人事に響くESの書き方を、例文付きで紹介します!

このページのまとめ

  • ESでは視覚的な見やすさも重視される
  • 企業はESから文章能力や論理性、自社との相性を見ている
  • アピールしたい強みは各設問で1つに絞る
  • 結論→理由→まとめ(結論の再提示)の順番を意識する

選考の一番最初の関門となるES(エントリーシート)は、その後の面接にも大きく影響する書類です。
評価されるESを書くには、人事目線の「良いES」を知っていることが重要。企業が見ているポイントを理解し、効果的なアピールを行いましょう。
 

良いESとは

人事が評価するESの特徴はどんなものでしょうか?

見やすく読みやすい

ESは内容はもちろん、文字の大きさやレイアウトといった視覚的な見やすさも大切な要素です。採用担当者は1度に大量のESを読むので、ぱっと見て読みにくい書類は「相手のことを考えていない」と判断されて不採用になることもあります。
ぎっしりと詰め込むように書かれたESは読みにくいので、字は適切な大きさで丁寧に書き、長文になる場合は適度に改行を入れて読みやすくしましょう。

マナーを守っている

一般常識的なマナーが守られているかどうかも、真っ先にチェックされる項目です。当然ですが、汚れや折れがあるESは印象が悪く低評価。修正液や修正テープが多用されていると、「書き直すほどの意欲はないのかな」と捉えられてしまいます。ESは下書きをして書き損じを防ぎ、もし間違えた時は新しい用紙に1から書き直しましょう。

人柄が伝わってくる

ESの設問は企業によって異なりますが、どんな設問であっても回答を通してあなたの強みや人柄、価値観を伝えることが大切です。
就活をしているとWebサイトや書籍で例文を見る機会がありますが、例文をそのまま使ったテンプレートのような文章では、人間性を伝えることはできません。例文は話の流れや言葉遣いの参考程度にとどめ、ESはあくまで自分の言葉で書くことを一番に考えましょう。

深く知りたいエピソードが書かれている

「この学生をもっと知りたい」「エピソードについてさらに詳しく聞いてみたい」と思われるのが、人事に評価される良いES。
こういうと、「自分には特別な経験がないから駄目だ…」と思う人がいますが、そんなことはありません。
なぜなら、企業は学生時代の実績や結果というより、そこに至るまでの取り組みの過程や、そこに表れる人間性に注目しているからです。アルバイトやサークルといったよくある題材でも、具体的な行動や感じたこと、学んだことは人それぞれ異なるはずです。
ESで扱うエピソードは何でも構わないので、あなたの考え方や特徴が伝わるような説明の仕方をしてください。
 

企業がESから知りたいこと

企業は次のようなことを知るためにESの提出を求めています。

客観的な情報

企業はESから、学歴や資格の有無、インターンの参加実績、所属団体、内定実績など、学生の客観的な情報を収集しています。応募者の多い人気企業では、書類選考の段階ではこうした客観的な事実を中心に合否を決めることもあるようです。

文章をまとめる力・論理的思考力

文章を論理的に分かりやすくまとめる力は企業がチェックしているポイント。情報伝達能力は仕事をする上で不可欠であるため、言いたいことが分かりにくいESはマイナス評価になってしまいます。具体的には、一文が長過ぎる文章、最初と最後で言っていることがずれるミスには要注意。
一文が簡潔にまとまっているか、主語と述語にねじれがないかといった点に気をつけ、誰が読んでも分かりやすい文章を仕上げましょう。
そのためには、一度書いた文章は必ず見直しをし、読み手が納得できる根拠があるか、意味のない曖昧な言葉を使っていないかを精査することが重要。できれば誰かに添削してもらい、内容に分かりにくい点や矛盾点がないかフィードバックを受けましょう。

自社との相性

企業はESから学生の人柄や性格、強み、弱みを把握し、求める人物像と一致しているかチェックしています。そのためいくら優秀な人でも、「社風と合わない」と判断されれば不合格になるでしょう。
あらかじめ企業のWebサイトや募集要項から求められる人物像を分析し、自分の性質の中であてはまる強みをアピールするのが、ESを書く時のコツになります。
ただし、ESで無理に自分を偽ると、面接で矛盾が生じたり入社後にミスマッチが起こったりするので、アピールは事実に即して行うのが基本です。
 

ESを作成する時に気をつけたいこと

ESを作成する時は次のポイントに気をつけてください。

誤字脱字に注意

誤字脱字が多いと、「仕事でも注意力が散漫なのではないか」「入社意欲がそれほどないのではないか」と思われてしまいます。ESは必ず見直しをし、間違いがあれば1から書き直しましょう。
ミスしやすい人は鉛筆で軽く下書きし、その上からボールペンでなぞっていくのがおすすめです。

要点は1つに絞る

いくらアピールしたいからといって、自己PRに3つも4つも強みを入れるのは考えもの。伝えたい強みが多いとかえって要点がぼやけてしまい、「結局何が言いたかったの?」ということになりかねません。
1つの設問でアピールする強みは1つに絞り、読み手に印象づけるのが良いでしょう。

結論から書き始める

まとまった文章で回答する設問は、「結論→理由→まとめ(結論の再提示)」の構成を意識しましょう。自己PRであれば最初に強み(結論)を述べ、その次に根拠となる具体的なエピソード(理由)を紹介し、最後に「この強みを活かして早く戦力になりたいです」という風にまとめの文章を入れるのが流れ。
冒頭部分で簡潔に結論を言い切ることによって、読み手はこれから何の話が始まるのか想像でき、内容を理解しやすくなる効果があります。
 

よくある設問の例文

最後に、よくある設問とその回答例をご紹介します。話の流れや文章のまとめ方を参考にしてください。

学生時代に頑張ったこと

私が学生時代に頑張ったことは塾講師のアルバイトです。私は一度浪人して大学に合格したので、勉強を頑張る高校生をサポートしたい、勉強で成果が出る時の喜びを知って欲しいという気持ちからアルバイトを始めました。
塾には学習のモチベーションが低い生徒が多かったのですが、そういった生徒の場合はまず勉強が嫌いな原因を探り、その子にとっての勉強する意味を一緒に考えていきました。それから小さな目標をつくって学習を進めることで、成功体験を重ねてモチベーションを上げることができたと思います。
指導方法に迷った時はほかの先生に相談したり、自分が良かったと思う方法を共有したりすることで、塾長から講師全体の風通しが良くなったと褒めてもらこともできました。

志望動機

私はノルマにとらわれずお客様第一で営業を行う貴社の仕事に惹かれ、貴社を志望いたしました。また、取引先が幅広いことや、営業同士が切磋琢磨しあう風通しの良い環境も、貴社に魅力を感じた理由です。
私は学生時代の野球部での活動を通してチームワークの重要性を実感してきましたが、貴社においても人と助け合う姿勢を活かし、結果を出したいと考えております。


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