一営業部
〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学文学部英米文学科3年の山田太郎と申します。
現在××ゼミに所属しており、教授から〇〇様をご紹介いただき、ご連絡させていただきました。

現在就職活動に取り組んでおり、教育業界を中心にエントリーをしております。
その中でも貴社を第一志望としており、選考通過を目指してエントリーシートを作成している最中です。
エントリーシートでは、凡庸な内容になっていないか、自分の個性が伝わっているかに特に悩んでいます。

つきましては、ぜひ〇〇様に私のエントリーシートをご添削いただき、ご意見をいただければ幸いです。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

‌----------------------------------------
‌〇〇大学文学部英米文学科3年
‌山田太郎
‌E-mail:taro-yamada@xx.xx.xx
‌TEL:xxx-xxxx-xxxx
‌-----------------------------------------

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セルフ添削を行う際の8つのポイント

誰かに依頼する前に、一度自分でESの添削を行うのがおすすめです。ここでは、セルフで添削を行う際に確認すべき点をご紹介します。各項目を守ることで、相手に伝わりやすい文章に仕上げることができるでしょう。

1.結論から述べているか

自己PRでは、出だしで結論を述べることで、アピールポイントを明確に伝えられます。最初に結論を述べていない自己PRは、自分のアピールポイントがうまく相手に伝わらない可能性もあるため、注意が必要です。

2.根拠を書いているか

結論のあとは根拠を述べる必要があります。結論で述べている主張に対して、わかりやすく根拠が書かれているか確認しましょう。

3.一文が長文になっていないか

一文が長文になることで、文章が読みづらくなってしまうため、文字数も確認しておきましょう。一文が50文字前後になるよう意識して文章を書いてみてください。

4.抽象的で分かりにくくなっていないか

言葉が抽象的だと、読み手にとってあなたの置かれている状況やあなた自身がどんな人なのかを理解しづらい可能性があります。「相手にもわかる言葉か?」「もっとわかりやすく言えないか?」を意識し、なるべく具体的な表現を心がけましょう。

6.強みは1つに絞っているか

自分の強みは1つに絞っているかも確認しておきましょう。アピールポイントは多ければいいというわけではありません。複数の長所を並べると、アピールポイントが明確に伝わらない可能性もあるので、注意が必要です。

7.入社後の目標を書けているか

入社がゴールではなく、働くうえで何を実現したいかをゴールとして書けている必要があります。志望動機の項目がある場合は、入社後の目標を書けているかまで確認しましょう。

8.誤字脱字がないか

誤字脱字は自分で気づいて修正してから添削をお願いするのがマナーです。漢字の使用に迷う場合は必ず調べ、不安であればひらがなを使用した方がいいでしょう。

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本記事の執筆者

梶川沙綺(かじかわさき)

新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。

 

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