ESの書き方総集編!魅力を感じるエントリーシートを書くコツや例文を紹介

このページのまとめ

  • ESの書き方から企業は、文章をまとめる力や自社との相性などを見ている
  • 魅力を感じるESは、応募者らしさがにじみ出ていて差別化された内容のもの
  • ESの書き方は、PREP法を使って志望動機や自己PRを端的に伝えることが大切

ESの書き方総集編!魅力を感じるエントリーシートを書くコツや例文を紹介のイメージ

「ESの書き方は?」「他の就活生に埋もれたくない」と悩む就活生も多いでしょう。就活では、企業に応募する際にはじめに提出する書類がエントリーシートです。書き方を工夫することで、志望企業への内定に一歩近付きます。

この記事では、esの書き方のコツや注意点を質問項目ごとの例文付きで解説しています。企業がみているポイントも紹介したので、志望動機や自己PR、ガクチカなどを上手に伝えたい方は参考にしてください。

エントリーシートについて詳しく知りたい方は、「エントリーシートの書き方は?基本のマナーから選考突破のポイントがすべてわかる!」も参考にしてください。

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目 次

ES(エントリーシート)は書き方次第でアピールできるチャンスになる

ESは書き方次第でアピールにつながると知っておきましょう。ESは企業・採用担当者が就活生の性格や人物像を判断するための資料で、選考のファーストステップになります。面接に進むにはESを突破する必要があるため、企業に高く評価されるよう、自身をうまくアピールするのが大切です。

エントリーシートで自分をアピールするには、入社後に活躍する姿を想像させることが重要です。志望度や熱意を伝えることもいいですが、企業は貢献してくれる人材を求めることが多いです。自己PRや志望動機では、自分の魅力を企業でどう活かすかを伝え、内定獲得に繋げましょう。

ESの自己PRでアピールしたい方は、「ESの自己PRで高評価を得るための3つのコツ|注意点と実例も解説」も参考にしてください。

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ES(エントリーシート)とは?記入項目や提出する目的を解説

ESとは、就活で企業が用意する専用の応募書類です。ESには、氏名や住所といった基本情報だけでなく、志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)などを記入します。企業の多くでESと履歴書の両方を提出しますが、これらの違いは以下のとおりです。

・ES:フォーマットや設問・記載内容は企業によって異なり、人物像や企業との相性を判断するために用いられる。
・履歴書:フォーマットは統一されており、基本的な個人情報や経歴などを記載して、入社後も社員の個人情報として利用されることも。

履歴書とESでは、志望動機や自己PRの記入欄が設けられています。内容が重複しないよう、ES にエピソードを追加して詳細に書くといいでしょう。
両者の細かな違いについては「エントリーシートと履歴書の違いは?それぞれの書き方や項目について解説」もあわせてご覧ください。

記入項目

ES(エントリーシート)で用意されることの多い記入項目の例を以下にまとめました。

・学生時代について
・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
・志望動機
・自己PR
・趣味と特技
・長所と短所
・挫折した経験
・就活の軸について
・これまでの人生で辛かったこと
・周りから見たあなたの印象
・将来の夢
・達成感を得た出来事
・卒論テーマ
・研究内容
・業界を選んだ理由
・志望順位
・他にエントリーしている企業
・内定を出しても就活を続けるか
・当社に求めるものや期待していること
・当社に関心を持つきっかけになったニュース
・3年後のキャリアプラン
・10年後のキャリアプラン
・必ず成し遂げたい夢
・自分を採用するメリット

質問される内容は、企業によって異なります。聞かれたことに対して簡潔に分かりやすく伝えられるように準備しておきましょう。

提出する目的

エントリーシートは、志望企業に自分を採用するメリットや熱意、志望度などを伝えられます。自分が企業に貢献できることを伝え、志望企業の社員としてふさわしい人材であることをアピールする必要があります。

企業が求める人材と自分の強みを照らし合わせ、一貫した長所をES内で伝えきりましょう。

OPEN ESとは?メリットや提出場面を紹介

OpenESとは、Webサイト上で企業に提出できるエントリーシートのことです。エントリーシートの作成時間が短縮できる点がメリットといえます。OpenESに対応する企業へは、同じエントリーシートを使いまわして提出可能です。

文章だけでなく、写真でのアピールもできるため、自分らしさが伝わる写真を選んでアピールしましょう。写真がないと、ほかの就活生よりも印象に残らなくなってしまうため、空白で提出しないように気を付けましょう。

OpenESについては、「OpenESはどう使えばいい?エントリーシートとの違いやメリットを解説」でも詳しく解説しているので参考にしてください。

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企業がES(エントリーシート)の書き方から見ている3つのポイント

企業はエントリーシートの書き方から、論理的な思考力や自社にあうかなどを判断しています。企業が評価するポイントを知っておくと、アピールしやすくなるでしょう。

他人からみた就活生の客観的な情報

企業は履歴書の情報と併せて、あなたの客観的な情報を収集しています。

・個人の基本的な情報
・学歴や資格の有無
・インターンの参加実績
・所属団体
・内定実績

応募者の多い人気企業では、書類選考の段階ではこのような客観的な事実を中心に合否を決めることもあるようです。

物事を順序立てて考えられる論理的思考力

ESを通じて、文章を論理的に分かりやすくまとめる力があるかどうかもチェックしています。

テキストコミュニケーションは社内外を問わず頻繁に行われる上、文章力と論理的思考力はあらゆる業務・仕事の基本です。ESの質問に対して、意図を汲み取り、指定の文字数で説得力を持たせて回答できると、仕事をこなす基本的なスキルがあると評価されるでしょう。

文章をまとめる際は、以下のポイントを意識するのがおすすめです。

・一文を長くしない
・話に一貫性を持たせる
・主語と述語にねじれがない
・結論に対する根拠を書く
・曖昧な言葉は使わない
・初めて読んだ場合にも理解できる

書いた文章は必ず見直して、違和感がないか確認しましょう。可能なら添削を依頼して、客観的な立場からフィードバックを受けると、よりクオリティの高いESに仕上がるはずです。

就活生と自社との相性

ESの内容を通じ、企業が求める人材にマッチしているかもチェックしています。どれだけ優秀で優れた経験があったとしても、「社風と合わない」と判断されるとESは通過できません。

企業の採用ホームページや各種資料から求める人物像を理解・分析して、自分がマッチする人材であることが伝わる強みをアピールしましょう。ただし、ESで強みや自己PRなどを過大に書いてしまうと、面接時に矛盾が生じる可能性もあるため注意が必要です。

企業としては、新規採用者が将来的に会社の中心になることを願い、長期的な伸び代とポテンシャルに期待しています。こうした前提も踏まえ、相性のよさが伝わる回答・エピソードを心がけましょう。

ESの書き方は「選考通過するエントリーシートのコツ!内定につながる書き方を一から解説」も参考にしてみてください。

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魅力を感じるES(エントリーシート)を書くコツ

選考を通過できるESは、「読みやすい」「読み手の目線を考えられている」などの特徴があります。ここでは、評価がされやすいESの書き方を解説するので、参考にしてください。

深く知りたいエピソードが書かれている

ESに詳しく知りたいと思わせるエピソードが盛り込まれていると、評価が高まる傾向にあります。ESは、面接をして詳しく話を聞くかどうか判別するための資料です。「話を聞いてみたいな」と思われない限り、ESを通過するのは難しいでしょう。

かと言って、特別な経験やエピソードが必要ではありません。そのため、「自分には特別な経験がないから駄目だ…」などと考えなくてもよいでしょう。なぜなら、企業はガクチカの実績や結果より、そこまでの過程や取り組んだ状況、人間性に注目しているからです。

アルバイトやサークルなどのよくある題材だとしても、具体的な行動や感じたこと、学んだことは人それぞれ。ESで扱うエピソードは些細な内容で構わないため、自分の考え方や特徴が伝わるような説明をしましょう。

人柄が伝わるように書く

ESから人柄が伝わってくる場合も、評価が高い傾向にあります。ESの設問は企業によって異なりますが、どのような設問においてもあなたの強みや人柄、価値観が伝わる回答にしましょう。

この記事を含め、さまざまなWebサイトや書籍でESの回答例が紹介されていますが、例文をそのまま使ったテンプレートでは人間性を伝えられません。また、採用担当者にも「これはテンプレートのパクリだな」と伝わります。

回答例は話の展開や言葉遣いの参考にとどめ、ESは自分の言葉で書きましょう。

読み手や働く人の目線を含ませる

評価の高いESは、自分目線ではなく読み手や働く人の目線で書かれている傾向にあります。読み手目線が加わると、採用した後の実際に働くイメージが湧きやすくなる一方で、自分目線でしか書かれていないと、入社後に活躍するイメージが伝わりません。

例えば、自己PRをする際も「私は~~~~が強みです」だけでは、強みがどのように会社に活かせるか不明瞭です。強みの背景として「どのような工夫や行動をしてきたのか」「強みを活かせる場面は何か」を読み手目線でESに補足すると、就活生を採用するイメージが持ちやすくなるでしょう。

単純に事実・結論をまとめるのではなく、それがどのように活かせるのかを採用担当目線で考えることが重要です。

読みやすく書く

内容はもちろん、文字の大きさやレイアウトなどの視覚的な見やすさも意識しましょう。採用担当者は大量のESに目を通すため、パッと見で「読みにくいな」と判断されるだけで不採用になることもあります。

ESを見やすくするために、次の5つのポイントを意識してください。

・文字をぎっしりと詰め込まない
・読みやすい文字サイズにする
・綺麗に書けなくても丁寧に書く
・適度に改行を入れる
・Web提出の場合は記号を使って見やすく

採用担当者の目線を忘れずに、読みやすさを意識しましょう。

マナーを守る

企業に提出する書類になるため、基本的なマナーは守りましょう。次のような書き方は、NGになります。

・汚れている
・角が折れている
・修正液や修正テープを使用している
・すべての項目に回答していない
・話し言葉が使われている

企業に熱意を伝えるためにも、上記の項目を踏まえてマイナス評価になる要素を削りましょう。

ESの評価をさらに高めたい方は「評価されるエントリーシートの書き方は?項目別に分かりやすく解説します」もあわせてご覧ください。

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覚えておきたいES(エントリーシート)の書き方の注意点

ESを書くときのコツや注意点を5つ解説します。コツや注意点を押さえて、評価の高いESをスムーズに書きましょう。

結論から書き始める

必ず意識すべきなのが、結論から書き始めることです。

物語にあるような「起承転結」ではなく、質問に対する回答(結論)を最初に伝えることで、採用担当の理解も促進されます。結論で興味を惹くと続きを読んでもらえる可能性も高まるため、2行目以降で補足しましょう。

このような回答は面接においても同様です。冒頭で結論を簡潔に言い切ることにより、採用担当はこれから何の話が始まるのか想像でき、内容を理解しやすくなります。

要点は1つに絞る

自己PRやガクチカなどでアピールしたい内容が複数あったとしても、要点は1つに絞ることが重要です。「リーダーシップ」「向上心」「責任感」「諦めないメンタル」などのように自己PRが複数あると、結局何を伝えたいかがぼやけてしまいます。

これでは「結局何が言いたいの?」となりかねないため注意が必要です。1つのテーマには1つの回答が鉄則。あれこれ盛り込まず、設問に対してアピールする強みは1つに絞って採用担当に印象づけましょう。

入社後をイメージさせる

ESを書く際は、採用担当者に入社後をイメージさせられる内容にまとめることが大切といえます。

企業が求めるのは、会社で長期間活躍して利益に貢献してくれる人材です。つまり、新規採用を募集するにあたって「入社後に活躍してくれそうか」をチェックしています。そのため、ESを書く際は、入社してからどのように貢献できるか・活躍していけるかを書きましょう。

アピールポイントは1つで十分なため、企業が求める人物像を踏まえ、エピソードを交えながら具体的にESを書くことが重要です。

読みやすさ・見やすさに配慮する

評価の高いESの特徴で触れたように、読みやすさ・見やすさはできる限り配慮しましょう。ESと履歴書は、採用担当が就活生のことを知る最初の接点です。第一印象がイマイチでは面接に進めない可能性が極めて高いため、以下のポイントを押さえてESを作成しましょう。

・専門用語は極力避ける
・略称は使わず正式名称で書く
・文字サイズだけでなく行間や文字間にも配慮する

「書類で評価される」ことを念頭に入れて、丁寧に仕上げる意識が重要です。

誤字脱字をしない

人間である以上ミスはつきものとはいえ、重要な書類に誤字脱字が見つかるとマイナス評価につながりかねません。誤字脱字が散見されると「注意力が散漫なのではないか」「入社意欲があまりないのではないか」と思われてしまいます。

ESを書き終えた際は必ず見直して、間違いがあった場合は最初から書き直しましょう。

読みやすさや見やすさに配慮するためにも、手書きの場合は鉛筆の下書きがおすすめです。下書きをボールペンでなぞることで誤字脱字の可能性をかなり下げられるため、時間がかかるかもしれませんが対策を施しましょう。

ESを書く際のポイントを知りたい方は「就活のES提出の時期はいつ?書き方のポイントや注意点もご紹介」もあわせてご覧ください。

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ES(エントリーシート)の基本的な書き方

ESを書くときは、文章の型に当てはめるのがおすすめです。具体的には「PREP法」という型を使うと、各設問に対してスムーズに回答がまとまります。

・Point(結論):設問に対する回答を最初に書く
・Reason(理由):結論に至った理由を書く
・Example(具体例):理由を補足する具体例・エピソードを盛り込む
・Point(結論):再度結論をまとめて入社への意欲をアピールする

PREP法は論理的に話を展開できるため、プレゼンテーションなどでは頻繁に利用されます。1行目の結論で興味を惹き、2行目以降で補足して説得力を高め、最後にもう一度結論を述べることで回答の印象が残りやすくなるのです。

ESの設問だけでなく、面接の回答もPREP法を意識すると、論理的に回答できるようになるでしょう。ここからは、インターンのESを書くポイントとともに、項目ごとの書き方を解説します。

インターンのESを書くときのポイント

インターンの応募時に提出するESを書くときは、インターンの応募理由や学びたいこと、意気込みを伝える必要があります。インターンのエントリーシートを作成する前に、企業研究を行い、志望企業の情報を集めましょう。

ES作成のためだけではなく、インターンの時間を有意義な時間にしていくためにも、企業研究を行ってから書き進めることが大切です。

インターンのESについては、「事前準備も大切!インターン選考に受かるESを作成する方法」も参考にしてください。

志望動機の書くときのポイント

志望動機を書く際は、志望理由である結論を始めに持ってきましょう。そのあとに、志望理由を裏付けるエピソードを伝えます。志望理由が後回しになってしまうと、内容が伝わりにくくなるので気を付けてください。

志望動機の書き方については、「新卒学生必見!志望動機の書き方がわかる12の例文と重要ポイントを紹介」でも解説しています。志望動機はエントリーシートのなかでも注目されやすい箇所なので、力を入れるようにしてください。

自己PRを書くときのポイント

自己PRを書く際も、結論から伝えるように意識しましょう。「私の強みは△△です」のように伝えます。また、自己PRでは結果だけではなく、過程も重要です。「どのように取り組んだか」「どのような工夫をしたか」を伝えるようにしましょう。

自己PRの伝え方については、「就活を乗り切る自己PRの作り方!例文も合わせて解説」で詳しく解説しています。例文も紹介しているので、自己PR作成の参考にしてください。

ガクチカを書くときのポイント

ガクチカの内容は、自分が頑張ったものであればどのような内容でも問題ありません。「学業」「サークル」「アルバイト」などから、探してみましょう。

ガクチカのポイントは、経験を通して学んだ知識やスキルを伝える点です。「どのように成長したか」「経験をどのように活かせるか」を考えて伝えるようにしてください。

ガクチカを伝えるコツについては、「ガクチカの書き方って?面接官の印象に残る方法を就活アドバイザーが伝授」の記事でも解説しています。

趣味・特技を書くときのポイント

ギャンブルやお金にまつわるものでない限り、長く続いている事柄や好きなことを正直に書いて問題ありません。「コツコツ努力できる」「スキルを磨いた経験がある」など、企業にとってプラスに捉えられる言い回しにするとよいでしょう。

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ES(エントリーシート)のよくある質問項目ごとの例文

ESでよく問われる設問に対して、それぞれ回答例をまとめました。文章の展開方法や流れの参考にしてください。

志望動機の例文

私はノルマにとらわれずお客様第一で営業を行う貴社の仕事に惹かれ、貴社を志望いたしました。また、取引先の幅広さや営業同士が切磋琢磨する風通しのよい環境も、貴社に魅力を感じた理由です。

私は学生時代に8年間続けた野球部での活動を通じて、チームワークの重要性を実感しました。営業の成果は一人ひとりの努力による一方で、ノウハウの共有やフォローアップなど、互いが支え合って会社の売上に貢献する姿勢は、社員が一丸となるチームワークがないと成り立たないと考えています。

野球の試合も一人の努力だけでは試合に勝てず、レギュラー争いをしながら切磋琢磨する毎日でした。当時の経験を貴社でも活かして、組織の一員として会社の売上に貢献したいと考えております。

自己PRの例文

私は「縁の下の力持ち」として行動して、チームのために貢献できます。

その力を発揮したのが、アメフト部の副部長として部員を支え、指導した経験です。部員は経験者と初心者の混合で、練習についていけない初心者のモチベーション低下が問題点でした。

ある時は初心者の部員が練習に来なくなり、活動停止状態まで陥ったほどです。活動を再開するには部員の結束力が重要だと考え、私は部員一人一人とヒアリングを行いました。

ヒアリングを踏まえ、個別のトレーニングメニュー作成や小さな目標を設定することで、目標達成の喜びや自信につながる環境づくりを心掛けました。ほかにも、経験者が初心者をローテーションで指導して、部員同士のコミュニケーションを増やしたことも工夫の一つです。その結果、メンバー全員で〇〇大会に出場して、団体で〇〇賞を受賞できました。

この経験を活かして、貴社においても縁の下の力持ちとしてパワーを発揮し、会社の一員として貢献したいです。

ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)の例文

私が学生時代に頑張ったことは、3年間続けた塾講師のアルバイトです。

私は浪人して大学に合格したため、勉強を頑張る高校生をサポートし、勉強で成果が出る喜びを知って欲しいと思い、塾講師のアルバイトを始めました。

塾にはモチベーションの低い生徒が多かったため、そのような生徒の場合、勉強が嫌いな原因を探り、その生徒における勉強する意味を一緒に考えました。勉強する意味を考えた上で、小さな目標を立てて学習を進めた結果、目標達成による成功体験を重ねてモチベーションを上げられたと思います。

また、指導方法に迷ったときはほかの先生に相談したり、自分がよかったと思う方法を共有したりして、塾長から講師全体の風通しがよくなったと褒めてもらうこともありました。

原因を細かく追求して、小さな目標を立てて改善していく姿勢は、あらゆる仕事に求められると考えております。貴社においてもこのスキルを活かして、会社に貢献したいと考えております。

趣味・特技の例文

私の趣味は、節約と健康のために毎日自炊することです。

大学進学のタイミングで一人暮らしを始め、そこから料理にはまりました。作り方を研究しながら料理のスキルを身につけるのが好きです。特に、肉じゃがの作り方はこだわっていて、2週間に一度は味付けや調理の手順を変えて、母親が作った味付けを再現したいと思っています。

長所・短所の例文

私の短所は完璧主義なところです。
大学3年生の夏に開催された学会に参加するためのプレゼンテーション資料を作成していた際、スライドごとのフォントやサイズの違い、配置のズレといった細部が気になってしまいました。

一度気になると直さないと気が済まず、修正作業で気がつけば数時間が経過する日が続きました。その結果、発表するための時間が十分に確保できず、思うようなプレゼンテーションができませんでした。

当時の経験から、期限までに使える時間を正確に把握して、各作業に充てられる時間を割り振り「完成させることが最優先」と考えるようになりました。「20%の時間で80点の成果を出す」ことを意識するようにしてからは、バランスのとれた作業を行えるようになったと思います。

社会人になるとより多くのタスクを同時並行で管理することになるため、時間に余裕をもち、完璧主義に傾倒しすぎないように注意したいと考えております。

短所を伝える際は、ESに書いたほかの内容と矛盾しないように気を付けてください。志望動機やガクチカ、自己PRの内容と見比べてみましょう。

たとえば、自己PRで「粘り強さ」をアピールしたとします。しかし、短所で「飽きっぽい」「集中力がない」などを伝えてしまえば、自己PRと矛盾してしまうでしょう。

ESを書く際は、全体で矛盾がないように気を付けなければなりません。もし、どのように短所を書いていいかわからない場合は、「面接で使える短所一覧をご紹介!前向きな欠点の伝え方を解説」の記事を参考にしてください。

「当社以外の志望先は?」の回答例文

当社以外の志望先では、同じ業界を志望していなくても問題はありません。また、具体的な企業名を出さなくても大丈夫です。就活に対する軸を明確にして、業界や企業を選んだ理由を答えられるようにしておきましょう。

企業数を正直に伝えるパターン

私は学生時代にブログ運営をしていた経験から、Webマーケティング関係の会社を中心に、御社のほかに7社受けており、あと3社ほど受ける予定です。

企業数を伝えないパターン

私は大学時代、サークルでメンバーを統率する経験をしていたこともあり「自分から率先して行動して、チームが一丸となって成果を求められる」という軸で企業を見ています。

そのため具体的な第一志望の企業はなく、第一志望群としてさまざまな企業を見ており、御社は第一志望群です。

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ES(エントリーシート)の書き方で気を付けたいNG例文3選

ESの書き方に関して、気をつけたい回答例を3つ解説します。当てはまらないように気をつけましょう。

「商品やサービスのファン」とだけ伝えている例文

私は、貴社の○○のファンで、毎日愛用しているため志望しました。商品の良さや使っていて感じたことを元に、さらなるブラッシュアップの力になれると思います。○○が好きだからこそ、絶対に入社したという気持ちで応募しております。宜しくお願いいたします。

志望動機などの冒頭で、「私は貴社の~~~~(商品名)のファンです」などと述べるのはNGです。

採用担当からすると「だからなんなの?」となってしまう可能性があり、自身を適切にアピールできていません。商品のファンであるからこそ、営業職としてより多くのお客様に魅力を届けたいのか、広報担当としてマーケティングに携わりたいのかなど、具体的な行動や仕事に落とし込むのが重要です。

商品のファンであることは、あくまで理由やきっかけの一つに過ぎません。まずは設問に対する回答(結論)を述べて、エピソードとしてファンであることを盛り込んだほうがよいでしょう。

理念に共感しているだけの例文

私は、貴社の経営理念に共感したため志望しました。私が大切にしている○○と共通したため、人生を捧げるつもりではたきたいと感じました。

「貴社の経営理念に共感しました」としか書かれていないESは、志望動機などによくあるケースです。

こちらもファンをアピールするのと同じで、具体的な内容に掘り下げて、自分の言葉でアピールする文言を追加しないと採用担当に響くESにはなりません。

経営理念のどこに共感して、共感した背景にどのようなエピソードがあり、会社の一員としてどのように貢献するかをまとめましょう。具体的に書けば書くほど、会社のホームページを見て書いただけのようなESにならず、独自性のある内容に仕上がるはずです。

学びたい欲が前面に出ている例文

「貴社で学ばせていただき、成長したいと思います」のように、学ぶことが前提にあるようなESにならないようにしましょう。

新規採用である以上、スキルや知識が足りない部分はありますが、企業が求めるのは「会社の売上に貢献できる人材」です。

ある程度の教育コストをかけた上で、コスト以上の売上を見込んで人材を採用します。人材に投資しても費用を回収できないなら、採用しないほうが会社にとってはプラスであることは覚えておきましょう。

ガクチカや志望動機で成長意欲や吸収力の高さをアピールし、即戦力ややる気を前面に押し出すのが重要です。

就活で失敗しないためのコツを知りたい方は「大学生が就活失敗する場合の5つの共通点とは?成功につながるコツをご紹介」もあわせてご覧ください。

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ES(エントリーシート)の書き方を工夫して内定に近付きたいあなたへ

ESシートの書き方のポイントは、要点は1つに絞って結論から書き始め、入社後に活躍する姿をイメージをさせることです。読みやすさや見やすさに配慮し、誤字脱字のチェックを行いましょう。

ESは選考のファーストステップで、企業があなたのことを最初に判断する重要な資料です。自己分析や企業・業界分析を踏まえ、求める人物像に合わせて具体的に書く必要があります。

「ESの書き方は合っているのか」「うまくアピールできているか」と不安に思う就活生も多いでしょう。そのようなときは、第三者に添削を依頼して、フィードバックを受けるのがおすすめです。就活のプロである就活エージェントは、専門的なアドバイスを受けられます。

なかでもキャリアチケットでは、ESで志望動機やガクチカをアピールするために大切な「業界研究」や「自己分析」のフィードバックを、人事目線で行っています。
また、丁寧なカウンセリングを踏まえてご希望や適性に合った求人をご提案しているため、より効率的に就活を進められるでしょう。

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