【実際のESをプロが添削!ES書き方講座#1】~剣道部Mさん 自己PR編~

 

  
こんにちは。キャリアチケットのキャリアアドバイザー・樋口です。
選考のはじめの一歩である書類選考。選考で提出するエントリーシートですが、自己PRやガクチカをどのように書いたらいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
苦手な人も多いESですが、採用担当者が読みたくなるポイントをしっかり押さえれば恐くありません。書類選考を通過する就活生のESには実は共通項があります。
本コラムでは、就活生が実際に書いたESを添削しながら、ESを書く上でのポイントを紹介・解説していきます。ポイントを押さえて、採用担当者に読まれるESへブラッシュアップしていきましょう。

キャリアアドバイザー

樋口 美和子(ひぐち・みわこ)

大学在学中にインターンシップの斡旋団体に所属。卒業後にレバレジーズ株式会社へ入社。入社後はキャリアチケットの立ち上げメンバーとしてキャリアカウンセリングを担当。一人ひとりの気持ちに寄り添い本人の価値観に合った学生のキャリア支援をしています。



私は礼儀やマナーを大切にしています家族からの愛のあるしつけや、部活動での経験があったからです特に、挨拶には自信があります子供の頃に挨拶はすべての基本と家族から教えられた私は、家族を相手にも挨拶を欠かしたことはありません。祖母はいつも私のおはようございますの挨拶で、すがすがしく朝を迎えられると言っていました。もちろん家族内で挨拶をするだけではなく、家の外でも挨拶には気をつけています。学校の先生や地域の方、目上の方、先輩などに挨拶が気持ち良いねと言われます。部活動の最初に行う、挨拶の練習を兼ねた声出し練習では、私は同学年の中で1番最初に練習を終わることが出来た上に、私の挨拶を目標に部内のあいさつを気持ちよくしようと主将から言っていただけました。他にも、部活動でOBや講師の方や他大学の先生や学生と接する機会が多かったため、状況や相手に合わせて丁寧な言葉遣いでコミュニケーションがとれます。 

※ES中に色付けされている箇所が、今回のポイントで触れる箇所です。下記で紹介する3つのポイントと連動して色分けをしておりますので、同じ色で連動しているポイントを参照してください。
 

①自己PRの大前提!自分ならではの強み・特徴と、それを証明できるエピソードを使おう


まず、ESの自己PR前提として、自分にしか語ることができないエピソードを用いて、自分独自の強みや特徴をアピールしましょう。このESだと、自分ならではの強みや特徴を的確に表現できていないため、ややインパクトに欠けてしまっています。例えば“礼儀やマナーを大切にしています”の部分。礼儀正しく人と接することはとても大切なことなのですが、「心がけ次第で誰もがすぐに身につけることができるのでは?」という印象を受けました。経験の中で培ってきた、特異性のある長所ではないように見えてしまうので、もったいない印象がありますね。
 

②周りの環境要因ではなく、自ら主体的に動いたことを書こう

 

次に気になったのは、このESでPRされている内容だと、周囲の環境によって自然に身についたもので、自分が主体的に頑張って身につけたものではないのでは?という印象を与える可能性がある点ですね。例えば、“家族からの愛のあるしつけ”や、“子供の頃に挨拶はすべての基本と家族から教えられた”、“部活動でOBや講師の方や他大学の先生や学生と接する機会が多かった”などの部分は自分の周りの環境の話であって、自分で主体的に動いた要素が盛り込めていません。
自分が頑張ったというより、周りにしてもらったという印象を与えてしまうので、主体的に動いたことをエピソードとして使用したり、表現方法を工夫すると良いESになるでしょう。

 

③自分の行動によって、何がどう変わったか。変化を具体的に入れよう!

 
3点目ですが、自分が起こした行動によって生まれた変化が具体的に書かれていないのが気になりました。“ 挨拶には自信があります”や、“状況や相手に合わせて丁寧な言葉遣いでコミュニケーションがとれます”とアピールされているのですが、これらによって、状況がどう変わったのかを盛り込んだほうが良いですね。例えば、「私の挨拶を切り口に、先輩後輩のコミュニケーションの量が増えた」といった一文を加えても良いでしょう。自らの行動によって、どんな変化が生まれたのかを採用担当者は知りたいと考えています。ここに加えて、そもそもどんな変化を期待して挨拶をしてきたのか、変化を実現するために心がけていたことも具体的に記載されていたら、良いESになると思います。

 

 

プロが教えるポイントを意識して、自己PRを修正してみると…?

ご紹介した3つのポイントを踏まえて、修正をしたESがこちらです。

私は今まで「守破離」を意識した行動をすることで、目標を達成してきました。大学在学中に剣道三段の取得を目標にした私は、入部してまず、上手な人のフォームの分析、意識していることのヒアリングを行いました。上手な人の共通点がわかったところで、次に私は自分と向き合うことに注力しました。周囲の人達から学んだ技術を基に、より自分に合うフォームや練習方法の考案を行いました。結果、大学3年時に目標であった三段を取得できました。取得後は部内の技術向上を目標とし、指導役を担当しました。練習メニューや考え方を後輩たちに伝え、段持ち部員が各学年に1人はいる状況となりました。まず、周囲から学び型を「守」る。その後、より自分に合う形を試行錯誤し型を「破」る。目標達成後は、上手い人の元を「離」れ自分の成功体験をもとにチームの実力底上げを図る。社会人になっても「守破離」を意識し成長していきます。

〈解説〉

ご紹介した3つのポイントを盛り込み、構成を変えて修正しました。高校時代から大学まで部活で剣道を続けており、段も取得されているという方だったため、剣道のご経験をアピールする内容に構成から変更をいたしました。自分で主体的に考えて行動し、結果を出るまでやりきる性格が、一読で採用担当者に印象づく内容になったかと思います。

ESは自分一人で書いていると、何をどのように書いたら良いのかわからなくなってしまうことがあります。「何を書いたらいいか分からない」「そもそも書き方がわからない」「書いてみたけど誰かに見てほしい」こんな方いたら、私たちのような就活エージェントを頼ってみてください。採用担当者が読みたくなるESを一緒につくっていきましょう。

 

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